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#5100 根室の秋刀魚:150g超の大物あり Nov. 2, 2023 [86.1 食]

 古里の友人から秋刀魚が届いた。発泡スチロールに入った氷はほとんど溶けていない。一番大きいものを焼いてお昼ご飯に頂いた。
 根室に居てもこんな大きなものは滅多に手に入らない。58年来の友人で、地元の漁業協同組合に定年まで勤めて退職。漁協が忙しい時に頼まれて手伝いに行っているようだ。

 去年も10月下旬から11月初旬にかけて羅臼沖で大型の秋刀魚が獲れたが、1週間くらいの短期間だった。昔は秋刀魚は10月中旬くらいまでが漁期だったが、海水温が高いので11月頃になってから太平洋沿岸に近づいてくる。漁場が近いので、すぐに水揚げできるから鮮度がいいのと、海水温が下がって餌の多い海域を通って来るから秋刀魚はは太る、脂がのる。

 今年は生活クラブで厚岸産の秋刀魚を扱っていたので食べた。130gの脂ののったいい秋刀魚だった。11月にまた食べられるとは思っていなかった。昨年も11月下旬に送ってくれた、どうもありがとう。
 魚はあまり好きではないはずの孫が「おししい!」と夢中で食べていた。ふだん食べている魚とはモノが違う(笑)

<余談:餌いらずの秋刀魚漁>
 秋刀魚船は船の右舷と左舷にたくさんの集魚灯をぶら下げています。網を設置して置いて、右舷の集魚灯を点け、そしてそれを消すと同時に左舷に張り出した集魚灯を点灯します。すると秋刀魚は右舷側から左舷側へ動きます。それを一網打尽にするのです。シャケをとる船にそんな集魚灯の設備はありませんから、秋刀魚漁は秋刀魚船だけがやれます。餌いらないのです。


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