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#3214 大鷲のいる桂木の浜 Dec. 30, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]


 今年もあと1日で終わりです、一年間弊ブログをお読みいただきありがとうございます。
 年の最後に大自然が身近にある根室の風景を紹介します。

 桂木の浜まで歩いて15分ほど、この時期は大鷲やオジロワシが3~10羽ほど住み着いています。春の訪れと共にいなくなります。

 大鷲が4羽、オジロワシが1羽、悠然と空を飛んでいました。Nikon S6900(デジカメ)で最大24倍ズームで追いかけみますが、なかなか画面にとらえることができません。飛んでいる姿の撮影はあきらめて、「8×」の双眼鏡で追うと視界の外へ逃がさずに追いかけられます。
 方向転換するときやこちらへ向かって飛んでくるときに、両肩と尾羽のところが真っ白に輝いて見えます、美しい鳥です。大鷲が飛んできて近くの木に止まり、「クェックェッ」と啼きました。1羽だけいたオジロ鷲はまだ若いようで、尾羽が白くなっていません。トンビもいますが、大鷲に比べると羽が小さく貧相に見えます。坂の途中から20分ほどのんびり眺めていました。気温はマイナス0.2℃、顔と指先がしゃっこくなりました。

<写真①:木にとまっていた大鷲2羽>
 電子ズームでマックス「24×」でようやくとらえました。手ブレするので、画面の中に大鷲をなかなかとらえられません。エイヤッと5回シャッターを切った中の一枚です。デジカメはシャッターを切るのに反射神経を要求するようです。(笑)
 大きいサイズだと画面の右側が切れてしまいます。
SSCN0072.JPG

SSCN0073.JPG

<写真②:桂木の浜へ降りる坂道>
 途中から、坂の上へレンズを向けてみました。露出がアンダーですね。ディスプレイを目で見てしまうから、露出不足に気がつかない。1眼レフだと先にどういう露出になるか計算してから画像の明るさをイメージして絞りとシャッター速度を決めるから、こういう写真にはなりません。というのは言い訳で、デジカメも使いようです。

SSCN0074.JPG

<写真③:桂木の浜から西側を撮る>
 陽が短いので太陽が下にさがりはじめていました。逆光なのでデジカメのメモリで1.5倍の露出になっています。太陽のあるほうの空は真っ白にとんでしまっています。この岩の向こう側が釣り場になっています。

SSCN0075.JPG


<写真④:東側へレンズを向けました>
 友知(トモシリ)海岸が向こう側に見えています。わたしはやったことがありませんが、カニが釣れるそうです。
SSCN0076.JPG


<写真⑤:岸辺に水鳥が3羽>
 ニコンのレンズは青味が強いようです、これは好き嫌いがありそうですね。しかし色補正機能はありません。どの写真も、写っているほど青味かかってはいません。使って見ないとわからないものです。左と中央の鳥は、ウミネコなのかカモメなのかわたしには区別がつきません。嘴がはっきり写っていると判断がつきます。黄色い嘴に黒い帯が入っていればウミネコです。啼き声があれば猫のような声を出すので、誰にでも判別がつきます。
SSCN0077.JPG


<写真⑥:フキノトウが芽を出しています>
 路肩のアスファルトを割って、フキノトウが芽を出しています。坂の途中にありました。海岸へ下りる坂はさえぎるものが何もない南斜面なので、日差しがまっすぐに降り注いで暖かいのでしょう。散歩したのは1-2時ころ。アスファルトの窪みのところに見えているのが、フキノトウです。もっと近づいけばよかった。いま試して見たら、20cmくらいまで近づいてもピントが合います。
 これもちょっと露出不足、デジカメなのに撮るたびにマニュアルで露出補正するのはちょっといただけない、オートでパチパチ撮れるところが利点のはず。1眼レフカメラがほしくなりました。(笑)
SSCN0078.JPG


 家から歩いて往復50分ほどの散歩コースでオジロ鷲や大鷲を観察できます。女房の話では、キタキツネや鹿にも散歩道でよくでくわすそうです。夏になると根室半島中央部の「牧の内」をサイクリングしていると、ふくろうの啼き声を聞くことがあります、姿は見ていませんが、一度見たいものです。
 住んでいるとあたりまえのこの風景にとくに感慨はありませんが、人が住んでいるところで大鷲を見ることのできる場所は日本にそうはありません。
 根室高校を卒業してから35年間も東京住まいでしたので、東京日野市にも自宅がありますが、丘の上で周りに木が多く、毎朝たくさんの種類の野鳥が囀ります。しかし大型の猛禽類はいません。その土地々々で自然も様相を変えます。だからいま住んでいるところがふるさとでいいのではないでしょうか。

 それではみなさま、よいお年をお迎えください。 m(_ _)m




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