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#4706「濃厚接触者」:ニムオロ塾は9日間休業しますJan. 28, 2022 [35.1 COVID-19]

<最終更新情報>1/29朝8時18分追記

 わたしが「濃厚接触者」になったので、今日(1/28)から2/5までニムオロ塾はお休みです。高校受験が近いのに申し訳ありません。
(大学や専門学校受験の高3の生徒たちは進学先が決まっています。今日、最後の一人が釧路労災病院付属看護学校へ一般入試で合格したと連絡がありました。おめでとう。)

 水曜日はお休みなのですが、中3の希望者に2時間の英語の音読特訓をしています。今週は3人でした。1時間15分遅れてきた生徒が金曜日にPCR検査陽性になりました。
 英語の発音トレーニングは口元を見せないとできませんので、わたしはマスクを外して授業してました。生徒たちはマスクをしたままやってもらっています。教室には換気扇がついているので、回しっぱなしにしていました。感染を防ぐには換気が効果が高い。濃厚接触者はわたしのみ、マスクをしていた他の2人は該当しない旨、保健所の担当の方から説明がありました。万が一感染したとしても、ウィルスが細胞内に入り込んで増殖して体外へ翌日に出るなんてことはありえないので、金曜日から塾を休業するのでセーフです。こういうことを判断するのにも、ある程度の学力は必要なのです。ネットのデマ情報から、確かな情報を検索して読み、消化しなければ適切な判断なんかできやしません。ふだんの勉強が大切ということです。

 保健所の担当の方からお電話いただいたのが午後3時24分でした。それから英作文問題をメール配信している生徒にはメールで休業連絡を入れて、さらに念のために全員へ電話連絡を入れてます。生徒が3人来ましたが、事情を説明してすぐに帰ってもらっています。5時半には連絡を終わって、ブログにアップするかどうか少し考えていました。不安になる人もいるかもしれないので、必要な範囲で情報を開示することに決め、キーボード-を叩いてこの記事をアップ、6時25分でした。

 保護者の中には医療施設や老人介護関係の施設で働いている方もおられますから、電話で状況を具体的に説明する必要がありました。この時期、老人を受け入れている施設は感染防止にたいへんです。悪い情報ほど関係者に早く正確に伝えるべきなのでしょう。
 1999年に首都圏の300ベッド弱の療養型病床の病院で病棟建て替えの仕事していた時に、インフルエンザが猛威を振るい、感染防止のために、家族の見舞いを遠慮していただいたことがありました。総婦長や婦長と何度も話し合って、感染防止に勤めた経験があります。だから、老人ケアや医療施設管理者側の懸念はよくわかります。

 今日の根室のCOVID-19PCR陽性者数は17人です。先週は84人陽性者が出ています。人口2.4万人の町も急激にPCR陽性者数が増えています。PCR陽性者一人につき、「濃厚接触者」が15人とすると、もう1500人以上がこの小さな町で「濃厚接触者」を経験しているのでしょう。
 明日はあなたが濃厚接触者やPCR陽性者となるかもしれません、適切な判断と行動で乗り切りましょう。

 保健所の担当者の加納さん、忙しいところ連絡ありがとう。ご要望通り、適切な対応をとりました。
 加納さんと電話でお話ししたときに、「自主隔離というのは指定感染症法に基づく行政命令ですか?」とお聞きしたところ、「要請です」とお答えになりました。休業しなくても法律上の問題はありませんが、倫理上の問題が生じます。「要請」は実質を言うと「休業命令」と一緒です。重要な点なのでネットで法律を調べました、「要請」となっています、おかしな立て付けの法律ですね。休業の補償はしないが、休業はしてもらいたいということ。もちろん、休業する9日間の授業料はカットします。

 このところ、やる気のある生徒数人につきあって張り切りすぎたかもしれないので、天がくれた休暇をありがたく頂戴します。
 幸い、PCR陽性になった生徒の症状は軽いそうです、早く全快することを祈ります。


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#4705 給湯ボイラから水漏れ:メーコー商事へ電話 Jan. 28, 2022 [A8. つれづれなるままに…]

 お風呂と給湯用のボイラーから昨日水漏れしているので、朝10時ころメーコー商事さんへ電話した。「出払っているので、戻り次第行かせます」と電話の女性。30分ほどで来てくれた。25歳の背の高い人がきた。ああ、若い人を採用しているんだな、この会社はまだまだ大丈夫そうだと安心。同期が2人いたがとっくに定年退職している。
 水漏れ部分は水道のパイプと給湯機の接続部分だった。銅製のパイプを外したら給湯機側のパイプへ5mmほど差し込む形で接続されているのだが、そのでっぱりの部分が腐食してなくなっていた。洩れるはずだ。
 製造年は2004年である。新しいものに交換になるかもしれないので同じEタイプの在庫があるか問い合わせてくれたがない。7月か、秋になるという。半導体部品がないので納品は順番待ちだ。
 銅製だから腐食するがステンレス製にしたら今度はパイプにするのや、曲げの加工がはるかに難しくなる。ないのだろうなと話したら、新しい製品はその部分がステンレスパイプになっているという。違うタイプの給湯機でも、その接続部分は共通だと、他の給湯機から部品を外してもってきて、付け替えてくれた。お昼少し前に修理が終わった。ありがたい。
 部品を外して修理に使ったら、その品物はそのうちに中身がなくなる。部品代はしっかり請求しないと経理の方が後で棚卸のときに困るから、請求書を出すように伝えた。
 産業用エレクトロニクスの輸入商社で仕事していた時に、第2営業部が液体シンチレーションカウンターを扱い始めた。十数台販売したが、故障が多い。技術部が在庫から部品を外して修理しているうちに、中身が空っぽになった。修理用に使うものは最初から修理用として資産計上せずに費用処理するように技術部の担当者へ伝えた。あれは1982年頃の話だ。似たような問題が根室の燃料関係機器店でもあるのだなあと気がついた。
 半導体部品不足はすくなからぬ影響を極東の町にも与えている。

 メーコー商事は団塊世代のわたしが高校生の時に「いなちゃん」が創業した会社だ。5歳くらい年上のよく働きよく遊ぶ、いなせな若者で、渾身の力で商売していた。オヤジが贔屓にしたのも無理はない。若い経営者で一生懸命働く人が二人いた。もう一人は鮮魚店「魚信」の田村さんだった。年に二度東京のわたしのところへ大きなスチロールボックスで魚介類が届いたが、全部「魚信」から送られてきた。「父さん、東京へ送るやつだよね」と魚のいくつかは田村さんが選んでくれていたようだ。
 いなちゃんが弟が高3の夏にバイトで使い、連れてきて紹介してくれた、「俺の弟だ」と。古里に戻ってきてから、東京へ行くときに中標津空港で一緒の便になったことがあった。何十年ぶりだっただろう。いなちゃんが会長、弟が社長になっていた。いなちゃんが亡くなって、それから数年たって同期の稲葉が逝った。癌だった。奥さんとは中学時代の同級生である。光洋中学校ができたとき新入生だった。三年10組、いいクラスだったなあ。担任の山本幸子先生が心臓にペースメーカーを入れて数か月で亡くなった後、数年後に「癌仲間」の副担任の大岩先生(半田先生と結婚)が逝ってしまった。小柄な人で、新任で赴任されたので、生徒に交じると先生がその輪の中にいるのに気がつかないことがあった。大岩先生、若かったので距離が近かった。

 メーコーさんとはオヤジの代からの長い付き合いだ。今日は25歳の若い社員がすぐに対応してくれた。この会社、ずっと続いてもらいたい。
 

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#4704 札幌光星高校受験の生徒が『シリウス中3数学』を終了 Jan. 27, 2022 [65.a 成績上位層にかかわる問題]

<最終更新情報>1/28朝8:30

  このカテゴリーは、根室から偏差値65の難関大学現役合格目指して、根室高校から現役合格しようと志す者、そして難関大学へ現役合格目指して高校からは札幌の進学校で勉強したい者たちのために記録として残すものである。どうやればその夢がかなうのか、その具体的な道しるべを示したい。
 根室の子どもたち、そして保護者のみなさん、教育長をはじめとする教育行政、学校の先生たちが、高学力の生徒を育てるために何をしなければいけないのか、そして何をしてはいけないのかも明らかにした。7年かけて旭川医大へ根室高校からO君が現役合格したことで、この方法論は実証されている。いまもう一人、札幌の進学高校へ行く生徒が、別の道を切り拓いてくれている。成績上位3%の学力があれば、可能な道を示したい。
 例えば、地域医療問題。常勤医が不足して、市立根室病院の年間赤字額は16億円ある。このままではふるさと納税が廃止されると同時に、市立根室病院の運営ができなくなる可能性がでてくる。高学力の子どもたちを育て、根室から毎年医学部への進学者が出せれば、40代の学齢期の子どもを抱えたドクターが根室へ赴任してくれる。常勤医不足は一気に解決できるのである。教育面でのネックを解消することが、根室の地域医療の事情を根底から変えることになる。この記録が、進学校のない道内のほかの地域から難関大学へ進学する子どもたちの役に立つことを願っています。
(国公立大学医学部の学費は6年間で360万円で格安である。文系私大でも4年間で学費は480万円ほどかかる。だから、学力さえあれば、学費の問題はないのだ。私大医学部は10倍の4000万円かかります。)

 さて前置きはこれくらいにして、本題へ入ろう。
 7下旬に入塾してきた生徒が、『シリウス中3数学』を終了した。他の塾でやっていた単元からスタートしたので、この問題集は途中からスタート。スタートしてからは全問独力で解き切った。質問があったのは記憶にある限りで1題のみ。力があるということだろう。この半年間、モノも言わずに黙々と難易度の高い問題を解いていた。「解説依存型学習スタイル」から「独力での題意把握型学習スタイル」への切り替えを半年かけて行ったのである。よく頑張ったと思う。
 同じスタイルで、高校3年間学習したら、難関大学の数学の2次試験は高得点でクリアできる。

<目標の設定>
 この生徒の半年間の目標は、弱点である英語の学力テストの点数を25-30点アップすること、そして得意科目の数学は、難易度の高い問題集『シリウス中3数学』へ切り換えて、ワンランク難易度アップした問題でも制限時間内に余裕で解けるような速度をつけること、一番大事なことはそれまでの学習スタイルを変えることであった。

<数学の狙い>
 受験前に『シリウス中3数学』を終了できるのか、危ういところがあったが、ぎりぎりセーフだ。あとは東京都立の過去問を5年分やれば数学は十分だ。札幌光星高校の入試数学は問題量が多いので、速度アップ・トレーニングが必要なのである。道立高校の問題よりも難易度の高い都立高校入試過去問が、トレーニングに適している。
 この生徒は3年次の学校の定期テストは4回とも数学は満点だった。そんな生徒は一まで見たことがない。学力テスト4回の数学の平均点は96点である。

<札幌光星高校ステラコースの選抜方式>
 昨日、マリスコースの合格通知があったと笑顔で報告があった。札幌光星高校は1/22(土)に英語の筆記試験面接でマリスコースの合否を決定する。そして2/15に五科目のテストをやって、偏差値72のステラコース(難関国立大と国公立大医学部受験専用コース)の入学者を選抜するという、2段構えでの入試選抜方式を採用している。


<英語学習の記録>
 この生徒は『シリウス中3英語』問題集をやり終えたのは11月だったかな。10月に英検準2級に合格し、そこからシリウス長文問題23題、大学入試問題集「Cutting Edge」18問中9問、高校1年の教科書音読トレーニングをしている。英作文問題と解説集はメールで送ってあるが、量が多すぎるので、解説を読んでいるだけ。1/29と2/5で高1の教科書「Vivid 1」の音読トレーニングが(対象者はこの生徒ともう一人、ハードな英語の勉強をいとわない中3女子の二人)が終わる。語彙数は英検2級レベルに近づいた。音読と同時に英語の語順通りに日本語に落としていくトレーニングもしたので、読む速度は2倍くらいになっているようだ。1/22の試験では時間が余って見直ししたと言っていた。以前は学力テストの英語問題で時間が余ったことはなかった。四月の時点では五科目の中で英語が一番点数が低かったが、それ以降の学力テストでは90点近い得点になっている。11月の学力テスト総合Cから学力テストがないので、2/3の模試の得点が楽しみだ。
 やる気満々の生徒につきあうのは面白い。どこまで伸びるか予測がつかぬ。わからないから楽しいのだ。
(英語音読トレーニングのやり方、「ゆっくり音読⇒高速音読⇒微音読」はすでにこのカテゴリーと別のカテゴリー「49.1英語音読トレーニング」の両方に書いてありますので、そちらを参照してください。)

<弱点は社会と理科>
 社会科の点数が安定しないのと、理科の得点がまだ低いので、この2科目に絞ってラストスパート。理科は計算問題分野を中心に補強してきたが、まだ足りない。目標のステラコースに高得点で合格してもらいたい。

<余談:比較>
 根室高校から旭川医大へ現役合格した生徒は中学生のときは定期テストも学力テストも全部学年1番で通した。学力テストの五科目最高点は282点(300点満点)だったので94%である。この生徒は高校受験は無視して勉強した。中3のときの高校数学をやっていた。それでも根室高校へはトップ合格している。
 一方、札幌光星高校ステラコース受験の生徒は、高校数学はまだ手を付けていない、そして五科目合計点が90%をクリアできていない。不得意科目が一つでもあると、五科目合計点には結構な差が生じる。2/3の模試で90%をクリアして気持ちよく卒業できたらいいね。
 定期テストの最高点は491点だった、これは気分がよかっただろう。英語はこの時が初めて満点。どこまで伸びるのか、卒業も近づいている。高校へ行ってから、高学力の生徒たちと切磋琢磨してさらに飛躍してもらいたい。


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