#4341 経済学との出遭いと戦い:経済学の公理 Aug. 15, 2020 [A3. 職人仕事観に基く経済学の展望]
#4340の「余談」に書いたものに加筆して独立させます。タイトルで検索しやすいようにとの配慮です。タイトルと内容が一致していなければ、あとで記事を検索するのが困難になります。いままで、関連があるからと<余談>を追加していましたが、記事検索システムができたのですから、やり方を変えないといけませんね。何かをやるといろんなことが影響を受け、いままでのやり方では不具合が生じます。その都度、何がベストか考えます。
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経済学は演繹的な体系構成をもっています。どのような演繹体系も一群の前提条件=公理から出発してその学問体系を構成していきます。数学モデルもそうした体系の一つです。ユークリッド『原論』が人類史上初めての演繹的学問体系です。
A.スミス、D.リカード、K.マルクスの経済学には労働=苦役という公理が横たわっています。工場労働者の労働の淵源は奴隷労働です。自由民は労働しません。労働からの解放が究極の善、目標でもあります。それが西欧の経済学に共通しています。労働からの解放が至上命題となります。自己を再設計可能なAIと機械がAIのコントロール下に置かれることで、そう遠くない未来に、人間が「労働から解放」されるのかもしれません。そういう未来を描いた小説、野崎まど著『タイタン』が4月に発売されています。
こうした労働観と対極にあるのが日本人が育んできた仕事観です。職人仕事に端的に現れています。仕事は神聖なもの、だから、刀鍛冶は正月に禊をしてから初仕事をして、一振り目の刀を神に捧げます。仕事は神聖なものであり、自分が修行して育んできた技術の粋を表現する場でもあります。だから、仕事が生きがいなのです、職人仕事観からは「労働からの解放」という結論は出てきません。工場で仕事する工員も日々仕事の改善をするのも、職人が仕事の手を抜かないのもそういうことなのでしょう。わたしは本社管理部門の仕事や社長の特命プロジェクト仕事が多かった。4分野ほどの専門知識と経験を生かしてやる仕事は「労働」ではありませんでした。職人仕事そのもの。だから、日本の企業には工場も本社部門も職人仕事をやっているのです。
職人仕事観を公理に措定すると、まったく別の経済学と経済社会が立ち上がります。そういう可能性と理論的な背景を明らかにすることが、わたしのライフテーマでした。根室高校2年生の時にマルクス『資本論』を読んだときに、巨大な森に迷い込んだ感触とこの巨大な森から抜け出したら何が見えてくるのかというのが、学問を志す出発点でした。大方のところはすでに弊ブログ書いてあります。
経済学で公理を問題にした経済学者はいまのところわたし一人です。マルクス『資本論』は超えることができました。マルクス自身も『資本論初版』(1867年)を書いたときに自分の方法論の限界に気が付いたと思っています。ヘーゲル弁証法をベースに『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と書き進んできたマルクスは、その限界にようやく気が付いたのです。正・反・合の図式ではやれないところまで来てしまいました。(国内)市場関係や国と国際市場関係まで拡張したら、経済学的基本概念の展開が困難であることには気が付いたと思います。フランス語版(1872-1875)はまったく別な書物であると、自身が書いています。その方法的な意味を理解した経済学者はいません。『資本論初版』の方法的限界が見えてきたので、そうせざるをえなかったのでしょう。
マルクスはヘーゲルではなくて、経済学体系の方法論を探るためにはユークリッド『原論』を読むべきでした。ですが、マルクスは数学が不得手でした。『数学手稿』をみると、微分概念が理解できなかったことがわかります。『資本論』を読んでも『経済学批判要綱』を読んでも微分・積分は出てきません、四則演算に終始しています。そのこと自体も「マルクスの経済学」の限界になっています。方法論の誤りだけでなく、数学的なツールが使いこなせませんでした。『資本論』や『経済学批判要綱』を通して読んでずっと感じていた違和感はそこにもありました。マルクスは経済学的諸概念の分析と定義の研究を、『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と一貫して行ってきたので、そういう思考の仕方が鋳型になってしまっていたように思えます。無限小概念が理解できなかったから、彼にとっては微分という操作がわけがわからないものになりました。
『数学手稿』は、苦手だった数学の学習ノートのようなもので、出版すべきものではありませんでしたが、彼を神のごとくあがめる信者たちが出版してしまいました。泉下のマルクスは苦笑いしているでしょう。
紀元前に成立した学の体系としては唯一、ユークリッド『原論』がありますが、数学が苦手ですからマルクスは手に取ることすらなかったのでしょう。元々はギリシア自然哲学の専門家でした。イェーナ大学に提出した博士論文のタイトルは『デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異』(Differenz der Demokritischen und Epikureischen Naturphilosophie)』です。ギリシア哲学が専門だったのに、なぜかユークリッド『原論』を読まなかった、それが経済学者として致命傷でした。流行りのヘーゲル弁証法に飛びついてしまった。まことにイージーでした。二項対立図式ではちょっと複雑な関係、三項以上の世界が記述できません。たとえば市場関係や国家が導入された国際市場関係、そして最終形態の世界市場関係が記述できるわけもないのです。それなのにマルクスは歴史にヘーゲル弁証法を当てはめ「唯物史観」を、古典派経済学から経済が基礎概念相互の関係の分析と経済学の体系構成に利用し『資本論』を創り上げました。
現代数学の体系化の試みの成果として、ブルバキの『数学原論』シリーズ(38巻)があります。現代数学は高度に専門化・分化して、統一的な観点から演繹的体系を構成するのは個人の仕事でも集団の共同作業・研究でも著しく困難なのです。
それでも、公理を変えることで、まったく異質な経済社会の展望と建設は可能です。
*斉藤毅「ブルバキと「数学原論」」
A.スミス、D.リカード、K.マルクスの経済学には労働=苦役という公理が横たわっています。工場労働者の労働の淵源は奴隷労働です。自由民は労働しません。労働からの解放が究極の善、目標でもあります。それが西欧の経済学に共通しています。労働からの解放が至上命題となります。自己を再設計可能なAIと機械がAIのコントロール下に置かれることで、そう遠くない未来に、人間が「労働から解放」されるのかもしれません。そういう未来を描いた小説、野崎まど著『タイタン』が4月に発売されています。
こうした労働観と対極にあるのが日本人が育んできた仕事観です。職人仕事に端的に現れています。仕事は神聖なもの、だから、刀鍛冶は正月に禊をしてから初仕事をして、一振り目の刀を神に捧げます。仕事は神聖なものであり、自分が修行して育んできた技術の粋を表現する場でもあります。だから、仕事が生きがいなのです、職人仕事観からは「労働からの解放」という結論は出てきません。工場で仕事する工員も日々仕事の改善をするのも、職人が仕事の手を抜かないのもそういうことなのでしょう。わたしは本社管理部門の仕事や社長の特命プロジェクト仕事が多かった。4分野ほどの専門知識と経験を生かしてやる仕事は「労働」ではありませんでした。職人仕事そのもの。だから、日本の企業には工場も本社部門も職人仕事をやっているのです。
職人仕事観を公理に措定すると、まったく別の経済学と経済社会が立ち上がります。そういう可能性と理論的な背景を明らかにすることが、わたしのライフテーマでした。根室高校2年生の時にマルクス『資本論』を読んだときに、巨大な森に迷い込んだ感触とこの巨大な森から抜け出したら何が見えてくるのかというのが、学問を志す出発点でした。大方のところはすでに弊ブログ書いてあります。
経済学で公理を問題にした経済学者はいまのところわたし一人です。マルクス『資本論』は超えることができました。マルクス自身も『資本論初版』(1867年)を書いたときに自分の方法論の限界に気が付いたと思っています。ヘーゲル弁証法をベースに『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と書き進んできたマルクスは、その限界にようやく気が付いたのです。正・反・合の図式ではやれないところまで来てしまいました。(国内)市場関係や国と国際市場関係まで拡張したら、経済学的基本概念の展開が困難であることには気が付いたと思います。フランス語版(1872-1875)はまったく別な書物であると、自身が書いています。その方法的な意味を理解した経済学者はいません。『資本論初版』の方法的限界が見えてきたので、そうせざるをえなかったのでしょう。
マルクスはヘーゲルではなくて、経済学体系の方法論を探るためにはユークリッド『原論』を読むべきでした。ですが、マルクスは数学が不得手でした。『数学手稿』をみると、微分概念が理解できなかったことがわかります。『資本論』を読んでも『経済学批判要綱』を読んでも微分・積分は出てきません、四則演算に終始しています。そのこと自体も「マルクスの経済学」の限界になっています。方法論の誤りだけでなく、数学的なツールが使いこなせませんでした。『資本論』や『経済学批判要綱』を通して読んでずっと感じていた違和感はそこにもありました。マルクスは経済学的諸概念の分析と定義の研究を、『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と一貫して行ってきたので、そういう思考の仕方が鋳型になってしまっていたように思えます。無限小概念が理解できなかったから、彼にとっては微分という操作がわけがわからないものになりました。
『数学手稿』は、苦手だった数学の学習ノートのようなもので、出版すべきものではありませんでしたが、彼を神のごとくあがめる信者たちが出版してしまいました。泉下のマルクスは苦笑いしているでしょう。
紀元前に成立した学の体系としては唯一、ユークリッド『原論』がありますが、数学が苦手ですからマルクスは手に取ることすらなかったのでしょう。元々はギリシア自然哲学の専門家でした。イェーナ大学に提出した博士論文のタイトルは『デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異』(Differenz der Demokritischen und Epikureischen Naturphilosophie)』です。ギリシア哲学が専門だったのに、なぜかユークリッド『原論』を読まなかった、それが経済学者として致命傷でした。流行りのヘーゲル弁証法に飛びついてしまった。まことにイージーでした。二項対立図式ではちょっと複雑な関係、三項以上の世界が記述できません。たとえば市場関係や国家が導入された国際市場関係、そして最終形態の世界市場関係が記述できるわけもないのです。それなのにマルクスは歴史にヘーゲル弁証法を当てはめ「唯物史観」を、古典派経済学から経済が基礎概念相互の関係の分析と経済学の体系構成に利用し『資本論』を創り上げました。
現代数学の体系化の試みの成果として、ブルバキの『数学原論』シリーズ(38巻)があります。現代数学は高度に専門化・分化して、統一的な観点から演繹的体系を構成するのは個人の仕事でも集団の共同作業・研究でも著しく困難なのです。
それでも、公理を変えることで、まったく異質な経済社会の展望と建設は可能です。
*斉藤毅「ブルバキと「数学原論」」
#4340 記事タイトルの検索システムが完成しました Aug. 15, 2020 [A8. つれづれなるままに…]
<更新情報>午後四時半、<余談:経済学との出遭いと戦い>追記
根室は一気に秋です、今朝7の気温は14.2度でした。
夏休みに入ってから、なんとなくいままでアップした記事を整理していました。古い記事だと自分で探すのもたいへんです。ブログ付属の「記事管理」のページにはアップした年月日降順でリストされるので、たとえば、5年前に書いた記事を探すにはページを何度も何度もさかのぼって行かなければなりません。だから、一番最初の記事にたどり着くなんて実際上は不可能でした。
なんとなく記事のタイトルをEXCELでつくった一覧表に張り付ける作業をしていました。500タイトルごとにシートを別に分けて並べていきました。やっている途中で検索できるような工夫ができるのではないかと気が付きました。全体の見通しがあってやっていたわけではありません。
百タイトルの一覧表×43個を43のブログ記事としてアップし、さらにその43個の「百タイトル一覧表」アドレスの一覧表を「年月日」と「ブログ#」の降順の表にまとめて、二段構えにしたら検索システムが可能だということ、ふと気が付いたんです。
昨晩全部の作業を終了しました。4300本の弊ブログ記事が2段構えて検索できるようになりました。左サイドバーのカテゴリー欄「0.ブログ記事No.索引」をクリックすると、検索リストの一覧が年月日の降順でてきますので、青い太字の文字列をクリックしていただいたら、各記事のタイトル一覧表へジャンプします。
記事百タイトル一覧表の中で見たいものがありましたら、タイトルをコピーして、右サイドバーの「検索ボックス」へ張り付けて、クリックしてください。指定された記事がポップアップします。候補が3つほど出ると思いますので、そこから選択してください。
<ブログを始めた経緯(いきさつ)>
根室は一気に秋です、今朝7の気温は14.2度でした。
夏休みに入ってから、なんとなくいままでアップした記事を整理していました。古い記事だと自分で探すのもたいへんです。ブログ付属の「記事管理」のページにはアップした年月日降順でリストされるので、たとえば、5年前に書いた記事を探すにはページを何度も何度もさかのぼって行かなければなりません。だから、一番最初の記事にたどり着くなんて実際上は不可能でした。
なんとなく記事のタイトルをEXCELでつくった一覧表に張り付ける作業をしていました。500タイトルごとにシートを別に分けて並べていきました。やっている途中で検索できるような工夫ができるのではないかと気が付きました。全体の見通しがあってやっていたわけではありません。
百タイトルの一覧表×43個を43のブログ記事としてアップし、さらにその43個の「百タイトル一覧表」アドレスの一覧表を「年月日」と「ブログ#」の降順の表にまとめて、二段構えにしたら検索システムが可能だということ、ふと気が付いたんです。
昨晩全部の作業を終了しました。4300本の弊ブログ記事が2段構えて検索できるようになりました。左サイドバーのカテゴリー欄「0.ブログ記事No.索引」をクリックすると、検索リストの一覧が年月日の降順でてきますので、青い太字の文字列をクリックしていただいたら、各記事のタイトル一覧表へジャンプします。
記事百タイトル一覧表の中で見たいものがありましたら、タイトルをコピーして、右サイドバーの「検索ボックス」へ張り付けて、クリックしてください。指定された記事がポップアップします。候補が3つほど出ると思いますので、そこから選択してください。
<ブログを始めた経緯(いきさつ)>
ついでですから、このブログを始めた理由も書いておきます。
2006年6月はスキルス胃癌と巨大胃癌を併発し、釧路医師会病院で6時間の手術で命を救ってもらった年です。6月6日に地元の岡田医院で岡田優二先生に内視鏡検査してもらいました。幽門部付近に癌アリ、ほとんどふさがっていて十二指腸まで内視鏡が届きません。自覚症状からスキルスの併発があると思うので、さらに検査をお願いした。冷たく重い感じの何かが胃のあたりで広がりつつあるのがはっきり感じられました。胃の粘膜を走るスキルスは腫れを起こさず静かに広がっていきます。気味の悪い感触です。なんらかの天の助けがなければダメだと思いました。釧路医師会病院へ6/26入院、3週間の検査でスキルスの併発の診断(副院長の富田先生が内科的診断でスキルスの併発と診断)がついて7月20日に手術。執刀外科医は30代の後藤幹弘先生(現在は音更町の木野東クリニック院長)でした。ついてました。術後の病理検査で巨大胃癌とスキルス胃癌が確認されました。8月4日に退院、40日間の入院で手術前は食事は一度もとれませんでした。巨大胃癌が幽門部をほとんど塞いでしまっていたからです。固形物は通らないのでココアミルクのような液状の飲み物とヨーグルトそして点滴で過ごしました。退屈だったので、高校数学の問題集を2冊解きました。手術に備えて身体がなまってはいけないので全身のストレッチやベッドの上で深い呼吸のトレーニングも欠かしませんでした。高校生のころから自己流でヨガと呼吸のコントロールをやっていました、何が役に立つかわからないものです。
二つの癌はリンパ節へ転移し、隣接している大腸(横行結腸)へ浸潤していました。ひどい状態だったようです。悪いところは全部切除(胃と十二指腸と胆嚢の全摘、胃のリンパ節と大腸一部切除、小腸を首のところまで引っ張って行って食道上部と吻合(ふんごう))、思った以上に進行していたので6時間の手術でしたが、輸血量を後藤先生に訊くとゼロ、700cの出血があったそうです。輸血しないでこれだけやっかいな手術ができる、すごいと思いました。
術後は体重が10㎏ほど減少し60.5kgに、体力が衰えたのはもちろんのこと、脳の活動も体力に関係のあることがわかりました。塾をやめたら経済学の論文*を書くつもりでしたが、書けなくなったのではと不安になり、リハビリを兼ねて術後1年4か月後からブログを書き始めたのです。2007年11月27日が最初のブログ記事です。短い文章でも見直すたびに校正すべき箇所が目につきました。初めのころは何度も何度も見直したのです。普通に書けるようになるまでどれくらいかかったかは、ある程度は文章の長さに現れています。ブログは末期癌患者の脳のリハビリの記録のようなものです。わたしの場合は脳機能の低下に抗(あらが)う必要がありました。ようやく掘り当てた初回のブログ記事です。
2006年6月はスキルス胃癌と巨大胃癌を併発し、釧路医師会病院で6時間の手術で命を救ってもらった年です。6月6日に地元の岡田医院で岡田優二先生に内視鏡検査してもらいました。幽門部付近に癌アリ、ほとんどふさがっていて十二指腸まで内視鏡が届きません。自覚症状からスキルスの併発があると思うので、さらに検査をお願いした。冷たく重い感じの何かが胃のあたりで広がりつつあるのがはっきり感じられました。胃の粘膜を走るスキルスは腫れを起こさず静かに広がっていきます。気味の悪い感触です。なんらかの天の助けがなければダメだと思いました。釧路医師会病院へ6/26入院、3週間の検査でスキルスの併発の診断(副院長の富田先生が内科的診断でスキルスの併発と診断)がついて7月20日に手術。執刀外科医は30代の後藤幹弘先生(現在は音更町の木野東クリニック院長)でした。ついてました。術後の病理検査で巨大胃癌とスキルス胃癌が確認されました。8月4日に退院、40日間の入院で手術前は食事は一度もとれませんでした。巨大胃癌が幽門部をほとんど塞いでしまっていたからです。固形物は通らないのでココアミルクのような液状の飲み物とヨーグルトそして点滴で過ごしました。退屈だったので、高校数学の問題集を2冊解きました。手術に備えて身体がなまってはいけないので全身のストレッチやベッドの上で深い呼吸のトレーニングも欠かしませんでした。高校生のころから自己流でヨガと呼吸のコントロールをやっていました、何が役に立つかわからないものです。
二つの癌はリンパ節へ転移し、隣接している大腸(横行結腸)へ浸潤していました。ひどい状態だったようです。悪いところは全部切除(胃と十二指腸と胆嚢の全摘、胃のリンパ節と大腸一部切除、小腸を首のところまで引っ張って行って食道上部と吻合(ふんごう))、思った以上に進行していたので6時間の手術でしたが、輸血量を後藤先生に訊くとゼロ、700cの出血があったそうです。輸血しないでこれだけやっかいな手術ができる、すごいと思いました。
術後は体重が10㎏ほど減少し60.5kgに、体力が衰えたのはもちろんのこと、脳の活動も体力に関係のあることがわかりました。塾をやめたら経済学の論文*を書くつもりでしたが、書けなくなったのではと不安になり、リハビリを兼ねて術後1年4か月後からブログを書き始めたのです。2007年11月27日が最初のブログ記事です。短い文章でも見直すたびに校正すべき箇所が目につきました。初めのころは何度も何度も見直したのです。普通に書けるようになるまでどれくらいかかったかは、ある程度は文章の長さに現れています。ブログは末期癌患者の脳のリハビリの記録のようなものです。わたしの場合は脳機能の低下に抗(あらが)う必要がありました。ようやく掘り当てた初回のブログ記事です。
#1 バーチャルとリアリティのはざ間に漂いながら考える:2007/11/27
<余談:経済学との出遭いと戦い>
経済学は演繹的な体系構成をもっています。どのような演繹体系も一群の前提条件=公理から出発してその学問体系を構成していきます。数学モデルもそうした体系の一つです。ユークリッド『原論』が人類史上初めての演繹的学問体系です。
A.スミス、D.リカード、K.マルクスの経済学には労働=苦役という公理が横たわっています。だから、労働からの解放が至上命題となります。自己を再設計可能なAIと機械がAIのコントロール下に置かれることで、そう遠くない未来に、人間が「労働から解放」されるのかもしれません。そういう未来を描いた小説野崎まど『タイタン』が4月に発売されています。
こうした労働観と対極にあるのが日本人が育んできた仕事観です。職人仕事に端的に現れています。仕事は神聖なもの、だから、刀鍛冶は正月に禊をしてから初仕事をして、一振り目の刀を神に捧げます。仕事は神聖なものであり、自分が修行して育んできた技術の粋を表現する場でもあります。だから、仕事が生きがいなのです、職人仕事観からは「労働からの解放」という結論は出てきません。工場で仕事する工員も日々仕事の改善をするのも、職人が仕事の手を抜かないのもそういうことなのでしょう。わたしは本社管理部門の仕事や社長の特命プロジェクト仕事が多かった。4分野ほどの専門知識と経験を生かしてやる仕事は「労働」ではありませんでした。職人仕事そのもの。だから、日本の企業には工場も本社部門も職人仕事をやっているのです。
職人仕事観を公理に措定すると、まったく別の経済学と経済社会が立ち上がります。そういう可能性と理論的な背景を明らかにすることが、わたしのライフテーマでした。根室高校2年生の時にマルクス『資本論』を読んだときに、巨大な森に迷い込んだ感触とこの巨大な森から抜け出したら何が見えてくるのかというのが、学問を志す出発点でした。大方のところはすでに弊ブログ書いてあります。
経済学で公理を問題にした経済学者はいまのところわたし一人です。マルクス『資本論』は超えたと思っています。マルク氏自身も『資本論初版』(1867年)を書いたときに自分の方法論の限界に気が付いたと思っています。それ以降は経済学の著作を発表していません。ヘーゲル弁証法をベースに『経済学批判』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論初版』と書き進んできたマルクスは、その限界にようやく気が付いたのです。正・反・合の図式ではやれないところまで来てしまいました。(国内)市場関係や国と国際市場関係まで拡張したら、経済学的基本概念の展開が困難であることには気が付いたと思います。フランス語版(1872-1875)はまったく別な書物であると、自身が書いています。その方法的な意味を理解した経済学者はいません。『資本論初版』の方法的限界が見えてきたので、そうせざるをえなかったのでしょう。
マルクスはヘーゲルではなくて、経済学体系の方法論を探るためにはユークリッド『原論』を読むべきでした。ですが、マルクスは数学が不得手でした。彼の『数学手稿』をみると、微分概念が理解できなかったことがわかります。『資本論』を読んでも『経済学批判要綱』を読んでも微分・積分は出てきません、四則演算に終始しています。そのこと自体もマルクスの経済学の限界になっています。方法論の誤りだけでなく、数学的なツールが使いこなせませんでした。『資本論』や『経済学批判要綱』を通して読んでずっと感じていた違和感はそこにもありました。
『数学手稿』は、苦手だった数学の学習ノートのようなもので、出版すべきものではありませんでしたが、彼を神のごとくあがめる信者たちが出版してしまいました。泉下のマルクスは苦笑いしているでしょう。学の体系としては唯一、ユークリッド『原論』がありますが、数学が苦手ですから手に取ることすらなかったのでしょう。元々はギリシア自然哲学の専門家でした。イェーナ大学に提出した博士論文のタイトルは『デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異(Differenz der Demokritischen und Epikureischen Naturphilosophie)』です。ユークリッド『原論』を読まなかったことが致命傷でした。
#4339 弊ブログ記事一覧:#1~100 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]
2007年11月27日から2008年2月22日までの弊ブログ記事のリストをアップします。
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記事全体のリストは左サイドバー・トップのカテゴリーラン「0.ブログ記事No.索引」をクリックすると、新しい順にリストが表示されるので、青字の部分をクリックしてください、リンクが張ってあります。
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#1 | #1 バーチャルとリアリティのはざ間に漂いながら考える:2007/11/27 |
#2 | 日商簿記3級に中学生が合格! |
#3 | バーチャルとリアリティのはざ間に漂いながら考える |
#4 | 日商簿記3級に中学生が合格! |
#5 | 冬季特訓のお知らせ |
#6 | 新聞社からの取材あり |
#7 | 期末テスト(中学) |
#8 | 基本方針に係ることがら(1) |
#9 | 日本語の運用能力アップが成績向上の鍵 |
#10 | #10 高速学習の効果⇒頭がよくなってしまう(#1)2007/12/3 |
#11 | 12/11 小学生補習授業休止のお知らせ |
#12 | 期末テスト(2 |
#13 | 高速学習と個別指導(#2) |
#14 | 期末テスト(3) |
#15 | コンピュータ技術者志望のK君へのエール |
#16 | 根室市の財政と教育の現状 |
#17 | Bフレッツ |
#18 | 冬季特訓 英語長文対策講座の効果について |
#19 | 論より証拠・・・予行演習 |
#20 | #20 ふるさとニムオロ&総閲覧数1000: 2,007年12月11日 |
#21 | 高速学習(#3) |
#22 | 授業速度は適切か? |
#23 | 北方領土返還運動異論 |
#24 | 基本トレーニングは頭でするな、身体で覚えろ |
#25 | 柏陵中学吹奏楽定期演奏会 |
#26 | 楽しかった柏陵ブラスバンド演奏会 |
#27 | 歴史学者志望の中学生A君へ |
#28 | ユークリッド原論と二人のN君 |
#29 | Eさんは翻訳家になっていた |
#30 | #30 コンピュータ技術者志望の人へ(2)⇒HP97を巡って 2,007年12月23日 |
#31 | 蕊取(択捉)の浜は遥か遠くに |
#32 | 冬季特訓初日 |
#33 | わが町の医療の現状と展望(1) |
#34 | 冬季特訓4日目 |
#35 | 中級レベル英文法問題集踏破&日商簿記2級 |
#36 | Simple Is Beautiful: 冬休みの過ごし方 |
#37 | #037 市立病院はほんとうに黒字か?…(2) |
#38 | 授業は1月4日から |
#39 | 世界チャンピオン小林先生と道元:教育の本質 |
#40 | #040 金刀比羅神社裸参り |
#41 | 32年続く新年会 |
#42 | 遅咲きの櫻 |
#43 | 初夢でみた医師不足解消 |
#44 | 高校入試過去問題題トレーニング: 閲覧数2000 m(_ _)m |
#45 | さっむい一日 |
#46 | 日商簿記二級試験 (日曜特訓) |
#47 | 幻の銘酒:北の勝「搾りたて」本日発売 |
#48 | 幻の銘酒“搾りたて”即日完売 |
#49 | 酒の次は・・・肴 |
#50 | #50 ホット一息(中三学力テスト)2,008年1月19日 |
#51 | 努力は報われたか? |
#52 | 芭蕉同窓会 |
#53 | 病理検査と染色体検査 |
#54 | RとKからSOS |
#55 | 簿記用語と日本語のセンス |
#56 | ブログ閲覧ソフト |
#57 | 人口減少に歯止めは掛けられるか |
#58 | |
#59 | 根室の実質公債費比率は大丈夫か? |
#60 | #60 新年度予算への疑問 2,008年1月27日 |
#61 | 「一時借入金」は打ち出の小槌か? |
#62 | ブログ記事の訂正について |
#63 | |
#64 | 「病院債務解消に注目」~道新地域版 |
#65 | 学校配置と交通環境の変化 コストカットは可能か |
#66 | 復習主体から予習主体の学習習慣へ |
#67 | 現実の仕事は文系・理系の区別がない(1) |
#68 | 現実の仕事は文系・理系の区別がない(2) |
#69 | 現実の仕事は文系・理系の区別がない(3) |
#70 | #70 現実の仕事は文系・理系の区別がない(4)-完- 2,008年2月3日 |
#71 | おにはそと~ ふくはうち~ |
#72 | 例の餃子が根室にも??? |
#73 | 財源不足10億円超に(道新地域版より) |
#74 | 数学と英語 |
#75 | 産婦人科医が4月から赴任の予定 |
#76 | 琉球泡盛「八重山」を呑む |
#77 | 不良債務解消に特例債(道新地域版) |
#78 | 「不良債務解消に特例債」へのコメント |
#79 | 基礎データの開示要請と提案 |
#80 | #80 沿岸に長大な流氷山脈(道新より)2,008年2月10日 |
#81 | コミュニティ情報誌"NEXT10号"を読んで |
#82 | 簿記検定のための日曜特訓 |
#83 | 財政課へ取材訪問 |
#84 | 病院事業会計貸借対照表分析 |
#85 | 人口減の対策を (道新夕刊地域版より) |
#86 | 市立病院は債務超過 |
#87 | 平成20年度病院事業予算について |
#88 | 不良債務の規模と改善案 |
#89 | 市側の公表不良債務額は過小ではないのか? |
#90 | #90 数字の訂正について 2,008年2月16日 |
#91 | 補習授業風景 |
#92 | 市立病院決算見通し |
#93 | 簿記検定直前 日曜特別補習 |
#94 | #094 市立根室病院改築(道新記事) 2,008年2月18日 |
#95 | はなざかり |
#96 | 根室市新年度予算(北海道新聞夕刊より) |
#97 | 新年度市立病院予算案を検証する |
#98 | 再建団体転落を阻止(北海道新聞根室版) |
#99 | 給与30%削減合意(北海道新聞より) …以て他山の石と… |
#100 | #100 夕張そして赤平、次は根室? 2,008年2月22日 |
#4338 弊ブログ記事一覧:#101~200 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]
2008年2月22日から6月13日までの弊ブログ記事のリストをアップします。
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#101 | 正負の数の加法と減法 |
#102 | ソネットブログソフト改修のため25~27日アクセス不能 |
#103 | イブ |
#104 | インターネット利用の確定申告初体験 |
#105 | EXCELとe-taxを利用した決算書と申告書の作り方 |
#106 | 税務署へ確定申告書提出…“ほっと一息” |
#107 | リニューアル? |
#108 | ツルツル ブラックアイスバーン |
#109 | 地域医療の現場から |
#110 | #110 1月の花咲港 輸入総額57%減(北海道新聞夕刊より)2,008年2月28日 |
#111 | 金曜定例補習授業 |
#112 | 3月2日日曜日 特別授業のお知らせ |
#113 | 回転ずし「花まる」・・・根室に活力 |
#114 | 流氷接岸 |
#115 | 病院新築はこうすればたちまちできる |
#116 | 敗戦の弁 |
#117 | 世界チャンピオン小林先生と道元:教育の本質 |
#118 | 資金の貸手に責任をとらせるべきだ(ポールソン財務長官) |
#119 | 市長施政方針(北海道新聞根室地域版) |
#120 | #120 新病棟建設の具体論 2,008年3月5日 |
#121 | 道立高校入試 |
#122 | 高校入試のあとで・・・ |
#123 | 政策の品格が問われる |
#124 | 個別授業の隙間を縫って簿記特訓2nd |
#125 | 入塾説明会(3月9日と23日) |
#126 | 常勤医数比較 中標津対根室 (北海道新聞より) |
#127 | 道東5市が共同して医科大学誘致運動を・・・ |
#128 | 釧路対根室 市議会定数比較(北海道新聞より) |
#129 | 流氷に囲まれた根室半島 |
#130 | #130 成績不振の生徒から学ぶ 2,008年3月10日 |
#131 | 学年末テストが終わって |
#132 | 学年末テストが終わって(2) |
#133 | 一番とげれっぱ(卒業式の朝) |
#134 | 4月新年度、世の中さまざま(新聞2紙より) |
#135 | 変わりつつある町(1) 出生数の減少 |
#136 | 変わりつつある町(2) 小売業 |
#137 | 変わりつつある町(3) 滞在型観光 |
#138 | 変わりつつある町(4) 水産業 |
#139 | 医師11人なら4億円の赤字(北海道新聞) |
#140 | #140 地方の医師不足解消策は(北海道新聞より)2,008年3月16日 |
#141 | 国後島の山並み |
#142 | 道立高校入試発表 |
#143 | 林望著『知性の磨き方』を読んで |
#144 | 日商簿記1級の教材選定 |
#145 | 11年度に10億円財源不足(北海道新聞) |
#146 | 根室管内の小学校卒業生は835人 |
#147 | #147 2018年の根室の人口 Mar. 23, 2008 |
#148 | 同期のTさんとばったり出会った |
#149 | 入学前、日商簿記3級受験特訓 |
#150 | #150 ゲーム脳化症候群 2,008年3月28日 |
#151 | 産婦人科医 来月の派遣中止 |
#152 | #152 成長 2,008年3月30日 |
#153 | 4月1日 春なのに猛吹雪 |
#154 | 吹雪のため休講(4月1日) |
#155 | 新年度も常勤医11人(北海道新聞より) |
#156 | 午前・夜、せっせと雪掻き |
#157 | 春の雪仏 |
#158 | はぐれ刑事純情派 (根室編) |
#159 | 「旅館大野屋」が破産(北海道新聞より転載) |
#160 | #160 成長期の中毒症と生活習慣病 2,008年4月7日 |
#161 | 18兆円の損失発生(国会での財務大臣発言) |
#162 | 石臼で挽いた珈琲 |
#163 | 歯舞昆布醤油で漬物 |
#164 | "お迎えテスト"の日 |
#165 | 小学校統廃合(別海町) |
#166 | ゴボウの漬物とガソリン税 |
#167 | 市立病院の看護師不足が深刻化(北海道新聞より) |
#168 | 備荒資金の取り崩しは規約違反? |
#169 | 旭山動物園と旭川市の経済・財政 |
#170 | #170 道内人口27年ぶり560万人割れ(北海道新聞より) |
#171 | 道内人口急減 知恵絞り地域守らねば(道新・社説) |
#172 | 森写真館閉店 |
#173 | 滝川市保護費搾取事件にみる日本人の価値観の崩壊 |
#174 | ブログ更新頻度ダウン(お知らせ) |
#175 | 消化器外科医が近く着任の予定 |
#176 | SARS対策は必要か?(1) |
#177 | 十和田湖で新型鳥インフルエンザ発生(2) |
#178 | 患者の選別 新型鳥インフルエンザへの備え(3)⇒人工呼吸器 |
#179 | 別海で鳥インフル陽性(北海道新聞)(4) |
#180 | #180 死骸さらに2羽確認(北海道新聞)(5) |
#181 | 子供の数 27年連続で減少(北海道新聞) |
#182 | サロマ湖でも強毒性の鳥インフルエンザウィルス検出(6) |
#183 | 別海も強毒H5N1型(北海道新聞)(7) |
#184 | サイクロン死者2万人超(北海道新聞)10万人? |
#185 | 21時30分 気温1.7度C |
#186 | 5月10日21:15 気温0.8度 |
#187 | 中国・四川大地震 |
#188 | 中国・四川大地震(2) |
#189 | 沸騰都市ドバイ(NHKスペシャル) |
#190 | #190 四川大地震、推定死者数はすでに25~40万人? |
#191 | 根室漁船保険組合 専務、数千万円着服か(北海道新聞) |
#192 | 根室支庁統廃合案に思う |
#193 | 修学旅行(中学)、前期中間テスト(高校) |
#194 | 懐かしき友人の消息 |
#195 | #195 すこし過激な北方領土返還論:MIRV開発・組み立て・配備・解体ショー |
#196 | 「市民の森」オープン(北海道新聞より) |
#197 | #197 日商簿記検定試験日 |
#198 | 日野皓正クインテットin根室 |
#199 | 渡辺貞雄クインテットin根室 |
#200 | #200 今日の時事英語授業と簿記検定の結果は? |
#4337 弊ブログ記事一覧:#201~300 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]
2008年6月14日から9月15日までの弊ブログ記事のリストをアップします。
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#201 | 根室支庁なくすな(北海道新聞) |
#202 | 塾の利用の仕方⇒根室と東京の比較 |
#203 | 岩手・宮城内陸地震&四川大地震 |
#204 | 日商簿記検定試験(6月8日実施)の結果 |
#205 | 根室・弁天島遺跡発掘から130年(北海道新聞)オホーツク文化解く鍵 |
#206 | 対談 弁天島遺跡発掘130年〈上〉(北海道新聞) |
#207 | 対談 弁天島遺跡発掘130年〈中〉(北海道新聞) |
#208 | 対談 弁天島遺跡発掘130年〈下〉(北海道新聞) |
#209 | 信用金庫の課題(道内6信金が赤字(北海道新聞)) |
#210 | 気になる言葉づかい |
#211 | 推移をみながら慎重に・・・ |
#212 | 夢屋さん、ありがとう |
#213 | 支庁再編条例 未明成立 〈1〉(北海道新聞より) |
#214 | 根室市と4町に溝〈2〉(北海道新聞より) |
#215 | 道東総合振興局を根室に!⇒住民運動はありうるか? |
#216 | 中学期末テスト |
#217 | 旭山動物園と旭川市の経済・財政〈2〉 |
#218 | 中学期末テスト(2)【分析】 |
#219 | 老舗の伊澤書店、店仕舞い |
#220 | 大分県の教員問題、わが町は大丈夫か |
#221 | 老舗「伊沢書店」が閉店(北海道新聞) |
#222 | 海外留学は是か非か |
#223 | 高校=学校祭、中学校=体育祭 |
#224 | 光洋・柏陵・啓雲中学の体育祭 |
#225 | 形容詞の語順について |
#226 | 漁師のストライキ:燃料高騰に抗して |
#227 | #227 長文読解夏季特訓 July 17, 2008 |
#228 | #228 子供仮装盆踊り大会(7月18日) July 18, 2008 |
#229 | #229 進研ゼミ模試 July 20, 2008 |
#230 | #230 千人踊りは千人いたか? July 20, 2008 |
#231 | 港祭り花火大会 |
#232 | #232 岩手で地震震度6強 転ばぬ先の杖 July 24, 2008 |
#233 | #233 日本一涼しい夏の根室 July 25, 2008 |
#234 | #234 秋刀魚一匹350円 m(_ _)m July 26, 2008 |
#235 | #235 日商簿記2級 1年生チャレンジャー July 27, 2008 |
#236 | #236 サイクリング July 27, 2008 |
#237 | #237 療養病床22万床存続(北海道新聞より) July 28, 2008 |
#238 | #238 サイクリング2 July 30, 2008 |
#239 | #239 日商簿記2級 1年生チャレンジャー(2) July 31, 2008 |
#240 | #240 サイクリング3 根室半島横断 Aug. 20, 2008 |
#241 | 教育に競争は是か非か |
#242 | “学力甲子園”の夢 |
#243 | #243 看護婦さんありがとう |
#244 | クールダウン(天才と凡人の頭脳の働き) |
#245 | サイクリング4 |
#246 | 北京オリンピック開会式 |
#247 | ど派手な聖火点火シーン |
#248 | 金比羅神社のお祭り(宵宮8/9) |
#249 | マラソンコースを走る(サイクリング5) |
#250 | #250 山車・お囃子競演 |
#251 | 金比羅神社例大祭本祭・神輿渡御(北海道三大祭) |
#252 | 北島康介100m平泳ぎ金メダル! |
#253 | 祭りが終わって |
#254 | 祭りが終わって-2 |
#255 | 秋刀魚1匹80~100円 |
#256 | 根室漁船保険組合専務、数千万円着服事件のその後 |
#257 | #257 八月十五日「終戦記念日」 |
#258 | 長文読解夏季特訓が終わって |
#259 | 開拓神輿、重さ日本一! |
#260 | #260 秋刀魚価格暴騰?一斉休漁(釧路) |
#261 | 近頃多い 横領事件3件にみえる類似パターン |
#262 | じっと待つことも教育 (高校は夏休み終了) |
#263 | 二人の先輩 |
#264 | 休漁明け 浜値は高め (北海道新聞より) |
#265 | 成績を上げるための日本語トレーニング |
#266 | ソフトボール金メダルとラストチャンス |
#267 | 根室の現状 高校求人38.7%減少 |
#268 | 絶品!サンマの煮付け(佃煮風) |
#269 | 早朝のサイクリング(サイクリング6) |
#270 | #270 酒造好適米吟風と秋刀魚 |
#271 | ノサップ岬マラソン(北海道新聞より) |
#272 | テレビ番組「霧の火」 樺太真岡に散った9人の乙女たち… |
#273 | 1年生 日商簿記2級トライアル(進捗状況) |
#274 | 市立病院事業に関する監査報告 |
#275 | 荒れる中学校、今日中学1,2年学力テスト |
#276 | 根室にセブンイレブン明日開店 |
#277 | 記録的な豪雨 |
#278 | 濃霧の中を走る(cycling 7) |
#279 | 全国学力テスト&根室高校進研ゼミ模試の結果 |
#280 | #280 全国学力テスト結果公表、小学46位、中学44位(北海道新聞より) |
#281 | “夢・街ロード”フェスティバル |
#282 | トップ秋田の地道な教育改革(北海道新聞) |
#283 | 啓雲中学 納沙布ウォーキング |
#284 | たそがれ近い cycling 8 |
#285 | 晩酌+高島野十郎の世界 |
#286 | 福田首相辞任、内閣総辞職 |
#287 | 子どもたちの学力向上のための情報公開 |
#288 | 茹でたての枝豆で乾杯 |
#289 | 旧旅館大野屋12月新装開業(北海道新聞より) |
#290 | #290 人材難(自民党総裁選) |
#291 | シーガル閉店 |
#292 | 蟹祭り |
#293 | 笛吹けど踊らず |
#294 | 根室の中学校の学力の現状 |
#295 | 根室半島一周(cycling) |
#296 | 高校期末テスト終了 |
#297 | わが町の病院赤字特例債発行は大丈夫か? |
#298 | サイクリングの途中で雷鳴が… |
#299 | 歯舞昆布祭りと望郷ウォーキング |
#300 | ひんやり晴れた空に十五夜の月 |
#4336 弊ブログ記事一覧:#301~400 Aug. 15 2020 [0.1 ブログ記事履歴]
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#301 | リーマンブラザース経営破綻 |
#302 | リーマンブラザース経営破綻(2) |
#303 | エリツィン四島即時返還に言及(北海道新聞) |
#304 | こんぶ祭りに3500人 |
#305 | Meltdown pummmels Wall Street |
#306 | ノサップ岬ウォーキング(光洋中学) |
#307 | 7年後に国が支出する年金給付総額はいくら? |
#308 | 金融ディリバティブ取引残高6200兆円 |
#309 | サイクリング17キロコース |
#310 | “死んで敗れることで日本は生まれ変わる” |
#311 | #311 今後10年間の日本経済のシナリオ |
#312 | 宮沢賢治 雨にも負けず・・・(1) |
#313 | 中間テスト範囲にみる学力不振の原因 |
#314 | 王監督引退、ご苦労様でした |
#315 | #315「病院事業会計繰り入れ来年度以降7億円台」(道新より)の嘘 |
#316 | 心にしみる引退の辞(王貞治) |
#317 | American economy is in danger (Bush) |
#318 | 麻生内閣が発足:財務大臣と経済財政担当大臣はこれでいいのか? |
#319 | 引退…朝青龍かな?え!小泉さんが? |
#320 | 高卒予定者求人管内減少過去10年ワースト2(北海道新聞) |
#321 | 根室さんま祭り(1) |
#322 | 根室さんま祭り(2) |
#323 | 同時並行授業 |
#324 | 道具と技倆 |
#325 | さんま祭り(3) |
#326 | Actor Paul Newman dies of cancer at 83 |
#327 | 銚子市立総合病院9月30日閉鎖 |
#328 | 文章を削る |
#329 | 最後の一振り |
#330 | サブプライムローンとは何か |
#331 | 中間テスト バランスのよい出題(数学) |
#332 | 中間テスト ある中学の出題難易度分析 |
#333 | ナナカマドの朱色、秋 |
#334 | ほっとあんど 金融安定化法案下院通過 |
#335 | 金融危機で話題の投資銀行とは何か |
#336 | 日本人の倫理性の高さは金融危機のワクチンか |
#337 | メカ音痴-自転車に空気入れられず |
#338 | 地元からの情報発信の重要性:サケ定置一部自粛 |
#339 | テストの結果分析:総合点の分布パターンから言えること |
#340 | 役者緒方拳の訃報あり |
#341 | サンプリング調査はやるべき:144万件の年金記録改ざん問題 |
#342 | ニューヨークダウ1万ドル割れ |
#343 | #343 国立道東医科大学新設と同附属根室病院構想 |
#344 | 柏陵中2年生水泳全国大会出場(北海道新聞より) |
#345 | 東証暴落 終値9203円 |
#346 | #346 これから10年間の日本経済のシナリオ Oct. 10, 2008 |
#347 | 欠番 |
#348 | 円高でサンマの輸出にも影響あり |
#349 | 日銀の短期市場への資金供給、回収可能か? |
#350 | 会議は踊る・・・G20財務大臣・中央銀行総裁会議 |
#351 | ブッシュ、北朝鮮テロ支援国家指定解除 |
#352 | 先生!SOS ベクトルがわからない! |
#353 | “学力テストあるから前置詞やって” |
#354 | 円高で積立金40兆円が消えた(政府国会答弁) |
#355 | 東証反発1171円高(北海道新聞より) |
#356 | 日銀ドル無制限供給(北海道新聞) |
#357 | 学力テスト直前の授業(数学編) |
#358 | 市立根室病院建て替え現地で(北海道新聞より) |
#359 | 日経平均1089円暴落(欧米経済学の破綻) |
#360 | 明日学校祭(中学校)&島田君水泳全国10位 |
#361 | 「懸念」は英語で何というか?「世界同時不況の懸念」 |
#362 | 橋下大阪府知事の意見(学力テストデータ公開) |
#363 | 後置形容詞の扱い:中3学力テストの後 |
#364 | コストデザイン社(釧路)倒産、負債110億円:他企業の失敗に学べ |
#365 | 国立看護大学の入試問題&中1英語授業(今日の授業から) |
#366 | 金融危機下の米国金融機関の攻防(時事英語授業の関連情報) |
#367 | 国立看護大学英語入試問題について(Ⅱ) |
#368 | 苦手をチャンスに変える(確率の加法定理をめぐって) |
#369 | 情報を共有しよう(市立根室病院) |
#370 | 日経平均暴落7649円、90円/ドル |
#371 | 数学のセンスについて |
#372 | 『年次改革要望書』と日本的価値の破壊 |
#373 | 東証暴落 終値7162円、円高93円/ドル |
#374 | 売り手よし、買い手よし、世間よし |
#375 | 日銀政策金利下げの狙い |
#376 | やってはならぬこと、やらねばならぬこと |
#377 | 授業スピードと学力の関係について |
#378 | 日銀0.2%利下げ |
#379 | 根室市の文化祭 |
#380 | 再建団体転落阻止へ根室市 |
#381 | 宮沢賢治 雨にも負けず・・・(2) |
#382 | サイクリング13 「手袋をはく」 |
#383 | 気温零度、昼過ぎに初雪 |
#384 | 米国初の黒人大統領誕生 |
#385 | 学力テスト前夜の補習授業 |
#386 | CDS(債券破壊保険)は時限爆弾か? |
#387 | 円高と輸出産業(トヨタ)のダメージ |
#388 | 厚さ1センチの氷 |
#389 | 介護保険余剰金全道一は根室市 |
#390 | 新聞の見出しを楽しむ:Toyota warns full-year profit may dive 74% |
#391 | 平均28点、11月6日実施学力テスト数学問題の難易度は? |
#392 | 勉強したくない病 |
#393 | GMは生き残れるのか? |
#394 | 学力テスト総合C |
#395 | 曰く“計算に自信あり” |
#396 | 中学校2校に統合答申(北海道新聞) |
#397 | 国家財政破綻回避のための時価会計基準変更 |
#398 | 破綻寸前のビッグスリー |
#399 | 学力テスト総合C-(2) |
#400 | 日商簿記検定試験(11月16日) |
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