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#3107 阿寒湖温泉と小清水町原生花園駅  Aug. 16, 2015 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 8月6日に根室振興局主催の「地域の未来を語る会」に出席してから、夕方に根室を発ち、釧路で一泊し、翌朝11時からFM釧路で教育番組の収録をしたあと、阿寒湖温泉に立ち寄り、津別を通って山道を走り、北見まで行った。
 阿寒湖温泉は小学生のときに修学旅行で行ったきりで、懐かしい気がした。手のひらに乗るサイズの木彫りの熊を買って金色に塗った。

 鳥居なのかそれとも大きな止まり木なのか、ふくろうの神様がわたしたちを見下ろしています。あれ、いま気がついた。鳥居は鳥が居るから鳥居というんだ。神社の鳥居も鳥の神様の止まり木なのだろうか?
 2番目の写真は、ふくろうの神様を背にして、通りの右側を写しました。

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 阿寒湖温泉を出発すると長い下りの山道である。冬はこの道を走るのは敬遠したい。津別を通って北見が近くなると玉葱畑が多くなる、水が美味しそうだ。北見の街中ではボンボン祭りをやっていた。2番街と3番街には夜店が出ていた。
 驚いたのはアーケードのある通りが二つもあって、商店や地元経営の居酒屋が多いことだ。人口10万人の町にしては商店街がよくがんばっていた。どういう経営者がいるのだろう。
 駅前は広い。病院が駅から5分くらいところに三つもあった。北見日赤病院、北斗病院、小林病院。ずいぶん便利な町だ。
 全体に活気のある町に感じた。小さな居酒屋の「西あ」が店の前で炭火で焼き鳥を焼いていた、とっても美味しそうだったので5本買った。ローソンでビールを買い、グリーン・モスでハンバーガーも買った。ビールを飲みながらの焼き鳥は楽しい。大きな鶏肉が串に並んでいる、炭火だから火力が強く中までしっかり火が通っている。肉と肉の間には小さな玉葱が挟んであり、食べ応えのある焼き鳥だった。
 北見は根室高校時代にお世話になった白方先生のふるさとである。北見北斗高校が一度テレビで取材されたことがあり、そのときに先生が出ていた、運よく東京で見たのである。ふるさとの北見にいずれ戻りたいと言っていたが、団塊世代が根高を卒業した後で転勤したのだろう、なつかしかった。その後、教員稼業をやめて会社を起こしたと聞いた。いつ聞いたのか忘れたが、亡くなったことは知っていた。いい先生だったから、どんな町が白方先生を育てたのか知りたかったのである。なるほどと思った。
 2年生のときに進学するつもりのなかったebisuに神戸商科大学を受験しろと何度か薦めてくれた。白方先生に工業簿記を習う前に、春休みの2週間で市販の工業簿記の問題集を一冊全問解いてしまっていたから、教えてみてどの程度の勉強をしているかわかったのだろう。公認会計士2次試験講座の原価計算論を読むには、工業簿記の問題集を一冊独力でやらないと読めなかったのである。だから、1年から2年になる前の春休みに市販の工業簿記の問題集を2週間でやりきった。毎日8~10時間勉強していた。稼業のビリヤードの手伝いが3時間ほどあるから、それ以上は無理だったが、時間のないことが集中力を鍛えるのに役に立った。何が何でも2週間で全問解ききってやると腹を決めたからやれたのだろう。時間がたくさんあったらおそらくもっとかかった、稼業のビリヤードの手伝いというハンディがあったことが幸いした。環境のせいにしたら、何にもできなくなる。工業簿記の問題集を一冊やり終えた後で、中央経済社の公認会計士2次試験講座の原価計算論にチャレンジしたが、楽しかった、工業簿記の問題集よりもずっと歯ごたえがあった。
 白方先生が言うのだからと神戸商科大学の受験科目を調べてみたが県立の名門で、小樽商科大学よりも敷居が高かった。受験科目が多いのである。公認会計士2次試験の受験勉強を始めていたから大学進学するつもりはなかったのだが、白方先生が強く薦めるので調べることだけはやってみた。しかし、大学受験のために習ってもいない科目の勉強をするつもりは起きなかった。中央経済社の公認会計士2次試験講座が半分くらい届いていたから、そちらを教材に会計学、経済学、原価計算論、経営学、商法、監査論に夢中になっていた。公認会計士になるために最短コースを独力で歩きたかった。
 「白方先生、実力の過大評価だよ」と数日後に笑って返事した。独学で公認会計士受験するつもりだと話したか話さなかったか覚えていない。期待してくれていたのはよくわかっていた。先生が出張で不在のことがあり工業簿記の試験問題をわたしに預けて、「これをみんなにやらせておけ」と指示されたこともあった、特別扱いだった。選択科目だったが、そういう特別扱いに同級生はだれも文句を言わなかった。

 北見に一泊した後で、翌日は山道を走って小清水町の原生花園駅へドライブ。森林と畑と海の町、小清水町、なかなか良いところだ。網走のミルクで作ったソフトクリームを食べて、砂浜の近くまで張るいて戻ってきたら、列車が到着した、ついている、早速ケイタイで写真を撮った。
 一番目の写真には砂浜にある流木の上に靴が二つ載っている、若い男女が靴を脱いで水際で戯れていた。
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 帰りは摩周湖温泉の道の駅に寄って、足湯でちょっと温めて、それからやはり小学校の修学旅行コースの硫黄山と摩周湖へ行って見た。硫黄山は閑散としていた。曲がりくねった山道を走り始めたらすぐに深い霧で道路が見えなくなった。頂上に出ても深い霧の中だったので車から降りずにそのまま道路を下った。後はまっすぐに根室へ。

 高校を卒業してから東京に35年間住んだから、小学校の修学旅行のコースは一度も行ったことがなかった。女房は小学2年生のときに函館から転校してきた、一学年下だから、修学旅行は同じコース。根室に戻って12年たち、初めてのんびりドライブを楽しんだ。旅の疲れは翌日にでた、歳はとりたくないものだ。(笑)

 来年は交替で運転しながら稚内まで行って見たい。


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