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#5181 厚岸産の秋刀魚:生活クラブ Mar. 9, 2024 [86.1 食]

3/9 今夜のおかずは厚岸産の秋刀魚
生活クラブで、厚岸産の秋刀魚があったので、今夜の食卓に上った。
冷凍技術がよくなったのと、180gの脂ののった秋刀魚が皆無になったので、脂焼けしにくいので、美味しくいただけます。
120~130gの秋刀魚でした。産地のみなさんありがとう。

タジン鍋を久しぶりで使いました。近所のお肉屋さんで買ってきた鶏肉と野菜を敷き詰めて火を入れると、野菜の水気が出てきて美味しいスープに化けます。このお肉屋さんの鶏肉はとってもおいしい。肉屋さんがなくなりましたね。お米屋さんも。
みんなスーパーで手に入ります。
便利だけど、個人商店も利用して応援したい。

<余談-1:コマイに舌鼓を打つ>
 生活クラブにはときどき軽く干した氷下魚(コマイ)が載っているので、取り寄せて食べてます。懐かしいふるさとの味がします。生活クラブさん、ありがとう。


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#5126 花咲ガニの鉄砲汁 Dec. 9, 2023 [86.1 食]

 昨夜は花咲ガニの鉄砲汁を食べました。産地は根室ではなくて厚岸です。
 生活クラブでの取り寄せ。生活クラブは漁連と提携しているようで、冷凍ものの花咲ガニが載っていました。生をそのまま冷凍したものですから、鉄砲汁にぴったりです。
 ところがあまり出汁が出ていないので、どこか物足りない気がしました。花咲ガニは脂が強いので味が濃いのです。
 今朝、残った鉄砲汁を食べたら、こってりと濃い味が出ていました、これ、これです。一晩おかないと蟹に殻から出汁が出ないようです。

 先週はコマイの干したもの、一夜干しではなくて、2日くらい干したものです。ちょうどいい具合でした。
 中学生の頃はコマイ釣りによく出かけました。家から歩いて7分くらいで本町の岸壁に着きます。釣り糸を垂れるとチカとコマイが入れ食いです。当時は魚影が濃くて、下手な私でさえ100尾くらいなら1~2時間でした。だから、チカやコマイは買って食べたことがありませんでしたね。地元で獲れるタダの魚、それも飛び切り新鮮な魚でした。チカを天麩羅にするときには、粉をつけても跳ねています。揚げ油に入れると、ジューと音がして、体をくねらせるので、ほとんどが曲がってしまいます。割れた身からほのかに湯気が立ちます、おいしかった。

 思い出しながら、干しコマイをいただきました。数日天日で干すと、カチンカチンになりますが、これは酒の肴に最高です。肴がコマイなら、北の勝「大海」が特別に旨い。辛口の「大海」は北の勝では一番安いお酒なのですが、コマイにはこれがぴったりです。地元の魚には地元の酒が似合います。

 北の勝のお酒のお求めは、こちらへどうぞ!
*酒泉館



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#5115 極東の町から秋刀魚がまた届いた Nov. 15, 2023  [86.1 食]

 今日のお昼頃、極東の町から新鮮な秋刀魚が届きました。いくつになってもメンコイ妹からです。

 家の前にちょくちょく来る黒い野良猫を、飼いネコにしました。そのまえに「トラ」と名付けた三毛だったかな、これは姪っ子が車でわたしのところへ来た時に、野良猫がいて、帰るときにドアを開けたらひょいっと車に飛び乗ったのです。それ以来17年目かな、この猫ももう老衰して痩せてきました。クロちゃんは脳障害が出て、2年間スポイトで薬を飲ませていました。数日前に膝の上にのったままやすらかに硬くなっていったそうです。トラちゃんの方もそう長くはなさそうです。人懐っこい猫で、たまに行くと足にまとわりついてイスに飛び乗ってきて、座っている横にきて、ゴロゴロ喉を鳴らします。まだ、おしっこやウンチはちゃんと猫用トイレでしているそうです。それができなくなれば、そう遠くないうちに逝ってしまいます。
 小学生の頃、わが家は誕生日には好きなことをしていいことになっていました。ある時、「近所の野良猫集めて家でご飯食べさせたい」と言いました。小汚い猫を洗ってあげます、もちろん猫は水を嫌がります。十匹近い野良猫がリビングをうろつき、乾くと毛が飛ぶのでオヤジは嫌がってその日はリビングに寄り付きませんでしたね。(笑) 飼っている猫のお産の手伝いも明け方まで手伝うそんな小学生でした。猫好きですね。私は犬好きで、3度飼いました。物置小屋で犬と一緒に寝たこともありました。
 送ってくれた秋刀魚のお陰で、懐かしいことを思い出しました。わたしが子犬を抱っこして、妹がその犬の尻尾をぎゅっとつかんでいる写真がありました。いくつになっても妹は妹。あはは!

 中西水産から発送されていました。秋刀魚もやっているんだ。
 道東の秋刀魚は去年も11月に脂ののった少し大きめのものが水揚げされてました。夏の水温が例年よりも5度も高かったので、鮭は不漁です。秋刀魚もいつもは9月10月がシーズンですが、そのころは1000㎞も離れたところに漁場があり、運んでくるだけで鮮度が落ちてしまいます。
 漁場が近くないと、鮮度のいい秋刀魚は花咲港に陸揚げされません。11月になってから水温が下がり道東沖の近いところに秋刀魚が集まりだすようです。でも量はそんなに多くありません。半月ぐらいですぐに獲れなくなるのでしょう。

 すっかり貴重品となってしまった脂の乗った新鮮な秋刀魚、さっそく焼いて食べましたが、オーブンの受け皿には薄茶色の半透明の脂が5mmほども溜まっていました。秋刀魚はやはり脂ののったものが美味しい。

<余談:ヒレカツ>
 胃のないわたしはほとんど外食できませんので、女房殿は月に2度ほどヒレカツを作ってくれます。今日はヒレカツを揚げる準備万端整ったところへ秋刀魚が届いたので、夜は秋刀魚とヒレカツという豪華版でした。たまにはこういうことがあるとうれしい。でも胃がないので、ヒレカツ2枚と秋刀魚1尾を2回に分けて夕食で食べました。一気には無理で、食べてから1時間してから、また食べました。胃がないから、腸へ直行して消化が始まるので、おなかのすくのも速いのです。
 明日は朝から、残ったカツでカツ丼です。


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#5100 根室の秋刀魚:150g超の大物あり Nov. 2, 2023 [86.1 食]

 古里の友人から秋刀魚が届いた。発泡スチロールに入った氷はほとんど溶けていない。一番大きいものを焼いてお昼ご飯に頂いた。
 根室に居てもこんな大きなものは滅多に手に入らない。58年来の友人で、地元の漁業協同組合に定年まで勤めて退職。漁協が忙しい時に頼まれて手伝いに行っているようだ。

 去年も10月下旬から11月初旬にかけて羅臼沖で大型の秋刀魚が獲れたが、1週間くらいの短期間だった。昔は秋刀魚は10月中旬くらいまでが漁期だったが、海水温が高いので11月頃になってから太平洋沿岸に近づいてくる。漁場が近いので、すぐに水揚げできるから鮮度がいいのと、海水温が下がって餌の多い海域を通って来るから秋刀魚はは太る、脂がのる。

 今年は生活クラブで厚岸産の秋刀魚を扱っていたので食べた。130gの脂ののったいい秋刀魚だった。11月にまた食べられるとは思っていなかった。昨年も11月下旬に送ってくれた、どうもありがとう。
 魚はあまり好きではないはずの孫が「おししい!」と夢中で食べていた。ふだん食べている魚とはモノが違う(笑)

<余談:餌いらずの秋刀魚漁>
 秋刀魚船は船の右舷と左舷にたくさんの集魚灯をぶら下げています。網を設置して置いて、右舷の集魚灯を点け、そしてそれを消すと同時に左舷に張り出した集魚灯を点灯します。すると秋刀魚は右舷側から左舷側へ動きます。それを一網打尽にするのです。シャケをとる船にそんな集魚灯の設備はありませんから、秋刀魚漁は秋刀魚船だけがやれます。餌いらないのです。


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#5092 厚岸の秋刀魚120g/尾 Oct. 24, 2023 [86.1 食]

 生活クラブでまた厚岸の秋刀魚が載っていたので購入した。3尾で800円ほど、2パックで6尾。
 獲れたて秋刀魚をすぐに冷凍したものだから鮮度はよい。漁場が近いのだろう。漁場が遠ければ、鮮度は悪くなる。
 焼くと脂がオーブンに5mmほどの厚さで残る。これぐらい脂がなけりゃおいしくない。少し焦がした秋刀魚に、真っ白い大根おろしと醤油が似合う。秋刀魚水揚げ日本一、古里の極東の町が懐かしい。

 北海道漁連が厚岸で冷凍加工しているようだ。
 東京でこれだけの鮮度の冷凍秋刀魚が食べられたら大満足です。

 15年ほど前までは丸々と太った180g/尾が普通だった。庭で炭火で焼くと脂に火がついた。
 いまは120gで満足。
 極東の町で育った子どもたちだってもう180g/尾の秋刀魚なんて食べたことも、見たことすらもないでしょう。
 水産資源保護は大切です。

*#5072に130g/尾の秋刀魚をグリルで焼いたときのオーブンに残った脂の写真が載っています。


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#5072 旬の秋刀魚と栗ご飯そしてお酒は北の勝大吟醸酒 Sep. 26, 2023 [86.1 食]

 昨夕、近所から生栗をいただいた。だから、今夜は栗ご飯、たくさん栗が入っていてとってもおいしい。

 火曜日は生活クラブの配送日です。厚岸産の秋刀魚がカタログに載っていたので注文したら今日届きました。「大黒秋刀魚」かな?
 刺身にできる鮮度の良いものでした。2尾で732円、こんなに高い秋刀魚は古里の極東の町では買ったことがありません。(笑)
 大きいので秤に載せたら140g/尾でした。脂も乗っていて焼くと煙がたつので窓を開けて台所の換気扇を回してました。根室でもここ数年は120g前後のものが多くて、脂ッけがない秋刀魚ばかり、まさか東京でこんなにおいしい秋刀魚が食べれるなんて思っていませんでした。焼き終わった後のオーブンの受け皿には、少し茶色を帯びた透明な脂が広がっていました。

DSCN7454s.jpg


 冷蔵庫に保管してある北の勝大吟醸を飲みながら晩御飯をゆっくり食べました。秋刀魚には根室の地酒の北の勝が合う。

 栗ご飯にメインデッシュが焼いた秋刀魚、油で素揚げした茄子の味噌炒めそして豚汁、お酒は日本最東端の造り酒屋「北の勝」の大吟醸。満足!


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#5069 サボテンの季節限定「旨味メンチカツ」 Sep. 24, 2023 [86.1 食]

 昨日、駅デパートの食品売り場によったら、サボテンの「季節限定メンチカツ」が売っていたので買ってみた。339円で1割ほど普通のメンチカツよりもお高い。
 食べてみたら、使っているのは豚肉を5mm角に包丁でカットしたもの、それがコロコロ入っていて、歯ごたえがあって楽しい。胃のないわたしは、これ1個で十分、他にも数種類かのおかずがあるので十分な量です、1/3ほど残してしまったので、今朝食べました。幸せ!
 39年前に西新宿NSビル30階の洋食レストランの昼定食のメンチカツは絶品だった。牛肉の切り落としを挽いたものだから、箸を入れると肉汁があふれ出てきました。牛肉のメンチカツではあれが最高、数量限定でした。

 「しょく」と打つと「食・職・色」の順番で出てきました。どれも幸せに関係がありますね。

 少ない量をよく噛んで味わって食べるのが普通になりました。術後17年が過ぎて18年目に入っています。


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#4909 秋刀魚の食べ納め&阪神淡路大震災から28年目 Jan. 17, 2023 [86.1 食]

 秋刀魚という魚には胃がないので、いきなり腸管へ入って消化が始まるらしい。スキルス胃癌で胃の全摘手術をした私に消化管の構成がすこし似ているので親近感がわく。小学生の時分にはこの魚が大好きで、毎日食べても食べ飽きなかった。当時の秋刀魚の魚体は180-200gだっただろう。
 中国の大型船が北太平洋公海上に停泊して秋刀魚を獲り始めてから、日本の秋刀魚船の漁獲量が激減するとともに、魚体がどんどん小型化していった。昨年は、根室市内で買える秋刀魚の大きさは110g以下が普通だった。10年前には「ジャミ秋刀魚」といって、売り物にならず、鮮魚店ではタダで持って行っていいと、大型の秋刀魚を選別した後のジャミ秋刀魚を「処分」していた。
 昨年の11月、もう秋刀魚の時期は終わりになったということ、羅臼沖で数日秋刀魚が獲れた。羅臼沖はプランクトンがたくさんあり、この海域に入ると豊富な餌を食べて秋刀魚は太る。暮にいただいた魚の中に秋刀魚が入っていたが、この時期に獲れたものだ。130gはありそう。
 今朝、女房殿が、「おかずがないので秋刀魚を焼きました」と出してくれた。丸く太った胴体、東京では手に入ることはないだろうなと思いつつ、大根おろしで食べた。

 胃がないので、日に5回食事している。一人前の量のおかずだと2回に分けて食べることになるから、朝は昨晩の食べ残しと卵納豆ご飯で十分。水分補給が大事なので、必ず味噌汁をつくってくれる。
 食事の支度はなかなかたいへんだろうと思う。だから、せめて食糧の買い物は一緒に行って、リュックに入れて背負うことにしている。

<余談:災害と備え>
 今朝、FBをみたら、別海町の建築会社の経営者が、プロパン・ガスストーブの写真をアップしていた。オール電化では月の電力量が10万円もかかるので、複数のエネルギー源を使う家庭が増えているそうだ。3年ほど前に、地震で3日間電力供給がストップしたが、電気を必要としないガスストーブがあれば、災害時に何とかなる。ガス台から延長コードでガスストーブをつけてもいい。プロパンは50kgボンベ2本が標準装備だから、冬に巨大地震が起きても、2週間ほどは何とかなる。
 東京へ戻ってきて、狭くなったので、電気の要らないガスストーブと石油ストーブのアラジンを棄てた。灯油は使っていないから備蓄はないし、ガスストーブも関東大震災並みの地震があれば、都市ガスもとまってしまうからアウトだ。考えてみたら、東京は災害にとっても脆弱なことがわかる。国も東京都もわたしたちも、こういうことへはほとんど備えがない。東京オリンピックに浮かれて、そうした災害への用意を怠り続けたのはわたしたち自身だ。イソップのアリとキリギリスの寓話を思い出した。東京オリンピックにトチ狂った石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一、小池百合子を選んだのは、わたしたち東京都民だった。人を見る眼がなかったのだろう。通勤電車の混雑緩和のために地下鉄を2階建てにするなんて公約をしたのは小池百合子だった。あれはジョークではなかった、ご本人は本気でやれると思っていたのだろう。2期目に入って少しは成長したのだろうか?

 話題に出した、別海町のTさんは、建築会社のほかに「アラジン」というラーメン店も経営している。ここ数年は、災害対策用の住宅としてコンテナハウスを提唱、開発して販売している。その延長で、コンテナハウスのサウナも開発・販売し話題を振りまいている。面白い経営者である。

 こんなことを書いてアップしてから、お昼のテレビを見たら、6400人の犠牲者を出した阪神・淡路大震災から28年目の節目の日が今日であることを知った。28年たって、あの教訓から学んでいないことに愕然とした思いがする。原発も耐用年数を20年延長して再稼働だなんて岸田総理は言っている。事故後に、耐用年数が過ぎた原子炉から順次廃炉にしていくと言ったはずなのに、いつのまにか大原則が碌な議論もないままに変更されている。日本列島は世界中で最も地震と火山の多い場所に位置している。4枚の大陸プレートがせめぎ合っている場所に乗っているのが日本列島、だから、原子力発電所にも再処理工場にも核燃料廃棄場所にも安全な場所などないのにである。現在の繁栄と利便さのために、数十年後、数百年後に日本列島に住むわたしたちの子孫に甚大な被害を及ぼすことになる。何が何でもとめなきゃならない。当代の不始末は当代でケリをつけるべきだ。
 そのための電力料金値上げなら受け入れよう。



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#4908 おはぎ24個 Jan. 14, 2023 [86.1 食]

 わたしはおはぎが大好きだ、とくにできたては温かくてやわらかでいい。「半殺し」にしたお米と餡子(あんこ)が口の中でハーモニーを奏でる。
 昨日、北海道産の小豆を、お菓子屋さんの餡子のレシピに従って丁寧に灰汁取りを繰り返して造っていた。そして今日、お米を炊いておはぎができた。もちろん女房殿の「作品」である。
 もち米3:うるち米1の割合で4合炊いた。炊飯器が小さくてそれ以上処理できないからである。「半殺しのお米50g:餡子75g」の割合でご飯に餡子をまぶしていくが、売っているおはぎの2倍くらいの大きさだろうか。そのようにして24個でき、餡子が拳大(こぶしだい)ほど余った。これは伊那産のよく延びるお餅につけて食べる。お汁粉がいいかもしれない。
 11時過ぎたら、「おはぎ一家」が親子で来た。3個食べて残りを嬉しそうに持って帰った。女房殿とわたしが食べる分は6個である。みんなおはぎが大好きだ。

 食材を選んで、手間暇を惜しまなけりゃ、そこそこ美味しいものができあがり、食べるみんなが幸せなひと時を愉しめる。餡子文化の日本に生まれてよかった。今日も女房殿に感謝だな。

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<うるち米とモチ米の違い>

うるち米ともち米の違いはお米の成分にあります。お米にはデンプンが含まれていますが、デンプンには「アミロペクチン」と「アミロース」の2つが存在しています。アミロペクチンは水に溶けないデンプンですが、一方のアミロースは水に溶けやすいデンプンです。うるち米のデンプン比率はアミロペクチン:アミロース=8:2なのに対して、もち米はそのほとんどがアミロペクチンで構成されています。

アミロペクチンが多いほどもちもちとした食感となり、餅のような粘りが出るのが特徴です。そのため、もち米はうるち米よりも粘り気があり、うるち米のほうがふっくらと炊き上がります。うるち米の生産者はこれらのデンプンの含有量を考慮して、食感の異なるお米を栽培し生み出しているのです。中には、アミロースの含有量を調整して栽培された「低アミロース米」や「高アミロース米」などの品種も流通しています。

また、うるち米は色が半透明なのに対して、もち米は真っ白で不透明なのも違いです。お米の形状も、うるち米に比べてもち米は丸みを帯びています。
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(引用元の全文をご覧になりたい方は、青太字をクリックしてください)


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#4897 今年一番脂ののった秋刀魚と原子力発電 Dec. 24, 2022 [86.1 食]

 昨日(12/23)根室の海産物をいただいた。その中に秋刀魚が5尾入っていた。その大きさに驚き、秤に載せたら130gあった。脂がうっすらとのったいい秋刀魚だ。そんな大きなものは根室の鮮魚店ではついぞ見たことがなかったので、聞いたら、11月に羅臼沖で獲れたもの。秋刀魚が沿岸によってきて、豊富な餌をたらふく食べて太ったのだろう。漁場が近いので獲れたその日に冷凍できるから、冷凍ものでも鮮度が違う、とっても美味しい。北の勝「搾りたて」でじっくり時間をかけていただいた。
 懐かしい古里のアジに痺(しび)れた。旧友とその奥さんに感謝、どうもありがとう。

<余談:海水温め装置の原子力発電と秋刀魚の漁場の移動について>
 秋刀魚の群れが道東沿岸に近づかないのは、沿岸の海水温が高いからではないか。海水温が低い北太平洋でさ迷っていても餌が少ないから太れない。やせ細った100g前後の秋刀魚が主流になってしまった。10年前なら「ジャミ秋刀魚」で商品にはならない。2002年に古里に戻ったときには、主流の秋刀魚は180gあり、分厚く脂がのっており、焼くと脂がしたたり落ちて、煙りがもうもうと上がった。気を付けないと滴り落ちる脂に火がついてしまう。そんな秋刀魚はとっくに幻になった。

 ではなぜ道東沿岸の海水温が高くなったのだろう?
 原発は「海水温め装置」だと喝破したのは小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教)だが、原発の産み出すエネルギーの2/3は海水を温めているだけと述べている。福島県の2箇所、岩手県の原発、そして一番放出エネルギーの大きいのは六ヶ所村の再処理工場だろう。
 太平洋岸にあるこれらの原発や再処理工場から大量の温水が絶え間なく放出されて、太平洋岸の表層海水温が上がってしまっているのではないだろうか?秋刀魚の漁場は日本沿岸からじわじわ離れて、ついに滅多にもどってこないように変わってしまっった。餌の豊富な道東沿岸に近づかないと太れないのである。
 海水温が下がった11月半ば過ぎに羅臼沖へ秋刀魚の群れが豊富な餌を求めて移動してくるとしたら、来年も11月に羅臼沖で秋刀魚が大量になる可能性がある。脂ののった秋刀魚の旬は11月ということになるのかな。


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