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#3225 釧路市議会議長月田さんを囲んで  Jan. 26, 2016 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 25日23時の気象庁データでは、根室の気温が今冬初めてマイナス10.8度で、二桁に突入です。最高気温は2時と3時のマイナス6.2度でした。
 生徒のお迎えの車が停車しやすいように、雪の山を削って車道を広げましたが、冷えているので雪はさらさらでした。

 「釧路の教育を考える会」でお付き合いのある月田さんの議長就任祝いに、釧路の同窓が集うというので土曜日(1/23)に一人で車を運転して出かけました。
 昨年4月に釧路市議会議長に就任したのですから、ずいぶんと間が開いてしまいました。同窓のどなたかが、月田さんの就任祝いをしようと声をかけたようです。同窓ということでわたしにも声がかかりました。
 月田さんの仕事ぶりは「釧路の教育を考える会」で6年間見てきました、仕事のできるすごい奴が同じ学部学科の後輩にいると喜んでいます。

 場所は釧路末広町のとある名店の2階、10名が集まりました。釧路商工会議所会頭も同じ学部の後輩、話を聞きながら、場の流れにちゃんと目配りしているところはなかなか繊細な神経の持ち主のようでして、最近人気のあるラグビー部に所属していたとご本人の弁。全体の流れを常に読みながら、場の状況を的確に判断して会話できるところは、さすが元ラグビー部。冗談と本音が入り混じった愛嬌のある会話がお上手でした。
  30歳代の若い人がお二人出席していました。ひとりは地元国会議員秘書、もう一人は市役所職員、将来が楽しみです。一生のうちで一番仕事のできる時期ですから、自分の仕事に没頭して30歳代を走り抜けてもらいたい。
 会場になったお店の店主も同窓でした。月田さん以外はみな初めてお会いしましたが、2次会まで楽しくお酒が飲めました。
 釧路管内と根室管内をあわせると校友が250名もいるというので、これにはびっくりしました。入学しやすい大学ということもあり、そんなにいるのでしょう。
 道内には校友会の支部が九つあるそうで釧路支部は校友会活動が低調で風前の灯、また集って呑もうということになりました。

 教室は昨年5月に自宅書斎に移したし、土曜日は月に2回休みにしたから、釧路までなら気軽に出かけられます。「釧路の教育を考える会」「北海道教育文化研究所」「大学校友会」と釧路でお酒を飲む機会がまた一つ増えたようです。秋刀魚と同じで胃がありませんから酒量は少ない、でもすぐに酔えます。いきなり腸に入ってきて消化が始まるので、スキルス胃癌の手術をしてから二日酔いは一度もありません。(笑)


「くしろよろしく」・・・月田さんのブログより
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51808973.html
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第3371回 同窓の絆

久々の専修大学OBの集い。
 和やかに、同窓の絆を実感しつつ、大いに盛り上がりました。

 『議長就任、おめでとうございます』
 「もう随分以前のことではあるのですが・・・」

 『いやいや、多少のタイムラグは気にしない、気にしない』
 「そのお気持ちが有難いです」

 会場となった、某料理店の社長も同窓。
 『今夜のために、用意しました』

 根室の銘酒「北の勝 しぼりたて」
 根室から参加された先輩が『よく手に入りましたね』

 近頃は、人気が高過ぎて、根室でも発売後すぐに売り切れるとか・・。
 釧路の酒屋さん曰く、入荷数が減らされてお得意さんにも十分に分けられない、と。

 『今夜は特別ですから』
 「遠慮なく、ご馳走になります^^」

 現役時代は、全く交遊がなかったとしても、同窓というだけで格別の親しみ。
 それぞれの年代ごとに話題を提供しながら、夜更けまで語り合いました。

 『これを機会に、校友会の体制を強化しよう』
 誰ともなく提案があり、今後関係者で協議することになりそうです。

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<余談>
 出た料理もおいしかったが、釧路で北の勝「搾りたて」が呑めるとは思いませんでした。同級生で親戚でもある西浜町のコウジのお店が閉店してからは「搾りたて」が手に入らなくなりました。
 文字通り幻の酒とあきらめていたら、今年はある方から戴きました。超、うれしい!
 地元の魚で呑むなら、北の勝「大海」がなかなか相性のよい抜群の酒であることに数年前に気がつきました。楽しみが増えたわけです。
 ところで、宴席に出されたウニの茶碗蒸しが絶品でした。東京であれだけの材料を使うお店なら相当格式が高い。最後のデザートにひし形に切った薄紫色のタルトがでたのですが、これも品のよいお味でした。
 大事なお客様をお連れするにはいいお店です。釧路一番の老舗だそうですから、地元はいうに及ばず、周辺の町でも知っている人が多いようです。帰路、厚岸の親戚のところへ寄ってきました。今年傘寿を迎えるTちゃんは、「あのお店は一番の老舗だから、釧路で知らない人はいない」と言ってました。 


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#3214 大鷲のいる桂木の浜 Dec. 30, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]


 今年もあと1日で終わりです、一年間弊ブログをお読みいただきありがとうございます。
 年の最後に大自然が身近にある根室の風景を紹介します。

 桂木の浜まで歩いて15分ほど、この時期は大鷲やオジロワシが3~10羽ほど住み着いています。春の訪れと共にいなくなります。

 大鷲が4羽、オジロワシが1羽、悠然と空を飛んでいました。Nikon S6900(デジカメ)で最大24倍ズームで追いかけみますが、なかなか画面にとらえることができません。飛んでいる姿の撮影はあきらめて、「8×」の双眼鏡で追うと視界の外へ逃がさずに追いかけられます。
 方向転換するときやこちらへ向かって飛んでくるときに、両肩と尾羽のところが真っ白に輝いて見えます、美しい鳥です。大鷲が飛んできて近くの木に止まり、「クェックェッ」と啼きました。1羽だけいたオジロ鷲はまだ若いようで、尾羽が白くなっていません。トンビもいますが、大鷲に比べると羽が小さく貧相に見えます。坂の途中から20分ほどのんびり眺めていました。気温はマイナス0.2℃、顔と指先がしゃっこくなりました。

<写真①:木にとまっていた大鷲2羽>
 電子ズームでマックス「24×」でようやくとらえました。手ブレするので、画面の中に大鷲をなかなかとらえられません。エイヤッと5回シャッターを切った中の一枚です。デジカメはシャッターを切るのに反射神経を要求するようです。(笑)
 大きいサイズだと画面の右側が切れてしまいます。
SSCN0072.JPG

SSCN0073.JPG

<写真②:桂木の浜へ降りる坂道>
 途中から、坂の上へレンズを向けてみました。露出がアンダーですね。ディスプレイを目で見てしまうから、露出不足に気がつかない。1眼レフだと先にどういう露出になるか計算してから画像の明るさをイメージして絞りとシャッター速度を決めるから、こういう写真にはなりません。というのは言い訳で、デジカメも使いようです。

SSCN0074.JPG

<写真③:桂木の浜から西側を撮る>
 陽が短いので太陽が下にさがりはじめていました。逆光なのでデジカメのメモリで1.5倍の露出になっています。太陽のあるほうの空は真っ白にとんでしまっています。この岩の向こう側が釣り場になっています。

SSCN0075.JPG


<写真④:東側へレンズを向けました>
 友知(トモシリ)海岸が向こう側に見えています。わたしはやったことがありませんが、カニが釣れるそうです。
SSCN0076.JPG


<写真⑤:岸辺に水鳥が3羽>
 ニコンのレンズは青味が強いようです、これは好き嫌いがありそうですね。しかし色補正機能はありません。どの写真も、写っているほど青味かかってはいません。使って見ないとわからないものです。左と中央の鳥は、ウミネコなのかカモメなのかわたしには区別がつきません。嘴がはっきり写っていると判断がつきます。黄色い嘴に黒い帯が入っていればウミネコです。啼き声があれば猫のような声を出すので、誰にでも判別がつきます。
SSCN0077.JPG


<写真⑥:フキノトウが芽を出しています>
 路肩のアスファルトを割って、フキノトウが芽を出しています。坂の途中にありました。海岸へ下りる坂はさえぎるものが何もない南斜面なので、日差しがまっすぐに降り注いで暖かいのでしょう。散歩したのは1-2時ころ。アスファルトの窪みのところに見えているのが、フキノトウです。もっと近づいけばよかった。いま試して見たら、20cmくらいまで近づいてもピントが合います。
 これもちょっと露出不足、デジカメなのに撮るたびにマニュアルで露出補正するのはちょっといただけない、オートでパチパチ撮れるところが利点のはず。1眼レフカメラがほしくなりました。(笑)
SSCN0078.JPG


 家から歩いて往復50分ほどの散歩コースでオジロ鷲や大鷲を観察できます。女房の話では、キタキツネや鹿にも散歩道でよくでくわすそうです。夏になると根室半島中央部の「牧の内」をサイクリングしていると、ふくろうの啼き声を聞くことがあります、姿は見ていませんが、一度見たいものです。
 住んでいるとあたりまえのこの風景にとくに感慨はありませんが、人が住んでいるところで大鷲を見ることのできる場所は日本にそうはありません。
 根室高校を卒業してから35年間も東京住まいでしたので、東京日野市にも自宅がありますが、丘の上で周りに木が多く、毎朝たくさんの種類の野鳥が囀ります。しかし大型の猛禽類はいません。その土地々々で自然も様相を変えます。だからいま住んでいるところがふるさとでいいのではないでしょうか。

 それではみなさま、よいお年をお迎えください。 m(_ _)m




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#3210 デジカメCOOLPIX S6900のズーム性能  Dec.21, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 昨日購入した「ニコン COOLPIX S6900」のズームがどの程度使えるのか試して見ました。

 「光学ズーム12倍、ダイナミックファインズーム24倍、600mm相当」とカタログに載っていたので、2階の窓からオホーツク海方向へレンズを向けて写して見たら、モダ石油の「モダ」という字がディスプレイで確認できました。直線距離で2kmあります、10倍の双眼鏡では看板は確認できましたが文字は小さすぎて読めませんでした。
 デジカメの望遠性能はなかなかすごいものがありますが、2MBだと画像の粒子が荒れます。16MBサイズだと、もっときれいに写るはず。

【25mmサイズ】
 カメラは真西に向いていますから、北西の空にグラディエーションがかかったように左から右側へ雲が厚くなっているのがわかります。元画像は2MBサイズですが、それを320×240の「スモールサイズ」に縮小表示しています。
曇り空だったので海との境界がはっきりしていませんが、家並みの向こうに海と陸地があるのですが25mmでは視認できません、「モダ石油」の看板も見えません。
 アンテナ用コンクリート柱の向こう側に電線が見えますが、12倍にズームすると太目のケーブルに細いケーブルがらせん状に巻きつけられているのがはっきりわかります。

SSCN0016.JPG


【中間倍率】光学ズーム「12×」
 これが光学ズーム「12×」の限界です。ここから先は「ダイナミックファインズーム」の領域になります、粒子の荒れを防ぐソフトで処理しているようですが、電子式ズームですから程度問題で仕上がりがよくありません。使用メモリーを16MBに増やして利用したらよいと思います。
 方角は西方向ですから、見えている陸地は風連湖付近のようです。地図で距離を測ると直線距離で約12kmあります。線上に見えている陸地の手前が海です。曇り空で海も空も同じ色になっていますね。
  電線の1cmほど下(左1/3)のところに赤っぽい看板のようなものが写っていますが、「ダイナミックファインズーム」機能を使うと看板であることがわかります。

SSCN0017.JPG



【最大倍率】ダイナミックファインズーム機能「24×」
 ディスプレイ上では、左下に写っているモダ石油の「安、モダ、セルフ」の字がはっきり読めます。モダ石油のGSは国道沿いにありますが、直線距離で2kmほどです。
 最大倍率で撮るときは、16MBサイズで撮って、細部の粒子荒れを緩和するしかなさそうです。4軸の手ブレ防止装置が働いていなければブレてしまっています。撮るときには画面が手ブレして画面を固定できませんでした。デジカメは一眼レフカメラと違って軽いので、コンパクトデジカメはもちにくいんです。でもすごいですね手ブレ補正機能は便利です、この辺りが45年前の1眼レフとは決定的に違います。600mmの望遠レンズを手持ちで撮影したら、わずかなブレが大きく影響するので、これほどの写真はとれません。コンパクト・デジカメがこんなに威力があるとは使うまで知りませんでした。超軽い。


SSCN0015.JPG


【その他の感想】
 2MB(1600×1200)で撮った画像を、カメラのディスプレイ上の縮小機能「スモールサイズ」を使って「320×240」に縮小表示できます。サイズは3つ選択できますが、この写真は3つのうちの中間サイズです。
 取説には書いていませんが、ディスプレイに当該画像を表示してから、メニューバーにタッチすると、いくつか並んだ機能の中にトリミング機能があるので、どのようにでもカットできます。
 
 3型46万ドットの高精度ディスプレイはじつにきれいに画像を写してくれますが、そのの実サイズは、53mm×49mmですから、整数比に直すと、約40:37になっています。

 画像選択メニューには12MBに2種類、16:9(4608×2592)と1:1(3456×3456)があるので、プリセットできる画面の横縦比は、
 「4:3(基本)」、「1:1」、「16:9」の3種類あることになります。
 モニター画面は横縦比に応じて変化します。

 16GBのSDメモリーを入れておくと、12MBの画像なら1000枚超格納できそうです。1枚4MBでも3500枚は大丈夫そうですね、どんどんシャッターを切って、いい画像だけ残せばいい。撮った写真で要らないものの削除操作はサムネイル画面で、削除画像にチェックマークを付けていけば、つけた画像だけ一括消去できます、便利な機能です。面白いですね、コンパクト・デジタル・カメラ。

《便利な「活用ガイド」あり》
  取説があまりにもコンパクトなので、ほとんどの機能の使い方が書いておらず、カメラのボタンやタッチパネルのアイコンを弄繰り回しながら、さまざまな機能を確認していたのです。不便やるかたなしと思いながらも楽しい作業でした。Nikonがこんな不親切なわけはあるまい、ひょっとしてネット上でもっと便利なグッズをオープンしているのではないかと検索したらありました、「活用ガイド」。カメラについているのは29ページしかない簡単な取扱説明書ですが、こちらはたっぷり184ページあります。

*Nikon COOLPIX S6900「活用ガイド」
http://download.nikonimglib.com/archive2/XNrBn006es91012jIIZ56YtraH71/S6900RM_(Jp)04.pdf


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#3172 冬の訪れ:タイヤ交換 Nov. 8, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 小雨そぼ降る日曜日の朝、根室の最低気温は真夜中の1時に2.6度を記録、朝8時には4.7度と少し上がり、庭の松の枝先だけが風に震えている。初雪も先週降った、そろそろ根室も氷点下を記録しそうな気配である。
  (中標津の昨日の最低気温はマイナス7.5度!)

 根室の冬は案外暖かく、内陸部のあちこちの最低気温がマイナスと報じられてもしばらくの間はプラスであり続ける。それは根室半島が太平洋とオホーツク海へと突き出しているからだ。その様は「半島」の英語名peninsulaにふさわしい。

 一昨日の金曜日(11/6、昨年は11/20)にGSで冬タイヤへの交換作業をしてもらった。一度やってみたいとは思うが、自分ではやったことがない、やったことがないことはできない。(笑)
 外した「夏」タイヤを清掃するついでに点検してみたら、一つのタイヤに30個ほども小石が挟まっていた。これではブレーキ性能が落ちるのでラジオペンチで全部取り除いた。さびた釘が斜めに2.5cmほど刺さっていたのでそれも抜いた。

 時々、タイヤを自分で点検する必要があるようだ。みなさんはどうしているのだろう?



< 余談 : 教育談義 >
 教育ブログ「情熱空間」がゆとり教育の後遺症を論じているが、コメント欄へ異論が寄せられ甲論乙駁、議論はゆとり教育を超えてなされている。さまざまな立場から異なる意見のがあるのは当然のこと、そして議論がなされることは結構なこと、16個のコメントをお楽しみいただきたい。

*「負の遺産~ゆとり教育が遺したもの~」
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/8209401.html#comments



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#3138 日本最東端の駅(東根室)で「はいチーズ!」 Sep. 20, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 今年出版された佐藤優『世界史の極意』を読んでいたら、山川出版の教科書、『要説世界史A』と『詳説世界史B』を推奨していたので、ツタヤで注文しようと、途中で東根室駅を通ったら、車が一台とまっていて、若い男女から声をかけられた。

「写真撮っていただけませんか?」
「いいよ」
「(カメラのディスプレイを確認しながら)こんな風に(「日本最東端の駅」の標識を)入れてほしいのです」
「了解、ところでシャッターはどこに?」
「あ、ここです」
・・・
「はい、チーズ!」 
 パシャ
「どう?ちゃんと写っているか確認して」
「ばっちりです」
「ところで、どこから来たの?」
「千葉です!」
「ずいぶん遠いところから来たんだね(笑)」
「そうなんです(笑顔)」

 5連休を利用して交代で運転してきたのだろう、存分に北海道の自然を満喫してもらいたい。昨日の大雨でイベントや炭焼きが中止になったようだが、二日目の今日はサンマ祭りも大盛況だっただろう。新鮮な根室産のサンマの塩焼き食べたかな?


<余談>
 根室さんま祭り初日の昨日(9/19)、大雨の中を「釧路の教育を考える会」で学力テスト結果分析をするというので、釧路まで行ってきた。
 路肩近くにところどころ水溜りがあって、水が跳ね上がる。対向車線からトレーラー者が来ると、水しぶきがフロントウィンドウにかかって、一瞬前が見えなくなる。速度を落として走った。
 いろいろな意見が出たので、一部は弊ブログでも4回に分けて論点を採りあげて紹介したい。


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世界史の極意 (NHK出版新書 451)

世界史の極意 (NHK出版新書 451)

  • 作者: 佐藤 優
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2015/01/08
  • メディア: 新書


#3107 阿寒湖温泉と小清水町原生花園駅  Aug. 16, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 8月6日に根室振興局主催の「地域の未来を語る会」に出席してから、夕方に根室を発ち、釧路で一泊し、翌朝11時からFM釧路で教育番組の収録をしたあと、阿寒湖温泉に立ち寄り、津別を通って山道を走り、北見まで行った。
 阿寒湖温泉は小学生のときに修学旅行で行ったきりで、懐かしい気がした。手のひらに乗るサイズの木彫りの熊を買って金色に塗った。

 鳥居なのかそれとも大きな止まり木なのか、ふくろうの神様がわたしたちを見下ろしています。あれ、いま気がついた。鳥居は鳥が居るから鳥居というんだ。神社の鳥居も鳥の神様の止まり木なのだろうか?
 2番目の写真は、ふくろうの神様を背にして、通りの右側を写しました。

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 阿寒湖温泉を出発すると長い下りの山道である。冬はこの道を走るのは敬遠したい。津別を通って北見が近くなると玉葱畑が多くなる、水が美味しそうだ。北見の街中ではボンボン祭りをやっていた。2番街と3番街には夜店が出ていた。
 驚いたのはアーケードのある通りが二つもあって、商店や地元経営の居酒屋が多いことだ。人口10万人の町にしては商店街がよくがんばっていた。どういう経営者がいるのだろう。
 駅前は広い。病院が駅から5分くらいところに三つもあった。北見日赤病院、北斗病院、小林病院。ずいぶん便利な町だ。
 全体に活気のある町に感じた。小さな居酒屋の「西あ」が店の前で炭火で焼き鳥を焼いていた、とっても美味しそうだったので5本買った。ローソンでビールを買い、グリーン・モスでハンバーガーも買った。ビールを飲みながらの焼き鳥は楽しい。大きな鶏肉が串に並んでいる、炭火だから火力が強く中までしっかり火が通っている。肉と肉の間には小さな玉葱が挟んであり、食べ応えのある焼き鳥だった。
 北見は根室高校時代にお世話になった白方先生のふるさとである。北見北斗高校が一度テレビで取材されたことがあり、そのときに先生が出ていた、運よく東京で見たのである。ふるさとの北見にいずれ戻りたいと言っていたが、団塊世代が根高を卒業した後で転勤したのだろう、なつかしかった。その後、教員稼業をやめて会社を起こしたと聞いた。いつ聞いたのか忘れたが、亡くなったことは知っていた。いい先生だったから、どんな町が白方先生を育てたのか知りたかったのである。なるほどと思った。
 2年生のときに進学するつもりのなかったebisuに神戸商科大学を受験しろと何度か薦めてくれた。白方先生に工業簿記を習う前に、春休みの2週間で市販の工業簿記の問題集を一冊全問解いてしまっていたから、教えてみてどの程度の勉強をしているかわかったのだろう。公認会計士2次試験講座の原価計算論を読むには、工業簿記の問題集を一冊独力でやらないと読めなかったのである。だから、1年から2年になる前の春休みに市販の工業簿記の問題集を2週間でやりきった。毎日8~10時間勉強していた。稼業のビリヤードの手伝いが3時間ほどあるから、それ以上は無理だったが、時間のないことが集中力を鍛えるのに役に立った。何が何でも2週間で全問解ききってやると腹を決めたからやれたのだろう。時間がたくさんあったらおそらくもっとかかった、稼業のビリヤードの手伝いというハンディがあったことが幸いした。環境のせいにしたら、何にもできなくなる。工業簿記の問題集を一冊やり終えた後で、中央経済社の公認会計士2次試験講座の原価計算論にチャレンジしたが、楽しかった、工業簿記の問題集よりもずっと歯ごたえがあった。
 白方先生が言うのだからと神戸商科大学の受験科目を調べてみたが県立の名門で、小樽商科大学よりも敷居が高かった。受験科目が多いのである。公認会計士2次試験の受験勉強を始めていたから大学進学するつもりはなかったのだが、白方先生が強く薦めるので調べることだけはやってみた。しかし、大学受験のために習ってもいない科目の勉強をするつもりは起きなかった。中央経済社の公認会計士2次試験講座が半分くらい届いていたから、そちらを教材に会計学、経済学、原価計算論、経営学、商法、監査論に夢中になっていた。公認会計士になるために最短コースを独力で歩きたかった。
 「白方先生、実力の過大評価だよ」と数日後に笑って返事した。独学で公認会計士受験するつもりだと話したか話さなかったか覚えていない。期待してくれていたのはよくわかっていた。先生が出張で不在のことがあり工業簿記の試験問題をわたしに預けて、「これをみんなにやらせておけ」と指示されたこともあった、特別扱いだった。選択科目だったが、そういう特別扱いに同級生はだれも文句を言わなかった。

 北見に一泊した後で、翌日は山道を走って小清水町の原生花園駅へドライブ。森林と畑と海の町、小清水町、なかなか良いところだ。網走のミルクで作ったソフトクリームを食べて、砂浜の近くまで張るいて戻ってきたら、列車が到着した、ついている、早速ケイタイで写真を撮った。
 一番目の写真には砂浜にある流木の上に靴が二つ載っている、若い男女が靴を脱いで水際で戯れていた。
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 帰りは摩周湖温泉の道の駅に寄って、足湯でちょっと温めて、それからやはり小学校の修学旅行コースの硫黄山と摩周湖へ行って見た。硫黄山は閑散としていた。曲がりくねった山道を走り始めたらすぐに深い霧で道路が見えなくなった。頂上に出ても深い霧の中だったので車から降りずにそのまま道路を下った。後はまっすぐに根室へ。

 高校を卒業してから東京に35年間住んだから、小学校の修学旅行のコースは一度も行ったことがなかった。女房は小学2年生のときに函館から転校してきた、一学年下だから、修学旅行は同じコース。根室に戻って12年たち、初めてのんびりドライブを楽しんだ。旅の疲れは翌日にでた、歳はとりたくないものだ。(笑)

 来年は交替で運転しながら稚内まで行って見たい。


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#3089 極東の町に咲いた2鉢のあじさい July 22, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

ID:f16722

  極東の町にも1週間前から鉢植えのあじさいが咲いている。同じ株から分けていただいたのに、色が違うのはなぜなのかさっぱりわからない。昨夜から降り続いた雨が上がって、あじさいは気持ちよさそうだ。雀がまわりをうろちょろしている。


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#3023 西浜ショッピングセンターで買い物&道知事選挙結果  Apr. 12, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 一人で買い物に出かけた。ホクレンショップの出口のところで、1歳半くらいの子どもの手を引いた若いお母さんが微笑みながら、「こんにちは○○先生」と声を掛けてくれた。丸顔のめんこい女性だった。さて、もう子どものいる元塾生がいたかなと名前を頭の中でサーチして、あ、と気がついた、連れていたのはお姉さんの子どもだ、キョウ子だった。物覚え、顔覚えが悪いebisuは、外で挨拶されると、しばらく間があってからでないと、名前が思い出せないことがある。
 ホーマックで顔見知りの先生夫妻ともであった、「やあ、こんにちわ」と挨拶。ビールを買い忘れてもう一度ホクレンショップへ戻ったら、今度は6年前に高校を卒業した生徒のお母さんとでくわした。キョウ子の1年後輩だ。問わず語りにお母さんがその後の消息を手短に語り始めた。

 うれしいではないか、専門学校を出てから根室に戻ってきてずっと同じ会社で働いているんだそうだ。
 中学三年生の最後のテストで初めて数学がクラス1番だった生徒である。本人は当然うれしかっただろうが、わたしもとってもうれしかった。おとなしい生徒がたんたんと努力した結果が最後の最後で報われたからだ。ああ、神様がいるんだなと思った。
 恥ずかしいが間抜けな話を書く。かれは英語が嫌いだったので、中学校の先生の薦めるままに根室西高校へ願書を出していたことに塾長のわたしは気がついていなかった。入試直前に受験番号を確認したら、番号がおかしいので「何だこの番号は?違っていないか?」と訊いてから西高校の受験番号だわかった、青天の霹靂だった、出願変更の時期を過ぎていたからすでに後の祭り。
 進路の最終確認をしなかったわたしのミスだった。英語が嫌いだっただけで、彼よりも五科目合計点数の低い生徒が何人か根室高校へ進学した。西高校の数学ではレベルが低すぎてこの生徒はつまらない思いをするだろうから、高校3年間来てもらって数学をみた、思うところがあり1年半ほどかけて簿記3級も教えた。2度目だったか3度目だったか、めげそうになりながらも商工会議所簿記検定3級に合格した。過去問にたっぷり時間をかけた分だけ内容の理解は深くなっただろう。将来独立できる職種の専門学校進学を決めていたから、自分で申告できるように、簿記を教えたのである。個人事業の採算管理には簿記知識は不可欠であるし、数学が得意だから理数系科目の簿記も好きになれるだろうと思ってのこと、30歳になってから独立して事業を始めてドンブリ勘定でひっくり返らないようにワクチンのつもりでもあった。一石三鳥。
 自分で帳簿をつけて所得税の申告書を書けたら、業績の管理やお金の管理も自分でできるし、どれくらいの価格で仕事を受注したら、原材料費や手間賃がでるのかおおよその見当もつけられる。税金を支払う原資をどれくらいためておけばいいかも理解できる。
 勤務年数が四年目にはいったそうだが、何度かやめたいと言い、その都度、勤務している会社の社長に諭されて辛抱が続いているとお母さん。三年たったからもう大丈夫だろう。
 おとなしい生徒だった、言われたらへこたれそうになりながらも努力のできる生徒だった。気の弱いところがあるが、性格はまじめで口数がすくない。こうした若い者をじっと見守り仕事を教えてくれる経営者が根室にいる。職種を言うとだ誰かわかってしまうから書かないが、社長さんありがとう、これからもよろしくたのむよ。10年同じ仕事を続けたら生来のまじめさがあるから一人前の技術者になれるだろう。

 丸顔のメンコイ元塾生の笑顔も見たし、地元に戻ってきて働いている生徒の消息も聞くことができてうれしいので、歯舞産のウニを一折日本酒を飲みながらゆっくりいただいた。根室の食材はすばらしい、プチ贅沢に浸っている。
 ある人に誘われてカンツォーネ歌手の講演会に入っていたことがある。あるとき横浜の魚屋さんの経営する居酒屋で、その歌手と後援会仲間数人で飲んだことがあった。副会長の浦野さんと仕事を一緒にしたことがあったのでわたしを後援会のメンバーに加えてくれた。当時(1999年)の後援会長は全国組織「連合」元会長だった○○さん、人物の大きな話のわかる人だった。そのあと浦野さんが後援会長に就任した。後援会メンバーだったので連合元会長さんとも何度か直接話をする機会があった。わたしは右も左もユダヤ教もキリスト教もイスラム教も関係なし、人物本位でお付き合いすることにしている。病院の建て替えをお願いした新日鉄の建設部門の東大卒の営業部長も茅ヶ崎在住の後援会のメンバーの一人だった。市立根室病院との違いは免震仕様だけ、同じRC造である。医療法人のオーナー理事長から依頼されて常務理事として建て替えを担当したが、2000年に坪単価65万円、追加予算ナシで仕事は終わった。市立根室病院の建築坪単価は約130万円。
 小野玲子さんつながりで、バンドネオン奏者の桑山哲也の公演も何度か聞いたし、話もした。桑山君のつながりで鈴木重子さんの歌も聴いた。舞台に出てきたときに不思議なオーラが彼女を包む。声を張り上げない歌い方が心地よかった。東大で司法試験受験に失敗したから、あのすばらしい歌手が生まれた。絶対音感をもっているといろんな音が音階に分解されて聞こえてしまうのだそうだ。レストランで知らず知らずに水の入ったコップを叩いてその音色に浸って、気がついたときには周りから変な目で見られていたりする。雨だれの音も音符になって聞こえてしまうのだそうだ、なんともやっかいなことだ。こうしてみるとここでも人の進路は神様が決めているようにみえる。
 人生で何か大きな障害にぶつかったときには、そのまま受け止めて努力の方向を変えろという神様からのサインだと前向きに受け止めたらいい。どんなに困難な局面の出くわしても、人を恨むようなことも、失敗を他人のせいにしなくてもすむ。すべては天のご配慮なのだから、ありがたく拝受しよう。道は自然に開けてしまう
 横浜の魚店経営の居酒屋(1階が魚屋で2階が居酒屋)に話を戻すと、根室産のウニがメニューにあったので、注文した。予想通り鮮度のよいウニが出てきた。歌手の小野玲子さんは福井県出身、ウニが大好きで根室産のものは特別おいしいと食べてくれた。そのあと中山駅前(横浜線)のスナックで、わたしの好きなシャンソン「ろくでなし」を歌ってくれた。きっと根室産ウニの「功徳」です。プロはプライベートで飲んでも歌わないが、この日は特別だった。

 ずいぶん話が飛ぶが、もう少しだから我慢して読んでもらいたい。
 女房殿は東京で1歳3ヶ月になった孫と戯れている。先週から「こっち、こっち」と指差して言えるようになった。わけのわからぬことを叫びながら電話の向こうでよく笑いよくはしゃぐ。女房殿はもうすぐ帰ってくる。孫の笑顔はジジとババを虜(とりこ)にする。
 3月下旬に東京へ行ったときには、じっとこちらの顔を覗き込んで、くるりと後ろを向いてひざの中にすとんとお尻を落としてきた。振り向いて目を見てニッと微笑む。


<余談:北海道知事選の顛末>
 道知事選挙の結果が開票と同時に出た、現職の高橋はるみさんの勝ち(1,404,558票)である。
 佐藤のりゆき氏(1,094,599票)の選挙公約の第一番目は「「道内総生産50兆円」(11年度で18兆2630億円)を目指す」というものだった。あれはまずかった、わたしの頭に浮かんだのは民主党の政権奪取時の選挙公約、できもしないことが並んだあの悪夢のマニフェストである。
 佐藤のりゆき氏はなにをあせってあんな荒唐無稽な公約を第一番目にもってきたのか、選挙戦略の大きなミスだ。よほどセンスの悪い選挙参謀がついていたのだろう。ニュースキャスター出身だから、政策センスがないのは仕方がない、それを補完するのが選挙参謀の役割だが、参謀の仕事をこなせる人材が周辺にいなかったということか。
 あんなものを出すくらいなら、北海道は食料自給率200%、それを生み出す大自然を守るために脱原発一本のほうが争点がはっきりしてよかった。原発事故で放射能汚染されたら、北海道ブランドは地に落ちる。農業も漁業も大変な被害を受けるし、放射能による遺伝子の障害が世代を超えて何を引き起こすかわからない。荒唐無稽な北海道総生産50兆円の公約で勝負がついてしまった、負けるべくして負けた選挙だ。
 でもそれでよかった、優秀な選挙参謀がついて勝っていたら政権を奪取したあとの民主党のようなことになっていただろう。選挙マニフェストが絵に描いた餅であることがばれて、失意の中で道知事の座から転がり落ちる。

 四選にうんざりしていたから、佐藤のりゆき氏の選挙公約を見たときは「のりゆきお前もか」と失意が隠せなかった。選挙公報に載った公約を見て、知事の器でないことに気がついたのである。ニュースキャスターとしては親しみのわくいい人物だった。
 わたしにとっては選択肢のない知事選挙戦の結果が出ただけ。投票はしたけれど、投票所にいくのが嫌で行かなかったり、行っても白票を投じた選挙民の気持ちがよくわかる。

 知事四選なんて、ダダの惰性、やってほしくなくても、対立候補があのていたらくでは困る。地元に仕事のできる候補者がいない、根室だけでない、北海道レベルでも、人材不足が起きている。根室っ子も、道産子もこんなに劣化しちゃって、いったいどうなっているのというのが、35年間住み慣れた東京を棄ててふるさと根室に戻ってきて13年目の感慨、期待は慨嘆に変わりつつある。
 しかし、芽は育ち始めている。地元に戻ってきた若者数名、親の後をついで双沖で昆布漁師になってがんばっている者2名、今春から働く者、それぞれ20年後30年後の根室をしっかり支えてくれそうな若者たちが根室で育っている。看護師になって戻ってきた生徒もいる。

 40~70歳の大人たちはどうしちゃったの?
 北海道にはすばらしい自然と共に、少しずつ人材をダメにしていく負のエネルギーでもあるのだろうかと心配になる。
 本から学ばない、過去からも学ばない、躾けの軽視、教育の軽視。自然の恵みが豊か過ぎて、仕事から学ぶことや自らの学識や人間性を磨くことがすこし脇にほうっておかれているように感じる。大人がもっとしっかりしなけりゃいけないよ。


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#2927 今年は地震が多い年になるのかな?  Jan. 5, 2014 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 昨日、東京から戻った。進行方向左側窓の席だったので、富士山がよく見えた。北海道に入ってから日高山脈と十勝平野の雄大な眺めを楽しんでいるうちに、飛行機は高度を下げ、左手に阿寒湖が見え始めた。雄阿寒岳雌阿寒岳そしてその左側に一群の山がありそこに囲まれるように阿寒湖があるがずいぶん大きい。まだ阿寒湖が見えているうちに摩周湖が見えてきた、阿寒湖に比べると小ぶりだがきりっとして美しい。展望台がどの辺りなのか探してが見つからない。
 風が吹いていないので気流の乱れがなく穏やかな飛行を楽しんだ、まるで正月の遊覧飛行の趣、とっても得をした気分で根室中標津空港に静かにランディング。

 もうすぎ1歳になる孫の顔を見たくて数日東京へ行っていたのだが、その間に身体に感じる地震が4回ほどあった。最近の地震は震源地が海沿いの内陸部や日本列島内陸部が多いことが特徴のようだ。
 東北大地震でプレートの接合部分の歪が解消されたので、その影響で列島に歪がたまっているのだろ。それが開放されつつあるのだとすると、しばらくのあいだ地震が頻発し火山活動が活発になるとはテレビでの地震学者の説の受け売りだが、理屈としてはそういうことなのだろう。
 地震予知も火山噴火予知も予知できるものはきわめて限定されている。ほとんどが予知不可能ということだ。

 列島沿岸部には原発が多い。福島第一原発の6基を除いても48基あるから、そこで直下型の地震が起きないことを祈るのみだ。マグニチュードは小さくとも原発付近で直下型の地震が起きれば揺れは大きく原発を破壊することになる。
 関東大震災は小田原付近を震源とする直下型の地震だった。横浜の中華街はそのときの瓦礫で海を埋め立てて造られた土地にできている。そういうところに日本人が住むのを嫌がったからだろう。

 今年は、昨年の木曾御岳山の噴火があり死者51人、行方不明者13人の犠牲者を出した。富士山も活動が活発になるかもしれないから、テレビには好餌だ。

 テレビはかしましくても、穏やかな一年でありますように。


*#2086 南極とグリーンランドの氷が溶け出して大量のメタンガスが放出される? Sep. 17, 2012 
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-17

 #2087 南極大陸氷床下にあるメタンハイドレートの量は? Sep. 20, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-20

 #2681 南極大陸周辺の謎(1)問題提起:思考トレーニング May 21, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-21

  #2683 南極大陸周辺の謎(2):海面上昇値を計算してみる May 23, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-23-1

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#2632 好きな本もっていっていいよ :蔵書の処分 Apr. 2, 2014 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 ニムオロ塾で生徒たちに数学と英語を教えているのだが、根室の中学生の日本語語彙力低下は年々ひどいことになっている。
 たとえば、「形容詞は名詞をシュウショクする」と授業で説明したとしよう、「就職」を頭に思い浮かべる生徒がいる。正解は「修飾」だが、違う漢字を想像してしまったら、話しを理解できない。「就職」を思い浮かべても何も感じなければ文脈を追っていないということだ。話しを聞き流しているだけで頭が働いていない、ほとんど思考停止の状態にあるといってもいいだろう。こういう生徒は本を読ませた「先読み」ができない。クラスの4人に一人くらいの割合でいるから中学校の先生たちはたいへんだ。
  一日は24時間しかないからブカツ、ゲーム、ライン、インターネット等々で時間を食われて読書習慣のない生徒が増えている。

 もう一つ問題なのは年齢にふさわしいレベルの本を読んでいない者が多いことだ。雑談をして試してみても、幼い内容の話しかできない。読書量が少ないうえに、レベルの高い本を読まなければ精神が幼児化するのは避けられない。精神の発達は年齢にふさわしい本や少し背伸びした本を読むことでも促される。嘆いていても仕方がないので、できる範囲のことをしようと思う。

 気力と体力の限界と判断したらめでたく廃業することになるが、それがいつかはいまはまだわからない。仕事を辞めたらもっている本をもう一度ゆっくりと読むつもりでいた。
 書斎にある本が全部で何冊になるか数えたことがないが、おそらく3000~4000の間だろう。半分以上が経済学や会計学、経営管理、システム開発、言語学、哲学、などの専門書群だが、それらを除いても30%ぐらいは中高生にも読める本がある。このままもっていたらいずれはゴミとなるだろうから、いまのうちに塾生や元塾生たちにあげようと思う。
 小説を中心に文芸書などの単行本や新書版の本、文庫版の本を今年は300冊ほど「処分」するつもりだ。たいした数はないが毎年処分していく。
 読書好きな塾生は大歓迎だろうが、日本語語彙が貧弱な塾生は要らないだろうな。ほんとうは語彙力が貧弱な生徒こそたくさん本を読んで、理解したり使ったりできる語彙を増やしてほしいのだが・・・
 まあ、いいか、読書好きな塾生諸君の喜ぶ顔がみたい。

(リストを作成するので、それができたら順次教室にならべるつもりだ、4月中旬からになるだろう)


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