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#5174 鼻腔洗浄器「ネティポット」:花粉や風邪対策 Feb.28, 2024 [36. 健康]

 わたしは気管支が弱い。
 風邪をひくときには、まず鼻腔が炎症を起こし、次いで喉がいがらっぽくなり、気管支へと炎症が広がり、咳が止まらなくなる。こうなると慢性気管支炎の症状が起きてしまっている。夜布団の中に入ると体が温まって来るから、咳が止まらない。咳が出続けるから、1時間以上寝付けないということになる。

 だから、鼻腔の炎症を感じたら、シリンジにお茶を吸い込み鼻腔を洗浄する。
 百均ショップに12mL用のシリンジが売っているので、それで十分です。

 元々は1979年ころから、水で鼻の洗浄をしていました。ヨガの本を読んで、鼻炎を予防するために始めました。顔を傾けて片方ずつ鼻に水を通します。急須を使っていました。
 スキルス胃癌で胃の全摘、胆嚢切除、浸潤していた胃の周辺のリンパ節切除、浸潤していた横行結腸の一部切除をした後、免疫が低下したので、主治医の岡田先生にお願いして、鼻腔洗浄用にシリンジを3本分けてもらいました。お茶で洗浄すると殺菌作用があるので便利です。薬と違って副作用の心配はいりません。
 先ほどamazonを検索したら、ヨガの鼻腔洗浄用ポットがありました。ネティポットというようです。1160円で国産品がありました。これは使い方にちょっとコツがありますから、ヨガをやる気のない人にはお茶を使ってシリンジでの鼻腔洗浄をおススメします。
 もちろん、人間の身体は個人差が大きいし、効き目も人によってばらつきがありますから、同じ結果が出るとは限りません。
 空気が乾燥して、鼻腔がピリピリしたら、シリンジにお茶を入れて洗浄!
 やった後は気持ちが好いのです。

 あ、あるとき生徒たちに質問しました。
「急須を使って家でお茶を飲んでいる人?」
 急須なんてない、お茶のみたけりゃペットボトルのものを買ってくるって言ってました。現在の中高生の家庭はお茶を飲む習慣がほとんどなくなってしまったようです。

 毎年5月頃に、新茶の予約をしています。10本ほど予約購入、冷蔵庫へ保管。足りないのでその都度買い足します。朝は煎茶、午後はほうじ茶を飲んでいます。胃がないので水分補給がむずかしいのですが、出がらしのお茶が水分補給には便利です。色が出ていりゃ、味がほとんどしない出がらしでも、気分は上々です。

<余談:シリンジを使い始めたキッカケ>
 1986年にSRL本社から八王子ラボへの異動辞令がでて、ラボで機器購入担当を2年半ほどしてました。本社経理部で予算編成と予算管理の責任者をしていて、傍らで経営統合システム開発をしていたのですが、1年足らずでわたしの担当分の開発(財務会計システムと支払い管理システム、投資・固定資産管理システムが終り、予算管理の方で費用の大きいものからコストカットを提案、検査試薬と複写費をターゲットにしました。複写費は1984年の入社当時で、1億2千万円ほど使っていました。一番頻度が高い練馬の事業所の1台は毎月10万枚でしたね。メーカーもバラバラでしたので、複写機は本社で管理し、ゼロックス一社に絞り込んで、3割カットの交渉をすると提案したら、総務部が自分のところでやりたいというので、総務係長のM田さんにお任せ。検査試薬の方は年間70~80億円買っていました。2割カット(14~16億円)を目標に設定したら、購買課長から不可能だとの返事。富士銀行からの転籍組だったY口専務が言い出しっぺのお前が交渉しろと、価格交渉プロジェクトを立ち上げてくれました。2か月の約束で八王子ラボへ出向、価格交渉を担当しました。予定通りコストカットしたら、そのまま異動になりました。経常利益の半分が検査試薬のコストカットで捻出されたので、翌年もわたしにやれということ。
 購買課長は卸問屋と価格交渉していたので、不可能という返事でした。卸問屋のマージンは10%前後ですから、20%の値下げ交渉、そりゃ無理です。仕事のできない人は、暗礁に乗り上げるような考え方をします。いままでのやり方から抜けられないということ。
 そこで、製薬メーカーを呼んで交渉することに決めました。金額の大きい順に交渉してます。平社員のわたしだけでは都合が悪いので、管理本部担当T内常務に同席をお願いしています。製薬メーカー側は部長職と担当役員が来ることになっていましたから。ファルマシアだけてこずりました。マルチアレルゲン検査で、当時はあそこしか持っていない検査試薬でしたから強気でした。それと、競合しない製品は利幅を何倍もとり、稼げるだけ稼ぐというのが欧米のビジネスですから、なかなか折れない。それで、その場で提案しました。2割カットしても金額は20%以上伸びるから、こちらの提案を飲めと。それで日本市場での大幅な拡販が可能になるはず、取引金額が今年度分を下回ったら、取引価格は元に戻すと提案し飲んでもらいました。すぐに売上が2倍くらいになりましたね。翌年からファルマシアとの価格交渉はとっても楽になりました。開発中の検査機器の情報も最優先で教えてくれるようになりました。96チャンネルの紙フィルター方式の液体シンチレーションカウンターは、ファルマシアLKB事業部が開発したものを世界初導入しています。機密の開発情報がもらえるような関係になっていました。検査室に天井までびっしりつみ上がったバイヤル(検査用ガラス瓶)がなくなりました。広くなったと検査担当者が喜んでました。地震があったら崩れてきて怪我をすると心配していました。それまでのシングルチャンネルの液シンに比べて生産性は96倍ですから、検査コストが大幅に低減できました。2台入れてます。SRL仕様(100本ラック)でガンマカウンターもつくってもらいました。真っ白でデザイン性に優れた製品でした。日本製のγカウンターはSRL仕様が標準スペックですから、それに合わせると、ファルマシアも拡販できます。売れなかった製品が日本市場で拡販可能になります。「SRLさんで使っている」と言えばいいのです。業界ナンバーワンですから、品質がSRL基準を満たしていないと世界初の製品を導入しませんから。

 栄研化学もある件でお手伝いをしてあげたら、マル秘の開発情報を教えてくれたので、市場へ出す前にSRL臨床化学部でインスタレーションテストをしてあげると提案し、酵素系の大型検査機械LS9000のテストを数か月間かけてやりました。半年間独占使用を条件に。データの再現性が悪いという大きな問題が持ち上がりましたが、検査現場と製薬メーカーの間に入って調整、再現性の問題をクリアしてから、市場へ出したので、この製品評判がよくてずいぶん普及しました。RI検査に比べてビーズ固相法、酵素系の検査は精度が3ケタほどいいのです。これも利益貢献が大きかった。製薬メーカーとSRLとwin-winです。
 ビジネスは「売り手よし、買い手よし、従業員よし、世間よしの四方よし」が原則です

 ああ、忘れてました。消耗品担当者のM丸さんにメーカー提供サンプルがあったら、シリンジを数本欲しいと伝えたら、自分の引き出しから、「これあげるよ」ともらったのです。お茶を入れて鼻洗浄に使ったらとっても便利がよかったので、1987年からシリンジを使っています。当時はシリンジなんて売っていませんでした。いまは百均ショップでも手に入ります。話が脱線して、肝心なことを書き忘れるところでした(笑)


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tsuguo-kodera

 鼻の穴は痛くならないのですか。私は綿棒で安い抗ア
レルギーを塗っています。よく効きます。医者はレーザーで焼けば良いと言いますが、この歳ですから誤魔化しています。
by tsuguo-kodera (2024-02-29 17:51) 

ebisu

koderaさん

鼻炎を起こしているときは、水を通すとすこしピリピリします。でもそのあとが気持ちが好いのでやってます。
百均ショップでで買ってきた容器の下の方に穴をあけて、水を入れてやってます。ネティポットでなくたって、いいのです。慣れてますから急須でも何でもやれます。(笑)
お茶の急須は鼻嗽専用に使うのは値段が高いのでもったいない。

シリンジでお茶を使ってやる場合は、片方ずつ10ccで量が少ないので、大丈夫です。洗い流すのと乾燥して炎症御起こしている鼻の粘膜に湿り気を与えることができれば、わたしの場合はOKです。

綿棒で抗アレルギー剤を塗布するというのも簡単そうでいいですね。
めんどくさいのは長続きしませんね。
by ebisu (2024-02-29 19:04) 

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