SSブログ
38. cancer ブログトップ
前の10件 | -

#5193 四か月定期検診と半跏趺坐 Mar. 18, 2024 [38. cancer]

 スキルス胃癌と巨大胃癌の併発で、胃と胆嚢を全適し、浸潤していた胃周辺のリンパ節と横行結腸の一部を切除したのは2006年7月20日だったかな。
 現在は、四か月に一度検診してもらっています。
 血圧は73-122
 身長と体重を測定し、採尿して、採血してもらいました。
 採血時に注射針がスムースに入ってチクリとした痛みがないので、注射針が何ゲージか訊いてみたら22G。
 ネットで調べたら、21~23Gが現在の標準的なものだそうだ。2006年に入院したときは、19Gだったような気がする。血管は太くてはっきりしているが、それでも「逃げる」ことがあり、ベテラン看護師さんが3度やって3度とも失敗。「自信なくしちゃう」と言っていた。細い針に変えてもらったら、すんなりいった。

 フェジン静注40mg 2mL。
 メチコバール筋肉注射500μg 0.5mg

 血圧は極東の町にいたときには50-90でした。看護師さんが慌てて測り直すぐらい低かったのです。
 「50-90でしょ、それで正しいんです」、にっこりしながら告げます。
 冬は雪かきに4時間精を出して、汗びっしょりなんてことがしばしばでした。床暖房で昼寝するとぽかぽか、椅子に座っていても足は温かかった。夏はサイクリングで毎年500~1700㎞走っていました。だから血圧が低かったのかもしれませんね。走る距離は毎年減っていきましたね。信号のないサイクリングに最適な10㎞のコースがありました。車もほとんど通らない。自分専用のサイクリング道路のようなものでした。

 朝起きると布団の上で12~15分ストレッチ、それで起きて歯を磨き顔を洗ってから、リンパ摩を10分間ほど丁寧にやります。脚、腕、お腹、首回り、胸という具合に。それからひじ掛けのない椅子に背中を当てて背反らし2分くらいかな。ブリッジの時のような格好でゆっくり両手を伸ばします、それを25回。椅子の座面と頭部を平行にしてから、頭部を持ち揚げる運動を左右6回ずつ、そしてまっすぐが6回、合計18回。
 歯磨きと洗顔も入れると時間は35分くらいかかっていますね。
 リンパ摩擦初めたのが2/1からですから47日間続けていますが、どういうわけか下痢が1/3くらいに減りました。そのせいか体重が1.5㎏増加してます。毎日朝と寝る前に測定して、記録票へ記入してからEXCELへ入力してます。
 7日間移動平均値をモニターしています。

 体重58.1kg
 体脂肪率20.7%
 内臓脂肪レベル 6
 骨格筋率 33.7%
 体年齢 46.1歳
 基礎代謝 1421.7
 BMI値 19.7

 ヨガのストレッチは中学生のころからずっとやっていますから、身体はとっても柔軟です。開脚して胸が床にペタっとつきます。閉脚してやっても胸が太ももにペタっとつきます。スキルス胃癌の手術の前までは、ブリッジしてそのまま立てました。術後はお腹を切った後が当初はつっていたので止めたら、できなくなりました。

 ご飯は少量ずつ。1日4回、間食2回の計6回です。そのほかにお菓子を2回、これは愉しみのため。
 胃がないのでよく噛みますから、モノの味がよくわかります。醤油などの調味料は少ない方がモノの味がよくわかっておいしい。これは胃があるときには気づけませんでした。よく噛むとおいしいのです。少量で満足感が高い。

 食事の仕方によっては血糖スパイクが起きることがあるので、朝食事の1時間前に果物を入れたヨーグルトを食べてます。昼に食べて1時間くらい後で、散歩したら、先週低血糖症状が起きました。力が入らす、脚がガクンと折れて、3度歩道の脇で腰掛けました。現実とは違った景色が見えますが、いま歩いているのはここのはずだと見当がつくので、なんとかなりました。ブドウ糖を持って歩かないといけません。こんなことは年に一回でしょうね。
 胃の全摘で血糖スパイクで血糖値が上がった後にガクンと下がるようです。上がったときにはひどいときは脈拍が190/分なんてことが、術後18年間で4度ほどありました。救急車呼んでも間に合わないだろうなと考えながら、脈拍の落ち着くのをただ待つだけ。4回とも何とかなりましたが、かなり危なかった。(笑)

 そういいながら、あと5年くらい生きられたら、ありがたいなと思っています。いまのところ、とくに悪いところはありません。
 元塾生にメール配信している英作文問題と解説は今年の12月までで終わりにするつもりですが、「在庫」は後4年配信できるだけあります。今日も増やしているので、あと半年で、問題数は20,000題を越えそうです。A4判ですでに1860ページあるので、2100ページほどの分量になるのでしょう。
 前回のブログで書きましたが、いまは高速音読とシャドーイングを楽しんでいます。

<余談-1:低血圧&低血糖症状>
 極東の町にいたときには、車を運転して教室のあるビルに到着し、降りた途端に低血圧・低血糖症状が出たことが数回ありました。現実のものと別の風景が見えます。現実の風景はときどきフラッシュして現れます。ビルの玄関にはいります、エレベータがあるはずとさがして乗って、降りる階のボタンを押します。目には別の景色が浮かんでいます。どちらが現実なのか視覚ではわからないのです、論理的に考えるしかありません。3階に到着してエレベータから出ますがまだ別の風景が見えています。降りて右側だったはず、まるで空中遊泳しているような体の感覚です、左へ曲がって右のドアと論理的に考えながら、鍵を取り出して教室に入り、間食用にもっていっている果物入りのヨーグルトを食べて、15分くらいすると、意識がはっきりしてきます。
 車の運転席から、勢い良く立ち上がるのがいけないときがあるということのようでした。立ち眩みするんです。それと低血糖症状が重なると危うい。
 一度、女房殿が3週間ほど東京へ行っていて留守の時に、夜9時に仕事が終わって、自宅について車から降りて風除室の電気をつけて、車庫のところの雪を少しかこうと思ったとたんに、脚の力が抜けてガクンと膝が折れ、凍り付いたアスファルトへ膝から崩れ落ちたことがありました。何度かやっても立てずにそのまま倒れましたね。いけないこれでは服が凍り付いて動けなくなり、凍死すると風除室の明かりを目指して這って家の中に入ました。まるで空中遊泳のようでした。仏壇にオレンジがあったので、慌ててむさぼるように食べました。床暖房の温かみに包まれて15分もしたら、症状は治まりました。後で見たら、スーツの膝のところが裂けてました。

 現実の景色はときどきフラッシュして現れますが、見えているのは別の景色です。数日前のときは根釧原野の風景が見えてました。その中にいますが、景色の中に溶けてしまっています。原野をなでるように吹いてくる風が草を揺らしていました。鳥も虫も啼いていませんでした。意識を叢に分け入らせたら見えたり聞こえてくるのでしょう。川も流れているはずなのに視野には入って来ません。湿原をゆったりと流れる小川を探せばきっと見えてきます。脳が創り出したものですから。自他の区別がない景色なのです。不思議ですね。風にも空の雲にも草にも川にも虫にも魚にもなれます。オホーツクに面した湾内の岸壁でチカの群れをみながら釣り糸を垂れる少年の日に戻れるかもしれません。

 散歩中に低血糖や血圧低下が何らかの理由で起き抗えなくなったら、周りに座れるところがないか探します。あれば半跏趺坐して、背筋を伸ばそうと思います。ゆっくりと息を吐き、自然に息が体に入ってくるのを感じながら、またゆっくりと吐きます、意識がなくなればそのまま成仏できそうです。見たい景色を眺めながら、その景色の中の一匹の虫になって、消えていくのも自然でいい。



にほんブログ村


nice!(0)  コメント(0) 

#5116 四か月検診 Nov. 17、2023 [38. cancer]

 今日11/17、四か月検診の検査結果を聞きに行ってきました。
 血圧は60-113でした。これでも上も下も10程度高いのです。前回の80-130というのはわたしとしてはこの17年間で最大値でした。
 赤血球とヘモグロビンが基準値下限を少しだけ割っています。一番注意しなければならない血清鉄は78(基準値は50-200㎍/dL)で基準値内です。安定しています。
 血清鉄が安定しているので、7月に三か月検診に行ったときに、四か月ごとでいいと言われました。

 検査結果を見てフェジン静注40mgビタミンB12メチコバール注射液500㎍を打ってもらいました。メチコバールは筋肉注射ですが、不思議と痛くならない。肩への筋肉注射で一度、数日方が上がらないくらい痛みが生じたことがあったので、ちょっと怖い。

 スキルス胃癌で胃の全摘をした患者のみなさん、血圧や血清鉄のデータはどうですか?


<余談:e-book>
 診察まで時間があったのでスマホでe-bookを読みました、夏目漱石の『こころ』です。会計が終わるころには400ページのあたりでした、スマホは便利です。この小説は高校国語の教科書に載っています。当て字が多くて面白い。
 

にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

#5109 四か月検診:インフルエンザワクチンでいっぱい! Nov. 11, 2023 [38. cancer]

 昨日(11/10)、四か月検診のために掛かりつけの消化器内科専門医に診察してもらいました。
 3時からの診療が、今日はドクターに何か急用が入ったらしく4時からの診察になっていました。待合室はごった返しています。循環器専門医は派遣医のようですがそちらは診察室1番で動いていました。
 インフルの時期ですから、高齢者のインフルワクチン接種の人で混雑しています。ご夫婦で来られた方、付き添いの人と一緒の方が多いですね。予約が必要なようです。
 予約票を提出し、当日は問診表に記入して、それからドクターの問診、そしてワクチン接種という手順のようです。「電気(低周波治療器?)やマッサージは今日はしていませんか?」と受付の女性が確認していました。やっているとワクチン接種はできないそうです。「何かあったときの対応ができないのでお断りしている」と言ってました。ご夫婦で来られた方がご亭主の方がワクチン接種不可でした。
 診察室から別の老夫婦が出てこられて、ご主人が立っていられず引き戸にもたれかかりました。診察室の引き戸は軽いですからずるずる動きます。危うく転倒しそうなところを奥さんが支えていました。すぐに、看護師さんが車いすを運んできて座らせていました。カーテンも向こう側で気がついて動きが速かった。「あっぱれ!」です。

 スマホで夏目漱石の『こころ』を100頁ほど読んで暇をつぶし、そのあとNHKラジオ英会話の録音を聞いていたら、4時ちょうどに名前が呼ばれ、2番診察室へ。
 東京へ戻ってきてから四度目の検診ですから、最初の1分くらいは他の患者さんと勘違いなされたようでした。変わりはないか訊かれ、血圧を測ってくれました。
「70-130です」
「ああ、血圧は手術前に戻っている」
「正常値ですから心配ありません」

 2006年、スキルス胃癌と巨大胃癌の併発で、胃の全摘、胃周辺部のリンパ節切除、浸潤していた横行結腸一部切除、胆嚢切除のあと、血圧は50-90に低下して16年間変わらずでした。看護師さんが血圧を測定すると、「あれ!」といって測り直そうとするのが普通でした。「上が100切っているんでしょう?測り直さなくて大丈夫です、いつもそんなものですから」、だいたい驚かれました。東京に来てから食生活が変わったので、それが血圧の数値に影響しています。余談のところで書きます。

 検査データが出てから、フェジン(鉄剤)静注とビタミンB12の筋肉注射が必要か判断しますということで、今日は採血だけでした。インフルワクチンで混雑しているので、わたしも来週の方がいいのです。
 
 じつは心臓のほうにちょっと違和感が出ていますが、体調が悪い時だけなので、治療の必要なしと判断してドクターには告げていません。たびたび違和感があれば相談してみます。

<余談:食生活と血圧>
 血圧は、2006年に手術した後は、下が50-55,上が90-100という範囲でした。
 極東の町にいたときには地元で獲れる魚貝類中心の食事でした。オヒョウのフライ、地元産の癖のない上品な味の牡蠣、鮮度の良いワカサギの天麩羅、たまに揚がるマグロの生、安くて新鮮な鱈のフライ...東京で買ったら食費で毎月20万円もかかりそうな新鮮な食材が格安で手に入ります。毎週2の3度は下痢を起こしていたので、麺類を食べてもスープは1/3くらいしか飲めません。水分を短時間で摂ると下痢を起こして、体重が減るので飲めないのです。薄味のものが多かった。
 昨年11月下旬に東京へ戻ってきてからは、肉食が増えました。豚のひれ肉、牛肉、鶏肉が多い食事に変わりました。昼食にはお蕎麦やパスタや食パンにあらかじめ作り置きしてある牛肉と玉ねぎとシイタケの炒めて味付けしたものをトッピングしていただくことが多いのです。
 お蕎麦のツケダレは、麺つゆを少し入れてチューブのワサビを溶かし、そのあと卵を溶いてかきまぜたあと、長芋もの刷りお下ろしたものを入れて、かきまぜます。濃い目に調整したツケダレの中へお蕎麦を入れていただいていますから、塩分が多い。生活クラブのインスタントラーメンを間食で摂るときはほとんど汁も飲んでいます。
 水分摂りすぎるとすぐに下痢を起こしていましたが、暑い東京の夏を乗り切るために毎日水分摂取量を増やしました。ヨーグルト、カフェオレ、甘酒、ジンジャーエール、緑茶、ほうじ茶などで水分補給を毎日続けているうちに、大腸の水分吸収能がアップしたようです。

 麺つゆと魚貝類から肉食中心へ食生活がシフトしたことが、血圧が35もアップした原因だろうと推測しています。このまま落ち着いていれば問題なしです。
 食生活は血圧のコントロールと密接に関係しているかもしれません。胃癌で胃の全摘をした人、あるいはこれからする人たちが、参考にしてくれたら幸いです。


にほんブログ村



nice!(0)  コメント(0) 

#5073 前歯義歯装着完了! Sep. 27, 2023 [38. cancer]

 上前歯の6連のブリッジが入りました。2本抜歯したから、ガッチリついています。
 義歯を入れてみて、噛み合わせを確かめ、外して高い部分を削って高さを調整してから装着です。
 残っている歯の方にも接着剤を塗布して、歯を装着し、紫外線を当てるとすぐに硬化します。はみ出した接着剤を削り落として、歯科衛生士さんがよく研磨してくれたのでつるつるで歯触りがいい。仮歯と比べるとそれぞれの歯の先端も丸みを帯びて心地いい。その後でさらに微調整。歯科衛生士さんがMサイズの歯間ブラシを入れて確認してくれました。1か所Sサイズ出ないと通らないところがありました。サイズは3種類使っていますから、いままで通りでOKです。

 左側が少し調整の余地があるかもしれないので、1週間使ってみて、来週チェックしてくれることになりました。
 生活クラブで昨日届いた大根の変わった漬物、美味しく噛めました。

 歯と歯茎の境界面がピタッとして隙間がないので気分がいい。
 10年もってくれたら十分です。たぶん寿命の方が先に来ます。
 スキルス胃癌で全適出したから、歯がきちんとしていないと食べ物が消化できません。
 歯科医の主治医のH先生と担当の歯科衛生士さんに感謝。

<余談:歯磨きの仕方の重要性
 いくつになっても自分の歯でしっかり咀嚼するのが、健康を維持する秘訣でしょうね。ブラッシングの仕方を知らないと、早く歯がダメになります。私は間抜けで、最近ようやく歯磨きの仕方がわかってきました。
 #5051で具体的に書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。使っているブラシの写真も載せてあります。

*「#5051歯の手入れの仕方とその効果:歯茎の出血と口臭が消えた!


にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

#5055 久々の低血糖症状 Sep. 10, 2023 [38. cancer]

 昨夜11時ころ、キーボードを叩いていたら、突然指が震えて思うところに行かない。ああ、低血糖症状だと気がついて、ブルーベリー入りのアイスクリームと玉ねぎの入ったおせんべいを食べた。
 10分もしたらおさまった。

 座っているときだから何ともなかったが、これが歩いているときなら、突然膝がガクンと折れてうまくいけば膝が地面に当たってそのまま倒れ込む。厳冬期に、仕事がおわって、9時半に家へ着いたときに低血糖で倒れた。スーツのズボンに2箇所穴が開いてオシャカ。数分倒れたままになったが、そのままでは服が凍り付いて死んでしまうので、風除室についている照明を目指して手を使って泳ぐように家の中へ入上がり、仏壇に上がっていたオレンジの皮をむいて、丸ごと食べた。10分ほど横になっていたら、回復した。あれは危なかった。
 車を降りると、座っていた状態から突然立ち上がるから、急激に血圧が下がる。それに低血糖症状が重なると、どこを歩いているのかわからないような状態になる。教室があるビルに中をふらふらと何とか歩き、鍵を開けて入り、すぐに携帯しているお菓子を食べるか飲み物を飲む。10分くらいするとおさまる。そんなことは何度もあった。
 膝が崩れたのは2度だけだ。

 胃癌の手術をしたあと数年すると、体内の貯蔵鉄が枯渇して鉄欠乏性貧血になるので、低血糖症状に注意しましょう。定期的に通院し主治医に一般検査をお願いして、貯蔵鉄のモニターをして、必要ならビタミンB12(葉酸)と鉄剤の静注をしてもらいましょう。誰もいないところで、低血糖症状で倒れたらそのままあの世行です。

 ふだんから、果物やお菓子のような血糖を補充するもの、ブドウ糖の錠剤、あるいはザバスのようなプロティン飲料を用意しておきましょう

<余談:このまま眠ろうかどうしようか>
 厳冬期の夜の低血糖で倒れたときに、数分起き上がれずに、このままあと十分もすれば服が地面に凍り付いてしまうと思いつつ、このまま眠ってしまえば歯のトラブルともおさらばできるななんて考えました。案外死ぬのは楽だなってね。いやいやまだ少しやりたいことがあると、這いました。風除室の明かりを目指して空中遊泳しているような感じでしたね。
 車から降りて、玄関のかぎを開けてから、車を車庫へ入れようとしたところで膝がガクンと折れたんです。鍵開ける前だったら危なかった。倒れたあとはとてもかぎを開けられる状態ではありません、扉を引くだけで精一杯でした。

*「#4933 低血糖症状とその周辺のことがら


にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

#5040 歯科治療:二段階治療 Aug. 23, 2023 [38. cancer]

 前回までは#5027#5031に書いてありますが、上の前歯の治療中です。右上1癌と2番、左上1~3番までの5本。
 2段階でやると主治医がおっしゃっていたので、今日はその2段階目です。上左3番と4番の治療でした。古い義歯を外して仮歯をつくってくれました。これで今日の食事は問題なしです。上左3番の歯茎の状態がまだよくありません。歯間ブラシMでマッサージを継続するように指示がありましたので、歯科医院で扱っている歯間ブラシでマッサージしてみることにしました。あたりがソフトなのでフィーリングがいいのです。市販のものにはたまに硬すぎるのがあります。やわらかめの方がフィーリングがいい。
*「DENT.EX歯科用」の歯間ブラシは歯科医院取り扱い専用商品のようです。


<余談:トウキビ>
 治療が済んで家へ戻ったら、美味しいとうきびが届いていました。夏の暑い日をたくさん浴びた甘くて濃い味の青森県産のトウキビでした。
 

にほんブログ村

nice!(0)  コメント(6) 

#5031 就寝時によだれが出ている!:歯間ブラシによるマッサージ Aug. 11, 2023 [38. cancer]

 加齢とともに唾液の量が減少して、寝ているときに口が乾くようになりました。上を向いて寝ると口呼吸になりますが、そうすると口の中はカラカラ、口内環境が悪化します。口の渇きを防止するために今年の冬はマスクして寝ることが多くなりました。

 ところがこの数日、横向きに寝ていると、枕によだれがこぼれています、どうなっているのでしょう。汚れるので枕にタオルを折ってかけています。
 最初に気がついたのは3週間ほど前のこと、よだれで枕が濡れていて目が覚めました。ここ数日は毎日、就寝時によだれがこぼれています。赤ん坊じゃあるまいし...(笑)
 そういえば、お袋が、「お前は赤ん坊のころはよだれが多くてね...」って言ってたことがありました。

 水曜日(8/9)に歯科医院へ行って、先々週抜歯した歯の歯茎の状態をチェックしてもらいました。そのときに歯茎が張れて出血している歯が2本あって、歯科衛生士さんが歯間ブラシで丁寧にマッサージしてくれました。そのあと先端の補足丸くなった超音波歯ブラシで歯茎のところをクリーニングしてくれました。
 「出血しているところは、歯間ブラシを充てて、30回前後させて血を出してください。そのままにしておくと細菌が繁殖して虫歯になります」
 「え!出血しているところに歯間ブラシ当てていいのですか?出血がひどくなるので触ってはいけないと思ってました」
 「歯間ブラシでマッサージして数日で、出血がおさまり腫れも引きます。次回来るときには歯茎の色もきれいになっていますよ。他の何でもない部分と色を比べてみてください」
  全部の歯の隙間を丁寧にブラッシングしてくれました。
 治療師絵、具体的に説明してくれたのでよくわかりました。歯科衛生士さんどうもありがとう。

 お陰様で、2日間のブラッシングで出血がおさまり、歯茎の色がピンク色になりました。


<余談:唾液の量が増えた原因は?>
 わからないのです。7/11から腕立て伏せをやっています。昨日で30日目、累計2980回で平均100回/日です。
 上半身い筋肉がついたことは確かです。それが唾液分泌と関係があるのかないのか、わかりません。人間の身体って不思議です。

 毎日煎茶を3倍ほど飲んでいましたが、この暑さを考えると水分補給が足りないので、ほうじ茶を5杯/日飲むようにしています。その代わりに煎茶の回数が1回に減りました。
 スキルス胃癌と巨大胃癌の併発手術をしたときに、浸潤していた横行結腸も部分切除しているので、水分吸収能が低下しています。だから、牛乳はほとんど飲めませんでしたが、7月になってから猛暑日(35度超)が度々あるので、身体が危機感を感じたのか水分吸収能が上がりました。それで毎日牛乳を500cc(3回に分けて飲む)ほど摂れるようになりました。身体って不思議です。日本で一番涼しい夏の古里にいたら、水分吸収能はアップしなかったと思われます。
 計算してみると、お茶で1050cc、牛乳500cc、ヨーグルト300cc、米麹の甘酒180ccですから、ほぼ2Lの水分補給ができるようになりました。ほぼ2倍です。これが、唾液量が増えた原因かもしれません。一時的な現象かもしれませんので、しばらく経過観察します。(8/12朝追記)


にほんブログ村


nice!(0)  コメント(0) 

#5027 前歯の治療:左上1番 Aug. 3, 2023 [38. cancer]

 昨日(8/2)、歯科医院へ行って治療してもらいました。今度は「左上1番」の抜歯でした。レントゲン写真を見ると、前歯2本のブリッジの左側の方の歯根周囲が溶けて黒く写っていますので、歯茎による支えを失って宙ぶらりん、ブリッジしている「右上1番」で持ちこたえている状態でした。このブリッジを壊して「左上1番」を抜歯しました。奥歯の抜歯でもそうですが、いくら麻酔が掛かっているとはいえ、いつ抜いたのかわからないくらいすんなりやってくれます。
「はい、終わりました」
「え!」

 「右上1番」の歯の芯より、「左上1番」よりも3mmほど浅くなっているのがレントゲン写真でわかります。歯茎の骨の深さが浅いためにそうせざるを得なかったのでしょう。セラミックスの歯で、12年ほど前に古里の町で治療した歯でした。まあ、もったほうかな。スキルス胃癌の術後は、食事を6回に分けないと食べきれないのと、お菓子やヨーグルトを間食に3回食べていましたから口内環境が悪いのはどうしようもありませんでした。食べないとエネルギーが枯渇して、授業中に計算ミスがでます。それを防ぐには、身体が糖分が足りないと要求してくる感触がある都度、食べ物を口の中に入れてあげてました。(笑)
 抜歯した後、「左上2番」と「右上1番」でブリッジの仮歯を造ってくれました。作製するのに30分ほどかかっていました。結構頑丈にできているので、安心です。昔の仮歯とは材質がよくなっています。「2~3年は仮歯のままでももちます」とドクター。見た目は、以前と変わらないし、すぐに食べられます。胃の摘出手術をしているわたしには、これがありがたいのです。歯で満足に咀嚼できなければ、みるみる痩せていき、衰弱します。歯の治療を考えると、東京へ戻ってこなかったら、今年いっぱい生き延びられたか怪しい。もろもろの事情で、ちゃんと古里から東京へ引っ越す時期が回ってきました。人生、めぐりあわせがうまくできています。

 抗生剤は腸炎と口内炎を引き起こしますから、主治医のH先生は処方しません。わたしの方は家に戻ってから寝るまで、保冷剤で冷やして炎症がひどくならぬように細心の注意を払います。
 まったく腫れずに、無事通過して、今朝ホッとしています。

 #5019で書きましたが、「左上3番」も現在治療中ですので、抜歯した「左上1番」の傷口が元通りになってから、土台の基礎工事をして、それから本格的な治療になります。来週は傷口の状態のチェックをしてもらうことになっています。

 腫れが出たら、すぐに対応してもらえるので、安心です。そうならないように、しっかり冷やす努力はします。いい加減な患者を診るのはどんなドクターでも迷惑でしょう。

<余談:スキルス胃癌と巨大胃癌の併発その後>
 古里の町の岡田医院で岡田優二先生に内視鏡検査で胃癌の診断をつけてもらい、釧路医師会病院で検査を続行していただき、スキルス胃癌と巨大胃癌の併発であることが判明。2006年7月20日に若い消化器外科医であった後藤幹裕先生(現在は音更町・木野東クリニック)の執刀で胃のと胆嚢の摘出と、癌が浸潤していた胃の周辺のリンパ節と横行結腸切除をしてもらいました。17年がたったのですね。お二人の先生に感謝です。
 カテゴリー「cancer」が胃癌の手術をする人たちの参考になれば幸いです。


にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

#5024 抜歯中止の事情 Jul. 28, 2023 [38. cancer]

 7/26水曜日に歯科医院へ行ってきました。歯科衛生師さんに「その後どうですか?」と問われて、「少しピリピリします」と答えると、歯茎を切開した部分を見て、「痛いはずです...」。

 ほどなく、主治医が来て再確認します。
「切開するときに麻酔をかけたので針刺し下部分に口内炎が起きています、薬を出しておくので塗ってください」
 歯科衛生士さんが、塗り方を教えてくれます。
 処方箋が出て、二つ隣のビルの調剤薬局で、「オルテクサー口内用軟膏0.1%」をいただいた。自己負担は320円でした。1日3~5回綿棒につけて塗布します。

 塗布すると、何やら患部が膜で覆われたように感じ、痛みが小さくなります。口内炎の鎮静作用があるのでしょう。2日間塗って、口内炎で白くなった部分が半分以下になりました。もう少しです。

 これが治れば、来週抜歯することになります。「1時間半見ておいてください」と、受付の女性が治療時間の目安を教えてくれます。その時間を聞いて、薬で口内炎は数日でおさまり、主治医は来週抜歯するつもりであることがわかりました。「予約は同じ曜日の同じ時間でいいですか?」「はい、よろしくお願いします」。

 毎日暑いですね。7/11から18日間連続で最高気温が35度越えの猛暑日です。20年ぶりで東京へ戻ってきたら、史上最高の猛暑で熱烈歓迎されているようです。(笑)

 昨日は午後6時半ころ散歩しながらに行ってきました。3つのお店を回って1時間半、3.7㎞ほど歩きました。帰路は4~5㎏の荷物をリュックに入れてました。日清のキャノーラ2本と道東産の特選牛乳1Lが重かったかな。根室高校生のリュックは、教科書や副読本で10~11㎏あります。よく歩いて学校行けるね。あれは重いでしょう。教科書はどこでも同じだから、東京の高校生もあんなに重いリュックを背負っているのかしら?

 ところで7/11から膝をついて腕立て伏せを10回/セットを10セット100回やっていますが、筋力がついて軽くなってきたので、20回/セットに変更しました。昨日は150回やりました。

 羽の生えた妖精が周りを飛び回って話しかけてきます。
〇「あんまり無理しないでね、歳だから」
「ほどほどにしておくよ」
〇「軽くなっても200回以上やらないほうがいいよ」
「はいそうします」
 年寄りは素直じゃなくっちゃいけません(笑)


にほんブログ村


nice!(0)  コメント(0) 

#5018 三か月検診検査結果:運動と筋肉量と血圧 Jul. 19, 2023 [38. cancer]

 先週(7/12)の採血したので、検査結果を聞きに消化器内科医院へ行ってきました。

 LSIメディエンスの検査結果報告書を見ると、赤血球数が429で、基準値300~570をちょっとだけ下回っています。ヘモグロビンも13.2でLow,基準値は13.5~17.5である。尿素窒素が20.6でHigh, 基準値は8.0~20.0、これも問題ないでしょう。
 一番気にしなければいけない血清鉄が前回86から、67へ下がっていましたが、基準値50~200におさまっています。鉄欠乏性貧血だから、食事で鉄分をとるだけでは間に合わないので、オリヒロの「チュアブル鉄+葉酸」を毎日1~2錠飲んで、補充しています。これで血清鉄は基準値内に維持できます。ほとんど1錠なのですが、なんとなく鉄が不足している感じる時だけ2錠飲むことにしています。身体との対話はふだんからしておいた方がいいようですね。スキルス胃癌は病院へ行く前に自己診断でわかっていましたから。胃のあたりが重くて冷たいものが広がっていく感覚がありました。ああ、悪性新生物だな、それも急速に大きくなっているのでスキルスだとわかりました。ふだんから体の声に耳を傾けていたら、身体に生じるいろんな変化を感じれるようになります。感覚は磨くことができます。

 先週採血した日から、腕立て伏せを「10回×10セット=100回」やっています。気が向いたときに10回やり、紙に「正」の字を書いて回数をカウントして、100回になったらその日は終了。膝をついた腕立て伏せです。足のつま先を立ててやるのは全体重がかかるから無理があります。通常の腕立て伏せは、筋力が落ちているのでいまはきつすぎるので、膝をついてやっています。3か月継続できたら、通常の腕立て伏せを「10回×10セット」やれるようになるでしょう。(7/11からずっと35度オーバー)37度越えが3日続いたが、腕立て伏せをやりはじめてから食欲が戻ったのと、水分補給が追い付くようになりましたた。極東の町にいたときは、お茶を1杯飲むのにも1~2時間かかっていましたが、10分で飲んでも下痢しないように体が変化しました。暑いので身体が危機感を感じて、大腸の水分吸収能が上がっています。こんなことが起きるとは予想外でした。30%ぐらいの確率で、夏に体重を失って命が危うくなると覚悟していました。

 古里の極東の町に住んでいた時には、冬の間雪かきをして運動量を稼いでいたし、雪が解けるとロードバイクで5月から10月末まで、500~1000kmほど走っていました。東京へ戻ってきてから運動量が激減したので、筋肉量を維持するために少し努力しようと思います。主治医にどんな運動を、どれくらいの頻度で診察の都度尋ねられますから、患者としては努力せざるを得ません。(笑)
 今日も主治医は運動量を画面に入力してくれています。

 極東の町にいたときには、血圧が下は50~60、上が90~100でしたが、東京へ戻ってから70~120付近になっていました。主治医は今日も血圧を計測してくれ、66-106と言いました。運動していると血圧は下がるようです。血圧が50-90になれば、極東の町にいたときと同じくらいの運動をしているということになりますが、それはとても無理です。(笑)
 自然環境が違い過ぎます。住宅地なのに鹿は5~20頭ぐらいの群れでうろうろしているし、サイクリングコースにしていた牧の内の道路は信号がなく、車も数台しかすれ違いません。ときに北フクロウが遠くの林の中で啼いているのが聞こえてきます。嘴が黄色く獰猛な顔つきの大鷲は歩いて行ける桂木の浜に棲みついており珍しくありません。オジロワシもたまに見かけることがありました。葛城の浜では双眼鏡でさまざまな海鳥を見ることができます。昨日の極東の町の最高気温は17度でした。オホーツク海と太平洋に突き出した半島にある日本で一番涼しい町です。

 診察が終わり、「では、また三か月後に!」と挨拶すると、主治医は「三か月キッチリでなくていい、この状態なら四か月でかまわない」、そう言ってくれました。

 消化器内科の専門医の岡田優二先生、どうしているかな。2006年に発病してから、ずっと主治医で親身に診てくれました、とってもありがたかった。同じドクターに継続して診てもらえるというのは文字通りありがたいことなのです。
 現在の消化器内科医の主治医とは、これから数か月おきに長いお付き合いをさせていただくことになります。

<朝のストレッチ15分>
 朝起きるとすぐに、ゆっくり息を吐きながら閉脚で胸を脚につけます。2分ほど、身体の重みで胸を脚につけたまま呼吸します。
 次に開脚して、右・左・右・左・右・左と、右に倒すときには左腕を右手で引っ張りながらゆっくり息を吐いて、身体の重みで倒していきます。
 それが終わると、今度は開脚したまま上半身を前に倒していきます。胸が床についたら、ゆっくり呼吸をして、3分間ほどそのままの姿勢を保ちます。
 次は、脚を組んで体をひねります。これも右・左と同じ動作を3回繰り返します。ゆっくり息を吐きな鱈の動作です。
 それが終わると、椅子に座布団を載せて、身体をそらせます。背中からだんだん腰のほうへずらして、反り返ります。両手を伸ばして開いたり閉じたり、ゆっくりと40回やります。
 これで、だいたい15分です。毎朝365日やっています。だから、身体はとっても可動域が広く柔軟です。


nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | - 38. cancer ブログトップ