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#4116 靴選びと広報ねむろ11月号 Nov. 3, 2019 [つれづれなるままに…]

 いままで冬はSIRIOの登山靴を履いていたが、今年正月にソールが一部はがれてしまった。透明な接着剤で修理してみたが、乱暴な仕事だったので接着剤がはみ出して見てくれが悪い。
 それからずっと靴を探していたが、気に入ったものがなかった。釧路でも靴屋の前を通るたびに探してみたが、気に入ったものがなかった。
 東京都郊外南大沢のショッピングセンター街には2軒登山用品メーカ(モンベルとコロンビア)のアウトレットがある、そのほかにも靴を生産しているメーカ(アシックス等、リーガル)のアウトレットがあるが、気に入ったものがなかった。
 メガネ屋さんのついでに、聖蹟桜ヶ丘の京王デパート内のムラサキスポーツの店を覗いたらよさげなのが見つかった。KEENというメーカだ。27㎝のものを履いてみたが、右足がキツイ、いつも4Eの靴を履いているので、このメーカの木型があわないのだろう。履いた感じでは3Eクラスの幅だ。
 27.5㎝がないか訊いてみたらあるという。両方履いて歩いてみたら、やはり右脚がきついが27㎝よりはましだった。店内を歩いてみた。これなら少し履けば広がって何とかなりそうだ。軽くて歩きやすいのが取り柄だ。

 このサイトに写真が載っている。
*https://www.keenfootwear.com/ja-jp/p/M-ANCHORAGE-BOOT-III-WP.html?dwvar_M-ANCHORAGE-BOOT-III-WP_color=1017790&cgid=

 メーカの説明には次のようになっている。
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Anchorage Boot III WP (アンカレッジ ブーツ スリー ウォータープルーフ)は、サイドゴアデザインにKEENならではの保温機能をブレンド、デイリーユースのウィンター仕様 スリップオンブーツ.悪路にも対応できる仕様にソールをアップデート、都市部からフィールドまで、用途を選ばないデザインが人気の定番モデル.サイドゴアパネルにより脱ぎ履きが容易.
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 着脱はちっとも容易じゃなかった。皮が硬くて広げるのに力がいるから、これなら紐で絞める登山靴のほうがよほどらくだ。オイルを塗って履いているうちにやわらかくなるのではないか。 

 履いて2㎞歩いてみた。軽い、そしてクッション性があるから膝への負荷が小さいようだ。軽快に歩けた。SIRIOを履いて同じコースを歩いた。SIRIOはソールが硬い、そして厚いので、草叢はともかくアスファルトは歩きにくい。重いので散歩には運動量を増やすという点で利点がある。街歩きではデメリットにしかならない。

 ソールの溝は5㎜ほどSIRIOが深い、シリオは登山靴だ。KEENも登山靴メーカだと、検索して知った。この製品はトレッキングシューズだ、分類としては軽登山靴かな。
 KEENのほうは靴の上部が足首に当たって長く歩くと痛そうだが、もう登山やハイキングはしないから、長時間履いて歩くことはない。

<広報ねむろ11月号>
 登山靴用のオイル東京の家に置いてあったはずだが、根室の家にはない、アマゾンで探してみるかな。地域内経済循環を考えたが、根室には売っていそうもない。
 「広報ねむろ11月号」が今日届いた。「地域内経済循環を考える」というテーマの特集が載っている。本は伊沢書店があったときは、ほとんど伊沢書店から購入していた。伊沢書店が倒産してからは、リライアブルから購入している。洋書だけはamazonだ。リライアブルでは注文できない。
 地元企業、特に水産関係は経営改革して従業員の処遇を改善しないと、いずれ人材難でつぶれていく。根室にかつてあった根室最大の企業、日本合同罐詰は昭和50年代に倒産した。4工場で女工さん800人が働いていたが、昭和30年代後半には工場で働く女工さんを集められなくなっていた。カニや鮭罐詰が行き詰まりを見せ始め、新規事業の野菜罐詰生産事業(富良野工場)の失敗もあったが、基本は経営改革を怠り、従業員の処遇改善や福利厚生施設の充実にお金を使わなかったからだ。昭和30年代半ばには日本の標準的なレベルの工場労働者の処遇改善が行われ、日本合同罐詰の経営は次第に日本の標準からかけ離れたものになっていた。視野が狭いとそういう大局的な変化に気がつかない。根室の外から来る女工さんや男工さんが減少していったのである。根室の人口減少は、水産加工業の衰退が原因で、昭和30年代半ばから始まって、じわじわと広がっていった。あの時代を知っている水産関係者はもうとっくに現役を退いているのに、視野狭窄は「オール根室」に忠実に引き継がれ、再生産されているように見える。
 根室の主力産業である水産業界は人材不足に陥っている。地元企業が倒産していけば、経済の域内循環どころの話ではない。市役所も地元企業経営者もどういうわけか危機感が薄い。日本合同罐詰がどうして倒産したのか、根室最大の企業だったのにその研究史すら残されていない。あの企業の倒産劇には地元金融機関にも、出資していた水産関係者たちにも不都合な真実が隠されている。まだ、関係者には生きている人がいる、関係者が死なないと手がつけられない問題なのかもしれぬが、関係者が全員亡くなれば、なぜ日本合同罐詰がつぶれたのかについて研究が著しく困難になる。要するに関係者がみんなで蓋をしたのだ。だから、歴史は繰り返すことになる。
 これからそういうしがらみのない人たちが実権を握るよようになるから、きっと根室は変われるのだと思いたい。

 ところで「広報ねむろ」には8コマのショート漫画が4ページ載っている。落石組合の駒沢葵さんが描いたものだ。今風の少女漫画っぽい、よくできている。中学生の時は空知英秋『銀魂』の大フアンだった、いまでも愛読してるかな、一字のめずらしい名前だったのですぐに思い出した。話しながらよく笑う子だった。仲の良かったもう一人はどうしてるかな?
 


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#4111 枯れゆく秋のアジサイ Oct. 22, 2019 [つれづれなるままに…]

 極東の町根室に咲くアジサイは気温が5度に下がってもまだがんばっている。咲き始めたのは7月下旬だ。3か月、枯れたまままだ花弁が落ちない。立ち枯れているアジサイは盛りのときとは違った趣があっていいものだ。咲き始めたことはあんなにきれいだったと思い出して感慨にふけるのもいい。

10/22撮影 散り萎(しお)れたる…
極東の町のアジサイはなかなか散らない(笑)
SSCN3154.JPG

7/29撮影 まだ染まり切らぬ初々しいアジサイ
SSCN2954.JPG

8/11撮影 花は盛りに見るべきものかは…
  でも、盛りの花はうつくしいね。今を盛りと色まで活き活きしている。
SSCN2960.JPG
徒然草第137段
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 花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ、見るものかは。雨に対(むか)ひて月を恋ひ、垂れこめて春の行衛(ゆくへ)知らぬも、なほ、あはれに情(なさけ)深し。咲きぬべきほどの梢、散り萎(しを)れたる庭などこそ、見所多けれ。歌の詞書(ことばがき)にも、「花見にまかれりけるに、早く散り過ぎにければ」とも、「障(さは)る事ありてまからで」なども書けるは、「花を見て」と言へるに劣れる事かは。花の散り、月の傾(かたぶ)くを慕ふ習ひはさる事なれど、殊にかたくななる人ぞ、「この枝、かの枝散りにけり。今は見所なし」などは言ふめる。
 万
(よろづ)の事も、始め・終りこそをかしけれ。男女(をとこをんな)の情(なさけ)も、ひとへに逢ひ見るをば言ふものかは。逢はで止(や)みにし憂さを思ひ、あだなる契(ちぎ)りをかこち、長き夜(よ)を独り明(あか)し、遠き雲井を思ひやり、浅茅(あさぢ)が宿に昔を偲ぶこそ、色好むとは言はめ。望月の隈(くま)なきを千里(ちさと)の外(ほか)まで眺めたるよりも、暁近くなりて待ち出でたるが、いと心深う青みたるやうにて、深き山の杉の梢に見えたる、木(こ)の間(ま)の影、うちしぐれたる村雲隠れのほど、またなくあはれなり。椎柴(しひしば)白樫(しらかし)などの、濡れたるやうなる葉の上にきらめきたるこそ、身に沁(し)みて、心あらん友もがなと、都恋しう覚ゆれ。
 すべて、月・花をば、さのみ目にて見るものかは。春は家を立ち去らでも、月の夜
(よ)は閨(ねや)のうちながらも思へるこそ、いとたのもしうをかしけれ。よき人は、ひとへに好(す)けるさまにも見えず、興ずるさまも等閑(なほざり)なり。片田舎の人こそ、色こく、万(よろづ)はもて興ずれ。花の本(もと)には、ねぢより、立ち寄り、あからめもせずまもりて、酒飲み、連歌して、果(はて)は、大きなる枝、心なく折り取りぬ。泉には手足さし浸(ひた)して、雪には下(お)り立ちて跡つけなど、万(よろづ)の物、よそながら見ることなし。
 さやうの人の祭見しさま、いと珍らかなりき。「見事いと遲し。そのほどは桟敷
(さじき)不用なり」とて、奥なる屋(や)にて、酒飲み、物食ひ、囲碁、双六(すぐろく)など遊びて、桟敷には人を置きたれば、「渡り候ふ」と言ふ時に、おのおの肝(きも)(つぶ)るゝやうに争ひ走り上(のぼ)りて、落ちぬべきまで簾(すだれ)張り出でて、押し合ひつゝ、一事(ひとこと)も見洩(もら)さじとまぼりて、「とあり、かゝり」と物毎に言ひて、渡り過ぎぬれば、「また渡らんまで」と言ひて下(お)りぬ。たゞ、物をのみ見んとするなるべし。都の人のゆゝしげなるは、睡(ねぶ)りて、いとも見ず。若く末々(すゑずゑ)なるは、宮仕へに立ち居(ゐ)人の後(うしろ)に侍(さうら)ふは、様(さま)あしくもおよびかゝらず、わりなく見んとする人もなし。
 何となく葵
(あふひ)懸け渡してなまめかしきに、明けはなれぬほど、忍びて寄する車どものゆかしきを、それか、かれかなど思ひ寄すれば、牛飼(うしかひ)下部(しもべ)などの見知れるもあり。をかしくも、きらきらしくも、さまざまに行き交(か)ふ、見るもつれづれならず。暮るゝほどには、立て並べつる車ども、所なく並(な)みゐつる人も、いづかたへか行きつらん、程なく稀(まれ)に成りて、車どものらうがはしさも済(す)みぬれば、簾・畳も取り払ひ、目の前にさびしげになりゆくこそ、世の例(ためし)も思ひ知られて、あはれなれ。大路(おほち)見たるこそ、祭見たるにてはあれ。
 かの桟敷の前をこゝら行(ゆ)き交
(か)ふ人の、見知れるがあまたあるにて、知りぬ、世の人数(かず)もさのみは多からぬにこそ。この人皆失(う)せなん後(のち)、我が身死ぬべきに定まりたりとも、ほどなく待ちつけぬべし。大きなる器(うつはもの)に水を入れて、細き穴をあ明(あ)けたらんに、滴(したゞ)ること少(すくな)しといふとも、怠る間(ま)なく洩りゆかば、やがて尽きぬべし。都の中(うち)に多き人、死なざる日はあるべからず。一日(ひとひ)に一人・二人のみならんや。鳥部野(とりべの)舟岡(ふなをか)、さらぬ野山にも、送る数多かる日はあれど、送らぬ日はなし。されば、棺(ひつぎ)を鬻(ひさ)く者、作りてうち置くほどなし。若きにもよらず、強きにもよらず、思ひ懸けぬは死期(しご)なり。今日(けふ)まで遁(のが)れ来にけるは、ありがたき不思議なり。暫(しば)しも世をのどかには思ひなんや。継子立(ままこだて)といふものを双六(すぐろく)の石にて作りて、立て並べたるほどは、取られん事いづれの石とも知らねども、数へ当てて一つを取りぬれば、その外は遁(のが)れぬと見れど、またまた数ふれば、彼是(かれこれ)間抜(まぬ)き行くほどに、いづれも遁れざるに似たり。兵(つはもの)の、軍(いくさ)に出づるは、死に近きことを知りて、家をも忘れ、身をも忘る。世を背(そむ)ける草の庵(いほり)には、閑(しづ)かに水石(すゐせき)を翫
(もてあそ)びて、これを余所(よそ)に聞くと思へるは、いとはかなし。閑(しづ)かなる山の奥、無常の敵(かたき)(きほ)ひ来(きた)らざらんや。その、死に臨(のぞ)める事、軍(いくさ)の陣に進めるに同じ。
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#4076 蜘蛛:アカスジコマチグモ? Sep. 5, 2019 [つれづれなるままに…]

 車庫前を掃いていたら、蜘蛛の糸が一筋風に乗って流れて来た。箒でまきとり、塀を見たら禍々(まがまが)しい色をした10mmほどの蜘蛛が1匹とまっていた。
 カメラをもってきて写真を撮ろうとしたら、ピントが合わない。安いデジカメだから、10㎝ほどに近づくとピントが合わないのである。一眼レフカメラで28mmくらいのレンズが欲しい。
 写真を撮ってから、ネットで調べると、どうやらアカスジコマチグモのようだ。頭が下側、黄色いのは同体である。

SSCN3118.JPG




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#4050 昨日の高温でアジサイが咲いた July 29, 2019 [つれづれなるままに…]

  昨日今夏初めて気温が30度を超え、31.2度を記録した。2年前に鉢植えから庭の土に移したアジサイが1輪だけ花を咲かせた。蕾が数個あるので、これから楽しめそうだ。
 高幡不動尊(東京)の境内にはアジサイが全山に植えられている。一斉に咲き誇るのは6月初旬だったかな。ネットで検索してみたら、アジサイ祭りは6/1から7月初旬まで。根室は2か月遅れ、涼しくていい。

  根室の15時の気温 19.2度

SSCN2954.JPG

*高幡不動尊アジサイ祭り
https://iwalkedblog.com/?p=18509



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#4040 参議院議員選挙投票日 July 21, 2019 [つれづれなるままに…]

 根室の朝8時の気温17.2度、湿度93%、東南東の風4.0m/s。
 起きて髭をそり歯を磨いて顔を洗って投票に行ってきた。相変わらず湿度が高いが、ゆったりと歩いていると東南東の風が心地よい。ゆったりとと書いたが、脚の筋力の衰えがでているだけ、「急ぎ足」はムリ、普段歩かないとこういうことになる。散歩くらいしたほうがいいのだ。代わりに女房殿がやってくれている。

 投票所まで5分もかからない。靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて、選挙の葉書を受け付けの人へ渡す。小柄で美人だ。(笑) 選挙区選挙用紙に名前を記入し、比例区に受付へ。こちらは政党か個人名のどちらかを記入ということだ。両方書いたら無効票になるのだろうか?なるだろうな。どちらへ振り分けてらいいか判断に困る。投票用紙に「政党名か個人名のいづれかをお書きください、両方書いた場合は無効票となります」くらいの注意書きがあればうれしい。

 中に入ってから、でてくるまで、すれ違ったのは3人、年寄りばかりだ、投票率は今回も低いのだろう。結局、組織票がモノをいう選挙になる。「支持政党なし」が第一党なのにである。また今回もつまらない選挙になりそうだ。
 受付と立会人と思しきは9人であった。

 お二人、半袖を見た。根室はこれくらいの気温で半袖を着ないと、着る時がない。日本一涼しい道東の参議院選挙風景。(笑)

<光洋中学校体育祭>
 今日はお向かいの中学校が体育祭(運動会)だ。始まってから30分くらいで小雨になったが、元気にやっている。びしょ濡れの体育祭も、達成感は大きくなるから、いい思い出になる。56年前、あのグラウンドで俺たちも体育祭を愉しんでいた。グラウンドに生徒全員は収容できないから、片側の空き地を控えに使った。3学年で1500名いた。いま195人*だ。56年後に何人の生徒がいるのだろう?

 追記:午前中に雨は上がりました。

*光洋中学校生徒数
https://www.gaccom.jp/schools-38714/students.html



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#3958 タイヤ交換:気温2度 Apr. 10, 2019 [つれづれなるままに…]

 数年に一度だが、この極東の町では五月の連休に大雪の降ることがあるから、4月10日にタイヤ交換なんていままでやったことがなかった。例年だと冬タイヤから夏タイヤへ交換は4月下旬にやっている。みんなが4月下旬あるいはゴールデンウィーク明けに集中するから、タイヤ交換でまたされることになるのはモノの道理だ。

 連休はカレンダー通りで仕事するから遠出の予定はないし、雪が降ったら車の運転をしなけりゃいいのだから、今日、GSでタイヤ交換をしてもらった。

 11時頃行くと、給油したあと15分もたたぬうちに作業が終わった。ワォー、速い!
 感謝…m(_ _)m
 


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#3937 弊ブログが日本ブログ村「経済学」でNo.1 Feb.25, 2019 [つれづれなるままに…]

 弊ブログは日本ブログ村、カテゴリー「経済学」にエントリーしていますが、このカテゴリーでは初めてNo.1になりました。「経済学」は読者が少ないのでこういうことも起きるのでしょう。でもうれしい、地域ブログではなくて全国区でのNo.1ですから。普段は3位が定位置です。
 バナーをポチしてくれた読者のみなさんに感謝申し上げます。



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 ちなみに、ソネットブログの「blog」カテゴリーでは20-30位が定位置です。参加ブログ数は12126です。偏差値換算すると78くらいでしょうね。
 ソネット全体では500位の辺りをうろうろしています。参加ブログ総数の表示があればもっといいのに。

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#3933 所得税申告、納付 Feb.18,2019 [つれづれなるままに…]

 朝9時前に根室税務署へ行ってきた。相談室のほうは満席だったが、申告書提出・所得税納付窓口は二つともだれもいない。前に立つと気がついた職員が来た。提出書類を調べてから、「青色申告決算書はお持ちでないのですか?」と訊く。EXCELで作成したシートが挟んであるので、「その中にありますよ」と告げた。税務署所定の用紙を出してきてこれでないといけないようなことを言う。毎年受け取ってもらっているというと、「そうですか」とようやく受け取ってくれた。「(決算書で)わからないところがあれば電話します」と言われた。
 確定決算書に決まった様式なぞない、正規の簿記の原則に従って作成された決算書というのが青色申告確定決算書の要件である。田舎の税務署で、上場企業で経理部門の管理職経験のある老人が個人事業の決算書類を出すなんてことはなかろうから、EXCELでつくられた簡素な決算書を見て、作成は大丈夫かと不審に思ったのだろう。

 すべては根室高校生徒会会計から始まった。帳簿をつけて決算書類を作る。予算編成も2年生の時から3年生の部長と副部長を生徒会室へ順に読んで折衝して生徒会全体の予算を決めていた。上場企業の経理部門ではそれが大掛かりになるだけのこと。1年上の商業科のF先輩が副会長をしていて、普通科のH谷副会長と二人そろって応援演説をやるから、次の会長はお前がやれと命令された。否やはないので、生徒会顧問に生徒会会長に立候補する旨告げたら、数日後に校長がノーだという。生徒会会計をやっているからダメという変な理屈だった。生徒会顧問の先生は困った顔、板挟みである。丸坊主の校則改正をしていたし、共産党青年組織のメンバーとも総番長とも仲が良かったので校長からも公安からも危険人物視されていた。妙な立ち位置だったが成績が群を抜いてよかったので、味方をする先生もすくなくなかった。やれば大ごとになるが自分の意志は通る。でも、生徒会顧問の先生の表情を見てやめた、気の毒だった。「説得もできないのか」と校長に叱られる。屁理屈で説得できる相手でないことは生徒会顧問自身がよくわかっていた。三人の顧問がいたはずだが、どなたに言われたか記憶にない。郷土史研究会のY田先生もそのお一人だったが彼ではない。校長のかばん持ちだったK林先生は生徒会顧問ではなかっただろう。その先生が言いに来ていたら、潰しただろう。
 二人の副会長には事情を話して会長候補から降りることを了解してもらい、代わりにH勢を副会長にしたいので応援演説してくれと頼んだ。H勢は昆布漁師の息子で、夏から秋にかけては家業を手伝いながら勉強していた。人物も穏やか、能力も高かったから、ひのき舞台に押し出してどう変貌するか見たかった。
 生徒会長職にこだわりはなかった、校則改正の一件で生徒会会計でも生徒会を自由に動かせることを知ったからだろう。当時の生徒会会計は指名制だった。現職が後任を指名できた。同期の生徒会役員の中では一番古い、2年半やらしてもらった。もちろん最後の1年間は実務をやるのは指名した後輩である。生徒会会長候補を降りたので、生徒会会長は友人のH作になった。オサムはいまでも友人、好い奴だ。経緯を知らなかったから、なんで生徒会が会計を中心に動くのか理解できなかっただろう。実際には生徒会長の上に会計が君臨していた。しかたがなかった。男子丸刈り坊主頭の校則改正は会長と副会長の三人の先輩たちが私の提案を認め、言い出しっぺのお前がやれということで仕事を任せてくれた。保護者へのアンケートから全校集会まで校則改正の仕事をデザインしてやり遂げた。修学旅行の3か月前に予定通りに改正案を通し、長髪にして東京・京都を闊歩した。改選前からの役員たちがわたしのリーダシップを認めていたから、何か事があると生徒会はわたしの意思で動かせた。あの時代は大きな問題がいくつも起きた、そういう時代だった。2年後に荒れ狂う大学紛争の序盤戦を闘っていたようなもの。

 H勢は優秀な男だったが簿記は3年間わたしの後塵を拝していた。1年生の時に同じクラスだった。全科目合計点でも一度も負けなし。2番手でもどれくらい有能かというと、短大卒業の20歳で税理士試験に合格して、それ以来東京有楽町でずっと税理士事務所をやっている。優秀な奴が友人として同じクラスにいたのは幸いだった。
 F先輩は、もう10年前に室蘭税務署長を最後に退職して岩見沢で税理士をやっている。優秀な先輩だったから、高卒で税務署長になれた。税務署から推薦されたのか東京の税務大学校へ通ってたことがあった。先輩二人からは弟を意味する「オンチャ」と呼ばれていた。50歳くらいになってからFさんが東京へ遊びに来たことがある。何年たっても呼び方は「オンチャ」である。生徒会会計の先輩だったN野さんも来て、F先輩が根室から届いたばかりの秋刀魚を捌いて刺身にしてくれて一緒に食べた。50歳くらいで副所長になると、国税庁からキャリアが2年くらいの期間税務署長で赴任してくる。50歳の副所長は顎でこき使われる、そういう世界だ。ちょっとの間我慢してなくてはならない。なかなかたいへんな仕事だと思った。
 F先輩は50代後半に腎臓病を患い、いまも週に2回人工透析をしている。奥様の介護もしていると年賀状にあった。老老介護が周りに増えている。
 同級生にも癌仲間が増えている。同期の友人の一人は数年前に手術したメラノーマが肺転移して、内視鏡で手術、いまオプジーボで治療中だ。来週には北大病院から退院してくる。もうひとり仲のよい同級生が、慢性骨髄性白血病だと新年会で告白、発症はしていないが、5年以内には発症する可能性があると主治医に告げられている。抗がん剤治療は辛い。なんだか、湿っぽい話になったので、これくらいにしておこう。

 申告書提出と同時に所得税も納付した。2万円でお釣りがきた、食べるもの以外にはほとんど買うものがない老人には十分な所得だが、根室の学習塾は若い人が担うビジネスとしてはもう成り立たない。進研模試数学で偏差値50を超える生徒が学年に3人しかいないのでは、ニーズがない。
 都会から高学歴の根室人が戻ってきて年金収入で10年くらい学習塾をやってもらいたい。難関大学志望の高校生に数学と英語両科目の指導ができる人が必要だ。ふるさとの子どもたちを育てて、恩返ししてもいいではないか。欲の塊の「ふるさと納税」よりはほっぽどスマートだ。



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#3927 所得税確定申告書作成完了 Feb. 10, 2019 [つれづれなるままに…]

 3時にすべての作業が終わった。

 ①証憑台紙に領収書貼り付け
⇒②EXCELで決算書作成
⇒③e-taxで所得税申告書作成
⇒④申告書類プリント
⇒⑤数値の最終チェックと提出書類がそろっていることを確認

 証憑台紙はA4のコピー用紙を使い、月別・日付順にナンバーを付して貼り付ける。この作業は正月を過ぎてから暇を見つけて女房殿がやってくれているから、わたしの作業は②~⑤を担当。
 まず証憑台紙を見ながら、EXCELの経費帳シートに入力していく。経費帳は行が日付順になっており、列が10個程度の勘定科目に分けられている。一番右側が行単位での集計欄である。下へ降りていくと合計転記の自動集計欄があり、その次にその列の合計欄がある。行の合計と列の合計を別々に行い、差が自動表示されている。集計に異常がなければ、差分の表示は「0」である。
 電話料金などの定期支払項目は証憑台紙を分けてそれ専用のものに貼り付ける。定期支払でない経費と混ぜないほうが管理がしやすい。そして抜けている月があれば12か月分の行に空欄ができるから見てすぐにわかる。手入力項目がすめば、損益計算書データをもとにして貸借対照表を作成するための自動仕訳が各シートの間でなされる。現金の支出の伴わない経費、たとえば減価償却費などの調整と、貸借対照表勘定のみの仕訳、たとえば、パソコン購入(借り方:器具備品、貸方現金)は手入力して補う。

 そういうわけで、経費帳の入力から②の決算書作成までの作業に1日、③の申告書作成に1時間ほどで作業が完了する。④と⑤は30分。

 EXCELでは月別売上帳、経費表、定期支払経費表、固定資産台帳、損益計算書、貸借対照表、合計残高試算表、医療費明細表などを作成している。集計項目は昨年のファイルをそのまま使えば自動的に集計されるが、ときどき集計項目までデリートしてしまうので、来年用のファイルを作成(コピーでいい)には色分けすることにした。集計項目やほかのシートから自動入力部分は薄いグリーンで網掛けしておけば間違えて計算式まで消去してしまわずに済むだろう。自動合計仕訳で試算表を作成して、B/Sの各項目へ数値が入るようになっている。
 毎年、作業が終わればそのままだったが、今年は、色分け作業をやって来年分をやりやすくしておくつもりだ。だからこれから作業続行。

 …20分かかりました、準備が整ったので来年はもっと楽にやれそうです。

 16日が土曜日だから、今年は2月18日から確定申告の受け付け開始です。



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#3893 元旦の朝 Jan.1, 2019 [つれづれなるままに…]

 あけましておめでとうございます... m(_ _)m

 根室は穏やかな朝でした。午前7時の気温はマイナス3.5度74、南西の風3.9m/s、ほんのり暖かく感じる元旦です。
 太平洋の水平線に初日が昇りました。めずらしく風のない元旦、納沙布岬で初日をまつ観光客も寒い思いをしないですんだでしょう。

 穏やかな一年でありますように、そして皆様も健(すこ)やかに過ごされますようにお祈り申し上げます。

(昨年の元旦の朝から尿管結石で激痛がはじまってました)

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