#4089 英語短期特訓授業 6th:"Gamification" Games May Save the Word Sep.25, 2019 [78-1Vivid 3短期特訓補習]
根室高校は前期・期末テストが9/3~6まであったので、英語の短期特訓授業は2週間休んだ。
今日が6回目で、"Gamification" Games May Save the Word の続き、Part 3 である。用意しておいた「words order」のプリントを10分ほど説明してから、教科書本文講読授業を始めた。
2文ずつ10回ほど音読してから、主語と本動詞を生徒に質問して、文型を確認しながら授業を進める。音読速度は上がっていく。
次の文は2か所で引っかかった。
(1) Then, more than 100,000 people played the game and the puzzle was solved in just three weeks.
「100,000」は英語では何と読めばいいのか、訊いてみた。英語が苦手の生徒たちだから、だれも答えられなかったので、順に書いていく。いま覚えればいいのである。本気でやれば進研模試全国平均レベルへはすぐに追いつき追い越せる。
100: one hundred
1,000: one thousand
10,000: ?
100,000: ?
1,000,000: ?
10,000,000: ?
100,000,000: ?
1,000,000,000: ?
順に、ten thousand, one hundred thousand, one million, ten million, one hundred million, one billion.
「the game and the puzzle」と読んでしまって、意味がつかめない生徒がいた。この文は重文なのである。
① more than 100,000 people played the game
② the puzzle was solved in just three weeks
これら二つの文がandでつながれただけ。英語が苦手な生徒たちは、文章をたくさん読んでいないから、案外こんなところで混乱を起こすものだ。たくさん読めば、いろんな事例にぶち当たり、そこで学ぶことができる。読め、読め、もっと読め。(笑)
(2) According to research, people all over the world spend 3,000,000,000 hours a week playing online games.
ここはうっかり読み間違えた。researchが無冠詞であることを見逃した。(1)の文に続けて、(2)の文の段落が始まるのだが、10万人が30億時間と読んでしまった。割り算をしてみたら、「30億時間÷10万人=3万時間/人」となる。そんなわけはないから、誤読とすぐにわかった。「世界中でオンラインゲームをしている人たちの消費時間を全部合わせると、週当たり30億時間になる」と言っているだけ。前段の10万人は関係がないのだ。「a week」は週当たりということ。「per week」と書き直してもよい。
Part-3の冒頭の文の「were doing research」と2文目の主語である「the research」には、書き手の修辞上の考慮がある。「were researching」と書いたのでは、後の文で「the research」で受けられなくなる。
今日が6回目で、"Gamification" Games May Save the Word の続き、Part 3 である。用意しておいた「words order」のプリントを10分ほど説明してから、教科書本文講読授業を始めた。
2文ずつ10回ほど音読してから、主語と本動詞を生徒に質問して、文型を確認しながら授業を進める。音読速度は上がっていく。
次の文は2か所で引っかかった。
(1) Then, more than 100,000 people played the game and the puzzle was solved in just three weeks.
「100,000」は英語では何と読めばいいのか、訊いてみた。英語が苦手の生徒たちだから、だれも答えられなかったので、順に書いていく。いま覚えればいいのである。本気でやれば進研模試全国平均レベルへはすぐに追いつき追い越せる。
100: one hundred
1,000: one thousand
10,000: ?
100,000: ?
1,000,000: ?
10,000,000: ?
100,000,000: ?
1,000,000,000: ?
順に、ten thousand, one hundred thousand, one million, ten million, one hundred million, one billion.
「the game and the puzzle」と読んでしまって、意味がつかめない生徒がいた。この文は重文なのである。
① more than 100,000 people played the game
② the puzzle was solved in just three weeks
これら二つの文がandでつながれただけ。英語が苦手な生徒たちは、文章をたくさん読んでいないから、案外こんなところで混乱を起こすものだ。たくさん読めば、いろんな事例にぶち当たり、そこで学ぶことができる。読め、読め、もっと読め。(笑)
(2) According to research, people all over the world spend 3,000,000,000 hours a week playing online games.
ここはうっかり読み間違えた。researchが無冠詞であることを見逃した。(1)の文に続けて、(2)の文の段落が始まるのだが、10万人が30億時間と読んでしまった。割り算をしてみたら、「30億時間÷10万人=3万時間/人」となる。そんなわけはないから、誤読とすぐにわかった。「世界中でオンラインゲームをしている人たちの消費時間を全部合わせると、週当たり30億時間になる」と言っているだけ。前段の10万人は関係がないのだ。「a week」は週当たりということ。「per week」と書き直してもよい。
Part-3の冒頭の文の「were doing research」と2文目の主語である「the research」には、書き手の修辞上の考慮がある。「were researching」と書いたのでは、後の文で「the research」で受けられなくなる。
(3)Scientists at Washington University were doing research to make new medicine, analyzing protein structures. However, the research was very difficult and required quite a lot of time.
and以下の文の主語は前の文の主語と同じだから、省略されていることはだいたいの生徒が理解できるようになった。うれしい。
①the research was very difficult .
②(the research was) required quite a lot of time.
<Lesson 4
Can Cellphone Recycling Help African Gorillas?>
(4) You may have heard that recycling cellphones helps save the earth. But do you know how it works exactlly? First of all, recycling can help reduce the amount of waste. It can also prevent some chemicals contained in cellphones from polluting the envionment.
主語と動詞を生徒たちに質問して、次いで文型を確認してから、和訳を試みてもらう。最初の文はⅢ文型だが、that節のなかの文型は1文型である。原形不定詞のsaveはhelpを修飾しているから、副詞的用法。ここが正解できた人は五人の受講者の中にはいなかった。
「do you know how it works exactlly?」これは間接疑問文だが、itが何を受けているか質問してみた。Yさんだったかな、正解した。指示代名詞が何を受けているかを曖昧にしたら意味が分からない。名詞(単数)句を受けているから、「recycling cellphones」である。recyclingは動名詞であってcellphonesを修飾する分詞形容詞ではないのである。だから単数。それゆえ動詞は三人称単数現在形のworksとなっている。ついでに「works」の訳語も考えてもらった。workは基本単語で意味が多い。自分の日本語語彙の中から適当なものをピックアップしておいてから、辞書を引いて確認する。このほうがいきなり辞書を引いて、workの項目を読むより効率がいい。そして試験のときには意味の分からない単語がたいていは出てくるから、その意味を文脈から判断するのはふだんのトレーニングがモノをいうのである。授業では、このように辞書に頼らずに文脈から適切な日本語を類推するトレーニングも時々織り込む。
「the amount of waste」を「大量のごみ」と訳した生徒がいた。生徒たちは全員電子辞書を使っている、そしてジーニアス英和辞典の4版か5版である。そういう用例が載っていたのだろう。この場合は、「ゴミの量」であるが、文脈で判断するしかない。シャープがいいのかそれともカシオ製品か、迷うな。カシオは単三乾電池で動くがスマートではない。一人がシャープのバッテリー残量表示がでなくなったといっていた。迷うね、ほんと。数年使えばゴミになる。「第四章 スマホ・リサイクリングはアフリカのゴリラを助けることができるか?」なんて書いてあるから、ますますためらいがでる。スマホに限らず、電子機器はなるべく長く使うものだけ買うべきなのだろう。電子辞書は毎年機能がよくなるから、まるで消耗品で、まだ成熟した製品とは言えない。永遠に成熟しないのかも。あれこれ考え、そして考えあぐねる阿呆一人。使い棄てたらいいのだ。電子辞書、そろそろほしい。(笑)
and以下の文の主語は前の文の主語と同じだから、省略されていることはだいたいの生徒が理解できるようになった。うれしい。
①the research was very difficult .
②(the research was) required quite a lot of time.
<Lesson 4
Can Cellphone Recycling Help African Gorillas?>
(4) You may have heard that recycling cellphones helps save the earth. But do you know how it works exactlly? First of all, recycling can help reduce the amount of waste. It can also prevent some chemicals contained in cellphones from polluting the envionment.
主語と動詞を生徒たちに質問して、次いで文型を確認してから、和訳を試みてもらう。最初の文はⅢ文型だが、that節のなかの文型は1文型である。原形不定詞のsaveはhelpを修飾しているから、副詞的用法。ここが正解できた人は五人の受講者の中にはいなかった。
「do you know how it works exactlly?」これは間接疑問文だが、itが何を受けているか質問してみた。Yさんだったかな、正解した。指示代名詞が何を受けているかを曖昧にしたら意味が分からない。名詞(単数)句を受けているから、「recycling cellphones」である。recyclingは動名詞であってcellphonesを修飾する分詞形容詞ではないのである。だから単数。それゆえ動詞は三人称単数現在形のworksとなっている。ついでに「works」の訳語も考えてもらった。workは基本単語で意味が多い。自分の日本語語彙の中から適当なものをピックアップしておいてから、辞書を引いて確認する。このほうがいきなり辞書を引いて、workの項目を読むより効率がいい。そして試験のときには意味の分からない単語がたいていは出てくるから、その意味を文脈から判断するのはふだんのトレーニングがモノをいうのである。授業では、このように辞書に頼らずに文脈から適切な日本語を類推するトレーニングも時々織り込む。
「the amount of waste」を「大量のごみ」と訳した生徒がいた。生徒たちは全員電子辞書を使っている、そしてジーニアス英和辞典の4版か5版である。そういう用例が載っていたのだろう。この場合は、「ゴミの量」であるが、文脈で判断するしかない。シャープがいいのかそれともカシオ製品か、迷うな。カシオは単三乾電池で動くがスマートではない。一人がシャープのバッテリー残量表示がでなくなったといっていた。迷うね、ほんと。数年使えばゴミになる。「第四章 スマホ・リサイクリングはアフリカのゴリラを助けることができるか?」なんて書いてあるから、ますますためらいがでる。スマホに限らず、電子機器はなるべく長く使うものだけ買うべきなのだろう。電子辞書は毎年機能がよくなるから、まるで消耗品で、まだ成熟した製品とは言えない。永遠に成熟しないのかも。あれこれ考え、そして考えあぐねる阿呆一人。使い棄てたらいいのだ。電子辞書、そろそろほしい。(笑)
「prevent A from B」は受験では出題頻度の高い用例であるから、辞書の簡単な例文をそのまま書き写して、30回音読、10回書きとって暗記するように指示する。
スマホに使われている希少金属のコルタンの話が出てくるので、スマホで調べることを宿題にした。
中3のときに、教科書「Sunshine」で5つのRが出てきたことを記憶しているか、訊いてみた。五人で協力したら、全部上げられた。
● Reuse
● Recycle
● Reduce
● Repair
● Refuse
一番最後のものがピンと来ないかもしれない。スーパで買い物したときに、「レジ袋はいりません」というのがrefuseである。
今日も2時間ノンストップ、質問すると前回よりもだいぶ反応がよくなっている。きっかけがあれば、英語アレルギーの生徒も、好んで英語の勉強をするようになるようだ。生徒の反応の変わりようにこちらが驚く。(笑)
苦労し甲斐のある生徒たちだ、めんこい。もっとはやくやってやったらよかった。
10分ほど前に終わって、日本語音読授業の希望者の確認をした。明日から4人だけ週1・10回の音読トレーニングをする。12月初旬におわるので、メンバーを入れ替えて2回目の音読トレーニングを予定している。テクストは斉藤孝『語彙力こそが教養である』をとりあげる。精確に標準の倍速でテクストを読み切れたら、国語だけでなく、他の教科も予習に時間がかからないから、学力の底上げができる。音読トレーニングの効果は、基礎的なスキルであるだけにバカにならない効果がある。読めなかった漢字や熟語をまるで囲んで、あとで漢和辞典で字義や国語辞典で意味を調べる。そして10回書きとる。語彙力の拡張も目標の一つ。
芥川龍之介『地獄変』が2冊あるので、1ページ半2人が競って音読した。一人がスマホのストップウォッチ機能を使って計測したら、1分5秒であった。高速音読では50秒が目標値だ。ルビを振ったテクストなので、振っていないテクストではだいぶ速度が落ちるだろう。希望者が多ければ、水曜日「1.5時間×5回」、4人までなら、毎週木曜日4時10分から50分まで。
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2019-09-25 21:29
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