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#4595 雨降って地固まる? July 30, 2021 [65.b 成績下位層にかかわる問題]

  来始めたのは昨年1月だからもう1年半たつが、なかなかてこずっている生徒がいる。成績が上がらないのである。こういう生徒は20人に一人以下だ。だが、そういう生徒はいる。
 一般論であるが、小学校から少年団活動(部活を小学校ではそう呼んでいる)に熱心で、家庭学習習慣をつけられなかったケースがときどきある、その割合は中学校で部活をやっている生徒5人に2人くらい。この層を何とかしたら、根室管内で最低の根室の中学生の学力の底上げができる。

 中学生になるとそこそこ上手なら道内の私立高校のスカウトから声がかかる。そうすると有頂天になって、プロになれるなんて勘違いをする者も中には出てくるが、スカウトにすれば50人に声かけて半数も集められたら十分で、そのうち2/3は捨て駒である。レギュラーになれるのは3人に一人でいい。
 たとえば、道内のある高校で部員が80人を越えている部がある。しかし選手登録は25人、ベンチ入りできるのは20人、5人はスタンドで応援。根室から強豪校へ進学していった生徒たちでレギュラー選手になれるのはサッカーや野球の場合は半数以下である。もちろんプロへの道はもっともっと険しい。

 文武両道でなければ高校卒業したあと生活していけないと嫌な勉強も嫌々ながらもしていたのが、強豪校へ推薦で入学できる可能性が見えてくると本格的に勉強が嫌になる。たとえ妄想であっても本人の眼には「プロへの道」が見えてしまうからだ。
 プロで通用するくらいの選手は中学ですでに群を抜いているし、トレーニングの仕方も自分の考えをもってやっているケースが多い。

 一流のプロは子どものころから特別なトレーニングをしている。具体例を挙げると、スリークッション世界チャンピオンの小林先生はビリヤード店の息子、どんなトレーニングをしたか知らないが、理論面ではたくさんの検討を積み重ねている。どうやればいいか迷うボールの配置を図面を書いてもっていくと、プロの技を解説してくれる。セミプロ用の教本を書いてくれませんかと問うと、誤解して文句を言う読者が出てくるので面倒だとおっしゃってました。その代わり、図面を書いてもっていくと、下手くそな私にも丁寧にプロの技を説明してくれます。
 アーティステックビリヤードで世界銀の町田正さんの実家のビリヤード店(八王子市)には、素振り用鉄製のキュウとマッセ練習用の1辺が80㎝の正方形のミニ台があった。マッセはキュウを首に当てて垂直に立てて球を上から撞くので、数百回も練習するとラシャ(石のスレートの上に張ってある緑色の生地)が圧力と摩擦で穴が空いてしまう。だから頻繁にラシャを取り換えられるようにミニの台をあつらえたのだろう。息子にそこまで練習させたお父さんの執念を感じた。まるで『巨人の星』の父親星一徹である。「シルクハット」というマッセの大技をできるのは世界で町田正さんだけだが、そういう道具でトレーニングを積んだからこそできる技だ。あれを見てビリヤードのプロにならなくてよかったと思った。かなわない。もっとも、十代でプロになっていたら、その後はトレーニングメニューの工夫もしただろうし、理論面での研鑽も積み重ねただろうから、そこそこ戦えたとは思う。当時(1960年代)はビリヤードのプロは飯が食えない時代、それを知っていて、それでもプロになるという覚悟はわたしにはなかった。無謀さも必要条件なのである。

 6年ほど前に、高校進学せずにブラジルへいってサッカーしたいという中学生がいた。
「ブラジルはポルトガル語だよ、英語が大嫌いじゃなかったっけ?」

そう聞くと、絶句して一呼吸おいて
「やめた」
とあっさりあきらめた。「腹減った、何か食べたい」、日常会話なんて語彙が少ないから何とでもなる。ポルトガル語だってへっちゃらだと言い切れたら、大丈夫だろうと思って試したのに覚悟がなかった。簡単に折れた。あれではブラジルに行って何か困難にぶつかったらひとたまりもない。プロになるには才能とこの道で喰っていくという覚悟が要る。
(根室高校の同級生に神田たけしという劇画家がいるが、彼は高3の夏休みが終わってから、根室高校を中退して『ゴルゴ13』のサイトウタカオ先生の所へ赴き弟子にしてもらった。斉藤先生のもとで3年修行してから独立している。絵が好きで上手な友人Tがいたが、神田のような覚悟はなかった。プロになって50年、昨年彼の作品展が根室市文化会館で開かれたが、飾られていた原画は駆け出しのころとはまるで違っていた。風格のあるすばらしい絵が並んでいた。アマチュアとは描いた絵の枚数が比較にならない。技は五十年間磨かれていたのだ。)
 ゴールキーパーだったが中学時代は頭を使わないプレーをしていたので、ボールをキャッチすると蹴っ飛ばして敵へボールが渡る。自分がボールをキャッチしようと意識をボールに集中したとたんに味方の配置が変わるのが見えないそして読めなくなる。ボールをキャッチする直前に味方のいた方向に蹴るが、そこには敵のプレーヤーがいる。結局敵側にボールが渡って、数回そんなことを繰り返すうちの点を入れられてしまっていた。サッカーだって一流選手は頭を使ってプレーしている。頭を使わないやつは一流のプレーヤーにはなれない。その点だけはわたしにはわかる。
 高校へ入ってからは「名ゴールキーパー」だと噂されるようになった。頭を使ったプレーができるようになったのだ。ゴールキーパーはチビには無理だが、身長も伸びた。大学サッカーをやりたいと言っていたが、自分の望みをかなえて、レギュラー選手になって活躍している。

 件(くだん)の生徒は先週は、面白くない顔して勉強していたが、「勉強したくないんだろう?」と尋ねたら「勉強なんてしたくない」とはっきり。嫌で嫌でしょうがないという顔をしていた。8月は毎週水曜日に中3の英語音読・読解トレーニングを予定している。任意参加の補習の特訓である。無理に出席させたら、勉強嫌いにますますなるし、本気でやろうとしている他の7名の生徒の迷惑になる。
 お母さんに話してしばらく休塾するように説得してあげると伝えてあった。
 ところが、昨日塾へ来たらニコニコして、勉強を始めた。
「勉強いやだっていったよな、だからお母さんに休塾するように話してあげるって」
「先生、勉強する、先週はほんとうに勉強するのが嫌だった、だけど勉強しなかったら高校卒業してから困る」
「おいおい、あと1時間でお母さん来るよ、俺はどうすりゃいいんだ?」
「いや、父さんが来るって言ってた」
「じゃあ、8月は水曜日休まずちゃんと英語の特訓授業に来るか?本気でやらないとモノにならない。1回でも休んだら即休塾だ」
「やります!」
「日本語音読の方は読めなかった漢字を10回書き取りして来いと言ったが、一度もやって来ない、これもちゃんとやるか?」
「やります」
「じゃあ、じゃあ執行猶予だ、8月は様子見することにする」

 そのあとお父さんが来られたので、そのまま伝えた。気分にムラのあること、先週はやる気をなくしていたこと、全部ご存じだった。この2か月間は勉強したくないから、1時間もしたら勉強やめて暇つぶして、1時間10分ほどで帰っていた、何度言っても改まらなかった。6月からの記録を見せて説明した。ちゃらんぽらんなところがあり、性格はなかなか治るものではない。約束したことを一つ一つやらせるうちにちゃんとしてくるので、1か月様子を見ましょうということで話がついた。

 本当に手間のかかる生徒だが、あんなに嫌がっていたのが、ころっと今週は変わっていて、ニコニコして「勉強する!」っていう。わがままだが、メンコイところがあるのも事実。
 バカッタレ!しっかり勉強するぞ。

 このやり取りを聞いていた今週入塾したばかりの中3の生徒が、乱暴なやり取りに吃驚したのか、「先生トイレに行ってきます」と2度。
 8月の英語特訓受講者の枠は7名、一人空きができないと君の分はないので、金曜日に空きができたか否かがわかると伝えてあった。机を一つ増設して8人編成の授業をやることに決めた。ああ、暑くてなかなかたいへんな夏になったな。2時間ぶっ通しの音読授業は声を出すだけで大きなエネルギーを要求する。手を抜かずにやり通せたらうれしい。(笑)

<余談:原因不明の中3生徒増加>
 5月から来ている中3が2人いる。一人は週に3日来て熱心に勉強していたら、学年順位が53番もアップしてしてしまった。数日置いて来た同じ部活の生徒も7番アップ、9月の期末テストでは二人ともさらに順位がアップしそうだ。やる気を出して頑張る生徒の学力の伸びは予測できない。とんでもなくアップすることがあるからだ。
 どういうわけか今年は中3の生徒がばらばら入塾してくる。先週と今週、また塾生が増えた。しばらく募集停止を考えていたのだが、それぞれ事情があるので引き受けた。高3の大学受験生と新規の中3が入れ替わったようなもの。昨年は8割が高校生だった。水曜日の中3の2時間連続英語音読特訓授業は定員7人だが、8人でやることにした。9人は「物理的」に無理。
 勉強しなくても根室高校へは全員が入学できるから、中学生の通塾は根室西高校廃校に伴う、高校統合後に激減していた。勉強せずとも定員割れしている根室高校普通科へ全員合格できるのに、中3生が増えるのは、根室高校普通科「特設コース」以外では偏差値50以上の大学進学が不可能だという生徒や保護者たちの危機感の現れなのかもしれない
 特設コースのクラス(40人)だけが以前の根室高校普通科の平均的な学力層である。特設コース以外からは偏差値50以上の大学へ入学はすでに不可能であることが明らか。


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#4594 蟹の鉄砲汁と笑顔 July, 30, 2021 [86.1 食]

昨夜、9時過ぎに生徒のお父さんが、ニコニコして現れました。
「鉄砲汁用の蟹です」
手にぶら下げたポリ袋には花咲蟹の脚が入っています。
身は透明感があって、獲れたてなのは一目瞭然です。
御馳走さまです、笑顔がとってもよかった。

たまに鉄砲汁を飲みたくて買ってきますが、それとまったく別物です。
カツオでだしをとり、それから蟹を入れて、味噌は薄めに。かつおだしと蟹の味のマリアージュ、予想していた通りのすばらしい味です。
古里へ戻ってきてから19年目ですが、こんなにおいしい鉄砲汁は初めて、根室に住んでいる特権ですね。(笑)
しあわせ!
大きな器でいただきました。鉄砲汁用にしては大きい蟹の脚なので、調理用ハサミで切って、食べました。
器が大きいので、少ないように写ってますが、量は普通のお椀に上までびっしり1ッ杯分です。

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#4593 オヒョウの西京漬け120円:今朝のメインデッシュ July 28, 2021 [86.1 食]

朝食のメインデッシュはオヒョウの味噌漬け。これが美味しいったらない。朝からこんなにおいしい魚が食べられるのは根室に住んでいるからこそ享受できる幸せ。根室の高校を卒業してから35年間東京に住んでいたからこそこのありがたみがよくわかります。


なんと120円です!一人で食べるには大きすぎるので、「半分こ」して2人前。

大きなオヒョウがとれると日持ちのする売り方をしなけらばならないので、一部は酒粕や味噌で漬けて売り場に並びます。

東京じゃ同じものが5倍くらいの値段しそうです。

ランチ定食でこのサイズのオヒョウをフライにしたら、ボリウム感があるので1500円のプライスがつくでしょう。45年ほど前に渋谷のレストラン(大衆向け)でランチ定食で900円でした。メニューには「ヒラメのフライ」となっていました。自家製のマヨネーズが添えられた、お洒落なオヒョウのフライでした。マスターと仲が良かったので、「オヒョウでしょ!」って訊くと、「え!わかった、そうなんです、ヒラメ使ったらとてもこの値段では出せません」って笑ってましたね。

根室人だからヒラメのフライトオヒョウのフライの区別がつくんです。モノの味の基本部分は子どもの頃に覚えるもののようです。

そろそろ、「根室産のオヒョウのフライ」ってメニューに載せてもらいたいですね。マスターはいくつか年上だったから、もう引退したかな。渋谷駅から3分ほどのレストラン、マスターは気のいい職人だった。人柄が人相にちゃんと現れていました。そういう店にはときどき顔を出したくなるものです。

 ああ、根室の焼き肉屋の「やんや」はオリンピックがらみでなにか条件を満たすとジョッキ1杯55円の出血サービス中のようです。電話で確認してからお出かけください。胃があったらわたしもビール飲んで焼き肉食らうんだけど...

<余談:「やんや」のケンジ>
 やんやのケンジさんももう歳だから、店には出てないのだろうな。背中が丸まったって人づてに聞いた。若いころは元気がよかった。仕事もよくしたがよく遊んだ。運動神経抜群、柔らかくてしなりのある体の動きをするから、なにやらしても上達が早い。わたしが知っているのはビリヤードとボーリングと野球をやっていたケンジさんの姿。2歳上だけど、周りがみんな「ケンジ」って呼んでいたのでわたしも55年前は「ケンジ」って呼んでました。いまあったら、もちろん「ケンジさん」て呼ぶね。



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#4592 アストラゼネカ社のワクチンはなぜ接種開始されないのか? July 25, 2021 [8. 時事評論]

 アストラゼネカ社のCOVID-19ワクチンは、DNAワクチンであり、細胞内で遺伝子組み換えを起こすが、その位置がコントロールできないことと、組み換えが生じたDNAはそのまま複製されて受け継がれるので、将来どんな影響があるかわかっていないということは、弊ブログ#4590で言及した。

 アストラゼネカ社のDNAワクチンはモデルナ社のmRNAワクチンと一緒に5/21に厚生労働省が特例許可を出したのだが、いまだに接種開始されていない。日本人には接種されていないのに台湾へ輸出されて死亡事故が多発している。東南アジア諸国へも輸出されているようだ。

7/21のニュースより
アストラゼネカのワクチンは、海外で接種後に血小板減少を伴う血栓を発症したケースが報告されていることもあり、今のところ公的接種には使用されていません。日本が確保した同社ワクチンは、台湾や東南アジアに提供されています。


 アストラゼネカとDNAワクチン購入契約は6000万回分、その内の4000万回以上が、日本国内のアストラゼネカの工場で生産される。仮に単価を2000円とすると、1200億円である。
 厚生労働省の医系技官が全員DNAワクチンの危険性を理解できないわけがない。ほとんどの関係者はDNAワクチンが細胞内で遺伝子の組み換えを起こして、それがそのまま体内に残ることを承知していたはず。仕組みを理解すればあたりまえだ。わたしは一人だけ厚生労働省の有能な元医系技官を存じ上げている。厚生省の医系技官の中でも型破りだとはわたしの同僚の評である。その評を聞いてから数年後にわたしが上司として仰ぐことになろうとは思いもよらなかった。しかも2度である。一度目は経営管理課長で社長室及び購買部兼務辞令をもらったとき、彼は社長だった。2度目は帝人との治験合弁会社プロジェクトが暗礁に乗り上げた折に、そのプロジェクトと新会社の経営を任された。慶応大学医学部出身の医師だから医系技官の中でも学力レベルは相当に高い。そういう学力レベルの人がいる厚生労働省の医系技官たちが、DNAワクチンの仕組みを理解できないってことはありえない。ちゃんと理解しているのである。

 5/21にモデルナ社のmRNAワクチンと一緒にアストラゼネカのDNAワクチンを抱き合わせで承認せざるをえなかったのだろう。だが、公的接種をはじめたら、将来史上最大そして最悪の薬害事件に発展する可能性がある、そのことも十分に承知しているだろう。だからと言って、1200億円ものワクチンを廃棄したら、すぐにかかわった医系技官の専門性に関わる重大な判断ミスという責任問題になる。
 だから、公的接種は「延期」し、他国へプレゼントすることでお茶を濁す。30年後に海外でDNAワクチンの関する薬害問題が持ち上がっても、それは自分たちには関係なし、とっくに退職している。頭はよさげだが、器の小さい人間の典型的な行動パターンである。わたしの知っている元医系技官が現職ならそんなことはしない、型破りだから。昨今の医系技官は人間が小さくなっている、すなわち良識よりも個人的な利害を優先しているのではないか。国の医療政策を決める人間がそういうことでは困る。
 公的接種を延期し、不要であるアストラゼネカ製のDNAワクチンを台湾や東南アジアへプレゼントすることで、判断ミスに関する責任回避を図ったのではないかというのがわたしの憶測である

 日本人の良識は地に落ちたね。総理大臣が国会で110回を超える虚偽答弁を重ねて恥じない。財務省理財局長が政権におもねり、書類の改ざんを指示して、組織を挙げて事件を隠蔽した。桜を見る会事件、河合議員への1.5億円の選挙資金事件、東北新社の放送法違反を意図的に見逃し、二十数人もの接待疑惑があったにも関わらず、一切責任をとらぬ厚顔さ。権力に取りつかれた亡者に見えます。

 でもね、今回の問題はスケールが大きすぎます。医療行政の判断ミスを認めて、DNAワクチンの危険性を公表し、6000万回分、1200億円を廃棄処理すべきです

 組み込まれてしまったらその遺伝子は除去できない。影響を消すにはワクチンを接種した人が子孫を残さないことでしか実現できない
 癌遺伝子はたくさん見つかっているが、その中に組み込まれたら癌細胞が異常な増殖を始める可能性がある。他の部分でもなんらかの遺伝的な影響がでる。どんな影響が出るかは1世代か2世代に渡る臨床治験が必要になる。それではパンディミックにはまるで間に合わない。死亡率の高かった欧米はともかく、日本では安全性が確認できないDNAワクチンは必要のないものだ。
 DNAワクチンは遺伝子組み換え実験そのもの。日本人がいままで守り育んできた遺伝子プールがランダムに書き換えられる。当代や将来世代に何が起きるかまったくわからない。起きてしまったら取り返しがつかぬ。規制が緩かったときに遺伝子組み換え実験に使われた動物たちはどういうことになっているのだろう?検索してみたらいい。結果がとんでもないことを引き起こしかねないから、遺伝子組み換え実験は厳しく制限されている。

*「遺伝子組み換え実験」遺伝子情報実験センター


 遺伝子組み換えでどんなことが起きるのか?特定の意図をもってデザインすれば「12選」のような生物ができあがります。それが人間の体細胞内でランダムに遺伝子組み換えが起きたら、どういうことになるのでしょう?自分の頭で考え、判断して行動しなければならない時代が来ています。
**遺伝子組み換えで生まれた生物12選

***1988年ころに勤務していたSRL八王子ラボで、バイオセイフティレベル3(BSL-3)の実験室設置に購買課の設備・機器担当として関与したことがある。実際の実験に要求されるものよりワンランク上の仕様で造りました。最大手の臨床検査会社であるSRLは安全面ではそういう「贅沢」が許されるユニークな会社です。高収益企業は仕事が楽しいのです。

*「染色体異常の一覧表」
 たとえば、染色体21番トリソミーでダウン症が起きることがわかっています。染色体異常で起きる病気の種類は多い、染色体と遺伝子の関係は「遺伝子と染色体」をご覧ください。

**#4569 効きすぎるワクチン:mRNAワクチンは中和抗体価が60倍


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#4591 天皇の開会宣言時に迂闊にも起立しなかった菅総理と小池東京都知事 July 24, 2021 [8. 時事評論]

 昨夜(7/23)夜8時からオリンピック開会式が始まったが、後でニュースで見たら、天皇が開会宣言を始めたのに、菅義偉総理と小池百合子東京都知事が着席したままだった。何と不敬な態度だろうと驚いたが、ちょっと間をおいて慌てて立ち上がった。海外にもこのシーンは流れただろうね。英国で同じことが起きたら、英国民は大騒ぎだろう。BBC(英国放送協会)も大々的に報じるに違いない。

 日本国憲法第一条
 「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」

 親からどんな躾をされてきたのだろう?
 わたしの家は梅ヶ枝町3丁目、北海道銀行の前にあった。金刀比羅神社のお祭りのお神輿が通るときに、2階の窓から眺めてはいけない、降りて見物しなさいと母親に言われた。小学生になる前である。わたしは菅義偉氏とは同年代だが、かれはよほど甘やかされて育ったのか、人としての躾をされてこなかったように見えてしまう。小池百合子都知事もだ。あきれてものが言えぬ。礼儀もわきまえぬ人間が、1国の総理大臣や東京都知事だというのだから開いた口がふさがらぬ。
 あたりまえの礼儀も心得ぬお二人、天皇を尊崇する日本会議のメンバーは辞職勧告決議はしないのかね、菅総理と同様の「ご都合主義」だと思われます。ふだんしている政治的な主張がいかに口先だけのいい加減なモノであったか、こういうことが起きるとはっきりわかります。

 今朝の北海道新聞を見たが、この無礼な態度を報じた記事がない。護憲新聞だったはずだったから、真っ先に報道すると思っていました。左の新聞も人としての礼儀をわきまえぬらしい。根室支局のみなさんはちゃんとしていたけどな、本社編集局は別のようだ。
 日本人の品性は地に落ちた。
 人としてどうふるまうべきか、今回の「事件」はわたしたち国民にそうした問題を問いかけている。


日本会議

 その設立宣言には次のような文言が掲げられている。
「有史以来未曾有の敗戦に際会するも、天皇を国民統合の中心と仰ぐ国柄はいささかも揺らぐことなく、焦土と虚脱感の中から立ち上がった国民の営々たる努力によって、経済大国といわれるまでに発展した。」

 国民統合の象徴たる天皇がオリンピック開会宣言を述べられているのに、座ったままで起立しないというのは、いかにも日本の国柄にそぐわぬ行為である。

 綱領の冒頭にもなかなかいいことが書いてある。
「1. 我々は、悠久の歴史に育まれた伝統と文化を継承し、健全なる国民精神の興隆を期す」
 天皇が開会宣言をしているのに、天皇の方に視線すら向けずに菅総理は座ったままでいた。健全なる国民精神のもち主とはどこから見ても思えない。COVID-19パンディミックのさなかのオリンピック開催へ天皇の懸念表明も無視したが、なるほど、こういう傲岸不遜な態度からみるとむべなるかな。


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#4590 新型コロナワクチンは安全か?:岡田正彦新潟大学名誉教授の意見 July 22, 2021 [35.1 COVID-19]

 ネットには新型コロナワクチンに関する真偽不明の様々な情報が飛び交っています。迷ったときには原理原則に還る、ワクチンの仕組みを学んで、自分で考え、どう判断したらいいのかよく考えましょう。
 ファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンとはどういうものなのか、アストラゼネカ社のDNAワクチンとはいったい何なのか、ワクチンをすでに打った人も、これから打とうと思っている人も、そしてワクチンの安全性に漠然とした疑義を抱いている人も、勉強するつもりで動画とそれを文字起こししたものをご覧ください。

 
「医師が教える新型コロナワクチンの正体 本当は怖くない新型コロナウイルスと本当に怖い新型コロナワクチン」

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https://youtu.be/4J5chcXmfR4

 教授は政府がワクチン接種を勧める宣伝を大規模に行い、異論を許さないのは戦時中の大本営と同じだと述べています。

 以下、太字や青太字に注意してお読みください。文章を精確に読み取るトレーニングのつもりで読んでみましょう。
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 ファイザー社とモデルナ社のコロナワクチンは、このメッセンジャー RNA (mRNA)が主役となっているというわけです。

 本来、このメッセンジャー RNA は、一回タンパク質を作ると役目が終わりになりますので、数分から、せいぜい 10時間程度で(ヒト細胞内の酵素によって)分解されることが知られています
しかし、ファイザー社とモデルナ社のコロナワクチンの RNA は「分解されない」ように改変されています
一方で、抗体は約 2ヶ月で半減し、3ヶ月でほぼなくなってしまうことがわかってきています。そのため、もし人工遺伝子が短時間で分解されてしまうのなら、3ヶ月ごとにワクチン接種が必要になってしまいます。
 しかしさらに一方、もしこの人工遺伝子が半永久的に残るのだとしたら…それは大変なことですね。つまり先ほどの「免疫細胞による免疫反応」がいつまでも起るわけです。(青字は仮定条件ですから、確定事項ではありません:ebisu注)
 このような病態は、すでにあり、自己免疫病などと呼ばれています。関節リウマチのような病気がそれにあたります。
 「自己免疫性コロナ病」というような病名は存在しませんが、もしかすると、そんなようなことが起こってしまうかもしれません。…(これも仮定条件による推測です。「いまのところそうした可能性が否定できない」と読み替える必要があります:ebisu注)


 次は、アストラゼネカ社のワクチンです。
 スパイクタンパク質をコードする遺伝子を人工的に試験管の中で作るまでは、ファイザー社やモデルナ社のワクチンと同じですが、アストラゼネカのワクチンの場合、試験管内で合成されるのはメッセンジャー RNA ではなく、「 DNA 」です。


 この DNA を脂質微粒子ではなく、なんと「ウイルス」に包みこんで注射をします。
使われるウイルスは、もちろんコロナウイルスではなく、比較的安全とされる AAV といわれる特殊なウイルスの一種だと思われます。このウイルスは、分裂する能力がありませんので、体の中に入っても、感染症を起こすことはありません。これを、筋肉注射します。
 ただ、アストラゼネカのワクチンの場合、内容がほとんど公開されていないため、どのような添加物が入っているのがわからないという問題があります。
 運び屋(ベクター)のウイルスと人工コロナ DNA を安定化させるための物質がさまざまに含まれていると思いますが、どのような添加物が入っているのはわかりません。
 運び屋ウイルス( AAV )は、注射によって血流に入りますが、ウイルスというものは、人間の細胞に侵入することが仕事であるため、この運び屋ウイルスも容易に細胞内に侵入します。
 これが血流に乗って、細胞に接触するところまでは、先ほど(ファイザーとモデルナのワクチン)と同じです。
そして、細胞の核の中に入り、人間の、つまりワクチンを接種した人の細胞にある酵素を使って、DNA の一部を切り取って、そこにコロナの遺伝子を組み込んでしまうということをやってしまいます。
 しかも、運び屋ウイルスの中には、このタンパク質(コロナのスパイクタンパク)を合成しろ、という信号も含まれておりますので、やがて、メッセンジャー RNA が作られ、これにより、先ほど(ファイザーのワクチン)と同じように、コロナウイルスのスパイクタンパク質が合成されます。
 ただし、ファイザー社などのメッセンジャー RNA と異なるところは、DNA ですから、接種した人の細胞の遺伝子の中に組み込まれて、それはずっと残ります。
 ですので、絶えずこのタンパクが作り続けられることになります。
 したがって、過剰な抗体生産により、その免疫反応も、おそらくさらに強いものではないかと想像されます。


 さて、ここで、細胞の中での遺伝子の組み換えについて、もう一度考えてみたいと思います。
 運び屋ウイルスは、過去、さまざまな遺伝子治療などの実験に使われてきたもので、正体はよくわかっているのですが、ただひとつ欠点があって、それは「どこに DNA を組み込むのか、制御ができない」ということなのです。運び屋ウイルスの行動は、制御できないために、どこにコロナの DNA が組み込まれるか予測不能なのです。
アメリカの研究者が、同じ方法を使って、犬で遺伝子治療の実験を行った報告書があります。人間の遺伝子には、「ガンを促進させる遺伝子」あるいは「ガンを抑制する遺伝子」などがあるわけですが、そのすぐそばに組み込まれたことを発見したと報告されています。
 実験を繰り返していれば、がん促進遺伝子の中に組み込まれていたおそれもある。
 したがって、この研究者は、「実験に使った動物を、これから 10年くらい観察しなければ、安全性は確認できない」と論文の中で述べています。


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 ワクチン接種後2-6か月で中和抗体が産生されなくなることがわかってきたということは、mRNAワクチンの効き目が数か月ということです。体内でmRNAが分解されて消失してしまうまで数か月ということ。したがって、岡田先生が言及している「もしこの人工遺伝子が半永久的に残るのだとしたら…それは大変なことですね」というmRNAワクチンへの懸念はほとんどないことになります。
 アストラゼネカのDNAワクチンは遺伝子組み換えを起こすので、どの部位の組み換えが起きるのか制御できないために、組み替えられた遺伝子が複製されて受け継がれるのでリスクが大きいということになります。こういう医学文献はよくよく嚙み砕いて読まなければ、誤解を生じてしまいます。


*「#4569 効きすぎるmRNAワクチン:中和抗体価は60倍」

*臨床治験とわたしの関り
 エスアール・メディサーチは臨床検査の最大手SRLの子会社ですが、1997年1月にSRL社長だった近藤さんから1996年11月に特命で帝人との合弁会社立ち上げを指示されて作った会社です。創立当初の名前はエスアールエル帝人バイオ(略称STMでした)。
(わたしは経営をしただけで、医学の専門家ではないことをお断りしておきます。製薬メーカーとの検査試薬の共同開発はDPC社とⅣ型コラーゲン、塩野義の膵癌マーカーを学術開発本部スタッフであった2年間に開発部の仕事として担当したことがあります。検査機器にはとっても詳しいと思います。2年半担当していたのと、前職(産業用・軍事用エレクトロニクス輸入専門商社)で働いた6年間に、欧米50社の最先端の産業用・軍事用エレクトロニクス製品に精通しました。だから、臨床検査ラボの検査機器は理解が簡単でした。)
 SRL本社近藤社長からの指示事項は4つ。
①新聞に公表した97年1/14に合弁会社を立ち上げること
(合弁会社立ち上げプロジェクトが暗礁に乗り上げ、期限通りにスタートできないという結論になって、プロジェクトを何とかしろとSRL東京ラボに出向していたのをSRL本社に呼ばれたのです。2か月しかありませんでした)
②治験事業という赤字部門の合弁会社なので黒字にすること
③帝人と合弁解消をして株を引き取ること
④帝人の臨床検査子会社を買収すること
 以上4つを3年以内にやること。無茶な要求でしたから、「新会社の経営の全権をゆだねることと、期限通りに全部やり遂げるためにやり方については一切任せてもらう」、こういう条件をつけましたら、近藤さん即答でした。「任せる」、プロジェクトへの初参加のために1年半ぶりにSRL本社へ行ったときに、外出する近藤さんとエレベータ前で偶然出会って、3分ほどの会話で決断しました。慶応大学医学部出身のインテリなのに、太っ腹でしたね、近藤さん。(笑)
 社内ではこんな仕事を期限内にできる人材は他にはいませんから、当然のご指名でした。難事件の解決を任されるテレビ番組「相棒」の杉下右京みたいです。SRLへ転職した1984年からそういう暗礁に乗り上げている仕事が次々に回ってきました。経営統合システム開発、輸入検査試薬の実務デザイン、投資及び固定資産管理システム実務デザインと開発、臨床検査項目コードの標準化のための産学協同プロジェクト(日本臨床検査医学会臨床検査項目コード委員会櫻林教授と臨床検査大手6社)の提案とキック・オフ、慶応大学産婦人科ドクターたちとの出生前診断トリプルマーカ―日本人基準値制定に関する産学共同プロジェクトのマネジメント、赤字臨床検査子会社の経営改革、臨床検査会社の経営分析と買収交渉など、失敗したことがありませんでした。(笑)
 帝人本社との交渉を含めて2年10か月で四条件すべてクリアしました。
 そういうわけで99年9月末まで帝人との臨床治験合弁会社の経営を担当していましたから、臨床治験や前臨床分野に関しては多少の知識と経験があります。世界中の大手製薬メーカとお付き合いがありました。SRL社は業界ナンバーワンなだけでなく、仕事がとっても面白い会社なんです。


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#4589 暑気でハマナスが散り始めた:暑中見舞い July 21, 2021 [A8. つれづれなるままに…]

 ハマナスの花びらがアスファルトの上に散って、香りが辺りに漂い流れていきます。
 この5日間はとても暑い。
  17日 15.4~25.5℃
  18日 16.0~24.9℃
  19日 16.5~27.1℃
  20日 18.1~28.9℃
  21日 19.1~25.7℃

 根室でこんなに暑いことは珍しいのです。

①写真中央付近のアスファルトに花びらが散っています
DSCN5280s.jpg

②背が高い、3mあります
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③まだしばらく咲いていそうです
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④太陽の方へ向かってぐんぐん伸びていきます
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#4588 旭川医大現役合格体験記:偏差値45の根室高校から July 18, 2021  [65.a-1 旭川医大現役合格者の軌跡]

7月半ばを過ぎたのに、根室高校の方から公表がない。根室高校進路指導室が太志(タイシ)君へ合格体験記を書くように依頼したのに、その公表がありません。
 これから難関大学を目指す後輩たちへ残しておくべき貴重な意見が述べられているので、わたしの独断で彼の書いた合格体験記をアップします。こういうことで大人が、とくに教育関係者が約束を破ってはいかんのです。
(道北道東推薦での合格者10人中、総合得点2番で合格しています)

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 皆さんこんにちは、岡田太志です。この度はコラムを書くという貴重なお話をいただけて、大変光栄に思っております。本来なら講話という形で学校に伺いたかったのですが、昨今の新型コロナウィルスの流行のため、このような形となりました。私の伝えたいことが文章で全て伝えきれるか不安ですが、頑張って書いたので最後まで読んでくれたらうれしいです。


 さて、私からお話ししたいことは大きく分けて4つあります。
    常に自分の進路に関する情報に、アンテナを張ること
    努力の方向を見誤らないこと
    勉強は計画的にすること
    進路に関することは絶対に自分で決めること 
 まずは一つ目からいきましょう。私は今回、道北・道東特別選抜という制度で旭医大に入りました。一般入試ではないんです。もちろん一般入試でも出願していましたが、推薦入試を使うことで、単純に考えても、合格のチャンスが一回増えるわけです。でもこういう耳寄りな情報は、先生が提案してくれるとは限りません。実際私も自分から先生に提案しました。
 常にアンテナを張ることで、進路実現が一歩近づくかもしれませんよ。


 次に二つ目ですが、田舎の学生にとって最も難しいのがこれです。自分と同じ進路を希望している都会の学生がどんな参考書を使っているのか、どんな授業を受けているのかなど、合格するためのいわばセオリーのようなものを掴む必要があります。そのために、積極的に大手予備校の授業(オンラインもあるよ)を受けたり、インターネットを使って情報収集したり、塾の先生や、進学校出身の先生にアドバイスを貰ったりと、自分がどこを向いて勉強していけばいいかを明確にしてください。厳しいことを言えば、どれだけ努力してもその方向が違えば、意味がないんです。そうならないためにも、日本中の目に見えないライバルを常に意識して勉強してください。


 三つ目にいきましょう。皆さんも中にもテストの三日前になって、「やべー、なんもやってねー」ってなったことのある人もいるはず。それは受験でも同じことですよ。何月までに何を終わらせていなきゃいけないのか。それは人それぞれ違いますから、「学校でまだやってないから、やらなくてもいい」は言い訳になりません。学校の授業進度にかかわらず受験はやってきます。自分の進路に応じて、予習復習のリズムをつかんでください。



 最後に四つ目ですが、これが、私が皆さんに一番伝えたいことです。「先生がこうしなさいって言ったから、親がああしなさいって言ったから」という進路の決め方では、100%後悔します。それで失敗したときに誰のせいにしていいか分からなくなりますよね。なので、自分の希望と先生もしくは親の希望とが違う場合は、双方が納得するまで話し合ってください。「模試の成績が悪いからこの大学はあきらめろ」と言われても本番はどうなるかわかりません。(まぁ無謀なこともあるよ)私も11月の河合の共テプレよりも本番は70点上がりました。最後の一年、半年、二か月、一か月、一週間、一日まであきらめずに勉強すれば、点数はどこまでも伸びます。むしろ田舎の現役生のほうがこの伸びはすさまじいものです。先生をびっくりさせてあげてください()



まだまだコロナ禍が続きそうですが、皆さんの成功を祈っております。 
 最後に私の進路実現に向けて力を貸していただいた全ての方々に感謝を申し上げます。

 追記;ここまでたいそう偉そうなことを書いてきたけど途中で「俺医者になれんのかな、しんどくない?」って何回も思いました() 


最後まで読んでくれてありがと 



岡田太志


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 この「合格体験記」は3月1日にメールで学校に提出したワードファイルの写しを私宛に送ってくれたものです。

 2/21に7年間を振り返った手紙をもらっています。そこから二つピックアップします。
僕が先生から学んだことは、学ぶ楽しさや何か大きな問題を解決するには、幅の広い分野に精通する必要があること、そして大人相手でも、正しいことを論理的に主張し交渉すれば、自分の意見は通るということです。(そのおかげで、学校の先生には嫌われましたが(笑)今後はちょっとおとなしくしています(笑)

最後に、僕に学ぶことの楽しさ、受験勉強ではない、本当の学び方を教えていただきありがとうございました。ここからが、先生に学んだことが真の意味で生きる時だと思っています。学校の先生はもちろん両親も僕が現役にこだわっていることに否定的な中、最後まで僕を信じて、応援してくれたこと、僕の荒々しい発言から、真意をくみ取ってくれたこと等々本当にありがとうございました。

 言葉の一つ一つにその時のシーンが思い起こされます。愉しい生徒でした。いつもの席に君が座っていない、一月ほどは喪失感がありました。そしてまた、新しい生徒たちと向き合っています。別な物語が始まっているのでしょう。

*#4587と併せて読むと事情がよくわかるようになっていますので、ご覧ください。

<国語のユニークな学力アップの仕方>Oct. 9, 2021追記
 国語の学力アップは音読トレーニングで7年かけて培いました。どういうものを読んでどのようなやり方をしたのか#3395「Z会Vテストで全国レベルを知る」に書いておきましたので、チャレンジしたい人は参考にしてください。この生徒は根室高校から旭川医大に現役合格、小論文試験で300点満点のテストで295点を獲っています。道北・道東推薦枠で2位で合格しています。この推薦枠は志願者の半数を共通テストで切り捨て、残った13名に面接試験と小論文試験をそれぞれ300点満点で採点し、共通テストと面接と小論文の総合点で合否判定をしています。面接の点数はよくありませんでした。共通テストの得点が高かったのと小論文でトップだったので2位でした。(笑)
 旭川医大は合格者へ獲得点数と順位を文書で通知しています。オープンで公平なやり方ですね。

<四項目箇条書法>
 この小論は小寺さんの四項目箇条書法で書かれています。司法試験や公認会計士二次試験などの記述式試験は、この四項目箇条書法が強力な武器になります。この方式で答案を書く練習をすればいいのです。覚えるのは問題ごとに箇条書きの四項目だけでいいのです。だから消費する記憶容量を数分の一に減らせます。小論文作成や記述式問題にはベストな方法の一つです。
 太志には概略説明をしただけで、小寺さんの書いた本を数日貸しました。それだけです。
 日本語音読トレーニングでさまざまな分野の語彙のインプットは6年間かけてやりましたので、これくらいの文は、焦点を四つに絞ってすらすら書けます。旭川医大の課題小論試験で300点満点で295点をとった生徒の作文技術の一端が現れています。わかりやすい文章で自分の考えていることを表現する、社会人になってからこそ大事な技術です。一部上場企業へ就職しても、これだけ文章力があれば取締役にはなれるでしょう。もちろん仕事で実績を上げることは言うまでもありません。

原作小寺次男、編集鈴木朗『高校生が絵を担当 総合力アップのためのガイドブック 夢こそ生きる力企業人の教えが生きカエル』出版「星奈のお店」
 残念ながら、絶版になっています。イラストがオシャレで注のつけ方もセンスがいい。読みやすい本ですし、役に立つので、再版されたらうれしい。

<余談:25年後の根室の地域医療>
 古里に戻って私塾をやっている間に、30年後の根室の地域医療を支えることのできる人材を育てようと思いました。市立根室病院の年間赤字額は17億円、常勤医は12名前後が続いています。「ふるさと納税制度」が無くなったら、根室の地域医療は崩壊します。
 私の専門分野のひとつはマネジメントです。常勤医を20名に増やして、年間赤字額を5-7億円減らす具体的な方法があります。市立病院の経営の仕方についても授業の合間に議論してました、着々とやってくれたらいい。
 何かをやろうと思ったら、世の中には30年かけなきゃいけないことがあります。
 今でもできるのですが…そういう仕事を担える人材が根室にはいないようです。


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#4587 旭川医大現役合格生の話:後日談 July 17, 2021 [65.a-1 旭川医大現役合格者の軌跡]

 7/12に件の生徒が帰郷して、塾へ顔を出してくれました。医大へ行ってからわかったことをいくつか報告してくれたので紹介します。

 新入生同士で会うと「出身高校はどこ?」という話になります。関西の進学校や東京の進学校、道内の名だたる進学校からがほとんどですから、「根室高校」というと、「そんな(進学)高校あったっけ?」という反応が返ってきます。首都圏の進学校からの合格者が「偏差値45の道立高校からの現役合格」だと知ると、「それはありえない」となります。

 実際に、高校がたくさんある都会では偏差値45レベルの高校から現役で国立医大への合格実績はありません。たとえば、「偏差値45の都内の高校一覧」から拾うと、都立八王子北高校がありますが、「進路実績」を見ると、2020年の国公立大学への進学実績はゼロ、GMARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学・学習院大学)への進学実績は1人のみ。
 現役で国公立医大へ合格するためには八王子地区なら八王子東高校(偏差値73)へ進学するのがスタンダードなコースです。八王子地区で国公立大学を目指すなら、八王子東がベストです。都立日野台(偏差値64)からはちょっときついかな、数年に一度でしょうね。「都立日野台進路実績
八王子東高校の過去3年間の進学実績」をご覧ください。東大は2020年度は5人、2019年度は7人、GMARCHは2020年度326人です。

 

 首都圏から合格した生徒たちが、「偏差値45の高校からの合格はありえない」というのはデータだけの判断ではないのです。進学校は中高一貫校が多いので、1年半くらい前倒しで授業しています。八王子東高校は中高一貫校ではありませんが国公立大への進学者数が毎年100名前後いますから、国公立大学や私大難関校への進学には圧倒的に有利なのです。ふだんの授業のレベルが高いので、そういうシステムの中で学内順位が何番なら、どの大学に合格できるというラインが見えています。件の生徒は、共通テストの得点を知った道内の進学校から合格した生徒に、「その点数なら合格してる」と言われたそうです。根室高校にはそういうデータの蓄積がありません。無理ないです、コンスタントにそういう大学へ現役合格者が出てませんから。
 道内の高校からの合格者も同じです。ほとんどが偏差値60以上の進学校から合格しています。札幌南高校(72)、札幌市立旭丘高校(67)、旭川東高校(67)、帯広柏陽(66)、釧路湖陵理数科(68)などです。
*道内の高校偏差値ランキング

 偏差値45の高校の授業を受けて勉強していたら合格は不可能だというのが、進学校からの合格者が異口同音に言うことです。そしてそれは事実でもあります。授業のレベルが低すぎるからで、低いというのは、①進捗が遅いということと②授業の難易度が低いということ。それゆえ、偏差値45の学校は、授業の進捗速度と取り扱う問題の難易度が極端に低いので、とても現役合格はおぼつかないということ。

 実際のことを具体的に考えると無理なことがわかります。国公立大医学部へ現役合格できるような内容の授業をしたら、普通科110名中で授業について来れる生徒は1-3人までです。そんな授業をしたら生徒とその保護者から一斉にクレームが出ます。だから、生徒の学力に合わせた難易度の低い授業にならざるをえません。入学してくる生徒の学力が下がれば、根室高校の授業のレベルも下がってしまうのはモノの道理です。

 根室西高校との統合後、高校はこの地域に一つだけですから、実質全入状態、学力低下が著しいので、数Ⅱはすでに選択科目です。10年以上前に根室高校普通科を卒業した皆さんは驚かれるのではないでしょうか?数Bが必修のときも数年間ありました。110名の内、18年前の根室高校普通科のレベルの生徒はいまでは30人ほどです。とっくに合格最低点なんてありませんよ。17年前だったかな一度だけ定員オーバーとなって、3人落ちたことがありましたが、その時の不合格者の得点は150点(300点満点)でした。この得点なら現在は普通科特設コースへ合格できます。

 ではどうやったら偏差値45の高校に在学しながら難関大学へ合格ラインまで学力をアップさせうるか?
 学校の授業を無視して、難易度の高い問題集を学校の授業中にひたすら解くしかありません。魔法なんてないのです。都会の進学校で授業を受けている生徒たちと同じレベルの難易度の問題を、1年半先取りして自分で予習して直ちに問題演習するしかないのです。塾では余計な解説をしてはいけません。例題を見て、すぐに独力で問題演習します。そして5分考えても糸口が見つからない問題を質問したらいいのです。集団授業の冗長な解説は不要です。本来は進学校のハイペースで難易度の高い授業についていける能力の生徒ですから。
 進学校の生徒たちは根室高校の生徒たちが、簡単な基本問題に時間を多く投入している間に、どんどん進みます。そして入試レベルの難易度の問題を日常の授業で取り扱います。それに追いつき追い越すことが目標なので、同級生は競争相手ではありません、難関大学は「全国区」なのです。

 件(くだん)の生徒は小学5年生の1月4日からニムオロ塾へ通い出しました。そして学校では塾用の問題集を解いていました。小6なのに中1の難易度の高い問題集をガンガンやっています。とうぜん、担任の先生との間に軋轢が生じます。「そんな難易度の問題集をやってもわかるわけがない、(わたしの)テストで百点獲れない」、先生だって人間ですから、成績のトップの生徒に無視されたら面白くありません。だが、医学部現役合格を心に決めた生徒は妥協できないのです。「百点獲れます」と言い切り、その通りの実績を叩きだし続けました。中学校でも同じトラブルに巻き込まれます。生徒の側から見たら「迫害」の連続です。気持ちは、「僕には構わないでほしい、授業の邪魔をするつもりはありませんのでお願いだから放っておいてください」。塾側から言いたいことは、「高学力の生徒に対応できる授業ができないなら、放っておいてもらいたい」ということ。高校の先生は、2年生になってからは放っておいてくれました。1年生の終わりに、一度トラブルがあり、学年主任と1年生担当の5人の先生を向こうに回して、学力差を無視した一律の宿題についてこの生徒は議論をしています。もちろん、大人が何人相手でも物おじしませんよ、論理的な議論に長けていますから。#3941#3942をご覧ください。

 偏差値が70を超える生徒は学校の先生たちは放っておいた方がいいのです。自学自習の習慣が身についている生徒には宿題を出す必要もありません。現に根室高校は生徒に自律的な学習を求めているのですから、一律の宿題なんて学校のそういう教育方針とは矛盾しているのです。生徒を指導すべき先生たちの方が学校の基本方針とはまったく違うことをしているということです。まっすぐな生徒は許せませんよ、生徒の方からは「二枚舌」に見えていますから。そして難易度の低い宿題は高学力の生徒にとっては迷惑なだけです。
 中学生なら学力テストで五科目平均点が8割を超している生徒は、宿題免除というルールを設定すればいいのです。高校生なら、進研模試で科目別に7割以上の得点の生徒は宿題免除。こういう生徒たちに難易度の低い宿題は必要ありません。不合理である理由を滔々と述べて反抗するだけです。中高生のうちから、理不尽なことに物を言わぬ人間になったら、人格の陶冶ができません。社会人となったときには、ときに黙らざるを得ないことがありますが、そういうときは他日を期して牙を研げばいいのです。

 物理と化学は塾では教えられないので、件の生徒はそれぞれの担当の先生に3年生の夏過ぎてから週1-2回、2か月間放課後補習をお願いしています国立大難関校を受ける友人を誘って補習をお願いしてみたら、快くお二人の先生が引き受けてくれました。先生も授業が楽しかったと思います。思いっきり難易度の高い授業にがっちり喰いついてきますから。残念ながら、参加できたのは2人だけ、もう一人学力的には参加できたはずですが怖気づきました。ニムオロ塾の生徒ではありませんが、生徒から聞いている限りで中学生のときから数学のセンスのよい生徒だったので、もったいなかった。
 学校と塾とが連携すれば、毎年3人は難関大学へ合格できます。今年は2人惜しかった。もっと長期的な教育戦略を立てて、勉強していれば北大総合理系現役合格者が2人出たでしょう。もったいないと思います。
 学校や塾が生徒の期待に応えられなければ、中学校や高校からは札幌の進学校へ行く生徒が増えます。高学力の生徒が難関大学へ進学するためには根室にいられなくなってしまうとか、学力を伸ばしきれずに目標の大学へ入学できないなんていう悲しい事態を招いてはまずいでしょう。地域の大人たちが誠実に仕事をして、自分の職責をまっとうすることです。そしてそういう大人たちが協力すれば、根室の子どもたちの学力を飛躍的に上げることができます。もちろん小学生1年生から家庭学習習慣を育むという家庭の側のやるべきことがあります。それは、そのやり方をぐたいてきにお母さんやお父さんたちに教えてやらなければいけません。しっかり躾けできているのは生徒を見る限り5%ぐらいなものです。ほとんどの保護者は家庭学習習慣の具体的なしつけ方を知らない。
 (12月に札幌市立旭丘高校へ進学したいという生徒が来ました。学力増進会のテストで合格確率は50%以下、最初は質問だらけでしたが、2月初旬には質問がなくなっていました、それで合格できると確信しました。女子ですが根性のある生徒でしたね、念願かなってたのしい高校生活を送っているようです。)

 もうひとつ、二次試験で小論文テストがありましたが、300点満点で295点とっています。リモート医療が話題になった面接では失敗してますが、小論文テストの点がよかったので、道北道東地域推薦枠の合格者10名では2番目の総合得点での合格となりました。
 この得点は進学校から合格した生徒たちには驚きだったようです。実質満点ですからね。件(くだん)の生徒には国語が勝負の分かれ目になると判断して最初から手を打ちました。日本語音読トレーニングを6年間やったのです。読む本の難易度を段階的に上げていきました。音読しながら、著者の意見を読み取ることと著者が見落としている点から内容を批判的に吟味するというトレーニングをしていました。
 わたしの専門は理論経済学ですが、大学のゼミでは市倉宏祐教授(哲学)に学び、大学院では増田四郎教授(西洋経済史)の授業をたった3人で1年間受ける機会に恵まれました。それぞれの分野でトップレベルの教授のゼミでやるような議論をこの生徒としてきました。自然に大人と論理的な議論することに慣れてしまっていました。それがどういうレベルなのかこの生徒は知る由もありません。小論文でそれまで培った力のほどが出たと考えていいのです。高校生のレベルを圧倒的に超えてしまうような勉強をずっとしてきたのですから。
 根室高校からどうやったら難関大学へ現役合格できるのか、その教育戦略、そしてふだん何をどのようにトレーニングしたらいいのかを、彼に続く者たちのために記録として残しておきます。それも弊ブログの目標の一つでした。間に合った。(笑)
 実際に旭川医大へ現役合格した生徒のデータは「実証記録」でもあります。たまたま一人が難関大学へ合格出来たって、根室という地域にはあまり意味がありません。継続してこの地域から難関大学への合格者を毎年だすことが目標ですよ。どうやれば毎年数人難関国立大学への合格者を輩出できるのか、実証データを公開することで明らかにします。

 次回は、この生徒が根室高校から依頼されて書いた「合格体験記」をアップします。これは学校側が後輩たちのために公表を前提に、作成依頼したものです。思ったことをまっすぐに書いたので、物議をかもしたのかもしれません。7月半ばを過ぎても公表されないところを見ると、没になったのでしょう。小論文として眺めても水準の高いものですから、弊ブログで公表します。
 根室高校から難関大学現役合格を目指して勉強する生徒たちの参考になれば幸いです。

*音読トレーニングに使用した本のリストは弊ブログ・カテゴリー「65-1 旭川医大現役合格者の軌跡(5)」に「あります。

<余談:一律の宿題廃止要求> #4023より転載

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 生徒全員一律という理不尽な宿題の出し方についてクレームを申し立て、学年担任と学年主任の先生たち五人に呼び出されて議論せざるをえなくなりました。ちゃんと敬語を使い言葉を選んで、自分の主張を通しています。この生徒はわたしと話す(雑談ですら)ときでも言葉を崩しません、大人に対する言葉を使い分けています。わたしにはいつものことですが、議論をした先生たちの驚く様子が目に浮かびます。高校生の弁ではありません。その様子は弊ブログのどこかで書きました。今年四月のことだったと思います。
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 #3942話し合い(2):背景事情 Mar. 2, 2019
 #3941話し合い(1):学力トップ層をどう育てるか Mar. 1. 2019
 #3940進研模試の結果データ:全国平均値と根室高校平均値との比較


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7/17夜9時24分

ニムオロ塾

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#4586 光洋中の体育祭:観客アリ&マスク着用 July 15, 2021 [87.根室の話題]

 7/15、今日は光洋中学校の体育祭運動会です。啓雲中が光洋中へ統合されてはじめての体育祭、日の出まで霧がかかっていたのに晴天になりました!
 午前10時 気温19.4度、南東の風3.9m/s、湿度85%
 
 保護者は立ったままで見ていました。学校からの指示なのか、見ている保護者のみなさんはマスク着用でした。わたしは知らずに行ってマスク無しで20分ほど見てました。もちろん、見ている人から5mほど離れてね。グラウンドは広いんです。空いているグラウンドとはいえ、マスクしていないと、肩身が狭くて早々に退散してきました。

①晴天!
 まずは空から、真上は雲は一つもなし!
 日焼け止めクリームしっかり塗っているでしょうね。頭髪の分け目が日焼けで真っ赤っか。やけどします、冷やしてください。
 マスクして競技していた生徒は、「マスク焼け」しますね。マスクでカバーされているところだけ日焼けしないので顔に四角い跡が残ります。1週間もすれば消えるかな?
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②観客は一列
 グラウンドは150m×110あるので広いのです。手前がずいぶん空いているでしょう。観客の向こう側で競技が行われていました。
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③観客に近づいてみました
 人の陰がくっきり地面に落ちてます。最後まで立ちっぱなしで観戦するのかな?例年は気温14どくらいで風が強いので敷物しいて毛布を身体に巻いてみている人もいます。今日は特別暑い、運動会に日にこんなに気温が高いのは珍しいのです。
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④生徒たちは椅子を並べて座っています
 写っているのは3年生です。地べたにそのまま座っている生徒もいますね。
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⑤綱引き
 3年生は1-3組、それぞれ10人くらいのグループに分かれて数グループがそれぞれ綱引きをします。人数が少ないと引きずられて怪我をする生徒が毎年出ていました。擦り傷ですから砂が傷口に入りますので、すぐに水道を勢いよく出して洗ってください。放っておくと皮膚の中に砂粒が残りますよ。ちょっとワイルドな綱引きです。この綱引きは啓雲中の運動会で毎年やっていました。光洋にはなかったと思います。
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 これでおしまい m(_ _)m

*熱中症で1人倒れたそうですが、大事はなかったようです。天気が好い時に運動するときは水分補給に留意しましょう。


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