SSブログ

#4421 物価の計算はどうやっているの?:キットカットを例に Dec. 8, 2020  [7. 計算してわかること]

 キットカットが小さくなった気がしたので重さをはかったら、12.0gから10.5gに減っていた。1袋に14個だったのが15個に「増量」になっている。さてこれは値上げなの?それとも値下げなの?

① 12.0g/個 × 14個 =168g
② 10.5g/個 × 15個 =157.5g
 一袋当たり10.5g減っているから、一袋が同じ値段なら値上げだ。168/157.5=6.7%アップである。

 バターは10年くらい前には半ポンド(225g)だったが、いまは200gと150gが普通、量を減らして価格を据え置くという商品が目白押しだ。
 消費者物価の計算は単位重量当たりの単価で計算されているのであろうか?
 政府発表の消費者物価と実感となんとなくずれを感じているebisu。その原因は値下がりしている耐久消費財などの影響によるものなのか、それ以外の原因なのか、要因はいろいろ考えられる。
 知っている人は投稿欄で教えてください。一緒に遊びましょ。

 ちょっとだけ調べました。レシートを原始データにしているんですね。これでは単位当たりの量は関係なしです。個数単位ですから、量が半分になっても1個当たりの価格が同じなら、物価変動なしという計算になります。政府が公表している消費者物価指数はインチキだという結論になります。
 重量情報入れたらいいだけでしょ、あとはコンピュータで簡単に計算できます。システム変更は簡単なのにどうして是正しないのだろう?「依らしむべし、知らしむべからず」、江戸時代のお上と一緒だ。

 ヘンなものはヘンだと声をあげないと、世の中はヘンなことだらけになってしまいます。

①以前のキットカット
DSCN4247s.jpg

②新しいキットカット
DSCN4248s.jpg




nice!(1)  コメント(0)