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#5231 発音しないofの例 May 12, 2024 [49.1 英語音読トレーニング]

 ofは意味の薄い前置詞だから、音読のときにも弱音で/əv/、さらに弱くなると/v/音が脱落して/ə/と読まれます。もっと弱くなると読まれずに、ofのある箇所に休止が入ります。


 5/10のNHKラジオ英会話を聞いていたらそんな事例にぶつかったので紹介します。
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 北海道旅行中に、鹿のマークの道路標識を見つけた友人があなたに質問しています。

Friend : What does that sign say?
You : It says you should be careful of* deer and other animals when driving.

* このofは放送では読まれていません。音楽の休符記号が入っていると思ってください。ofは意味の薄い前置詞なので、音も薄くなり、しばしば/ə/と発音されます。それがもっと薄くなると発音されずにその部分に小さな間が空き、そこで一瞬切れた感じになります。deer以下はcarefulの説明(「説明ルール:説明は後ろに置く」)ですから、ofの音が脱落しても意味が通ります。ネイティブは「注意すべきだ...鹿と他の動物に」というふうに了解できるのです。
 ところで、わたしの住んでいた極東の町にも鹿のマークの道路標識は存在してます。ときどき鹿と車の衝突事故があります。鹿と接触事故を起こして怪我、車は全損。翌年同じ日にまた鹿と衝突なんて人もいました。80km/hで走っていたら、飛び出してきた鹿をよけきれません。大きな角のついた牡鹿と衝突したら大事故になります。サイクリングしているときに、道路の真ん中に堂々と立っている牡鹿が目に入りました。慌ててとまりました。鹿が林の中へ移動したのを確認してから走り抜けました。大きかった。あの大きな角で体当たりされたら、死んでしまいます。
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 英語音読トレーニングをしているとこういうことに気がつきます。昨年10月中旬からスタートし、NHKラジオ英会話の文を毎週100回読んでいます。今日で9635回クリアです。もうすぐ、10,000回を通過しそうです。
 勉強になります。耳(リスニング)がとってもよくなりました。字幕を参照しながら、映画の台詞を愉しんでいます。最近は、映画を見ることが語彙拡張や表現(このフレーズはこういうシーンでこのように使うという類)の学習になります。



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