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#4092 分屯地周回コース最速:平均23.6km/h Sep. 29, 2019 [85.サイクリング]

 4時の気温18.0度、南南西の風5.2m/s、湿度89%

 航空自衛隊根室分屯地を1周、雨が降りそうな天気だった。昨日、牧の内オホーツク海コース18㎞走ってきたので、今日はサイクリングお休みのつもりだったが、4時ころになってから気が向いた。昨年は土日と続けて走るのがなんともなかったが、今年はなんとなく億劫なのである。体力が落ちるている。

 でも平均時速23.6㎞はいままで最速、ちょいと嬉しい。ときどきケツをあげて立ち漕ぎして速度アップした。折り返しまでは平均時速24.7㎞、スタミナ切れして後半はどうしても落ちる。平地走行では最大瞬間時速37.2㎞、これが限界だった。

 昨日は晴天のなかを18㎞走ったから、汗びっしょり。気温は18.1度、南東の風5.2m/s、湿度82%、なるほど汗をかくわけだ。平均時速は21.1km/h、最大瞬間時速47.5㎞。牧の内からオホーツク海へ抜ける最後の下り坂で、中学生が2人ロードバイクで走っていたので、立ち漕ぎして一気に追い抜いた。後ろを走っていたのが速度アップしたが、この下り坂は走り慣れているので、時速55㎞までは安全だ、さーっと追い抜いた、ちょっと大人げない。(笑)
 このコースで、地元の中学生二人にあったのは初めて。ロードバイクを楽しむ中学生がいるんだ。

 RB 累計走行距離5266km
 MTBで72㎞走っているので、今年は550km走った。600㎞を越せたらうれしい。昨年はRBだけで809㎞走っている。


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#4091 衝撃!学力テスト総合Aでみる根室の中学生の学力:12校比較 Sep. 27, 2019 [71.データに基づく教育論議]

<最終更新情報>
9/28 朝8時半 学力テストについて東京都と連携実施のメリット追記、北海道新聞への要望追記
9/28 9:45更新 早稲田アカデミー「全国中学生統一テスト」
9/28 夜9時半 一部カット
 


 9月17日に中3対象の学力テスト総合Aが行われた。12校のデータを入手できたのでご覧いただきたい。根室市内の中学校の生徒たちの学力レベルがよくわかる。地域別にこんなにはっきり学力差がでるものかね、色分けしておきました。事実をよく知ってもらいたい。かなしい。

  中学校名 五科目合計 国語 数学 英語
1 幣舞中 151.0 42.9 28.8 20.8
2 白糠中 145.3 42.4 25.6 21.8
3 遠矢中 141.6 39.5 24.6 22.6
4 鳥取中 137.0 39.9 21.5 21.8
5 大楽毛中 136.7 39.0 23.1 21.8
6 鳥取西中 135.1 40.8 23.6 20.3
7 計根別中 132.0 42.2 20.7 19.9
8 広陵中 121.4 38.6 18.7 18.1
9 川北中 121.0 39.9 17.5 16.2
10 中標津中 117.8 38.7 17.3 16.7
11 啓雲中 111.4 36.1 15.8 17.6
12 柏陵中 107.3 36.6 15.8 17.6
  平均値 129.8 39.72 21.08 19.6


 紫色が釧路市と白糠町、青色は釧路町、緑色は中標津町・標津町、色のないのが根室市の中学校です。
  (別海中央中学校は137.6点です…9/28夜8時追記)
 (中春別中146.1点、釧路三原中134.2点…10/3追記)

*#4096 学力テスト総合A:17校データ比較 Oct. 5, 2019
https://nimuorojyuku.blog.ss-blog.jp/2019-10-05


 根室市内の2校は国語が最低点、数学も最低点、英語は下から3番目である。合計点では釧路市・釧路町・中標津町・別海町・標津町・根室市の2市4町で最低根室市内の中学生は、すべての学科の学力の基礎である国語の点数が最低だというところに大きな問題があります

 昨日から、毎週木曜日、40分、合計10回の短期トレーニングを始めました。以前は中学1年生用の音読教材に使っていた斉藤孝『読書力』(岩波新書)を、高校生と中3の生徒たち3人の音読トレーニングに使っています。先読み技術の習得が目標です。希望者が多いので、これが終われば、メンバーとテクストを入れ替えて、10回の音読トレーニングを予定。テクストは『語彙力こそが教養である』を使います。音読スピードが2倍になれば、予習や復習を効率的にできます。だいじなのは学力の基礎である「読み・書き・算盤(計算)」スキルです。標準速度をクリアできると学力は伸びます。
 英語の平均点もひどいね。半数が得点3割以下だ。高校生になってもそのままだから、ますますひどいことになるのは必定。数学が得意だけど英語は大嫌い、「英語アレルギー症」に罹患している高2の生徒対象に、週1で10回の短期特訓授業をしています。テクストは高Ⅲのものを利用し、すでに6回目ですから、英語アレルギーはなくなったように見えます。教える手間を惜しまなければ5人のうち3人は進研模試で全国平均点をクリアできるでしょう。いままで、英語が苦手の生徒たちに短期特訓をしてやらなかったのはわたしの怠慢でした。水曜日は休みにしていましたが、10回だけ英語特訓授業に使うことに決め、10回のトレーニングのうち、すでに6回目を今週終わっています。

 昨年は根室市内の2校は五科目合計点が100点を何度か切っています。学力に関心が薄いと、こういうことになります。根室市長も根室市教育長市教委市議会文教厚生常任委員会もデータを見ていません。保護者も生徒たちも学力に関心が薄い。だから、いくらでも悪くなる。
 柏陵中は10人ほど試験を受けていない。休んだ生徒の中には不登校や学力不信の生徒が多いから、全員受験したら平均点は100点を切るでしょう。
 全国学力調査でも、同じことが起きているだろうから、根室市の平均正答率は実態よりも高く出ています。つまり、そのままでは全国平均値と比較して使えないということ。総合Aでは柏陵中の学力下位層の約15%の生徒がテストを受けていません。2校とも普段の授業は私語が多くてめちゃくちゃになっているでしょう。勉強したい生徒たちが被害者になっています。こうして学力上位層が枯渇化現象を起こし、学力中間層は下位層に転落していくのです。15年前とデータを比べると、上位層と中間層が激減しています。


 半年後には全員が根室高校へめでたく「合格」します。15年前と比べたら、根室高校普通科の生徒で同じ学力を有しているのは「特設コース」の35人のみ。他の2クラスは、学力レベルから判断すると根室高校とは思わないほうがいい。
 道外私大への進学者数は(平成27年度、平成28年度、平成29年度)(41人、12人、8人)、なんと2年間で1/6に激減しています。大学進学者数は(114人、80人、55人)と半減してます。
 市内の就職者数は(46人、41人、29人)と2/3に減っています

 教育こそが町づくりの礎、経済諸団体(水産業界団体、根室商工会議所、根室中小企業家同友会、根室ロ
ータリークラブ、根室西ロータリークラブ、ライオンズクラブ等のみなさんは声をあげないのですか?

 根室の大人たちは、こういう根室っ子の学力の実態を知らない。教育関係者、教育関係機関ですらも。
 どうするかは、関係諸団体ごとに決めたらいい。なにもしないというのがいままで。これからもそうだとしたら、それが根室の大人たちの限界を示すことになる。紅鮭の養殖には関心があっても、根室っ子たちの教育には関心がない?関係諸団体の有力者の中には、自分の子どもだけは、中学・高校から都会へ「学力疎開」させて、知らぬ存ぜぬを決め込む人もいます。いろんな人がいるということ。
 記憶に間違いがなければ、釧路ロータリークラブ*は、数年前に数検受験を受験料面でサポートしました。また、商工会議所青年部のメンバーは「釧路の教育を考える会」に創立時から参加しています。釧路の経済諸団体は釧路っ子の学力低下に危機感をもっています。市議会も超党派で学力アップに関する研究連盟をつくって、「基礎学力保障条例」を制定しています。

 これは道内の公立中学校へ偏差値の出る学力テストを実施すれば簡単に解決できる問題なのです。全道平均に届く生徒が1割しかいないとわかれば、先生たちも保護者も生徒も危機感をもちます。偏差値も全道平均値もでない学力テストを放置してきたわたしたち大人の責任が大きい
 北海道教育局さん、ふだんの学力テストにもっとお金をかけてください。他の都府県と一緒に学力テストを実施することも考えてもらいたい。


 まず、自分の住んでいる地域を良くしませんか。それぞれの人ができる範囲で努力してくれたらいいだけ、「学力疎開」なんてしなくていい町にしませんか?



<釧路ロータリークラブの算数・数学検定助成事業>
 この事業は、鳥取神社の木下宮司が会長だった時にはじめられた事業でして、今年で4年目の継続事業となっています。釧路ロータリークラブは、釧路っ子たちの学力アップに真剣に取り組んでいます。
 2018年11月15日付の釧路ロータリークラブ会長挨拶の中で、算数・数学検定補助事業が紹介されています。是非ご覧ください。釧路の大人たちの心意気に感動しました。

*http://www.kushiro-rc.gr.jp/meeting_report/2018_2019/18/?fbclid=IwAR1dXppYMXNCQIQcZoGQtEdiCoqAbU7nGPhNbMt8uKMIzAjhWKg3vP1SAsA

*#4086 根室高校2年数学の授業速度チェック:学力別クラス編成は効果なし Sep. 23, 2019
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2019-09-22



<余談:東京都の実情>
 FB上で同じ問題を議論していたら、東京都のSさんから以下のコメントがありました。
=============================
我が子(中3)の事例で恐縮ですが、東京都の公立中では、広域一斉の学力テスト(いわゆる業者テスト)は実施されていません。平成4年鳩山邦夫文部大臣、当時のミスター文部省寺脇研氏の行った「偏差値追放」の影響が根強く残っているようです。そのため、各生徒の都内など大きな集団での相対順位が分からなくなっており、学習指導、進路指導も「あてずっぽう」になっているようです。なので、大手進学塾の模試で自分の実力を試すようになっており、大手進学塾では母数を稼ぐためにひんぱんに無料で模試を実施しています。
=============================

 バカな「教育改革」をやったものです。高校でベネッセや河合塾や駿台模試の偏差値データを使わずに進路指導をするところはないでしょう。
 「全国統一中学生テスト」は難易度が高いので、根室にはこれを受けて意味のある中学生は、成績上位層5%だけです。四谷大塚も早稲田アカデミーに載っているのも同じテストです。大学進学を考えている中学生は受験して、全国レベルで自分の学力がどの程度か測定してみたらいい。根室の市街化地域の3中学校で学年3番なら、偏差値50(平均)に届かない。結果票で全国レベルでの自分の学力を知ったら、それ以後の受験勉強の仕方を変えることになるでしょう。

*四谷大塚
https://www.toitsutest-chugaku.com/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=GS002_main_toitsutest-chugaku&utm_content=TXT01Q&argument=4UqKLTXR&dmai=GS00101Q00A&fbclid=IwAR2VsGHZaFOmChzH7VzStmFpq0rDQuavNKAKKEMmTFJb0jyQd9PXFZ219qM

 早稲田アカデミー
*https://www.waseda-ac.co.jp/juniorhigh/exam/?fbclid=IwAR0JyfDB9YymzRSRQP9nhNGIzcscgJZKMOOvzYR8I-DQBeRvWA-BeqAFjnw



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#4090 トリチウム汚染水海洋放出は安全か?:嘘とごまかしの原子力政策 Sep. 26, 2019 [13. 東日本大震災&福島原発事故]

 25日の朝のテレビで東工大の先生(トリチウム放出は害無し)と北大の先生(人体に害あり)のディベートがあった。面白かったので論点を箇条書にしてみたい。

①自然のなかにあるトリチウムの量よりも福島第一原発のトリチウムは量が少ない
②トリチウムが体内に入っても害がない

 東工大の先生の意見はそういうことだった。
 それに対して北大の医学系の先生は、水爆実験の始まる前の1950年以前に比べると、自然界のトリチウムは千倍に増えている。東工大の先生が比較の基準にしているのは1960年代の数値で、水爆実験で増えた状態のものと比較するのはごまかしである。
 そして内部被爆の影響を無視した議論もごまかしである。トリチウムは水と区別できないから、体内に容易に取り込まれる。トリチウムが細胞内に入ると細胞核にある遺伝子の水素をヘリウムに変える。DNAは水素結合しているからその一部がヘリウムに変化したら、水素結合が壊れて遺伝子が切れる。塩基のATGCも変化が起きて正常に機能しなくなる。だから、どういう影響が出るか予測がつかない、その影響は(因果関係が)何もわかっていないというのが精確なところだ。

 人間の体内にはさまざまな癌抑制遺伝子があり、日々体内に発生する癌細胞を殺して掃除してくれている。その癌抑制遺伝子のどれかの水素結合が切れたり、内部被爆で強い放射線の影響を受ければ機能しなくなる。
  rb、p53、APC遺伝子の例が黒木登志夫著『がん遺伝子の発見』(1996年 中公新書)「第五章 がん抑制遺伝子の発見」に載っている。ずいぶん古い本だから、あたらしいものを読んでもらえれば幸いである。高野利也著『ガン遺伝子を追う』(1987年刊 岩波新書)はさらに古いが、SRLにいたときに読んだ本だ。88年に読んでいる。p53遺伝子は細胞内でのDNA修復や細胞増殖停止、癌化した細胞にアポトーシス(プログラムされた細胞死)などを起こさせる。
*p53遺伝子
https://ja.wikipedia.org/wiki/P53遺伝子
 DR5(Death Receptor 5 :細胞死受容体)というのもあるようだ、アポトーシスに関係があるのだろう。

 このころ(1986-89)SRL八王子ラボの図書室を利用して、仕事の合間にNatureやScience、Oncogeneなどおもしろそうな科学・医学専門雑誌を片っ端から読んでいた。翌年、89年に学術開発本部担当役員の直属のスタッフとして異動して、製薬メーカと検査試薬の共同開発や海外の製薬メーカからのラボ見学対応などの仕事をしている。SRL八王子ラボは米国の大手臨床検査センターが、まるごと設備を買いたいと申し入れるほど進んだ世界最先端の臨床検査ラボだった。二番目に挙げたのはそのころの興味を示す懐かしい本だ。Noan Chomsky 1986, Kowledge of Language. Its Nature, Origin, and Use. もそのころ読んだ。構造言語学の専門書である、国内最先端の統合システム開発の仕事を「卒業」していたので、自然言語処理に関する基礎的理論に興味が移った。

 遺伝子の異常は染色体の異常として現れるケースがある。たとえば21番トリソミーでダウン症を発症する。他の染色体に異常が出ると、たとえば、脊椎二分裂症とか無脳症になるケースもある。出生前診断のMoM値でわかるのは、染色体異常による先天異常である。2本で対になっている染色体が3本になるのがトリソミーだ。増えるのではなく減る場合もある。deletion(欠損)もある。白血病もいくつかの染色体異常で起きる病気だ。1988年か89年にSRL八王子ラボ染色体課に英国メーカIRS製の染色体画像解析装置を3台導入した。そのときに副社長にラボで講演をしてもらった。30年間染色低研究をしてきた人で、分厚い専門書を書いていた。シャンプーに添加されているさまざまな化学物質が頭皮細胞から取り込まれて、白血病を増やしているのではないかと疑っていた。30年間で白血病が異常に増えていることに言及して、その有力な原因のひとつがシャンプーの添加剤ではないかと推定していた。「朝シャンが」はやり始めた時期である。検査機器やコンピュータ機器などSRLで固定資産に計上されるものは、社内規則で購入申請書をあげることになっており、わたしが担当者だったから受付・審査してから、それぞれ決裁権限者へ回していた。染色体画像解析装置は1台5000万円だった。いい機会だから、輸入業者の日本電子輸入販売へお願いして、IRS副社長へ講演依頼をしたのである。染色体化のI原課長との共同企画だった。SRLでやっている染色体検査は、外注検査市場で8割のシェア―をもっていた。圧倒的にガリバー型の寡占である。福島第一原発事故のあった2011年以前と以後の染色体データを疫学的に調査すれば、はっきりした結論が出せるだろう。SRL八王子ラボには、全国の病院から依頼された膨大な染色体検査データが電子ファイルで保管されている。このデータは研究者にとっては宝の山だ。患者情報を抜いて、学術研究用にオープンにしてもらいたい。研究者とは守秘義務条項を織り込んだ契約書を交わせばいい。も3年ほど学術開発本部にいたら、自分でやっていた仕事だ。

 話をまとめると、トリチウムは生体内では水と区別できないから、細胞組織に容易に入り込む。人間の身体は外部から取り込んだもので成り立っているから、トリチウムを取り込むことで内部被爆を起こす。距離がゼロだから、α線もβ線もγ線も細胞や細胞核内の染色体やそれを構成するDNAに深刻なダメージを与える。細胞核にトリチウムが侵入することで、ヘリウムに変わりDNAの水素結合が切れて、DNAがバラバラになり、染色体異常や、DNAがコードしている蛋白質や酵素の機能異常が起きる。癌抑制遺伝子もその中の一つだ。正常細胞のDNAがダメージを受けたら、DNAの部位によっては癌化が始まる。医学関係の研究者にはこれらのことは常識だろう。

 北大の先生は1950年以前に比べて癌が5倍に増えているが、トリチウムの影響を疑っている。トリチウムが細胞内で放射線をだせば、そのことでも遺伝子が壊れ、癌化やさまざまな病気が発症することになる。実際に因果関係が証明されたときには取り返しのつかぬことになる。

 トリチウムが人体に影響なしという、因果関係を証明するデータはない。影響しているという疫学的な調査研究はある。科学技術庁の調査研究データでもそのことはあきらかになっていると北大の先生。胎児への影響も明確になっているという。その影響は被爆した世代だけではすまないのである。

 聞いていた、コメンテータの一人、玉川氏は、別の論点を提起していた。福島第一原発をコンクリートで覆って、空冷にすれば汚染水の発生が止められるのではないか。そしてトリチウムは技術的に除去できる、除去してから放出すべきだ。政府も東電もトリチウムを処理するには莫大なお金がかかるので、言い出さない。それを言い出せば、原発はコストが高すぎて廃止すべきという結論になるからだ。

 汚染水に含まれている放射生物質はトリチウムだけではない、他にさまざまな種類の放射生物質が残留したままになっていると北大の先生が指摘していた
 要するに、莫大なコストがかかるからやりたくないというのが、東京電力と政府の本音である。これらのコストを、現行のルールに従って電気料金に上乗せしたら、電力料金は10倍にしても追いつかないだろう。原子力発電は原発事故の処理コストを算入して計算すると莫大に高いことが明るみに出て、国が60年刊推進してきた原子力政策は潰える
 原子力発電政策は嘘とごまかしに満ちている



*「福島第1汚染水毎時3シーベルト 建屋地下、吸着材原因か」共同通信ニュース9/26
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/福島第1汚染水毎時3シーベルト-建屋地下、吸着材原因か/ar-AAHSJhy?ocid=spartanntp
 
 

 東京電力は26日、福島第1原発で発生した高濃度汚染水をためている「プロセス主建屋」を調査した結果、地下2階の水から最高で毎時3シーベルトという高放射線量が計測されたと発表した。水中には2011年の事故発生直後、放射性物質を吸着する物質を詰めた土のうが積まれており、東電はこれが原因とみて処理方法などを検討する。
 汚染水の水深は約4メートル。昨年12月の事前調査では、底の周辺で毎時約2.6シーベルトが計測されたため、今年9月に線量計やカメラを搭載した水中ドローンを使って調べた結果、土のうの上で線量が高い傾向があり、最高で毎時3シーベルトが計測された。

<関電会長ら6人に1億8千万円 元高浜町助役から、原発マネーか>

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/関電会長ら6人に1億8千万円-元高浜町助役から、原発マネーか/ar-AAHTvdB?ocid=spartandhp#page=2

 関西電力の八木誠会長(69)、正副社長ら役員6人が2017年までの7年間に、関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役(3月に死亡)から、計約1億8千万円の資金を受け取っていたことが、金沢国税局の税務調査で分かった。複数の関係者が26日までの共同通信の取材に明らかにした。
 元助役は資金提供について「お世話になっているから」と説明しており、工事費として立地地域に流れた「原発マネー」が経営陣個人に還流した可能性がある。
 関電広報室は26日夜、「一時的に各個人の管理下で保管していたものはあるが、儀礼の範囲内以外のものは既に返却を完了した」とコメントした。


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がん遺伝子の発見―がん解明の同時代史 (中公新書)

がん遺伝子の発見―がん解明の同時代史 (中公新書)

  • 作者: 黒木 登志夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1996/03/25
  • メディア: 新書
ガン遺伝子を追う (岩波新書 黄版 352)

ガン遺伝子を追う (岩波新書 黄版 352)

  • 作者: 高野 利也
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1986/09/22
  • メディア: 新書

 「癌抑制遺伝子」をキーにして、検索したなかから3冊ピックアップした。これら3冊は読んでいないので内容についてコメントできない。一番最後の本にはp53がん抑制遺伝子に関するその後の研究に言及があるようだ。

がん遺伝子とがん抑制遺伝子 (Molecular Medicine Series)

がん遺伝子とがん抑制遺伝子 (Molecular Medicine Series)

  • 作者: 山本 雅
  • 出版社/メーカー: 南江堂
  • 発売日: 1996/04
  • メディア: 単行本
がん遺伝子・がん抑制遺伝子

がん遺伝子・がん抑制遺伝子

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中外医学社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本



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#4089 英語短期特訓授業 6th:"Gamification" Games May Save the Word Sep.25, 2019 [78.高校英語教科書を読む]

  根室高校は前期・期末テストが9/3~6まであったので、英語の短期特訓授業は2週間休んだ。

 今日が6回目で、"Gamification" Games May Save the Word の続き、Part 3 である。用意しておいた「words order」のプリントを10分ほど説明してから、教科書本文講読授業を始めた。

 2文ずつ10回ほど音読してから、主語と本動詞を生徒に質問して、文型を確認しながら授業を進める。音読速度は上がっていく。
 次の文は2か所で引っかかった。

(1) Then, more than 100,000 people played the game and the puzzle was solved in just three weeks.

 「100,000」は英語では何と読めばいいのか、訊いてみた。英語が苦手の生徒たちだから、だれも答えられなかったので、順に書いていく。いま覚えればいいのである。本気でやれば進研模試全国平均レベルへはすぐに追いつき追い越せる。

  100: one hundred
  1,000:  one thousand
  10,000:  ?
  100,000: ?
  1,000,000: ?
  10,000,000: ?
  100,000,000: ?
  1,000,000,000: ?

  順に、ten thousand, one hundred thousand, one million, ten million, one hundred million, one billion.  

 「the game and the puzzle」と読んでしまって、意味がつかめない生徒がいた。この文は重文なのである。

① more than 100,000 people played the game
② the puzzle was solved in just three weeks
 これら二つの文がandでつながれただけ。英語が苦手な生徒たちは、文章をたくさん読んでいないから、案外こんなところで混乱を起こすものだ。たくさん読めば、いろんな事例にぶち当たり、そこで学ぶことができる。読め、読め、もっと読め。(笑)

(2)  According to research, people all over the world spend 3,000,000,000 hours a week playing online games.

 ここはうっかり読み間違えた。researchが無冠詞であることを見逃した。(1)の文に続けて、(2)の文の段落が始まるのだが、10万人が30億時間と読んでしまった。割り算をしてみたら、「30億時間÷10万人=3万時間/人」となる。そんなわけはないから、誤読とすぐにわかった。「世界中でオンラインゲームをしている人たちの消費時間を全部合わせると、週当たり30億時間になる」と言っているだけ。前段の10万人は関係がないのだ。「a week」は週当たりということ。「per week」と書き直してもよい。

 Part-3の冒頭の文の「were doing research」と2文目の主語である「the research」には、書き手の修辞上の考慮がある。「were researching」と書いたのでは、後の文で「the research」で受けられなくなる


(3)Scientists at Washington University were doing research to make new medicine, analyzing protein structures. However, the research was very difficult and required quite a lot of time.
 and以下の文の主語は前の文の主語と同じだから、省略されていることはだいたいの生徒が理解できるようになった。うれしい。
the research was very difficult .
②(the research was) required quite a lot of time.

 <Lesson 4
 Can Cellphone Recycling Help African Gorillas?>

(4) You may have heard that recycling cellphones helps save the earth.  But do you know how it works exactlly?  First of all, recycling can help reduce the amount of waste.  It can also prevent some chemicals contained in cellphones from polluting the envionment.

 主語と動詞を生徒たちに質問して、次いで文型を確認してから、和訳を試みてもらう。最初の文はⅢ文型だが、that節のなかの文型は1文型である。原形不定詞のsaveはhelpを修飾しているから、副詞的用法。ここが正解できた人は五人の受講者の中にはいなかった。

 「do you know how it works exactlly?」これは間接疑問文だが、itが何を受けているか質問してみた。Yさんだったかな、正解した。指示代名詞が何を受けているかを曖昧にしたら意味が分からない。名詞(単数)句を受けているから、「recycling cellphones」である。recyclingは動名詞であってcellphonesを修飾する分詞形容詞ではないのである。だから単数。それゆえ動詞は三人称単数現在形のworksとなっている。ついでに「works」の訳語も考えてもらった。workは基本単語で意味が多い。自分の日本語語彙の中から適当なものをピックアップしておいてから、辞書を引いて確認する。このほうがいきなり辞書を引いて、workの項目を読むより効率がいい。そして試験のときには意味の分からない単語がたいていは出てくるから、その意味を文脈から判断するのはふだんのトレーニングがモノをいうのである。授業では、このように辞書に頼らずに文脈から適切な日本語を類推するトレーニングも時々織り込む。

 「the amount of waste」を「大量のごみ」と訳した生徒がいた。生徒たちは全員電子辞書を使っている、そしてジーニアス英和辞典の4版か5版である。そういう用例が載っていたのだろう。この場合は、「ゴミの量」であるが、文脈で判断するしかない。シャープがいいのかそれともカシオ製品か、迷うな。カシオは単三乾電池で動くがスマートではない。一人がシャープのバッテリー残量表示がでなくなったといっていた。迷うね、ほんと。数年使えばゴミになる。「第四章 スマホ・リサイクリングはアフリカのゴリラを助けることができるか?」なんて書いてあるから、ますますためらいがでる。スマホに限らず、電子機器はなるべく長く使うものだけ買うべきなのだろう。電子辞書は毎年機能がよくなるから、まるで消耗品で、まだ成熟した製品とは言えない。永遠に成熟しないのかも。あれこれ考え、そして考えあぐねる阿呆一人。使い棄てたらいいのだ。電子辞書、
そろそろほしい。(笑)


 「prevent A from B」は受験では出題頻度の高い用例であるから、辞書の簡単な例文をそのまま書き写して、30回音読、10回書きとって暗記するように指示する。
 スマホに使われている希少金属のコルタンの話が出てくるので、スマホで調べることを宿題にした。


 中3のときに、教科書「Sunshine」で5つのRが出てきたことを記憶しているか、訊いてみた。五人で協力したら、全部上げられた。
● Reuse
● Recycle
● Reduce
● Repair
● Refuse

 一番最後のものがピンと来ないかもしれない。スーパで買い物したときに、「レジ袋はいりません」というのがrefuseである。

 今日も2時間ノンストップ、質問すると前回よりもだいぶ反応がよくなっている。きっかけがあれば、英語アレルギーの生徒も、好んで英語の勉強をするようになるようだ。生徒の反応の変わりようにこちらが驚く。(笑)
  苦労し甲斐のある生徒たちだ、めんこい。もっとはやくやってやったらよかった。

 10分ほど前に終わって、日本語音読授業の希望者の確認をした。明日から4人だけ週1・10回の音読トレーニングをする。12月初旬におわるので、メンバーを入れ替えて2回目の音読トレーニングを予定している。テクストは斉藤孝『語彙力こそが教養である』をとりあげる。精確に標準の倍速でテクストを読み切れたら、国語だけでなく、他の教科も予習に時間がかからないから、学力の底上げができる。音読トレーニングの効果は、基礎的なスキルであるだけにバカにならない効果がある。読めなかった漢字や熟語をまるで囲んで、あとで漢和辞典で字義や国語辞典で意味を調べる。そして10回書きとる。語彙力の拡張も目標の一つ。
 芥川龍之介『地獄変』が2冊あるので、1ページ半2人が競って音読した。一人がスマホのストップウォッチ機能を使って計測したら、1分5秒であった。高速音読では50秒が目標値だ。ルビを振ったテクストなので、振っていないテクストではだいぶ速度が落ちるだろう。希望者が多ければ、水曜日「1.5時間×5回」、4人までなら、毎週木曜日4時10分から50分まで。

語彙力こそが教養である (角川新書)

語彙力こそが教養である (角川新書)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: 新書

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#4088 秋刀魚はなぜ不漁になったのか?:KJ法やBS法での議論を期待 Sep. 25, 2019 [8. 時事評論]

 根室さんま祭りの記事を#4087でアップしたので、続編として秋刀魚資源について仮説を考えてみたい。わたしが気になっているのは、次の三つの事実である。

 ①漁場が太平洋中央部(根室から1000㎞東)へ移動しているように見える
 ②秋刀魚がこの数年間で痩身化、小型化しつつある
 ③台湾船が太平洋公海上で大型船で秋刀魚漁をし続けている

 9/10時点で昨年同期比20%の漁獲量、つまり激減してます。それだけでなく、獲れる秋刀魚の小型化と痩身化が進行しているようにも見えます。形はそこそこ大きくても痩せているのです。

 漁場が根室沖数十㎞から、太平洋公海上(1000㎞)へ動いてしまったのはなにか理由があるはずで、問題はそれが一時的なものなのか構造的な変化が絡むものなのかということだ。
 根室沖の「日帰り秋刀魚漁場」から秋刀魚の食べる餌が激減していると仮定すると、漁場が移動した理由の説明がつく。

 餌の密度が数年前まで根室沖にあった餌場よりも太平洋公海上の餌場の密度が薄いとしたら、大きくなっても痩せた秋刀魚が増えたことにも説明がつく。
 太平洋公海上に大型船が居続けて、秋刀魚漁をずっとやり続け、船内冷凍した秋刀魚を輸送船が運んでいる。それまでの、小型船や中型船の漁獲総量に匹敵する。大雑把にみて、2倍とっている計算になるから、秋刀魚の小型化と資源の枯渇が心配になる。
 漁獲量制限に関する国際的協議で決まった割り当て量は、不漁で現実には獲り切れないほどの量が割り当てられている。つまり取り放題。

 漁場が根室沖から太平洋公海上へ1000㎞以上移動したのが一時的なものではなく、なんらかの構造的な変化が原因であるとしたら、プランクトンの供給が激減した理由は何が考えられるのか?

 気になる事実の提示や仮説のある人は投稿欄へコメントしていただけるとありがたい。ネットを通じて、KJ法やブレインストーミング法での検討を期待しています



KJ法
http://www.internalcontrol-navi.com/impruve/flow/kj.html

ブレインストーミング
https://ja.wikipedia.org/wiki/ブレインストーミング

*#4087 第27回根室さんま祭り9/21・22 Sep. 23, 2019 
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2019-09-23



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#4087 第27回根室さんま祭り9/21・22 Sep. 23, 2019  [87.根室の話題]

 根室さんま祭りが9月21日と22日に開催された。天気がよかった。今朝(9/23)の、北海道新聞によれば、
主催者によると、来場者数は昨年より2100人少ない1万6500人。不漁の影響で格安の箱売りを例年の半分の意箱2キロに減らし、予約販売に変更したことが影響したとみられる。

 土曜日に中標津空港へ女房殿を迎えに行った。はなまる中標津店で食事して、帰り道、厚床を過ぎてからたくさんの道内ナンバーの車とすれ違ったから、根室市の外から来た人は多かったのではないか。脂が載っていないし、鮮度がいまいちなことを知っていた根室っ子の参加が少なかったのかも。
 たりなくて冷凍さんまも使ったという話を耳にした。真偽のほどは定かでないが、ほんとうなら、とても残念なことだ。観光客は水揚げ日本一の根室で、船から陸揚げされたばかりの生秋刀魚を炭火で焼いて食べられると思ってきたのだろうから。来年のさんま祭りの観客動員数にどのような影響が出るのか関係者は心配しているのではないか。
  活きがよけりゃ炭火で炙った秋刀魚の味は絶品である。わたしは毎年この旬の到来が待ち遠しい。

 根室の近場の沖合で獲れる「日帰り秋刀魚」とは違って、600㎞も離れた公海上で獲れた秋刀魚は、獲ってから水揚げするまでに時間がかかり、鮮度がかなり落ちてしまうのが実情だ。昨日2度目の生秋刀魚を食べたが、脂っけなし、まるで一日たった秋刀魚のようで鮮度はよくない、110-120gの細長い秋刀魚だった。
 秋刀魚は大好きだから、それでも、旬の秋刀魚を焼いて食べられるのはうれしいしありがたい。市内の鮮魚店ではあまり仕入れていないようす。根室っ子は舌が肥えているから、鮮度の下がった秋刀魚の味には敏感だ。これではあまり売れない。美味しい根室産のサンマを食べてもらいたいから、日帰り秋刀魚の入荷をまっている。早く獲れてほしい。水産加工場もこのままでは原料確保ができないだろう。

 中型漁船(100トン未満)で600キロ離れた波のうねりの強い漁場まで行くのはリスクが高い。大樹町漁協の中型漁船(第65慶栄丸29トン)4-5mの横波で転覆し、乗組員捜索中のお祭りとなった。乗組員の中には根室市民が3人含まれていた。操舵室で一人見つかっただけで、他の乗組員は行方不明。捜索は昨日打ち切っている。水温が低いから生きていることはないとの判断だろう。生きとし生ける者たちにはいつか死が訪れるが、このようにある日唐突に亡くなる人がいる。その日がいつか知らぬだけで明日は我が身かもしれぬ。
 乗組員のみなさまのご冥福をお祈りします。

 近海は不漁だから、危険を承知で600㎞も離れた公海まで中型船で漁に行っている。燃料代に数百万円かかっているから手ぶらで戻るわけにはいかない。「秋刀魚は代わりがきかない収入源、取りに行かなければ生活が成り立たない」という深刻な事情がある。近場のロシア海域に3度出漁するも秋刀魚の群れが見つからなかったという船主もいる。
 中型船でおなじ海へ漁に出る船の乗組員のみなさん、ほどほどに秋刀魚をとって無事に戻ってください。

 「漁業情報サービスセンターによると、全国のサンマの水揚げ量は10日現在、前年同期比8割減の2007トン。統計を始めた1973年以降で最低だ。漁場は根室市の花咲港から約千キロ東で、担当者は「北方四島から北海道・東北の周辺に漁場が形成されていないのが今年の特賞。道東沖を南下する群れが全然いない」と説明する。
 10月になったら脂ののった150gくらいの秋刀魚がたくさん獲れてほしい。5年前には今の時期には180g/尾が普通だった。

 60年前には脚を開いてもつと1.2mもの大型のタラバガニをたらふく食べられた。そういうタラバガニが市内の蟹屋や鮮魚店から姿を消して何十年たつのだろう。大衆魚である秋刀魚がタラバガニの二の舞にはならないでほしい。漁獲量が多くて無限にあるように見えても、しっかり漁獲制限をしていないと、水産資源はみるまに枯渇していく。

  根室の水産資源の枯渇化の歴史を俯瞰してみると、
  タラバガニ ⇒ 紅鮭 ⇒ 秋刀魚
 最後に残っていたのが大衆魚の秋刀魚だった。どれも獲りすぎた結果。乱獲すれば資源は枯渇する。お金になる順番に枯渇していった。もっと金儲けをしたいと、もっともっとという欲望が抑えられなければ、資源はなくなる。もう後はない。金額が張り、漁獲量が大きい魚種は根室には他にないのである。北海道沿岸の他の水産都市と変わらないことになる。いままで資源が豊かだっただけに、養殖技術が他の市町に比べて数十年遅れている。


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#4086 根室高校2年数学の授業速度チェック:学力別クラス編成は効果なし Sep. 23, 2019 [71.データに基づく教育論議]

 根室高校の前期期末テストは9月3日から6日までだった。2年生の数学のテスト範囲を俎上に載せてみたい。
 数Ⅱは「第2章 点と直線」までだからp.80まで。総ページ数は225頁あるから、35%の進捗である。
 数Bは「第1章 数列」でp.38まで。高校数学で一番重要な項目である「数学的帰納法」は授業が間に合わず範囲から外された。「第3章 確率分布と統計的な推測」はやらないので、「第2章 ベクトル」をこれからやることになる。ベクトルの最終ページは108であるから、35%の進捗である。
 9月から2月まで6か月だが、数Ⅱはこれから、「第2章2節円の方程式」、「第2章3節 軌跡と領域」「第三章 三角関数」、「第4章 指数関数・対数関数」、「第5章 微分・積分」がある。前期よりもずっと内容が重たいから、同じペースでやったとしたら、微分・積分の章をやり残すことになる。残りを2倍の速度で授業をしたらどうなるだろう、想像してみてほしい。97%の生徒が授業についていけないだろう。
 数Bも進捗が35%だからほぼ2倍の速度でやらないとベクトルの章が終わらないことになる

 数Ⅱは必修科目だ。ガンマクラスが二つ、ベータクラスが二つ、アルファクラスが2つに学力別編成されている。それぞれがガンマⅠ、ガンマ2、ベータ1、ベータ2、アルファ1、アルファ2という風に6段階にわたって学力別に分かれた授業を受けている。数Bは選択科目で学力別に4クラス編成授業。それなのにどうしてこんなことになっているのか?
 定期テストを全クラス同じ範囲でやっているからだ。
 ガンマクラスは速度が1.5倍でいい、ベータは2割アップ、アルファは基本問題のみ、テスト範囲を別にするしかない。しかし、問題が違っては評価が困るし、成績でクラスの入れ替えをしているから、そのときに支障が出る。上のクラスへ昇格した生徒は、やっていない範囲があることになる。だから、一番学力の低いクラスに授業速度を合わせるしかない根室高校の数学担当の先生たちは困り果てているのではないか
 今年から、ガンマクラスとベータクラスとアルファクラスは試験問題が少し違っている。8割共通で2割がクラスごとの問題になっていると聞いた。先生たちの苦肉の策だろう。

 学力別編成をしてもガンマクラスの生徒たちはその恩恵を受けていない。著しく遅い速度の授業を我慢して聴いている。釧路湖陵へ進学した同級生に比べて大学進学を考えると著しく不利になる。先生たちも、ガンマクラスはもっと速度を上げていいと思っているはずだが、それができない。
 学力データに基づかぬ杜撰な高校統廃合をしたためである
 2校体制のときは根室西高校では数Aは1年生では履修できなかった。学力を考慮して数Ⅰと数Aの同時履修は無理だと判断していたのだろう。数Bは2年生の選択科目になかった。教科書の難易度もずっと低いものを使っていた。そういう生徒たちが根室高校に3年前から全員入学してきており、学力差が極端に拡大した。十数年前には根室高校普通科に五科目合計点(300点満点)が150点Fランクで不合格となった生徒が3人いたことがあるのだが、いまでは100点を切っても合格できる。
 本来同じ教科書では教えられない学力差があるのにそういう現実を無視した統廃合を行った。いま根室高校の先生たちはお手上げ状態にある。

 このままでは、根室高校普通科の学力はますます低下し、大学進学率も、進学先も大きく変化してしまう。すでにそういう兆候が出ている。首都圏の大学への進学者数が激減して一桁になっている。早稲田大学商学部への推薦枠がなくなったと最近聞いた。平成27年度は、道外私大へ41人が、平成29年度は8人が進学。わずか3年で1/6となってしまった。
  道内国公立大への進学者数も激減している。これらにさらに拍車がかかる。
 根室の高校は一つ、根室高校生の学力が長期にわたって低下し続けるということは、根室の町がダメになるということに等しい。未来の根室を支えるのは市内唯一の高校となった、根室高校出身者である。このままではその学力が長期にわたって低下していく
 教育こそが町の礎ではないのか?

 根室に住む大人たちには、そして故郷を愛しているなら、それぞれ自分の職業を通じてやるべきことがある
 市議会文教厚生委員会は根室高校の科別編成を議論する必要があるだろう。もちろん、中小企業家同友会商工会議所ライオンズクラブロータリークラブ水産業界諸団体も真剣に議論したほうがいい。あなたたちの企業の未来がこのままでは危機に瀕することになる。優良な地元企業が減っていけば、根室の人口減少が加速する。

 くれぐれも市長の諮問委員会方式で閉鎖的な検討はやらぬように。それで前回失敗して、こういう惨憺たる事態を招いた。データに基づかぬ議論は無意味であるだけでなく有害。杜撰な議論で決めたら、ろくでもない結果がすぐに後を追いかけてくる。オープンな場で議論すべきだ。

 なにもしなければ、なるようになるだけ。根室の町から根室っ子が逃げ出し、地元企業は必要な学力をもった人材確保ができず、一つまた一つとつぶれていく。
 根室の未来は根室に住むわたしたちが変えなくて誰が変える?



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#4085 フェリチン定量:Sep.19, 2019 [36. 健康]

 白内障の術後3か月間は目薬がなくなるごとに診察を受けることになっている。目薬(ネバナックス)がなくなりそうなので、9/17に市立病院眼科を受診してきた。
 朝、7時5分前に市立病院へいくと、7時には30人ほど並んでいた。診察券を受け付けの機械へ通すと眼科受付番号は「9014」、眼科で外来受付14番目ということ。並んでいた人の半数以上が眼科のようだ。いったん家へ戻り、8時25分にまた病院へ行った。受付で名前を呼ばれるのを待ち、基本票を受け取って眼科窓口へ出した。5分くらいして、視力検査や眼底検査をして、瞳孔拡大の点眼液をさしてもらい、30分間まつ。一滴さしただけで黒目がどんどん広がっていくから不思議だ。右目と左目では黒目の広がる速度も元に戻る速度も違っている。

 白内障手術は7/31だった。それ以来3種類の目薬が出ていた。
①ベガモックス
②フルメトロン
③ネバナックス懸濁性点眼液

 フルメトロンは結晶ができるので振ってから使う。「振る目とろん」、ダジャレだ。
 ネバナックスも振ってから使う。ねっとり、ネバネバしているので、ネバナックス、これも駄洒落だろうか?
 ネバナックスは薬容器の尖端のところに粘ってついてしまうので、そのつどテッシュでふき取るから、水のように粘性のない他の2剤よりも早くなくなる。

 瞳孔が拡大したのを看護師さんが確認してから2番の検査室へ入り、検査をしてから、3番の診察室で大谷先生の診察を受けた。ベガモックスとフルメトロンは使い切ったらそれでOK。あとは10月末までネバナックスだけを点眼すればいいということになった。ありがたい。術後の経過は「順調」ということだった。そういってもらえると安心だ。10月下旬か3月に新しいメガネをつくることにしている。

 ふじ薬局でネバナックス3本を受け取るとまだ10時半だったので、そのまま岡田医院へ行った。3か月検診で先週採血した血液検査結果が出ているので、病院の「ハシゴ」。
 フェリチン定量が33、基準値内(男20-250ng/ml)に入っていた。体内貯蔵鉄が少し増えたようだ。マツキヨの「ヘム鉄withバイオペリン」を2週間ほどやめてオリヒロの「鉄more in chewable」を服用していた。こちらの方が、わたしの場合は吸収がいいのだろうか。たまたまそうだったかもしれず、3か月間飲み続けて結果を見ないとわからない。これらは一日1錠だけ、どちらも1日2錠が目安となっているから半分の量。ほかに雪印乳業の「プルーンFe 一日分の鉄分飲むヨーグルト」を飲んでいる。頻度は週4本くらい。
  腫瘍マーカも異常なし。

https://www.matsukiyo.co.jp/store/online/p/4571104433880


http://health.orihiro.com/product/detail/?id=172



http://www.meg-snow.com/products/detail.php?p=prune_fe

プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト


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#4084 根室高校スポーツ大会 Sep. 18, 2019 [85.サイクリング]

 曇り空、9時の気温17.3度、東南東の風4.3m/s、湿度65%
 根室高校はいまスポーツ大会期間中である。今日(水曜日)は英語短期特訓の日だが、スポーツ大会の練習があるので、繰り延べしてもらえないかと生徒が言うので休みにした。
 9時45分に根室高校グラウンド横をロードバイクで走り抜けたとき、男子サッカーと女子サッカーをやっていた。グラウンドが広いから、同時に2試合で切る。応援の声が周囲に響いている。ボールを勢いよく蹴って追いかけ楽しそうだ。サッカーをやっている向こう側の野球場でもなにかやっていた。他にテニスコートが4面ある、生徒数500人とちょっとだからずいぶんと広い。

 前方に草刈り用の自動車が見えてくる。アームを路肩の外側の溝の部分30度くらいの傾斜の面を1m幅くらいで刈り取っていく。電信柱や標識があると横に出していたアームを引っ込めて、2mほど前進し、また左側に出した。きれいに刈り取っていく。路肩の部分1mを刈り取った後に、斜めになった部分をさらに刈っていく。フキの若い葉がみな刈り取られていた。

 今日の走行距離13㎞、RB累計走行距離5235㎞

<余談:さんま祭り>
 秋刀魚が不漁だ。毎年やっていた「つかみ取り」を中止するという。送りもモノが確保できないから、獲れ次第送るということで予約を受け付けるだけ。大きくて、脂がのっていて、近場で獲れた秋刀魚を食べたい。3週間ほど前に食べたのはほっそりして脂のない鮮度の悪い秋刀魚だった。公海上で獲った秋刀魚は、港に水揚げされるまでに日数がかかっているから、鮮度が悪くておいしくない。ああ、おいしい秋刀魚が食べたい。

<千葉県台風大災害>
 9月9日に千葉に台風が上陸して停電してから9日間、今朝の時点で49100戸がまだ停電中だという。屋根が破損している家が多い。そこへ雨の追い打ち。畳も壁もアウトだ。雨水が壁を伝うと、湿気でカビが生えている。全壊してなくてもあれでは壊さざるを得ない家が多そうだ。修理したくても大工さんたちは手が回らない。2年先だと言われた人もいる。寝る部屋もなくて、ほんとうにお気の毒に思う。

 根室は昨年9月6日の胆振東部地震で2日と18時間停電した。それだけでもとってもたいへんだった。冷凍庫のものは溶けかかったし、コンビニも営業できなかった。ガソリンスタンドには長い行列。根室市長選挙のまっただかかだった。
 灯りのない街並みから視線を上に移すと、夜空に星がとっても美しかった。台風、地震、火山噴火、日本列島はいつとこで災害が起きるかわからない。準備はゆめゆめおこたってはならない。

 そう考えると、東京オリンピックなんて如何にも馬鹿げた話だ。7月の酷暑の中で開催、それだけでも常識を外れてる。首都圏で直下型地震や台風被害があるやもしれにというのに…数か月間は電気・ガス・道路・水道…あらゆるものが麻痺状態になる。災害復旧の応援部隊、復旧に必要なあらゆる種類の技術をもった者たちをどうやって呼び集め、配置していくのか。仕事は段取り八分というではないか、事前の検討なしに災害が起きたら、しばらくは手の打ちようがない。首都圏の住民は命と財産に大損害を混むり、弱い者から多数命を落とす。災害時の実行可能なプランが必要なのである。それがないために福島第一原発事故の際には、住民が避難できずに放射能の高い場所にとどまり続けて被爆している。ロシアはチェルノブイリ原発事故のときに、3日間でバス数千台で周辺住民の避難を完了したという。事前に実行可能なレベルの避難計画があったからだ。
  組閣だオリンピックだと災害に対する備えはまるで念頭にない。
 台風15号で被災した千葉県民は高齢者が多い。そういう人たちをしり目に、被災復興計画も練らず、世は東京オリンピックに浮かれている。明日は我が身と知らずに。
*「政府初動対応に批判=内閣改造で「空白」-台風15号
https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/政府初動対応に批判%ef%bc%9d内閣改造で「空白」%ef%bc%8d台風%ef%bc%91%ef%bc%95号/ar-AAHruID?ocid=spartanntp#page=2


…しかし、この間の動きを検証すると、対応が十分だったか疑問が残る。千葉市付近への台風上陸は9日午前5時前。最初の災害対策会議は33時間余り後の10日午後2時半だ。中国地方を縦断した8月の台風10号接近の際、官邸は関係閣僚会議を上陸の前と後に計2回招集したが、今回は1回も開いていない。
 安倍晋三首相は予定通り11日に内閣改造を行った。この日は皇居での認証式や新閣僚の記者会見など関連の日程に終日追われたためか、2回目の災害対策会議は翌12日まで開かれなかった。防災担当相、経済産業相ら関係閣僚が初めて千葉県入りしたのは12日になってからだ。
 台風15号をめぐっては、東京電力の停電復旧の見通しが二転三転し、千葉県による被害確認も遅れたとの批判が広がっており、菅長官は会見で「復旧見通しが正確でなかった」と東電を批判した。だが、政府内では「後手に回ったのは政府も同じ」(高官)との声が漏れる。

*「胆振東部地震」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E8%83%86%E6%8C%AF%E6%9D%B1%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

*#3817 根室もようやく電気がつきました:満天の星、きれいだった Sep. 7, 2018
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-07





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#4083 路肩に繁茂する新旧のフキと画期的な経営管理システム Sep. 14, 2019 [85.サイクリング]

 曇り空。
 11時の気温は19.5度、南風6.6m/s、湿度67%
 10時46分にロードバイクで家を出た。
 高校前の一直線の道路は強い南風がときおり自転車を50㎝ほど左に押してしまう。二度目に来たときには風を感じて右に倒してバランスをとる。
 オホーツク海へ左折してから快調だ。空気圧が6.5barに下がっていたので9barに上げてきた。向かい風でなければペダルは軽い。空気圧が高いと速度が出る。下り坂では50km/sを超えた。

 海岸沿いを走っていくとラブホが海岸寄りにある。カーサという名前だが、千葉に同じ名前のファミレスがあった。SRLの子会社の千葉ラボへ新システムを導入した1991年に本社関係会社管理部から応援に3か月ほど通った。関係会社管理部でシステム開発技術と損益シミュレーション等の経営管理技術をもっていたのはわたし一人だけだったからだ。親会社から1億円ほど融資を受けて新システム導入を考えていたから、稟議書作成のために新システム稼働によって損益がどうなるか、精度の高いシミュレーションをする必要があった。生産性を3倍にして、赤字経営が続いていたのを一気に黒字へ、それも5年間で盤石の財務安定性を築くことを目標にした。予定通りに稼働して、ラボの生産性はすぐに2倍を超えた。
 自分の仕事は簡単に終わったが、現場仕事はたくさんあるから、付き合った。昼飯を一緒に食べることも、夜食を共にすることも、コミュニケーションには不可欠なのだ。そういう中で昼飯を食べに行った店の一つがCASAだった。「屯田」というファミレスもあった。茶巾ずしのおいしい店もあった。徹夜作業が何度もあったので、夜食の買い出しにも付き合った。3年たってから、練馬のラボと千葉のラボを統合した会社へ出向することになったのだから、運命は面白い。とんでもないことを考えていた。ラボを移転して、150mの平面ラインでの検体処理を考えていた。検定の受付処理・分注から検査まで、ワンフロアでやるつもりだった。東京ラボのM輪社長と構想を具体的に練り始めたところで、親会社から「呼び出しがかかって、帝人との臨床治験検査及びデータ管理の合弁会社の経営を担当することになってしまった。それがなければ、具体案をつめてから、八王子ラボを棄てて、グループ全体のより大きなラボを創るつもりだった。老朽化して耐震性が脆弱だった練馬ラボの建て替えではなくて、練馬の子会社を拠点としてSRLグループ全体の「核ラボ」建設を考えていた。SRL八王子ラボに4年いただろうか、購買課で機器担当をして、そのご学術開発本部スタッフとして開発部と学術情報部と精度保証部の仕事を兼務して、ラボ内は知り尽くしていた。最初にできた「八王子ラボ」は八王子市と日野市の境界線をまたいでつくられていた。そのご受付業務とシステム部専用の建物、3ラボ、遺伝子ラボが離れたところに建設された。増設増設で4か所に離れた八王子ラボは不便この上なしだったが、SRLは一部上場企業だから、おいそれと八王子ラボ群を棄てることはできない。慥かな段取りと損益シミュレーションが必要だった。それができるのはSRLで一人だけ。SRLであとやるとしたら、これだけ、自分にしかやれないワクワクする仕事と思っていた。あと3か月あれば、親会社のK藤社長へ具体案をもって相談に行くつもりだった。K藤さんは厚生省からSRLへ来たときには調査役だった。かれの分析と政策提案書を当時読んでいた。面白い人が来たと思った。慶応大学医学部出の切れ者だったから、具体案をもっていけば説得できると踏んでいた。運命は分からぬものだ、子会社のSRL東京ラボで社長のM輪さんからお呼びがかかったので、社長室へいくと俯いて、親会社社長のK藤さんからebisuを帝人との合弁会社に投入するむね言われた、「親会社・社長K藤さん直接の指示だから断れない」、これも運命かと受け入れた。ラボの自動化は平面のほうがずっとやりやすい。垂直方向への搬送があると運ぶのは液体だから、ジャムったらえらいことになる。病気を患っている人たちの大事な検体だから、万が一にも検体をダメにすることは許されない。その後30年間日本一のラボであり続ける、巨大臨床監査ラボの構想にチャレンジしてみたかった。実務フローと仕様書を描けばいい。検査室ごとのサブシステムはすでにあったから、それほど難易度が高い仕事ではなかった。実は原価計算システムの大幅な改造を予定していた。新規導入項目の数量の伸びと伸びに応じた項目別原価シミュレーション・システムを開発して、年次損益シミュレーション・システムにつなげて、統合的な利益管理システムを構築しようとしていた。SRLに転職した翌年(1985年)に、大まかなところはデザインしてあった。25本のゲージをもつ5ディメンションの目標管理用業績評価システムへとつながる、経営状態を総合偏差値であらわすものだった。進研模試に例えたら、25科目の総合偏差値と言えばわかるだろう。これら25科目はそれぞれ収益性・財務安定性・成長性・生産性・活動性の5群にまとめられていた。
 統合システムを立ち上げた後、暇だったから、遊びでそんなことをして、いつかチャンスが来たらやってみようと思っていた。そういう統合シミュレーション・システムは、日本にはまだない。世界中を探してもまだないだろう。80年代半ばに出来上がっていたから30年ほど先を見ていたことになる。25本の経営指標群による目標管理と総合偏差値による業績評価システムは、関係会社管理部に在籍していた時に、子会社と関係会社の業績評価に一度だけ使用した。1992年だったかな、こちらは完成品だったから。これに匹敵するシステムもまだ日本にはない。財務データや人員データをベースにしたシミュレーション・システムだから、文系と理系の両方のクロスオーバした領域だった。80年代半ばは汎用大型コンピュータの時代、そして財務統合システムは文系分野のソフト技術者、シミュレーションシステムは数値計算プログラミングだから、利用する言語やマシンに違いがあった。時代は90年代に大きく変わり、パソコンやUNIXサーバーで両方処理できるようになった。SRLへ転職した84年に、SRLの子会社「東京ラボ」にDECのミニコンがあった。受付処理システムの開発に失敗して2台が使われないまま放置されていたので、経理部長へ使いたい旨申し出たが、システム部門の所有なので手が出せなかった。1978年からHP社のプログラマブル・キャリュキュレータで数値計算プログラミングをしていたのでミニコンで数値プログラミングの経験を積みたかった。当時DECのミニコンは3000万円ほどしていた。たまたま統合システム開発のほかに固定資産および投資管理システム開発も同時並行でしていたので、種類別に分類するために、全資産を実地棚卸して自分の目でみて回った。その時に使いきれなかったDECミニコン2台を見つけたのである、もったいなかった。それまでコンピュータ言語は3言語マスターしていたので、さらに数値処理に強いC言語に習熟したかった。自分の手でプログラミングしてみたら、仕様書の書き方が違う。外部仕様書でもプログラミングを考慮した、的確でコンパクトな仕様書が書けるようになる。システム開発の試行錯誤やプログラミング工数を1/3半分以下に短縮可能である。外部仕様書はそのままプログラミング仕様書になってる。ユーザー部門でそういう仕事の仕方を1980年から5年間していた。

 海岸通りから右折して、再び原野に戻る道路は急勾配の登り坂である。いつもは18km/hくらいで駆け抜けることができるのに、10-14km/hほどしかでない。南の向かい風がキツイ。あはは。
 道端に視線をやると、路肩ギリギリのところにフキの若葉が咲き誇り、その奥に黄色く変色し、穴だらけになったフキの枯れ葉が無残なさまを見せていた。奥のほうが我、手前の若葉は塾生たちか。
「マネジメント・フライト・シミュレーター」
 今日の走行距離18km、瞬間最大速度50.6km/h、累計走行距離5221km

 風を切って、いい走りだった。オホーツクへ向かう道で追い風のときだけ。風の神様と下り坂の神様が応援してくれた。(笑)
 
「マネジメント・フライト・シミュレーター」
 千葉大名誉教授の物理学者N先生とFB上で対話していたら、取り上げていたトピックスに関連のある本『システム思考』を読んでいるという。アマゾンの著者紹介の箇所を見た。
スターマン,ジョン・D.
MITスローン・ビジネス・スクール教授/システム・ダイナミクス・グループ・ディレクター。システム思考、組織学習、企業戦略のコンピューター・シミュレーション、非線形ダイナミクス理論を研究するシステム・ダイナミクスの第一人者。複雑なシステムにおける意思決定の改善を目指し、企業及び経済システムの「マネジメント・フライト・シミュレーター」分野を開拓した。今日の組織が直面するさまざまな課題と機会について多くの文献を手がけ、IBM教授賞、アクセンチュア・ベスト論文賞など数多くの表彰を受ける
 
 原著John D. Sterman『Business Dynamics: Systems Thinking and Modeling for a Complex Worldは2000年に出版されている。

 
わたしが70年代終わりから80年代中頃までやっていた仕事も同じ「マネジメント・フライト。シミュレータ」の一つである。ネーミングがうまい。(笑)
 この分野で、ようやく若いフキが繁茂し始めたようでうれしい。

システム思考―複雑な問題の解決技法 (BEST SOLUTION)

システム思考―複雑な問題の解決技法 (BEST SOLUTION)

  • 作者: ジョン・D・スターマン
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2009/09/11
  • メディア: 単行本



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