SSブログ

道東総合振興局を根室に!⇒住民運動はありうるか? [21. 北方領土]

  2,008年6月30日   ebisu-blog#215 
  総閲覧数: 19,123/217 days (6月30日12時10分) 

 昨日、「北方領土返還要求市民大会」がニホロであったようだ。一般市民の関心は低い。関連団体はどれだけ動員できたのだろうと思い、北海道新聞の記事を見たが参加人数の記載がなかった。
 山本邦彦副知事が出席していたとある。その山本副知事の弁を聞こう。

「山本副知事は支庁再編について説明が不十分だたことを陳謝し「北方領土問題は道政上の最重要課題。地域振興にも全力を尽くす」と説明した」(6月30日付け北海道新聞第25面地域版)

 北方領土問題は最重要課題と知事が認識しているとある、ならば、言おう。根室市に道東総合振興局を設置てはくれぬかと。

 おそらく条例本文に総合振興局の設置場所については記載がないだろう。その点を確認したくて道庁ホームページにアクセスした。ところが「北海道総合振興局設置条例」がいまだアップされていない。すでに本会議を通過し可決された条例である、情報公開は速やかにやるべきだ。準備しておいて、本会議可決後、すぐにホームページ上にアップすべきだ。重用条例だからすみやかな公開が望まれる。担当部署はなにをしている。
 
 市長も北方領土返還運動関係者も戦術を転換した方がよい。

 「式典後元島民や市民は「道は結局謝るだけなのか。領土問題が重要だと言うなら、具体的な話が聞きたかった」「もう道は頼りにならない。根室独自の運動が必要だ」などと話していた。」

 いつまでぼやいていてもはじまらない。戦後六十有余年の返還運動はほとんど効果がなかった。そろそろ気がついてもいい。関係諸団体は返還運動に戦略という視点がない。関係諸団体は道東総合振興局を根室に誘致する住民運動を始めたらいい。市長は管内4町に根回しすべきだ。ブログでは書けないが、他にも小さからぬ行政上のメリットがある。
  さて、関係諸団体に住民運動を担う地道なパワーがあるだろうか。試されているのはそちらの方かもしれない。