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#5106 顧客満足度の高いケーキ Nov. 7, 2023 [17. ちょっといい話]

 シャトレーゼというケーキ屋さんがある。ケーキ屋としては大手と言っていいだろう。いま秋の季節限定ケーキを販売している。
 ミルフィーユ風のケーキが美味しそうなので買ってきた。間に挟んだ果物は数種類あり、サイズが大きめだ。紅茶を淹れて、女房殿とプチ贅沢なティータイム、と言っても、単価は税抜きで330円、軽減消費税率は8%なので、税込み356円でした。
 サイズ大きめ、味よし、そして安い。満足度の高いケーキをシャトレーゼの荒城で働いているみなさんありがとう。

 思い出したのが帯広市の菓子メーカー六花亭のケーキです。古里の極東の町にUターンして昨年まで20年間住んでいました。年に数回120㎞離れた釧路市へ用事があって出かけるときは、駅前のホテル・ローヤルインへ泊ることが多かった。イオンの六花亭のブースでケーキを購入しておいて、用事が済んで飲み会が終わってホテルへ戻ると、ケーキをいただいてました。
 翌日も、午前中によって、ケーキとバターサンド、チョコマロン、百々歳などを買って、200Lほどの横型の冷凍庫へ保管して、小出しにして食べてました。
 ケーキが美味しくて安いんです。300円台のものがほとんどでした。材料は手を抜かずよく吟味されていましたね。
 
 いま、ほとんどのケーキ屋さんで、ショーケースに並んでいるのは500~650円くらいのお値段がついています。食料品に関しては円安の影響でずいぶん値段が上がりましたね。
「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」
 シャトレーゼさんのファンになりそうです。(笑)



<余談:ミルフィーユの思い出>
 1996年の11月だったと思うが、帝人とSRLの治験合弁会社の立ち上げと3年間の期限付きで合弁会社の黒字化を任されたことがありました。
(SRL近藤社長の特命案件だったので、データ管理事業分野を拡張して黒字化を達成するための経営戦略の進捗状況に関するレポートを毎月送っていました。帝人の臨床検査子会社の買収と合弁解消も達成目標に入っていたので、目途がつくまでは極秘案件でした。社長の近藤さんと関連事業部担当役員とわたしだけしかこの2つの仕事は知りません。購買課で機器購入担当をしていたとき(1988年)、SRLが3台導入した英国製の染色体画像解析装置を帝人の臨床検査子会社が購入したことを知り、経営状況が悪化していることがわかりましたので、機会があれば買収するつもりでした。経営が苦しいので単価の高い染色体検査を増やすために染色体画像解析装置を導入して、赤字を減らそうとしたのは見え見えでした。ところがこの分野はSRLが市場の8割を握っていたので、帝人の臨床検査子会社は参入する余地がありませんから、赤字はもっとひどくなると読んだのです。だから、帝人は臨床検査子会社の買収交渉と合弁解消を受け入れると読んでいました。もう打つ手がなくなっていたのです。帝人本社のI常務に話をして、了解してもらいました。3年間で、臨床治験の合弁会社の事業分野を、治験検査からデータ管理事業にシフトして黒字化したことで、I常務経営手腕を買ってくれ、気持ちよく了解してくれたのです。I 常務とM専務はA社長から臨床検査子会社をどうするのか判断を迫られていましたkあら、わたしの提案は渡りに船だったわけです。全部、1988年に読んでいた通りでした。ちなみに、仙台の臨床検査会社も染色体画像解析装置を導入しました。その会社は1993年にわたしが担当して資本提携交渉をまとめて、3年間の約束で役員出向しました。黒字化案を15か月でつくるも、実行の了承をもらうためにSRL本社へ出向いたら、SRL創業社長の藤田さんにストップを言い渡され、すぐに出向解除になっています。SRLグループでは最大の売上高経常利益率を上げる損益シミュレーションが完成していました。やりたかったな。SRL本社へ戻ると管理会計課長と社長室と購買部兼務辞令が出されていました。)

 合弁会社は極秘の仕事があったので、社内電子メールはシステム部門に閲覧権限を持つものが数名いて、情報が洩れてはまずいので、紙の社内メール便で封緘して送っていました。あるとき、近藤さんが、合弁会社の日本橋本社の近くに用事があるので時間があるというので、4時半ころ合弁会社の常務のOさんを誘って三人で喫茶店で待ち合せました。そのときに、近藤さんが注文したのがミルフィユでした。わたしとOさんは珈琲を注文しました。
 「いい大人が、三人、紅茶にケーキで経営の話はおかしい」と笑ったら、近藤さんも大笑い。ミルフィユが好きだったようです。「5時過ぎたら、場所替えましょうよ」と提案、大事な話はあらかた終わったので、5時過ぎてから、場所を変えて居酒屋で懇親会になりました。懐かしい思い出です。



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#5063 エアコンの配線接着剥がれ:グッジョブ! Sep. 14, 2023 [17. ちょっといい話]

 昨年11月に北海道から戻ってきて、20年間家を空けていたので、今年2月に2台エアコンを交換しました。そのときに、エアコン設置基準が変更になっており、別配線が必要になり、玄関の配電盤からエアコン専用の配線工事をしてもらいました。コンクリートに穴を開けずに両面接着テープで止めるタイプでやってくれました。

 今年はもう90日も真夏日があり、異常に暑いので、玄関のところの廃線の接着が昨夜熱で緩んで剥がれて垂れ下がりました。荷物梱包用の繊維の入った白いテープと画鋲で仮止めして、今朝、ビックカメラに電話して、工事業者さんへつないでもらいました。折り返し、前回の工事業者さんのI村さんから電話があり、今日予定のところを回った後で行けるので、3時ころになりますと連絡がありました。

 2時半ころ電話があり、3時頃到着しますとのこと。
 お二人でいらっしゃって、コンクリートへ電動ドリルで穴をあけて、配線のベースのプラスチック板を止めてくれました。リビングの方は壁紙が違うので、両面テープでしっかり固定されていて問題なしでしたが、「剝がれるかもしれないので、ビスで止めさせてください」と提案があり、お願いしました。
 顎から大粒の汗を流しながら、20分ほどで完了しました。
 料金を支払おうと確認すると、「工事ミスではありませんが、この暑さで他でも同じ現象を起こしたところがありました。そちらもビス止めでやっています。無料ですから、料金はかかりません」とのこと。
 
 「木工用接着剤で止めてしまおうかと思った」と話すと、「何もしないで電話で呼んでください、接着剤を使うと厄介なことになります」。キレイにできなかったら、剥がしてビス止めしないといけないから、壁紙に響くということのようでした。
 とっても速い対応でありがたかった。
 

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#5059 井上あづみ(歌手):となりのトトロ Sep. 12, 2023 [17. ちょっといい話]

 オヤジの命日だ。ちょっといい話と最後に悪い話をしたい。
 井上あづみさんという歌手を知っているだろうか?
 わたしは今朝、NHK朝4時からのラジオ番組をうとうとしながら聞いていて知った。45分間彼女が自分を語っていたからだ。1965年2月生まれ、石川県金沢市で生まれ育った。
 歌が上手で小3の時に、地元の音楽教室の主催者に、週1日レッスンをしてあげると言われて、高校卒業までその先生のレッスンを受けた。上手なつもりでいたが、音程が外れているのを指摘され、先生のピアノの音に合わせて発声のトレーニングを続ける。
 中学生の時に演劇に興味が出て演劇部へ。主役をもらって、次に裏方へ回る面白さを知って、演技することよりも演出して自分の思うように舞台を創り上げる楽しさを知る。成り行き上、中高と演劇部長を務めた。
 演劇の発声の仕方と歌の発声の仕方は異なっており、声がガラガラになって音楽教室の先生から「声を治してから来なさい」と宣告された経験がある。治して通ったそうだ。
 1983年(18歳)のときに、マイナーなレーベルからアイドル歌手として売り出すも、年々仕事が減っていった。それで、女優業へ幅を広げ、ちょい役でもせっせと出演して稼ぐが芽が出ない。1983年は「不作の83年」と言われるほど、売れたアイドル歌手がいない。生き残っているのは、いまではほとんど歌手活動をしていない松本明子くらいだろうか。井上さんはアイドル路線はもともと無理だったように思える。やるところまでやって行き詰まらないと方向転換できないというのもごく普通のことなのだ。

 デビューから数年が過ぎ、あるとき「あづみちゃんって、歌手だったよね」と声を掛けられる。映画の主題歌の仕事がある、曲を2つ吹き込んだテープをもってくるように言われ、指示に従う。それが6月のこと。宮崎駿氏のところの音楽監督が映画「となりのトトロ」の主題歌を歌う歌手を探していた。OKが出て7/7にレコーディング。映画の封切りは8月だった。適当な歌手がいなければ、メロディだけ流して作るつもりだったという。どんぴしゃり、はまったわけだ。歌声の透明さと音程の確かさは『となりのトトロ』を見た人はご存じだろう。

 ところがこの後仕事がなかなか入らない。お弁当屋さんや喫茶店のウェイトレスのアルバイトで食いつなぎながら、考えた。自分の方から行動を起こさなきゃ何も変わらないと気がつき、ミニコンサートを開く。
 バラード系の歌が彼女の声質にはあっているので、コンサートにはそういう曲が増えた。観客はトトロ効果があって、小さな子どもたちから、母親、おばあちゃんへと広がっていた。なんとなく気合が入らず歌うと、子どもたちが敏感に感じ取って30分のミニコンサートがもたない。子どもたちがざわつき始める。
 30分のコンサートを1時間にそして90分に拡大するにはどうしたらいいのか考えた。子どもの興味を持続させることがポイントだと気がつき、語りを重視するようになる。そしてクイズもコンサートに織り込み、小さな子どもたちが退屈しないで、自分も楽しめるコンサートへと変わっていった。それでようやく、歌手だけで食べていけるようになった。
 彼女のコンサートスタイルは「ファミリー・コンサート」である。三世代の孫・親・ジジババが一緒に来て楽しむことのできるコンサートが、自分が生きていく領域だと自覚するようになる。
 夏は日程が開かないほどコンサートの予定がびっしり詰まるようになった。全国を回って、ファミリーコンサートを開くことが増えた。歌手一本で飯が食べられて、忙しいのである。ラジオの声にその喜びが思いっきり出ていた。
 念願の歌手の座を築き上げるには、途中で女優の端役やアルバイトで何年も食いつなぐ辛抱の時期が必要だった。それでもあきらめずにやっていたら、思いもかけないところから歌う仕事が舞い込んだ。歌が上手だったから、音程を外さず声域が広かったから、そしてそこをちゃんと評価してくれる映画音楽監督がいたから、その監督を紹介してくれる人がいたからいまがある。
 人生ってわからないものですね。

 とっても明るい声で、この放送を録音したのは2023年7月のことだった。NHKラジオで今回のものは再放送されたもの。
 井上あずみさんは8月に「井上あづみ40周年記念コンサート」のリハーサル中に、脳出血で倒れ、緊急手術、いまリハビリ中です。
 彼女が一日も早く回復しますように。
(19歳の歌手の「ゆーゆ」さんは彼女の娘さんです)


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#5056 歌とは何か:最後の瞽女小林ハルさんの唄 Sep. 10, 2023 [17. ちょっといい話]

 NHK朝のラジオ番組をうとうとしながら聞いていた。話していた女性の名前は起きたら忘れていました。
 最後の瞽女(ごぜ)と言われた小林ハルさんに会ったことのある女性でした。101歳で寝たきりになっていた小林ハルさんを見舞い、耳元で一節歌ってくれませんかとお願いすると、背筋を伸ばして歌ってくれたそうです。
 それを聞いた後、涙が止まらず、帰りの電車の中でも泣いていました。
 そのあと、彼女は小林さんの最後の弟子に弟子入りします。長唄と三味線を幼いころから習っていたので、違いがよく分かったそうです。長唄や三味線には「楽譜」があります。その通りに弾いて歌うのですが、瞽女の歌は違っていました。瞽女は目が見えないので、楽譜は読めませんから、そんなものはありません。耳で覚える、そして大事なのはいかに聞き手の心に届くものにするかということ。だから、楽譜のような縛られるものがありません。

 小林ハルさんが90代の頃に唄ったものが流れました。声の質もメロディも美しくはありません。しかし、心にとっても沁みるんです。ああ、歌の原点とはこういうことだったのかと思いました。

 96歳の時の越後追分 映画『瞽女』

 実話に基づいた映画です、視力障害を持って生まれた子の将来を慮って心を鬼にしなければいけない母親、躾の声が怒号とともに家中に響く、幼い子供が泣き叫ぶ、哀しいね。将来は諸国を歩いて回る旅芸人になるしかなかった時代、盲目で冬の越後を歩く女旅芸人の姿を想像してください。

*瞽女とは盲目の女性芸能者です。三味線を弾きながら歌い、時に踊りもします。旅芸人でもあります。


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#4718 除雪と交通安全:手間のかかる安全重視の除雪に感謝 Feb. 24, 2022 [17. ちょっといい話]

 数日前の暴風雪で根室は30cmの積雪たが、その前日までは25cmだったのでわずか5㎝しか積もらなかったことになる。しかし、家の前の歩道は1mほどもの吹き溜まりとなった。半日、西側から強風と雪だったので、塀に風があたり、吹き溜まりができた。
 家の前は見通しの良いバス通り、40km/h制限の道路である。冬の雪道でも時速80kmくらいで走り抜ける車がある。夏場に中学校前の緩いカーブを朝の5時ころに曲がり切れずにコンクリート壁に激突した事故があったし、同じカーブで夕方のブラックアイスバーンでボックスカーがひっくり返ったことがあった。横転してひっくり返り、タイヤが空を向いて屋根で雪の上を滑っていました。幸い、ドライバーさんはケガなし。吹雪の中を慌ててブレーキを踏んだ軽四がテニスコートの方の雪の中へ突っ込んだこともある。見通しの良い広い道路なので速度オーバーの車が多いのです。

 この3日ほどの雪で道路の角には雪が積み上げられているから、東根室駅方向から車が上がってきてバス通りへ出るときは、積み上がった雪でバス通りを走ってくる車が見えない。だから、鼻先を出して見えるところまで行って左右の確認をして曲がることになるが、運悪く時速80㎞で走ってくる車がいたら、その車はブレーキをかけてもとまれない。衝突するか、ハンドル操作でよけようとしてもスリップしてどこへ吹っ飛んでいくかわからない。
 家の前で事故が起きるのは嫌なので、予防のためにブルが押し付けていった角の雪をとって向かい側のテニスコート前の空き地へ運ぶことにしている。昨日まで3日間で10時間ほど除雪作業、いい運動になったが、雪の量が多すぎて角の雪は全部はとり切れずに半分残り、1.5mほどの高さになっていたが、今朝、ブルが来て取り除いてくれた、とってもありがたい。
 そもそも住宅地の雪道を時速80kmで走るのは無謀運転であるが、30台に1台くらいの割合で、そういう運転をする人がいるのは事実であり、50~60kmくらいなら普通だから、バス通りへ出る車が安全に左右確認できるような除雪が望ましい。なかなかそういう手間のかかる除雪はむずかしいのかもしれないが、今回はきれいに取り除いてくれた。どうもありがとう。事故はないのが一番いい。どうぞみなさん、雪道の市街地走行はいつ車が雪の影から出てくるかわからないので、速度は控えめにお願いします。

<安全重視の除雪:どうもありがとう>
 手前と向こう側の雪がきれいに取り除かれているので、右方向(東根室駅)から来た車はバス通りに出る前に左右確認が安全にできます。
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#4579 オヒョウの西京漬け July 4, 2021 [17. ちょっといい話]


 今朝のおかずはモチオヒョウの西京漬けとイワシのつみれ。新鮮なイワシは100円で10尾もパックに入っています。白身のオヒョウの味噌漬けは贅沢な一品。鮮度の良いうちに味噌漬けにすると味が違います。厚さ2㎝。 東京の人形町の魚屋さんなら、ケーキ用の冷蔵ショーケースに入って一切れ300-500円していました。もう40年も前ですが… 今いくらくらいの値段がついているのだろう?加工して売れば売上が増えます。資源量の減少を加工で補えばいい。極東の造り酒屋、碓氷商店の北の勝の酒粕でつけた、粕漬のオヒョウやシャケも食べてみたい。北の勝は根室の大事な地域ブランドです、いくらも酒粕は出ないので、希少です。ネーミングを上手にやったらいい。
 大きなオヒョウは刺身にはしませんが、西京漬けにして販売しているのはあまりみたことがありません。身がしまっていて、とってもおいしかった。ネット販売なら、いいお値段で売れます。肝心なことは品質を下げないことです。根室は産地だから、ネット客はそれなりの新鮮な食材を期待しています。それを裏切ったら、根室というブランドに傷がつきますから、徹底した品質管理と商売の倫理が地元の企業に求められます。


 今回のオヒョウの西京漬けは、お値段2切れ100円!


 インターネットで3切れワンパックで、5パックくらい包装して販売してもらいたい。東京で食べられたら、幸せだな。


 ふるさと納税制度があるうちは「忙しくてそんな商売してられねえ」という声が聞こえそうです。ええ、ふるさと納税制度がなくなってからでいいですよ、待っています。根室に残っている人間のおおよそ5倍の根室出身者が根室以外の地に住んでいます。いいターゲットではありませんか?そこからさらに輪が広がります。SRLの八王子ラボに勤務していたときに、数人で新潟のイカの一夜干しや、帯広の川西農協のカボチャを取り寄せてました。大企業の従業員も売り込み方次第です。
 昆布は加工と消費者へ直接の販路開拓ができれば、売上は数倍になるでしょう。加工と販路に智慧を絞る時代ですよ。資源量が減っても食べていけます。ああ、いま鱈が豊漁ですが、鱈の昆布締めがいい。冷凍してインターネット販売、落石漁協はやりませんかね。アルバイト雇って地域の雇用に貢献できますね。売り上げ単価が高ければ、1000-1500円の時間給払えますよ。要は売り方と働く人の集め方です。

 購入したお店の名前は書きません。 魚信、茂勝、海鮮市場の三つが根室の魚屋さんの御三家です。 創業順に並べてみました。
 魚信さんはオヤジが贔屓にしていたお店。大きな発泡スチロールでよく東京へ送ってくれました。何が入っていたかな、毎回いろんな魚介類がはいっていたけど大きなメンメがとくにうれしかった。あんなに大きなメンメいくらしたのか。毎回5万円分くらい送ってくれていたのではないかな。おかげで東京にいても根室の魚介類はしっかり食べてました。(笑)
 処理して冷凍庫に入れるのに女房殿が奮闘していました。サンマは着いたその日に焼いて食べるのが一番おいしい。翌日は鮮度が落ちるので味が下がります。
 「父さん、東京へ送るやつだよね!」って、店主の田村さん、いいもの選んでくれてました。若かった。ええ、35-50年も前の話です。茂勝の女将は小学生の頃道路向かいに住んでいて一緒に遊んだ幼馴染。

 魚屋さんがあるから、美味しい海産物を毎日食べられます。根室にいて一番いいと感じるのが海から獲れる食材の新鮮さ、美味しさです。そして旬でたくさん獲れるときは安い。そうでないものは根室だってそこそこのお値段です。(笑)

①ハマナス
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②日当たりがいいとぐんぐん伸びます
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③大きく育ったハマナス:背丈はどれほど?
 ハマナスは砂地だとあまり背丈が伸びないのですが、日当たりのよい土の上に植えると30年で2mを越えます。
 あたりにハマナスの香りが漂います。
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#4460 シャープ製マスク:注文して半年ようやく... Jan. 19, 2021 [17. ちょっといい話]

 半年前に頼んでいたシャープ製マスクが昨日(1/18)届きました。50枚入った箱が2つ、送料はシャープ負担、5500円でした。ちょうどいい値段ですね。
 もう注文殺到というわけではなさそうだから、注文すればすぐに手に入るのかもしれません。
 
①この箱に50枚入っています
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②右下にくっきり「SHARP」の文字が入っています
 紐が柔らかくて耳あたりがいいのが特徴。ロゴはもっと小さめの方がいい、目立ちすぎです。
  「よさげなマスクだな」、よく見たら、「ああ、シャープなんだ」ってくらいがちょうどいい大きさなのでは?
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#3884 あやとり Dec. 18, 2018 [17. ちょっといい話]

 #3883釧路の教育を考える会忘年会の話の続きです。
 下元さんはじつはあやとりもお上手。だれかが一人あやとりを所望しました。
「ママさん、紐ない、少し長い方がいい」
 出してくれた紐を使って、箒や三段はしご六段はしごなど次々にやってみせてくれました。
 5人であやとりリレーが始まりました、酔っ払いですから突然こんなことをだれかがはじめます。アルコールで手の記憶がよみがえったのか、上から、横から、下からと様々なとり方を各自がして二回りしました。

 小学校の先生をしているYさんが、「学校でやってくれない?、僕のクラスだけというわけにはいかないので、隣のクラスも一緒に集めるので…」
 下元さん、「面白いね」とすぐにのりました。
 ひもは結びめがない方がいいのです。じつはあやとり専用のひもが販売されています。100円だそうで、Yさん校長に掛け合ってみると応じました。

 昔の子どもたちは、こういう手遊びをたくさんしたものです。それが受け継がれてない。
 下元さんはあやとりの本を買って、研究したことがあるそうです、探求心の旺盛な人、50歳になってもこころは少年です。「ブラッシュアップしておかなくっちゃ」とはりきってました。

 根室でもあやとり得意な人がそれぞれの小学校の地域内にいるでしょう。こどもたちは大喜びしますよ、ぜひおやりになったらいかがですか?

 あやとりしたことある知っているお父さんやお母さん、子どもに教えてみましょう。お正月にあやとりして遊ぶ人がいるかもね。テレビやスマホに飽きたらどうぞためしてください。(笑)

 <あやとり紐の買える店> 12/19朝追記
 先ほど下元さんに確認しました、釧路の「こども遊学館売店」にあります。クリックしてください、住所と地図があります。幸町ですから、合同庁舎のすぐ近くです。
釧路市こども遊学館



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#3525 臨床検査会社SRLを卒業した者たち Apr.3, 2017 [17. ちょっといい話]


  元SRL社長だったKさんと8年ぶりに会って酒を飲んだ。その折にSRL社員だった二人の消息を耳にした。一人はペットの臨床検査会社を興したY島さんだが、最近その会社を十数億円である有名企業に譲渡したという。お金の使い道に困っているだろうと笑った。
  もう一人は学術営業部の部長だったK田さんだ。創業社長の支援を得て会社を設立するも破綻。偉かったのはその後だ、めげずに2006年にまた会社を興した。ペプチドリームという、もちろん彼が創業社長だ。ホームページを見たが、経営内容はしっかりしている。東証マザーズに上場を果たし、その後、1部上場も果たす。従業員はたった百名程度だが営業利益率が50%を超える利益率の高い会社だ。業界では超有名企業に成長しつつある。なかなかやるものだ。

 さまざまな才能を持った者たちが集まる会社は面白い、企業には人材の多様性が必要だ

#3523 切磋琢磨:3ヶ月で五科目125点アップ Mar. 14, 2017 [17. ちょっといい話]

 12月に入塾した中1の生徒がいる。英語のテストの点数がガンガン下がってきたのでニムオロ塾の門を叩いた。1年生の英語は2学期に入ると、be動詞と一般動詞の使い分け、do、doesの使い分け、will、canなどの助動詞、現在進行形、過去形、WH疑問文など、文法事項が急増するから、ここで落ちこぼれてしまう生徒が少なくない。そして英語が苦手になってしまい、三年間ずっとその状態が続くという、リスクの大きな時期なのである。ここが無事に乗り切れたら、英語は三年間大丈夫だ。
 英語の点数が低い生徒は教科書を音読させてチェックしてみることにしている。案の定、読みが下手だったので、3ヶ月間週1回の割合で音読中心の補習授業をやった。子音の発音とリエゾンに注意しながらやるが、なるべく1対1でやる。他の人がいると声が出ない生徒が多いからだ。音読ができるようになったらディクテーションを数回やり、ほとんどできるようになれば、自分で1文を3回読ませて書かせる。手間がかかるが効果が大きい。いったんこじらせてしまったら、治すのに手間がかかるのは病気と同じだ。(笑)
 根がまじめで、ある程度努力ができるこの生徒が先週の学年末テストで前回2学期・期末テストに比べて五科目合計点で125点アップして、いきなりクラス2番に躍り出た。文武両道を貫く姿はすがすがしい。
 言われたことをちゃんとやれる生徒だ。3ヶ月間だけ何をどれくらいやるのか具体的に指示した。投稿欄を通じてさまざまなことを議論した英語の達人、「Hirosuke」さんと「後志のおじさん」の勉強法の受け売りをした。部活から帰ってきてやってる箇所の音読3回、食事したあとでさらに3回、寝る前に3回、それを3ヶ月続けること。3ヶ月続けたら習慣になる、狙いはそこ。ときどき「昨日やった?」と訊いてみたが、やりましたと返事が返ってきたのは3度に1度くらいなものだった。(苦笑) 
 じつは11月に入塾した別の中学校の1年生にも同じ補習をして、同じ注文をつけた。こちらはもっとやっていないように感じた。水曜日の補習は半分程度しか生徒側の時間の都合がつかなかった。なかなか、習慣を変えることはむずかしいものだと思う。それでもこの生徒(アップは50点超)ほどではないが、英語の点数はかなりあがったことは事実。Hirosukeさんと後志のおじさんに感謝だ。生徒が喜んでいました、ありがとう。

 数英が高いレベルでバランスが取れたことがうれしい。この両科目がアップの半分を占めるが、苦手の社会がアップしたのは何か原因があるはず、「勉強の仕方を変えないとこんなに上がらないけどどう?何か試してみた?」、そう訊いてみた。仲の良い友人と放課後問題を出し合って社会の勉強を一緒にしたという。
 「いい友達がいるね、だいじにしたらいい。ところで学年1番は何点だった?」
 「470点を超えています」
 「2学期期末テストでは450点を越えた生徒がいなかったから、20点以上アップしたということか、それはたいしたものだ。」
 「その生徒が一緒に勉強した友人です!」

 ライバルに恵まれたというか、這い上がってなんとかライバルになれたというか、ハッピーな関係だ。他の学校で2年間学年トップを取り続けた生徒が足元によじ登ってくるライバルがいることをうらやましがっていた。
 各中学校には学力テストで400点を越える生徒が1学年に1-2くらいしかいない。競い合って学力を上げてもらいたい。12年前に比べると学力テストで五科目合計点が400点を越える生徒が1割になってしまった。各学校に二桁いたのである。
 125点アップした生徒の将来希望は聞いているので、その友人がどういう職業に興味があるのか訊いてみた。なんと大工さんだ、わたしも小学生のころ大工さんになりたかった。一流の大工(棟梁)には頭がよくて辛抱強くなくてはなれない。宮大工の棟梁の本を2冊選んで生徒に託した。この2冊は97年に読んだ本だ。弟子入りを認めてもらうのに一苦労、弟子入りしたら、新聞は読まなくていい、テレビも見なくていい、ひたすら鉋の刃を研げ、そう言われたそうだ。切れる刃物がなければいい仕事はできぬ。砥石に鉋の刃が吸い付くようになるころに大工の仕事がどういうものかすこしわかってくる。仕事が終わり、夕食が済むとひたすら鉋の刃を研ぎ続ける。毎日毎日精魂こめてやっているうちにじんわりと研ぎの技術が上がってくる。半端じゃない修業に感心した。修業するなら一流の親方の下で修業したらいい。
 一生懸命に勉強して社会に出たら一流の仕事人となれ!

木のいのち木のこころ〈天〉

木のいのち木のこころ〈天〉

  • 作者: 西岡 常一
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1993/12
  • メディア: 単行本
木のいのち木のこころ〈地〉

木のいのち木のこころ〈地〉

  • 作者: 小川 三夫
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1993/12
  • メディア: 単行本

 文庫本で3冊がひとつにまとまった。
木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)

木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)

  • 作者: 西岡 常一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/07/28
  • メディア: 文庫


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