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#5210 英語シャドーイング:7630回 Apr. 14, 2024 [49.1 英語音読トレーニング]

 日曜日は月~木曜日分のテクストを各々15回ずつシャドーイングする日です。
 各々すでに80回読んでいるので、ほとんど覚えてしまっています。口が勝手に英語のフレーズを覚えてくれますから、ストレスが少ないのです。覚えようとして読んだらしんどいでしょうね。
 だから、今日は1.3倍速(156words/min)でシャドーイングしてました。目をつぶってやったり、部屋の中を歩き回りながらしたり、椅子に座ってと、いろいろです。テクストのフレーズに慣れちゃっているので、急がなくて大丈夫です。高速シャドーイングはトレーニング時間を短縮できるのでありがたい。

 散歩しながら、120words/minでリスニングしたら、やけにゆっくりに聞こえました。1語1語明瞭に聞こえてきます。やはり、少し速いテンポでのトレーニングが好いようです。

 会話のテンポの遅い映画なら150woreds/minで十分ですが、会話のリズムの速い映画は180words/minでシャドーイングできないと、聞き取りが無理ですね。たとえば、
   映画:"a few gentlemen"
 トム・クルーズ(中尉)とジャック・ニコルソン(大佐)、デミー・ムーア(少佐)が共演している軍法会議物の映画です。この映画のように会話のテンポの速いものは、小説朗読CDで180words/min程度のものを選んでシャドーイング・トレーニングをする必要があります。でも、会話のテンポが標準的なものなら150words/minで間に合います。
 大佐が中佐に"We go way back."と言うシーンがありました。最近ラジオ英会話の本文で出てきた台詞でした。「お前とは長い付き合いだ」、意見とソリの合わない大佐が元は同じ位だった中佐に威圧的に語る場面です。そこのシーンは台詞がゆったり流れます。直後に、「部下(軍曹)の前で俺に二度と楯突くな」と言います。付き合いは長いことは事実だが、俺の方が先に出世した、だから付き合いが長くても、部下の前では俺に異論を言うなという文脈です。センテンス丸ごと覚えてしまった台詞は、とっさに出てきても脊髄反射で理解できます。百回繰り返しましたからね。(笑)
 言い争うシーンは感情のアクセルが踏み込まれますから、それにつられて台詞も猛烈に早くなります。翻訳しないで、英語のままで追うしかありません。この領域では意味が頭に入って来ません。音としては聞き分けできています。10,000回、15,000回、20,000回シャドーイングを繰り返したら、英語のままで意味が理解できるようになるのかどうか、それを知るためにもやり続けてみたいと思います。

 ああ、和文から英文の再生トレーニングをしてます。模範解答と違うところは3回書いて翌日もう一度"Let's try"です。書いてみてわかることもありますから。

 たとえば、「いい匂いよね?」は"Smells wonderful, right?"
  "'(It) smells wonderful."の主語のitが省略された形です。ちょこっと疑問の "right?" も小技が効いています。

 "It smells wonderful, doesn't it?"
 英文としてはいいですけど、模範例文と比べると冗長で、言葉としてのキレがありませんよね。
 まるで中学校の教科書風に見えます。こうして少し分析してみるとNHKラジオ英会話の文例はキレがいいようです。

 日本にいて聴くと話すの英語学習をするって、かかる時間の割には得られる対価が悪い、つまりコスパがとっても悪いと言えそうです。数学の方が数倍コスパが好い。
 それでもどれくらいコスパが悪いのかを、80words程度のものを10,000回音読あるいはシャドーイングして、パフォーマンスがどうなるのかだけは確認してみたいと思っています。たぶん、20,000回までやってから卒業するでしょう。後は回数をグンと減らして好きな小説の朗読CDを楽しみます。


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