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#4344 半年ぶりの観光バス到着:仕事のある幸せ Aug. 20, 2020 [87.根室の話題]

 新型コロナ騒ぎで東根室駅にさっぱり観光バスが来なくなって久しい。11時少し前に観光バスが東根室駅沿いのバス通りに停まった。厚岸から汽車で来て、東根室駅で降りて観光バスへ乗り換えである。
 バスドライバーさんに訊いてみたら、9月のツアーを前倒しで実施したとのこと。
 「よかったねー、もう半年も一台も観光バスが来ないので心配してました」
 そう言ったら微笑んでました。

①きれいな観光バス
 お久しぶりでした、ドライバーさん、観光客のみなさんを運んできてください。今日は晴れ、国後島や択捉島が見えるでしょう。
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②JR北海道東根室駅から降りてきた観光客:13名
 ソーシャルディスタンスが確保できますね、これくらいの人数なら心配なしだ。
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 11時の気温22.9度、北北西の風3.5m/s、湿度81%


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#4343 Take a chance on you「神田たけ志」50周年劇画展:9/17~22 Aug. 19, 2020 [90.根高 こもごも]

 今朝8/19の朝刊に折り込み広告が入った。根室市教委主催で「根室市みらいのアーティスト応援事業」としてタケシの劇画展が催されるようだ。
 独立してから50年か早いものだ。
●9/17~22日
●根室市総合文化会館多目的ホール

 わたしたちは、根室中学が光洋と柏陵に分かれた最初の1年生である。当時の商業科の入試倍率は2倍を超えていたから、勉強のできる者がいた。学年平均点以下だと入学できなかった。学年平均以上の生徒でも入試当日の出来が悪いと落ちていた。1年生の時に同じFクラスのH(沖ネップ、歯舞中学校出身)は短大を卒業した年に税理士試験に合格している。大学でも3年次で税理士試験に合格するのはトップクラスの生徒のみ、だからHは優秀だった。20代から東京有楽町で事務所を開いてずっとやっている。Hは高校では生徒会副会長。同じクラスのカズコは中央執行委員。もう一人の中央執行委員は普通科のヒロコ、それぞれ仲が良かった。しっかりまとまっていた。

 わたしは光洋中学校、タケシとヒロシは柏陵中学校出身だった。高1ではクラスが違っていたから接点がなかった。ちょっとトッポイ方だった。わたしは裸足が気持ちがいいので、足駄(高下駄、高さ10㎝)を履いて通学したからすぐに先輩たちに目をつけられた、生意気盛りだった。三人に呼び出し喰らって殴られた。これが「洗礼」。一度あったら2度目はない。いくら先輩でも2度目は黙っちゃいない、正当防衛が成立する、あいかわらず足駄で通学した。小学校の低学年のときから素手で焚き付け割りと四寸角の廃材を長柄の鉞で叩き折っていたから、空手の有段者よりも拳は硬かった。焚き付けの材料にはしなる生木も混じっており、それすら叩き折っていたので、手が力を入れるタイミングを知っていた。だから生木すら叩き折るような叩き方しかできない。顔を殴れば奥歯を折るだけではすまない、顔面骨折、額に当たれば頭がい骨陥没は免れない。高校を卒業した年に、ヒロシとカツミ(副番三人の一人)と新宿歌舞伎町のゲームセンターでパンチボールを叩いたことがあった。踏み込まずに腰のひねりだけで叩いたが180㎏を超えていた。同じウェイトのプロのボクサーでも強打者の部類だろう。それに加えて拳が硬い、当たる部分は拳の二か所で、両方合わせても2cm^2程度しかない。そこへ180㎏、踏み込むと250㎏くらいの力が加わる。人を殴るときには正当防衛が成立しても、殺す覚悟がなくてはできなかった。幸いに人生を暗転させてもかまわないシーンには遭遇しなかった。高1のときに危ないことはあった。数学のテストの採点で、採点ミスなのに言い訳して認めようとしないので、切れるところだった。教壇のところでO先生に採点ミスの指摘をしていた、うだうだ見苦しい言い訳に「なに!」っと大きな声が出てしまった。わたしはこの先生が嫌いだった。まともな授業をせずに将棋自慢の雑談をよくして授業時間を潰していたからだ。自分の指した将棋は全部記憶しているなんて自慢話ばかりしていた。そういう伏線があった。大きな声を一言発したとたんに、O先生はとっさにメガネを外した、殴られると思ったのだろう。教室は一瞬シーンとなった。クラスメートのだれもがわたしが教師を殴ると思った。一呼吸でスーッと冷静になれた。くるっと踵を返して席に戻った。仲のよかったヤスベ―が「あのとき殴ると思った、よくがまんしたな」あとで、そういった。一呼吸したとたんに、こんなクズ教師と刺し違えるほど自分の人生は安くはないと冷静になれた。手が出てたら加減ができないから、惨劇、高校退学は免れなかった。我流でヨガの呼吸法と同じトレーニングをしていたから、息を吐くことで感情をコントロールする術が自然に身についていた。このときはまだタケシには出遭っていない。

 高2になってタケシやヒロシと同じクラスになった。二年G組。総番グループも生徒会もこの2年G組を中心に動いた。ヒロシは総番になり、生徒会は実質的にわたしの掌中にあった。だから、坊主頭という校則の改正もわたしの発案でやれた。3年の生徒会副会長のお二人が、「おんちゃ、言い出しっぺのおまえがやれ」、先輩の指示だから、否やはない。保護者へアンケートを取って生徒集会を開き、予定通り校則改正をした。長髪で修学旅行へ行ったのである。坊主頭で東京・京都・大阪・奈良へは行けません。なんてことはない、誰かがやる、そういう変わり目だっただけのこと。(笑)
 学校側は鬼と金棒を同じGクラスにまとめてしまった。この二人の息があってしまった。まったく違うようでいてヒロシとわたしはどこか似たところがあった。

 G組には個性的な奴らが揃っていた、揃うはずで、学校側が他の2クラスの生徒から隔離するために「アブナイ生徒たち」を集めた。計算外だったのは集められた危ない奴らはポテンシャルが高かったこと。学校としては火薬庫を大きくしたようなもの、管理を間違えたら大爆発だが、精神的には大人だったから自分たちで管理できた。それでも担任の冨岡先生には何度か迷惑をかけた。カチンときて間接的に何度か校長とぶつかることもあった。冨岡先生は古株だったから何とかしたのだろう。根室商業出身の野沢先生も古株の一人、当然バックアップがあっただろう。若い先生たちにも数人味方がいた。何か問題行動を起こしても、あいつらがやるんだから何か理由のあることとお目こぼしもあった。(笑)
 わたしは1年生の時はF組だった。2年になってG組へ異動、担任の冨岡先生が「ebisuなにした?クラス1番はそのクラスに残すことになっていたが、お前は出された」、そう言った。「先生、引き取ってくれてありがとう」と笑って挨拶した。国語と古典の先生だった1年のときの担任のN先生とは相性が悪かっただけ。古典のテストクラストップでも評価は50だった。現代国語はN先生の解釈を答案に一度も書かなかった。自分の感じたとおりに書いた。60歳に手が届こうとしているロートルの感性と十代の生徒の感性が同じはずがないだろう、文学作品の解釈が違ってあたりまえ。頑固だった。以心伝心、こちらも願い下げだった。国語の先生は2年になって函館出身で空手家のS谷先生に変わった。この先生とはウマがあったね、でも、空手の稽古はつけてもらわなかった。(笑) 
 新しく担任になった冨岡先生は珠算部の顧問だった、珠算部員でもないのに全道競技会のとき2日間だけ珠算部員として大会に出ていたので顔見知りだった。高橋珠算塾の高橋尚美先生に頼まれて汐見町の方の教室の運営を任されていたので、両方の間で調整をつけて商工会議所主催の市民珠算大会開催にこぎつけた。巷の噂では、冨岡先生と高橋先生は仲が悪く、根室高校珠算部の卒業生に珠算塾を開かせて、潰してやるなんて物騒な話が流れていた。だから、間を取り持って調整する者が必要だった。そんなときにわたしが2年G組、冨岡先生のクラスの一員になったのである。二人の間をつなげと天の声がした、お鉢が自然に回ってきたとしか言いようがない。じつにスムーズに市民珠算大会開催となった。わたしの役割は車軸(根室高校冨岡先生)と車輪(高橋尚美先生と板野国男先生)の摩擦をなくするベアリングのようなもの。商業科の生徒にしかできない役割だった。第一回目の大会は根室高校柔道・剣道場が会場となった。旧友のH田と一緒に入部して柔道部に3か月ほど在籍して、この道場でコロコロ転がされていたことがある。畳を全部片づけて会場にした。高橋先生が原稿を書いて、わたしに選手宣誓をやれという。根室高校珠算部長でもよかったはずだが、調整役をしたご褒美だったのだろう。暗算部門のみ出場、優勝している。あとは主催者側に回って仕事の手伝い、読み上げ算を交代でやった。根室高校の先生には10ケタの読み上げ算を高速で読み上げられる人がいなかった。競技会で一つも間違えずに読むのはなかなかたいへんなのです。トレーニングを積んだ人でなければできません。根室では高橋先生と板野さん、そして高校生だったわたしだけ。ご褒美だったのだろうと思いますが、帯広で全珠連の全道の集まりがありました。高橋先生はそこへ連れて行ってくれました。車で出かけ、十勝川温泉に泊まって翌日が集会でした。泊った温泉は混浴、巨乳の若い女性がすぐ横に入ってきました。鼻血でそうだったな。
 巷の噂の真偽のほどは知らない、両先生にそんなことをお聞きしたこともない。冨岡良夫先生と高橋尚美先生は何のわだかまりもなくそれ以降毎年市民珠算大会で顔を合わせていたはず。根室高校抜きでは市民珠算大会の開催が不可能でした。もう一つの珠算塾の板野先生と高橋尚美先生が市民珠算大会開催の相談をしていました。珠算塾だけではやれないのです。根室高校は元々根室商業ですから、そこのお墨付き、協力がどうしても必要でした。地域の学校と珠算塾が共同で動けば、大きな成果が出せるということ。そのことはいまも変わらぬ真理です。医学部受験生を育てるには、私塾だけでは大きな成果が出せない、根室高校の先生数名の協力が必要でした。化学と物理の指導は私塾ではできない。数か月前から連携がじつにうまくいっている。うれしいことです。
 話を高校時代に戻すと、当時は全珠連の段位認定試験は権威がなかった。日商珠算能力検定1級保持者は一人だけだったから、珠算部の幽霊部員にされていた。計算実務検定の応用計算がわたしの競技種目だった。1級の応用計算問題10題を半分の時間5分で解く。先輩が全道大会の一週間くらい前になると誘ってくれた。生徒会会計のN先輩である。当時の生徒会会計は権限が大きかった。各部の部長と副部長を生徒会室に呼び、単独で生徒会の予算配分折衝、帳簿記帳、そして決算業務は会計の仕事、財務大臣のようなもの。珠算と簿記に堪能でなければ務まらない、選挙ではなくて指名制だったので生徒会では一番古株。そのN先輩から「ebisu、来週全道大会だ、行くぞ」って、後輩だから否やはない、返事は元気よく「ハイ!」だけ。そんな経緯から、冨岡先生はよく知っていた。わたしたちが卒業して数年後に、冨岡先生は親の介護のために50代で教員をやめて、東京大田区へ引っ越された。60代で癌を患い、何度か転移を繰り返したが、その都度手術をして東京の同期の同窓会に顔を出してくれた。数年前に亡くなられた。授業は下手くそだったけど、問題児だらけのクラスをよく受け持ってくれた、生徒思いのとってもいい先生だった。一杯問題起こしました、校長先生との間に挟まってたいへんだっただろう。でも冨岡先生は根室商業出身の野沢先生と並ぶ古株、新任の校長は滅多に口をはさめなかっただろう。卑怯なことやズルイことだけはしなかった。

 2年でクラス替えになったら、タケシがいたのだが、何をやらかしたのか、聞いてみたことはない。総番のヒロシ(野球部)、大橋巨泉の深夜番組に何度か出演した女傑の富山かつえ(美術部長)、羅臼の大きな漁師の坊ちゃんのヤスベ―、共産党のマサミ。明大ラグビー部出身の村田先生が新任で赴任されたので、ラグビー部を立ち上げるのに協力してくれたキヨシら数人。かつえは渋谷駅前にビルを一つ持っているそうだ。高校1年で中退したヒロシのポン友のタカギは銀座にバーを2軒もった。大学行こうって誘ってくれたのは総番のヒロシ。どこでウマが合ったのか、わからぬもの、感謝している。ヒロシの周りには不思議と面白い男たちが集まってくる、人望だろうな。ヒロシは水産会社の取締役だったが、もうやめたかな。
 「北の勝」碓氷商店の番頭格のオトヤ、夫婦で元銀行員だった西浜ストアのコウジ、数年前に地元水産会社の経理担当役員で退職したニャンコ、散布漁協の専務理事だったケンジ(庭球部)…、多士済々。

 3年になって友人二人に誘われて夏休みにアルバイトをした、土方である。柏陵中の土俵はその時に作り直した。だから今でも土俵はちゃんと作れるだろう。花咲港の灯台下の階段手すりも作った、天然記念物、円形柱状節理の「車石」への通路だ。50㎏のセメント袋を右肩に載せて急傾斜のところを何度も降りた。タケシもその夏にバイトしていた。理由があった。東京へ行くための旅費稼ぎだった。
 夏休みが終わって8月下旬のある夜に、タケシが家へ来た。あらたまって正座して、「トシ、話がある」という。『ゴルゴ13』の作者である「斉藤タカオのところへ弟子入りしようと思う、一番弟子になりたい、学校辞めて東京へ行くことを考えている」、そんな話だった。「あと半年で卒業だ、3月に行ったらいい」、まったくアホな返事をした。
 「3月になってからだと、一番弟子になれないかもしれない、俺は一番弟子になりたい」、思わず笑った。「なんだ決めているじゃないか、相談じゃなくって報告だ」、大笑い。決意は固い、好く決断したと、その思いっきりのよさに吃驚、見直したよ。若い人は冒険してもらいたい。
 Take a chance on you.(チャンスにかけてみたら) ⇒アンジェラ・アキ
  …高1英語教科書VIVID-1 Lesson 6のタイトル。
 タケシは字が上手だった。学校祭の新聞コンクールでガリ版原稿はタケシに頼んだ。クラスの中でだれがどの分野に得意技をもっているか承知していた。あいつは字がきれいだった。レイアウトを担当した友人から記事が足りない、余白があるので埋める記事が必要と言われて、仕方ないので埋め草を提供した。わたしの書いた記事のできは悪かった、中身よりも体裁、2位だった。タケシのお陰だ。わたしにもっとましな記事が書けたら優勝だっただろう。
 タケシよりも絵の巧いのがいた。中学時代の同級生のケンジだ。高2のときは隣のクラスだった。中学時代から北海道の展覧会に出すたびに賞をもらっていた。わたしも絵が好きだったが、ケンジの絵と比べたら才能の違いは歴然としていた。勝負にならない、それで絵はあきらめた。ケンジと中学3年間同級生だったのが運の尽き、あいつは俺の絵心にとどめを刺した。大好きだった大工仕事もどうやら才能がなさそう、ビリヤードの店番手伝いながら、中2のときにしかたなく勉強の方へ走った。少年マガジンと少年サンデーは中1のときに発刊されたと思うが、週刊漫画誌として初めてだった。それを教えてくれたのはケンジである。ケンジも漫画家への道を進んでほしかった。ケンジは慎重派だった。タケシの決断と度胸の良さは群を抜いていた
 東京へ行ってから気が付くと、ケンジは隣の駅に住んでいた。漫画の本を買って読むと、東武練馬駅で降りてあいつのところへ寄って置いてきた。通学路の途中だから、定期券で乗り降りできた。ケンジは一時期タケシを手伝っていた。絵の腕はいいから重宝しただろう。

 神田は数年斉藤タカオ・プロダクションのスタッフとして作画して、3年くらいで独立し、京王線の国領に引っ越して住んだ。独立してからすぐに連絡があり、「税金の申告の仕方がわからない、トシ頼む」といわれては断れぬ。そのころはまだ大学生だった。領収書を月別に保管しておくように言って、2月にあいつのアパートへ行って、とってあった領収書から帳簿をつけて、決算し、税務申告書を書いて提出した。やってやるから、昼飯を食わせろという条件で3日くらい通ったはず。調布税務署だったかな。2年目も頼まれてやった。3年目は『御用牙』を描いていて売れっ子の仲間入り、収入も大きくなっていたから税理士に頼んでやってもらえというと、タケシはその通りにした。
 タケシは当時景気がよくて、何度か誘ってくれてあいつの行きつけの新宿のバーでおごってもらった。その都度数軒のバーをハシゴ。なつかしい。

 50年か、早いものだ。「50周年劇画展」おめでとう。
 観に行くよ。

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<余談:丸刈り坊主頭の校則改正と総番制度の廃止>
 丸刈り&詰襟の制服と総番制度は根室商業時代から引き継がれてきた伝統であった。ヤクザとのもめごとがあったときに根室高校を代表するのは総番長ただ一人、だから5年先輩まではそういうときのために総番長に仁義の切り方と口上が伝わっていた。
「お控えなすって、さっそくお控えなすってありがとうござんす。手前生国発します処、根室にござんす...」
 任侠映画そのままだった。わたしは親戚の5年先輩の野球部のキャプテンが目の前で実演してくれたのを見ている。口上を間違えたら、殺されても文句は言えないと言っていた。それがヤクザのルールだと。総番長の責任は重かったのである。半端な覚悟ではやれない、いざというとき、ヤクザとのもめごとに学校を代表して出向かなければならなかったのだから。小さく折りたたんだ紙に仁義の口上が書いてあった。もらったような気もするが、机の中にしまったまま紛失してしまった。お祭りのときに目付の鋭い高校生が十数人、五年先輩よりも一歩下がって歩いていた。あれは年に一度の儀式だったのだろう。総番長は高下駄を履いて、後ろの十数人は靴や下駄だった。
 ヒロシに確認したが、口上は伝わってなかった。五年先輩の総番長が卒業した後も口上書を小さく折りたたんで大事に持っていたから、伝えなかったのかもしれぬ。もうヤクザと高校生がもめごとを起こすようなバンカラな学校でもそういう時代でもなくなっていた。

 中学校3年の冬休みまで一度も坊主頭にしたことがなかった。中3の冬休みに根室高校受験のために坊主頭にした。1年の終わりころに校則を変えたら、坊主頭で修学旅行に行かなくて済むことに気が付き、校則改正の条項を調べて、手続き、具体的な校則改正戦略を練った。先輩の副会長二人に話したら、「お前がやれ」ということになり、会長のSさんも了解していた。先生たちが弱いのは保護者、だから保護者への校則改正のアンケート調査票をデザインした。2年になったばかりのときのこと、4月にスタートして、10月下旬が修学旅行だったので、7月の夏休み前までにアンケートの集計と生徒会集会を開けば、間に合うことが分かった。あとは分担を決めて坦々と仕事を進めた。予定通りに夏休み前の校則改正し、髪を伸ばして10月下旬に修学旅行へ行った。当時は11泊12日だったと思う。京都・大阪・奈良・伊豆の下田・東京だった。
 その年の秋に生徒会役員選挙だったと思う。ある日、副会長のH谷さんとF堂さんがわたしに「次の生徒会会長はお前がやれ、応援演説は俺たち二人でやる」と言い渡された。先輩に言われたらノーの返事はない、「ハイわかりました」と言って、生徒会顧問へ立候補の旨伝えたら、数日後に生徒会会計だから駄目だという。生徒会会計は指名する後輩を決めてあったし、会長をやっていてもいざというときには両方見ることはなんでもないこと。そう伝えたら、校長が難色を示しているらしかった。Gクラスから生徒会長がでたら、何をやるかわからない、現に生徒会会計が校則改正を実現していたから、警戒された。
(あの当時は高校生にも政治活動をしそうなものには公安のマークがついていた。誘われて矢臼別のキャンプに行った後にあることが起きて気が付いた。集合写真を1枚だけ撮ったのだが、フィルムを現像に回したら、その一枚だけネガがなくなっていた。フィルムには番号がついているので途中を抜けば確認できる、油断も隙もありゃしない。無邪気だった。その写真屋さんはとっくにないから迷惑はかからない。だから書ける。(笑) ああいうキャンプに参加したら、集合写真は撮ってはいけないということを学んだ。)
 顧問の先生が間に入って気の毒だったので、先輩二人に事情を説明して降りた。会長でなくても生徒会は動かせるし生徒会会計でやれてきたのだから。もったいないので、だれか代わりがいないかと考えたら、1年生の時の友人のH(税理士)が思い浮かんだ。歯舞中学出身でネームバリューがないから会長職は無理、副会長への立候補を頼んでみた。先輩二人の副会長の応援演説をつけてやるからと説得したら、引き受けてくれた。先輩二人もOKだった。そういう経緯でHは副会長になった。会長にはなりそこなったが、同じクラスの中央執行委員のカズコと前から中央執行委員だった普通科のヒロコが旧知の仲だったので、生徒会を動かすのに何の支障もなかった。

 もう一つ、根室商業時代から続いた総番制度もヒロシとA野と三人で相談して総番制度を廃止することに決めた。実際にやったのはヒロシである。内部で相当もめただろう。ヒロシは愚痴一つこぼさないで実行した、男だね。
 団塊世代のわたしたちはそういう時代の変わり目に立っていた。ヒロシはヒロシの役割を果たし、わたしはわたしの役割を果たした。ヒロシは同期の桜、戦友だ。高校を卒業して東京へ一緒に行った。千歳からスカイメイトを利用、飛行機だった。「トシ、一緒に行こう」とあいつが誘ってくれたから、東京の大学へ進学できた。もちろん、一生懸命に働いて仕送りをしてくれた両親のお陰でもある。

 漫画の材料になりそうな高校時代を過ごした。神田たけ志とはそういう激動の時代に出遭った、あいつもGクラスのメンバーの一人である。神田たけ志はペンネーム、わたしが高校時代に出遭ったのは神田猛のほうである。(笑)

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#4342 明日から仕事:のんびりころりん Aug. 16, 2020 [A8. つれづれなるままに…]

 ニムオロ塾は今週は夏休みだった。過去の記事をEXCELに’500タイトル/sheet’並べ、それを百ずつ区切ってブログへアップ、そしてその百タイトルごとの記事のカタマリを一覧表に整理した。2007年11月27日が最初のブログ、ようやく掘り当てた。何を書いたか覚えていないから検索のしようもなかった。検索システムができあがったから、過去にアップした記事で何を書いたか、自分ですぐに探し出せる、ちょっとうれしい。

 根室がどれだけ涼しいか8日間の最高気温と最低気温を表にまとめてみた。


  9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日
最高 18.7 20.4 32.5 30.2 25.7 17.3 15.9 23.3
最低 13.9 15.1 16.1 19.6 15.5 14.1 12.8 15.0

 最高気温が20度にならない日が3日もあった。東京でどんなに冷房かけたって20度以下にはならない。根室の高校生は日本一快適な気温で勉強しているけど、本人たちは。今日も’暑い!’って言ってる。(笑)

 わたしはどこにも出かけず、サイクリングを少しやっただけで、水分補給に青汁にレモンハチミツ入れて飲みながら、のんびりころりんこんしてました。
 酒は北の勝を「ぐい呑み」で飲みながら、オヒョウのフライ、ホタテの刺身、根室で獲れる魚貝類を少し食べれば大満足です。昨日は花咲ガニの鉄砲汁、美味しかった。胃がないので酒も肴も量はたくさんいらないのです。よく噛んで味わいながらゆっくり食べ、そして呑む。酒量?100ccで十分です。多くてもせいぜい200cc、胃がないので喉元を過ぎると小腸ですから、5分で酔いが回ります、そして呑み終わって1時間もしたら酔いがさめます。月に数回しかいただきません。すっかり慣れちゃって、たくさん飲みたいと思わない、味わってゆっくり飲むので、酒の味がよくわかるようになりました。

 さて、大学受験生や専門学校受験生のみなさんは一日8時間以上勉強できたかな?
 久しぶりの顔、明日が楽しみだ。仕事のスィッチ入るかな?

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#4341 経済学との出遭いと戦い:経済学の公理 Aug. 15, 2020 [A3. 職人仕事観に基く経済学の展望]

 #4340の「余談」に書いたものに加筆して独立させます。タイトルで検索しやすいようにとの配慮です。タイトルと内容が一致していなければ、あとで記事を検索するのが困難になります。いままで、関連があるからと<余談>を追加していましたが、記事検索システムができたのですから、やり方を変えないといけませんね。何かをやるといろんなことが影響を受け、いままでのやり方では不具合が生じます。その都度、何がベストか考えます。


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 経済学は演繹的な体系構成をもっています。どのような演繹体系も一群の前提条件=公理から出発してその学問体系を構成していきます。数学モデルもそうした体系の一つです。ユークリッド『原論』が人類史上初めての演繹的学問体系です。
 A.スミス、D.リカード、K.マルクスの経済学には労働=苦役という公理が横たわっています。工場労働者の労働の淵源は奴隷労働です。自由民は労働しません。労働からの解放が究極の善、目標でもあります。それが西欧の経済学に共通しています。労働からの解放が至上命題となります。自己を再設計可能なAIと機械がAIのコントロール下に置かれることで、そう遠くない未来に、人間が「労働から解放」されるのかもしれません。そういう未来を描いた小説、野崎まど著『タイタン』が4月に発売されています。
 こうした労働観と対極にあるのが日本人が育んできた仕事観です。職人仕事に端的に現れています。仕事は神聖なもの、だから、刀鍛冶は正月に禊をしてから初仕事をして、一振り目の刀を神に捧げます。仕事は神聖なものであり、自分が修行して育んできた技術の粋を表現する場でもあります。だから、仕事が生きがいなのです、職人仕事観からは「労働からの解放」という結論は出てきません。工場で仕事する工員も日々仕事の改善をするのも、職人が仕事の手を抜かないのもそういうことなのでしょう。わたしは本社管理部門の仕事や社長の特命プロジェクト仕事が多かった。4分野ほどの専門知識と経験を生かしてやる仕事は「労働」ではありませんでした。職人仕事そのもの。だから、日本の企業には工場も本社部門も職人仕事をやっているのです。
 職人仕事観を公理に措定すると、まったく別の経済学と経済社会が立ち上がります。そういう可能性と理論的な背景を明らかにすることが、わたしのライフテーマでした。根室高校2年生の時にマルクス『資本論』を読んだときに、巨大な森に迷い込んだ感触とこの巨大な森から抜け出したら何が見えてくるのかというのが、学問を志す出発点でした。大方のところはすでに弊ブログ書いてあります。
 経済学で公理を問題にした経済学者はいまのところわたし一人です。マルクス『資本論』は超えることができました。マルクス自身も『資本論初版』(1867年)を書いたときに自分の方法論の限界に気が付いたと思っています。ヘーゲル弁証法をベースに『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と書き進んできたマルクスは、その限界にようやく気が付いたのです。正・反・合の図式ではやれないところまで来てしまいました。(国内)市場関係や国と国際市場関係まで拡張したら、経済学的基本概念の展開が困難であることには気が付いたと思います。フランス語版(1872-1875)はまったく別な書物であると、自身が書いています。その方法的な意味を理解した経済学者はいません。『資本論初版』の方法的限界が見えてきたので、そうせざるをえなかったのでしょう。
 マルクスはヘーゲルではなくて、経済学体系の方法論を探るためにはユークリッド『原論』を読むべきでした。ですが、マルクスは数学が不得手でした。『数学手稿』をみると、微分概念が理解できなかったことがわかります。『資本論』を読んでも『経済学批判要綱』を読んでも微分・積分は出てきません、四則演算に終始しています。そのこと自体も「マルクスの経済学」の限界になっています。方法論の誤りだけでなく、数学的なツールが使いこなせませんでした。『資本論』や『経済学批判要綱』を通して読んでずっと感じていた違和感はそこにもありました。マルクスは経済学的諸概念の分析と定義の研究を、『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と一貫して行ってきたので、そういう思考の仕方が鋳型になってしまっていたように思えます。無限小概念が理解できなかったから、彼にとっては微分という操作がわけがわからないものになりました。
 『数学手稿』は、苦手だった数学の学習ノートのようなもので、出版すべきものではありませんでしたが、彼を神のごとくあがめる信者たちが出版してしまいました。泉下のマルクスは苦笑いしているでしょう。
 紀元前に成立した学の体系としては唯一、ユークリッド『原論』がありますが、数学が苦手ですからマルクスは手に取ることすらなかったのでしょう。元々はギリシア自然哲学の専門家でした。イェーナ大学に提出した博士論文のタイトルは『デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異』英語版(Differenz der Demokritischen und Epikureischen Naturphilosophie)』です。ギリシア哲学が専門だったのに、なぜかユークリッド『原論』を読まなかった、それが経済学者として致命傷でした。流行りのヘーゲル弁証法に飛びついてしまった。まことにイージーでした。二項対立図式ではちょっと複雑な関係、三項以上の世界が記述できません。たとえば市場関係や国家が導入された国際市場関係、そして最終形態の世界市場関係が記述できるわけもないのです。それなのにマルクスは歴史にヘーゲル弁証法を当てはめ「唯物史観」を、古典派経済学から経済が基礎概念相互の関係の分析と経済学の体系構成に利用し『資本論』を創り上げました。
 現代数学の体系化の試みの成果として、ブルバキの『数学原論』シリーズ(38巻)があります。現代数学は高度に専門化・分化して、統一的な観点から演繹的体系を構成するのは個人の仕事でも集団の共同作業・研究でも著しく困難なのです。
 それでも、公理を変えることで、まったく異質な経済社会の展望と建設は可能です。

*斉藤毅「ブルバキと「数学原論」


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#4340 記事タイトルの検索システムが完成しました Aug. 15, 2020 [A8. つれづれなるままに…]

<更新情報>午後四時半、<余談:経済学との出遭いと戦い>追記

 根室は一気に秋です、今朝7の気温は14.2度でした。

 夏休みに入ってから、なんとなくいままでアップした記事を整理していました。古い記事だと自分で探すのもたいへんです。ブログ付属の「記事管理」のページにはアップした年月日降順でリストされるので、たとえば、5年前に書いた記事を探すにはページを何度も何度もさかのぼって行かなければなりません。だから、一番最初の記事にたどり着くなんて実際上は不可能でした。
 なんとなく記事のタイトルをEXCELでつくった一覧表に張り付ける作業をしていました。500タイトルごとにシートを別に分けて並べていきました。やっている途中で検索できるような工夫ができるのではないかと気が付きました。全体の見通しがあってやっていたわけではありません。

 百タイトルの一覧表×43個を43のブログ記事としてアップし、さらにその43個の「百タイトル一覧表」アドレスの一覧表「年月日」と「ブログ#」の降順の表にまとめて、二段構えにしたら検索システムが可能だということ、ふと気が付いたんです。

 昨晩全部の作業を終了しました。4300本の弊ブログ記事が2段構えて検索できるようになりました。左サイドバーのカテゴリー欄「0.ブログ記事No.索引」をクリックすると、検索リストの一覧が年月日の降順でてきますので、青い太字の文字列をクリックしていただいたら、各記事のタイトル一覧表へジャンプします。
 記事百タイトル一覧表の中で見たいものがありましたら、タイトルをコピーして、右サイドバーの「検索ボックス」へ張り付けて、クリックしてください。指定された記事がポップアップします。候補が3つほど出ると思いますので、そこから選択してください。

<ブログを始めた経緯(いきさつ)
 ついでですから、このブログを始めた理由も書いておきます。
 2006年6月はスキルス胃癌と巨大胃癌を併発し、釧路医師会病院で6時間の手術で命を救ってもらった年です。6月6日に地元の岡田医院で岡田優二先生に内視鏡検査してもらいました。幽門部付近に癌アリ、ほとんどふさがっていて十二指腸まで内視鏡が届きません。自覚症状からスキルスの併発があると思うので、さらに検査をお願いした。冷たく重い感じの何かが胃のあたりで広がりつつあるのがはっきり感じられました。胃の粘膜を走るスキルスは腫れを起こさず静かに広がっていきます。気味の悪い感触です。なんらかの天の助けがなければダメだと思いました。釧路医師会病院へ6/26入院、3週間の検査でスキルスの併発の診断(副院長の富田先生が内科的診断でスキルスの併発と診断)がついて7月20日に手術。執刀外科医は30代の後藤幹弘先生(現在は音更町の木野東クリニック院長)でした。ついてました。術後の病理検査で巨大胃癌とスキルス胃癌が確認されました。8月4日に退院、40日間の入院で手術前は食事は一度もとれませんでした。巨大胃癌が幽門部をほとんど塞いでしまっていたからです。固形物は通らないのでココアミルクのような液状の飲み物とヨーグルトそして点滴で過ごしました。退屈だったので、高校数学の問題集を2冊解きました。手術に備えて身体がなまってはいけないので全身のストレッチやベッドの上で深い呼吸のトレーニングも欠かしませんでした。高校生のころから自己流でヨガと呼吸のコントロールをやっていました、何が役に立つかわからないものです。
 二つの癌はリンパ節へ転移し、隣接している大腸(横行結腸)へ浸潤していました。ひどい状態だったようです。悪いところは全部切除(胃と十二指腸と胆嚢の全摘、胃のリンパ節と大腸一部切除、小腸を首のところまで引っ張って行って食道上部と吻合(ふんごう))、思った以上に進行していたので6時間の手術でしたが、輸血量を後藤先生に訊くとゼロ、700cの出血があったそうです。輸血しないでこれだけやっかいな手術ができる、すごいと思いました。
 術後は体重が10㎏ほど減少し60.5kgに、体力が衰えたのはもちろんのこと、脳の活動も体力に関係のあることがわかりました。塾をやめたら経済学の論文*を書くつもりでしたが、書けなくなったのではと不安になり、リハビリを兼ねて術後1年4か月後からブログを書き始めたのです。2007年11月27日が最初のブログ記事です。短い文章でも見直すたびに校正すべき箇所が目につきました。初めのころは何度も何度も見直したのです。普通に書けるようになるまでどれくらいかかったかは、ある程度は文章の長さに現れています。ブログは末期癌患者の脳のリハビリの記録のようなものです。わたしの場合は脳機能の低下に抗(あらが)う必要がありました。ようやく掘り当てた初回のブログ記事です。

#1 バーチャルとリアリティのはざ間に漂いながら考える:2007/11/27


<余談:経済学との出遭いと戦い>

 経済学は演繹的な体系構成をもっています。どのような演繹体系も一群の前提条件=公理から出発してその学問体系を構成していきます。数学モデルもそうした体系の一つです。ユークリッド『原論』が人類史上初めての演繹的学問体系です。
 A.スミス、D.リカード、K.マルクスの経済学には労働=苦役という公理が横たわっています。だから、労働からの解放が至上命題となります。自己を再設計可能なAIと機械がAIのコントロール下に置かれることで、そう遠くない未来に、人間が「労働から解放」されるのかもしれません。そういう未来を描いた小説野崎まど『タイタン』が4月に発売されています。
 こうした労働観と対極にあるのが日本人が育んできた仕事観です。職人仕事に端的に現れています。仕事は神聖なもの、だから、刀鍛冶は正月に禊をしてから初仕事をして、一振り目の刀を神に捧げます。仕事は神聖なものであり、自分が修行して育んできた技術の粋を表現する場でもあります。だから、仕事が生きがいなのです、職人仕事観からは「労働からの解放」という結論は出てきません。工場で仕事する工員も日々仕事の改善をするのも、職人が仕事の手を抜かないのもそういうことなのでしょう。わたしは本社管理部門の仕事や社長の特命プロジェクト仕事が多かった。4分野ほどの専門知識と経験を生かしてやる仕事は「労働」ではありませんでした。職人仕事そのもの。だから、日本の企業には工場も本社部門も職人仕事をやっているのです。
 職人仕事観を公理に措定すると、まったく別の経済学と経済社会が立ち上がります。そういう可能性と理論的な背景を明らかにすることが、わたしのライフテーマでした。根室高校2年生の時にマルクス『資本論』を読んだときに、巨大な森に迷い込んだ感触とこの巨大な森から抜け出したら何が見えてくるのかというのが、学問を志す出発点でした。大方のところはすでに弊ブログ書いてあります。
 経済学で公理を問題にした経済学者はいまのところわたし一人です。マルクス『資本論』は超えたと思っています。マルク氏自身も『資本論初版』(1867年)を書いたときに自分の方法論の限界に気が付いたと思っています。それ以降は経済学の著作を発表していません。ヘーゲル弁証法をベースに『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と書き進んできたマルクスは、その限界にようやく気が付いたのです。正・反・合の図式ではやれないところまで来てしまいました。(国内)市場関係や国と国際市場関係まで拡張したら、経済学的基本概念の展開が困難であることには気が付いたと思います。フランス語版(1872-1875)はまったく別な書物であると、自身が書いています。その方法的な意味を理解した経済学者はいません。『資本論初版』の方法的限界が見えてきたので、そうせざるをえなかったのでしょう。
 マルクスはヘーゲルではなくて、経済学体系の方法論を探るためにはユークリッド『原論』を読むべきでした。ですが、マルクスは数学が不得手でした。彼の『数学手稿』をみると、微分概念が理解できなかったことがわかります。『資本論』を読んでも『経済学批判要綱』を読んでも微分・積分は出てきません、四則演算に終始しています。そのこと自体もマルクスの経済学の限界になっています。方法論の誤りだけでなく、数学的なツールが使いこなせませんでした。『資本論』や『経済学批判要綱』を通して読んでずっと感じていた違和感はそこにもありました。
 『数学手稿』は、苦手だった数学の学習ノートのようなもので、出版すべきものではありませんでしたが、彼を神のごとくあがめる信者たちが出版してしまいました。泉下のマルクスは苦笑いしているでしょう。学の体系としては唯一、ユークリッド『原論』がありますが、数学が苦手ですから手に取ることすらなかったのでしょう。元々はギリシア自然哲学の専門家でした。イェーナ大学に提出した博士論文のタイトルはデモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異英語版(Differenz der Demokritischen und Epikureischen Naturphilosophie)』です。ユークリッド『原論』を読まなかったことが致命傷でした。



タイタン

タイタン

  • 作者: 野崎まど
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/04/21
  • メディア: Kindle版

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#4339 弊ブログ記事一覧:#1~100 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]

 2007年11月27日から2008年2月22日までの弊ブログ記事のリストをアップします。
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 記事全体のリストは左サイドバー・トップのカテゴリーラン「0.ブログ
記事No.索引」をクリックすると、新しい順にリストが表示されるので、青字の部分をクリックしてください、リンクが張ってあります。
#1 #1 バーチャルとリアリティのはざ間に漂いながら考える:2007/11/27
#2 日商簿記3級に中学生が合格!
#3 バーチャルとリアリティのはざ間に漂いながら考える
#4 日商簿記3級に中学生が合格!
#5 冬季特訓のお知らせ
#6 新聞社からの取材あり
#7 期末テスト(中学)
#8 基本方針に係ることがら(1)
#9 日本語の運用能力アップが成績向上の鍵
#10 #10 高速学習の効果⇒頭がよくなってしまう(#1)2007/12/3
#11 12/11 小学生補習授業休止のお知らせ
#12 期末テスト(2
#13 高速学習と個別指導(#2)
#14 期末テスト(3)
#15 コンピュータ技術者志望のK君へのエール
#16 根室市の財政と教育の現状
#17 Bフレッツ
#18 冬季特訓 英語長文対策講座の効果について
#19 論より証拠・・・予行演習
#20 #20 ふるさとニムオロ&総閲覧数1000: 2,007年12月11日 
#21 高速学習(#3)
#22 授業速度は適切か?
#23 北方領土返還運動異論
#24 基本トレーニングは頭でするな、身体で覚えろ
#25 柏陵中学吹奏楽定期演奏会
#26 楽しかった柏陵ブラスバンド演奏会
#27 歴史学者志望の中学生A君へ
#28 ユークリッド原論と二人のN君
#29 Eさんは翻訳家になっていた
#30 #30 コンピュータ技術者志望の人へ(2)⇒HP97を巡って 2,007年12月23日
#31 蕊取(択捉)の浜は遥か遠くに
#32 冬季特訓初日
#33 わが町の医療の現状と展望(1)
#34 冬季特訓4日目
#35 中級レベル英文法問題集踏破&日商簿記2級
#36 Simple Is Beautiful: 冬休みの過ごし方
#37 #037 市立病院はほんとうに黒字か?…(2)
#38 授業は1月4日から
#39 世界チャンピオン小林先生と道元:教育の本質
#40 #040 金刀比羅神社裸参り
#41 32年続く新年会
#42 遅咲きの櫻
#43 初夢でみた医師不足解消
#44 高校入試過去問題題トレーニング: 閲覧数2000 m(_ _)m
#45 さっむい一日
#46 日商簿記二級試験 (日曜特訓)
#47 幻の銘酒:北の勝「搾りたて」本日発売
#48 幻の銘酒“搾りたて”即日完売
#49 酒の次は・・・肴
#50 #50 ホット一息(中三学力テスト)2,008年1月19日
#51 努力は報われたか? 
#52 芭蕉同窓会
#53 病理検査と染色体検査
#54 RとKからSOS
#55 簿記用語と日本語のセンス
#56 ブログ閲覧ソフト
#57 人口減少に歯止めは掛けられるか
#58  
#59 根室の実質公債費比率は大丈夫か?
#60 #60 新年度予算への疑問 2,008年1月27日
#61 「一時借入金」は打ち出の小槌か? 
#62 ブログ記事の訂正について
#63  
#64 「病院債務解消に注目」~道新地域版
#65 学校配置と交通環境の変化 コストカットは可能か
#66 復習主体から予習主体の学習習慣へ
#67 現実の仕事は文系・理系の区別がない(1)
#68 現実の仕事は文系・理系の区別がない(2)
#69 現実の仕事は文系・理系の区別がない(3)
#70 #70 現実の仕事は文系・理系の区別がない(4)-完- 2,00823
#71 おにはそと~ ふくはうち~
#72 例の餃子が根室にも???
#73 財源不足10億円超に(道新地域版より)
#74 数学と英語
#75 産婦人科医が4月から赴任の予定
#76 琉球泡盛「八重山」を呑む
#77 不良債務解消に特例債(道新地域版)
#78 「不良債務解消に特例債」へのコメント
#79 基礎データの開示要請と提案
#80 #80 沿岸に長大な流氷山脈(道新より)2,008年2月10日
#81 コミュニティ情報誌"NEXT10号"を読んで
#82 簿記検定のための日曜特訓
#83 財政課へ取材訪問
#84 病院事業会計貸借対照表分析
#85 人口減の対策を (道新夕刊地域版より)
#86 市立病院は債務超過
#87 平成20年度病院事業予算について
#88 不良債務の規模と改善案
#89 市側の公表不良債務額は過小ではないのか?
#90 #90 数字の訂正について 2,008年2月16日
#91 補習授業風景
#92 市立病院決算見通し
#93 簿記検定直前 日曜特別補習
#94 #094 市立根室病院改築(道新記事) 2,008年2月18日
#95 はなざかり
#96 根室市新年度予算(北海道新聞夕刊より)
#97 新年度市立病院予算案を検証する
#98 再建団体転落を阻止(北海道新聞根室版)
#99 給与30%削減合意(北海道新聞より) …以て他山の石と…
#100 #100 夕張そして赤平、次は根室? 2,008年2月22日

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#4338 弊ブログ記事一覧:#101~200 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]

 2008年2月22日から6月13日までの弊ブログ記事のリストをアップします。
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#101 正負の数の加法と減法
#102 ソネットブログソフト改修のため25~27日アクセス不能
#103 イブ
#104 インターネット利用の確定申告初体験
#105 EXCELとe-taxを利用した決算書と申告書の作り方
#106 税務署へ確定申告書提出…“ほっと一息”
#107 リニューアル?
#108 ツルツル ブラックアイスバーン
#109 地域医療の現場から
#110 #110 1月の花咲港 輸入総額57%減(北海道新聞夕刊より)2,008年2月28日
#111 金曜定例補習授業 
#112 3月2日日曜日 特別授業のお知らせ
#113 回転ずし「花まる」・・・根室に活力
#114 流氷接岸
#115 病院新築はこうすればたちまちできる
#116 敗戦の弁
#117 世界チャンピオン小林先生と道元:教育の本質 
#118 資金の貸手に責任をとらせるべきだ(ポールソン財務長官)
#119 市長施政方針(北海道新聞根室地域版)
#120 #120 新病棟建設の具体論 2,008年3月5日
#121 道立高校入試
#122 高校入試のあとで・・・ 
#123 政策の品格が問われる 
#124 個別授業の隙間を縫って簿記特訓2nd
#125 入塾説明会(3月9日と23日)
#126 常勤医数比較 中標津対根室 (北海道新聞より)
#127 道東5市が共同して医科大学誘致運動を・・・
#128 釧路対根室 市議会定数比較(北海道新聞より)
#129 流氷に囲まれた根室半島
#130 #130 成績不振の生徒から学ぶ 2,008年3月10日
#131 学年末テストが終わって
#132 学年末テストが終わって(2)
#133 一番とげれっぱ(卒業式の朝)
#134 4月新年度、世の中さまざま(新聞2紙より)
#135 変わりつつある町(1) 出生数の減少
#136 変わりつつある町(2) 小売業
#137 変わりつつある町(3) 滞在型観光
#138 変わりつつある町(4) 水産業
#139 医師11人なら4億円の赤字(北海道新聞)
#140 #140 地方の医師不足解消策は(北海道新聞より)2,008年3月16日
#141 国後島の山並み
#142 道立高校入試発表
#143 林望著『知性の磨き方』を読んで
#144 日商簿記1級の教材選定
#145 11年度に10億円財源不足(北海道新聞)
#146 根室管内の小学校卒業生は835
#147 #147 2018年の根室の人口 Mar. 23, 2008
#148 同期のTさんとばったり出会った
#149 入学前、日商簿記3級受験特訓
#150 #150 ゲーム脳化症候群 2,008年3月28日
#151 産婦人科医 来月の派遣中止
#152 #152 成長 2,008年3月30日
#153 4月1日 春なのに猛吹雪
#154 吹雪のため休講(4月1日)
#155 新年度も常勤医11人(北海道新聞より)
#156 午前・夜、せっせと雪掻き
#157 春の雪仏
#158 はぐれ刑事純情派 (根室編)
#159 「旅館大野屋」が破産(北海道新聞より転載)
#160 #160 成長期の中毒症と生活習慣病 2,008年4月7日
#161 18兆円の損失発生(国会での財務大臣発言)
#162 石臼で挽いた珈琲
#163 歯舞昆布醤油で漬物
#164 "お迎えテスト"の日
#165 小学校統廃合(別海町)
#166 ゴボウの漬物とガソリン税
#167 市立病院の看護師不足が深刻化(北海道新聞より)
#168 備荒資金の取り崩しは規約違反?
#169 旭山動物園と旭川市の経済・財政
#170 #170 道内人口27年ぶり560万人割れ(北海道新聞より)
#171 道内人口急減 知恵絞り地域守らねば(道新・社説)
#172 森写真館閉店
#173 滝川市保護費搾取事件にみる日本人の価値観の崩壊
#174 ブログ更新頻度ダウン(お知らせ)
#175 消化器外科医が近く着任の予定
#176 SARS対策は必要か?(1)
#177 十和田湖で新型鳥インフルエンザ発生(2)
#178 患者の選別 新型鳥インフルエンザへの備え(3)⇒人工呼吸器
#179 別海で鳥インフル陽性(北海道新聞)(4)
#180 #180 死骸さらに2羽確認(北海道新聞)(5)
#181 子供の数 27年連続で減少(北海道新聞)
#182 サロマ湖でも強毒性の鳥インフルエンザウィルス検出(6)
#183 別海も強毒H5N1型(北海道新聞)(7)
#184 サイクロン死者2万人超(北海道新聞)10万人?
#185 21時30分 気温1.7度C
#186 5月10日21:15 気温0.8度
#187 中国・四川大地震
#188 中国・四川大地震(2)
#189 沸騰都市ドバイ(NHKスペシャル)
#190 #190 四川大地震、推定死者数はすでに25~40万人?
#191 根室漁船保険組合 専務、数千万円着服か(北海道新聞)
#192 根室支庁統廃合案に思う 
#193 修学旅行(中学)、前期中間テスト(高校)
#194 懐かしき友人の消息
#195 #195 すこし過激な北方領土返還論:MIRV開発・組み立て・配備・解体ショー
#196 「市民の森」オープン(北海道新聞より)
#197 #197 日商簿記検定試験日
#198 日野皓正クインテットin根室
#199 渡辺貞雄クインテットin根室
#200 #200 今日の時事英語授業と簿記検定の結果は?

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#4337 弊ブログ記事一覧:#201~300 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]

 2008年6月14日から9月15日までの弊ブログ記事のリストをアップします。
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#201 根室支庁なくすな(北海道新聞)
#202 塾の利用の仕方⇒根室と東京の比較 
#203 岩手・宮城内陸地震&四川大地震
#204 日商簿記検定試験(6月8日実施)の結果
#205 根室・弁天島遺跡発掘から130年(北海道新聞)オホーツク文化解く鍵
#206 対談 弁天島遺跡発掘130年〈上〉(北海道新聞)
#207 対談 弁天島遺跡発掘130年〈中〉(北海道新聞)
#208 対談 弁天島遺跡発掘130年〈下〉(北海道新聞)
#209 信用金庫の課題(道内6信金が赤字(北海道新聞))
#210 気になる言葉づかい
#211 推移をみながら慎重に・・・
#212 夢屋さん、ありがとう
#213 支庁再編条例 未明成立 〈1〉(北海道新聞より)
#214 根室市と4町に溝〈2〉(北海道新聞より)
#215 道東総合振興局を根室に!⇒住民運動はありうるか?
#216 中学期末テスト
#217 旭山動物園と旭川市の経済・財政〈2〉
#218 中学期末テスト(2)【分析】
#219 老舗の伊澤書店、店仕舞い
#220 大分県の教員問題、わが町は大丈夫か
#221 老舗「伊沢書店」が閉店(北海道新聞)
#222 海外留学は是か非か
#223 高校=学校祭、中学校=体育祭
#224 光洋・柏陵・啓雲中学の体育祭
#225 形容詞の語順について
#226 漁師のストライキ:燃料高騰に抗して 
#227 #227 長文読解夏季特訓 July 17, 2008
#228 #228 子供仮装盆踊り大会(7月18日) July 18, 2008
#229 #229 進研ゼミ模試 July 20, 2008
#230 #230 千人踊りは千人いたか? July 20, 2008
#231 港祭り花火大会
#232 #232 岩手で地震震度6強 転ばぬ先の杖 July 24, 2008
#233 #233 日本一涼しい夏の根室 July 25, 2008
#234 #234 秋刀魚一匹350円 m(_ _)m  July 26, 2008
#235 #235 日商簿記2級 1年生チャレンジャー  July 27, 2008
#236 #236 サイクリング July 27, 2008
#237 #237 療養病床22万床存続(北海道新聞より) July 28, 2008
#238 #238 サイクリング2 July 30, 2008
#239 #239 日商簿記2級 1年生チャレンジャー(2 July 31, 2008
#240 #240 サイクリング3 根室半島横断 Aug. 20, 2008
#241 教育に競争は是か非か
#242 “学力甲子園”の夢
#243 #243 看護婦さんありがとう
#244 クールダウン(天才と凡人の頭脳の働き)
#245 サイクリング4
#246 北京オリンピック開会式
#247 ど派手な聖火点火シーン
#248 金比羅神社のお祭り(宵宮8/9)
#249 マラソンコースを走る(サイクリング5)
#250 #250 山車・お囃子競演
#251 金比羅神社例大祭本祭・神輿渡御(北海道三大祭)
#252 北島康介100m平泳ぎ金メダル!
#253 祭りが終わって
#254 祭りが終わって-2
#255 秋刀魚1匹80~100円
#256 根室漁船保険組合専務、数千万円着服事件のその後
#257 #257 八月十五日「終戦記念日」
#258 長文読解夏季特訓が終わって
#259 開拓神輿、重さ日本一! 
#260 #260 秋刀魚価格暴騰?一斉休漁(釧路)
#261 近頃多い 横領事件3件にみえる類似パターン
#262 じっと待つことも教育 (高校は夏休み終了)
#263 二人の先輩
#264 休漁明け 浜値は高め (北海道新聞より)
#265 成績を上げるための日本語トレーニング
#266 ソフトボール金メダルとラストチャンス
#267 根室の現状 高校求人38.7%減少
#268 絶品!サンマの煮付け(佃煮風)
#269 早朝のサイクリング(サイクリング6
#270 #270 酒造好適米吟風と秋刀魚
#271 ノサップ岬マラソン(北海道新聞より)
#272 テレビ番組「霧の火」 樺太真岡に散った9人の乙女たち…
#273 1年生 日商簿記2級トライアル(進捗状況)
#274 市立病院事業に関する監査報告
#275 荒れる中学校、今日中学1,2年学力テスト
#276 根室にセブンイレブン明日開店
#277 記録的な豪雨
#278 濃霧の中を走る(cycling 7)
#279 全国学力テスト&根室高校進研ゼミ模試の結果
#280 #280 全国学力テスト結果公表、小学46位、中学44位(北海道新聞より)
#281 “夢・街ロード”フェスティバル
#282 トップ秋田の地道な教育改革(北海道新聞)
#283 啓雲中学 納沙布ウォーキング
#284 たそがれ近い cycling 8
#285 晩酌+高島野十郎の世界
#286 福田首相辞任、内閣総辞職
#287 子どもたちの学力向上のための情報公開
#288 茹でたての枝豆で乾杯
#289 旧旅館大野屋12月新装開業(北海道新聞より)
#290 #290 人材難(自民党総裁選)
#291 シーガル閉店
#292 蟹祭り
#293 笛吹けど踊らず
#294 根室の中学校の学力の現状
#295 根室半島一周(cycling)
#296 高校期末テスト終了 
#297 わが町の病院赤字特例債発行は大丈夫か?
#298 サイクリングの途中で雷鳴が…
#299 歯舞昆布祭りと望郷ウォーキング 
#300 ひんやり晴れた空に十五夜の月

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#4336 弊ブログ記事一覧:#301~400 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]

 2008年9月16日から11月16日までの弊ブログ記事のリストをアップします。
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#301 リーマンブラザース経営破綻
#302 リーマンブラザース経営破綻(2)
#303 エリツィン四島即時返還に言及(北海道新聞)
#304 こんぶ祭りに3500人
#305 Meltdown pummmels Wall Street
#306 ノサップ岬ウォーキング(光洋中学)
#307 7年後に国が支出する年金給付総額はいくら?
#308 金融ディリバティブ取引残高6200兆円
#309 サイクリング17キロコース
#310 “死んで敗れることで日本は生まれ変わる”
#311 #311 今後10年間の日本経済のシナリオ
#312 宮沢賢治 雨にも負けず・・・(1)
#313 中間テスト範囲にみる学力不振の原因
#314 王監督引退、ご苦労様でした
#315 #315「病院事業会計繰り入れ来年度以降7億円台」(道新より)の嘘
#316 心にしみる引退の辞(王貞治)
#317 American economy is in danger (Bush)
#318 麻生内閣が発足:財務大臣と経済財政担当大臣はこれでいいのか?
#319 引退…朝青龍かな?え!小泉さんが?
#320 高卒予定者求人管内減少過去10年ワースト2(北海道新聞)
#321 根室さんま祭り(1)
#322 根室さんま祭り(2)
#323 同時並行授業
#324 道具と技倆
#325 さんま祭り(3)
#326 Actor Paul Newman dies of cancer at 83
#327 銚子市立総合病院9月30日閉鎖 
#328 文章を削る
#329 最後の一振り
#330 サブプライムローンとは何か
#331 中間テスト バランスのよい出題(数学)
#332 中間テスト ある中学の出題難易度分析
#333 ナナカマドの朱色、秋
#334 ほっとあんど 金融安定化法案下院通過
#335 金融危機で話題の投資銀行とは何か
#336 日本人の倫理性の高さは金融危機のワクチンか
#337 メカ音痴-自転車に空気入れられず
#338 地元からの情報発信の重要性:サケ定置一部自粛
#339 テストの結果分析:総合点の分布パターンから言えること
#340 役者緒方拳の訃報あり
#341 サンプリング調査はやるべき:144万件の年金記録改ざん問題
#342 ニューヨークダウ1万ドル割れ
#343 #343 国立道東医科大学新設と同附属根室病院構想
#344 柏陵中2年生水泳全国大会出場(北海道新聞より)
#345 東証暴落 終値9203円
#346 #346 これから10年間の日本経済のシナリオ Oct. 10, 2008
#347 欠番
#348 円高でサンマの輸出にも影響あり
#349 日銀の短期市場への資金供給、回収可能か?
#350 会議は踊る・・・G20財務大臣・中央銀行総裁会議
#351 ブッシュ、北朝鮮テロ支援国家指定解除
#352 先生!SOS ベクトルがわからない!
#353 “学力テストあるから前置詞やって”
#354 円高で積立金40兆円が消えた(政府国会答弁)
#355 東証反発1171円高(北海道新聞より)
#356 日銀ドル無制限供給(北海道新聞) 
#357 学力テスト直前の授業(数学編)
#358 市立根室病院建て替え現地で(北海道新聞より)
#359 日経平均1089円暴落(欧米経済学の破綻)
#360 明日学校祭(中学校)&島田君水泳全国10位
#361 「懸念」は英語で何というか?「世界同時不況の懸念」
#362 橋下大阪府知事の意見(学力テストデータ公開)
#363 後置形容詞の扱い:中3学力テストの後
#364 コストデザイン社(釧路)倒産、負債110億円:他企業の失敗に学べ
#365 国立看護大学の入試問題&中1英語授業(今日の授業から)
#366 金融危機下の米国金融機関の攻防(時事英語授業の関連情報)
#367 国立看護大学英語入試問題について(Ⅱ)
#368 苦手をチャンスに変える(確率の加法定理をめぐって)
#369 情報を共有しよう(市立根室病院)
#370 日経平均暴落7649円、90円/ドル
#371 数学のセンスについて
#372 『年次改革要望書』と日本的価値の破壊
#373 東証暴落 終値7162円、円高93円/ドル
#374 売り手よし、買い手よし、世間よし
#375 日銀政策金利下げの狙い
#376 やってはならぬこと、やらねばならぬこと
#377 授業スピードと学力の関係について
#378 日銀0.2%利下げ
#379 根室市の文化祭
#380 再建団体転落阻止へ根室市
#381 宮沢賢治 雨にも負けず・・・(2)
#382 サイクリング13 「手袋をはく」
#383 気温零度、昼過ぎに初雪
#384 米国初の黒人大統領誕生
#385 学力テスト前夜の補習授業
#386 CDS(債券破壊保険)は時限爆弾か?
#387 円高と輸出産業(トヨタ)のダメージ
#388 厚さ1センチの氷
#389 介護保険余剰金全道一は根室市
#390 新聞の見出しを楽しむ:Toyota warns full-year profit may dive 74%
#391 平均28点、11月6日実施学力テスト数学問題の難易度は?
#392 勉強したくない病
#393 GMは生き残れるのか?
#394 学力テスト総合C
#395 曰く“計算に自信あり”
#396 中学校2校に統合答申(北海道新聞)
#397 国家財政破綻回避のための時価会計基準変更
#398 破綻寸前のビッグスリー
#399 学力テスト総合C-(2)
#400 日商簿記検定試験(11月16日)




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#4335 極東の町は14.5°、さあ、走ろう Aug. 14. 2020 [85.サイクリング]

 今日の最高気温は17.3度である。極東の町は一気に秋が来てしまった。真夏は二日間だけだった。

  9日 10日 11日 12日 13日 14日
最高 18.7 20.4 32.5 30.2 25.7 17.3
最低 13.9 15.1 16.1 19.6 15.5 14.1

 短い夏だったな、30度を超えたのは11日と12日の二日間だけ。最低気温が20度を超えることはなかった。
 今日4時の気温は14.5度、南東の風5.2m/s、湿度86%

①曇天、太陽が白い点になっていた。道路を撮っても相変わらず車の影もない。
DSCN3918s.jpg

②奥突き当りが、牧の内T字路分岐点。右が太平洋コース、左がオホーツク海コース。
DSCN3919s.jpg


③南方向(太平洋)も雲で覆われていた
DSCN3920s.jpg


④街歩き用の登山靴
 ソールが厚いので足の負荷が小さいし、ペダルに力が伝わりやすい。これが一番いい、癖になった。
 実は左足の親指の付け根のあたりに1か月前から違和感がある。一時、腫れて紫色になったが、一週間ほどで内出血が消え、痛みも薄らいだ。いまも腫れたままだが、この靴なら歩くのに支障はない。腫瘍かあるいはどこか痛めたのかもしれない。ぶつけた覚えもないから骨折ではない。来月三か月定期検診があるので、念のため腫瘍マーカーも入れてもらおう。歳をとると毎年どこかしら壊れる、要するにポンコツ。だましだましやるしかない。
DSCN3922s.jpg


今日の走行距離17㎞、瞬間最大速度41.1km/h、平均時速20.1km/h、ロードバイク累計走行距離5546km





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