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#4471 除雪クレーム対応◎ ② Jan. 30, 2021 [87.根室の話題]

 さて、#4470の続きである。午前10時から雪かき作業をはじめて、12時になったので食事。午後は1時から2時間弱また作業。

⑪11消防署員が2人でものの3分ほどで作業完了して次の消火栓へ
 作業が素早い、さすが消防署員。
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⑫青四角で囲った部分に雪畝があり、東根室駅方向から車が来ました。乗り越えられそうもないので、降りてきて足で雪をどけています。「スコップ使ったら、どうぞ!」、丁寧に取り除こうとするので、「車が通れる分だけやればいいよ、後はやっておくから」。
 いつもはブルが来るんだけど、今日はここの担当は来なかった。土曜日だからかな?青の四角で囲んだ部分の雪畝はきれいになくなっているでしょ。
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⑬道路向こうのテニスコートの手前までママダンプで雪を運びます
 四角で囲った部分に新雪を敷いて道路の向こう側まで「雪の通路」を作ります。こうしないとママダンプが滑らない。アスファルトにこすれてダメになるんです。
 〇が道路の向かい側への運び口です。作ったスロープの上へ押し上げて、楕円の部分へもっていって雪を棄てます。
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⑭除雪完了、14時49分ですね
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 4時間弱の除雪作業、体育4時間はちときつい。(笑)



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#4470 除雪クレーム対応◎ Jan. 30、2021 [87.根室の話題]

 #4467に根室市役所へ除雪クレームコールをしたことを書いた。午前中にバス停前と車庫前、そして東根室駅への右折路の除雪について具体的な要望事項を伝えた。Sさん、ちゃんと伝えてくれたようだ。昨夜来からの吹雪で積雪41㎝だったが、希望通りの除雪になっていた、どうもありがとう。

①車庫前からバス停まで大きな雪畝はない、希望通りだ
 今朝5時過ぎにブルの音で目が覚めた。大型のブルの後で、小型のブルがきてバス停前にできた雪の畝を取り除いていた。それが行った後に、もう一台来て隣の車庫前にできた雪の畝を取り除いた。隣の旦那さんと奥さんがそのあときれいに雪をかいていた。いつも6時前には目が覚めている。(笑) 
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②バス停前まで、小さな雪の畝があるがいつもの20%くらいの小さなもの
 黒〇部分の雪をママダンプで向かい側の道路を渡ってテニスコート前の空き地まで運ぶ。
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③配慮ある除雪
 1/27は左の〇のところへ雪山ができていた。道の奥には消火栓がある。道路に1.5mはみ出ているのでここに雪山をつくられると消防大型車両が曲がれないので困ると市役所除雪クレーム対応してくれたSさんへ伝えた。現場をしっかり見たから、除雪担当者へ伝わったようだ。満足の行く除雪である。
 でも小さな雪畝が東根室駅への道路をふさいでいるのがわかるだろう。いつもならすぐに除雪車が来るが、今日は土曜日、そのせいだろうか来なかった。まあ、しゃあない。
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④バス通りの反対側、テニスコート方向を写した
 黒〇は路肩に雪を運ぶ通路を「切削」して開けた開口部、その奥の赤丸は雪を運び上げるスロープ、この二つをちゃんとやらないと作業が始められない。仕事は段取り8分である。ちゃんと養生しておくと、1mほどの高さを超えてママダンプに雪を満載してあげるのがスムーズにいく。
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⑤家の前から、道路の向かい側に明けた黒〇の開口部と赤〇のスロープ、そして緑色で囲った雪捨て場処を写した
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⑥1時間半かけてママダンプで運んできれいにしたのに、またブルが来て、40㎝の高さの雪畝を残していった。
 これはショック。大型のブルが道路中央よりを除雪した後に、中型のブルが路肩部分を除雪して残していった。圧雪され固まっているからカタくて重い。まいったね。
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⑦こんな状態です
 バス停前も通り越してお隣の車庫前も雪畝
 車高低めの乗用車だとちょっと無理、車の底が雪畝に載ってしまいかねない。
 そうなったら、車の下の雪を掻き出すには20-30分かかる。無理せず除雪してから車を車庫前に入れたほうが無難です。
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⑧8分後に3台目の小型のブルが来て雪畝を取り除いてくれました。
 3台のブルがセットで仕事してるんですね。これはありがたかった。
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⑨光洋中学校前に消火栓があります

 赤〇の部分に「消火栓」の文字が見えます。消防署員の方2名で消火栓まで雪かきしてました。火事があったときに、雪の中に埋もれた消火栓を掘りだしたいたら、ボヤも全焼になりかねません。雪が降ると消防署員はこうして消火栓の状態を確認、通路確保作業をちゃんとしてるんです。午前11時前です。
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⑩やはりこちら側の消火栓もやりに来ました
 鋼鉄製のスコップ使ってました。凍り付いていることがあるので、アルミのスコップだと壊れてしまいます。重いけど、茶色く錆びた鋼鉄製のスコップで作業してました。毎度ご苦労様。あなたたちがこうして素早く消火栓確認作業をしているので私たち市民は安心です。
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 長くなったので続きは、次のブログで...
 クレーム対応してくれたSさん、満足してます、どうもありがとう。


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#4469 (3) 復員③ 『遺稿集 田塚源太郎』より Jan, 30, 2021 [22-1 田塚源太郎遺稿集]

 北支河南省からの復員の途次にしたためた歌。

うかららの兵より汚れ来るなり埠頭に陽溜りを避けて寄り添う
 
煙草売る女ふ頭を縫うごとしひそかに日本語に兵をねぎらふ

鍋釜を背負ふからと病兵と埠頭に共にいたはりてゐき


 「うかららの兵」とは、敗残・引揚の旅を共にする兵たちを指すのだろう。風呂にも入れない洗濯もできぬ引き上げの旅、陽射しが当たり暖かくなれば臭うのだ、だから、陽だまりを避けて寄り添う。

 目立たぬように中国人の女が日本兵に近寄り、煙草を売るふりをして、ひそかに日本兵たちにねぎらいの言葉を掛ける。その様子を「女埠頭を縫うごとし」と詠んだ。この女性がどのような経緯(いきさつ)があってのことかは不明である。そこにこの歌の余韻を感じる。あえて書かなかったのか、敗残の兵をいたわる中国人の女性がいたという事実だけを伝えたかったのか。

 三つめは軍医としてのまなざしで兵たちを見ている。重い鍋釜を代わりに背負って傷病兵をいたわり、いたわられる。軍医に敬意を払いねぎらいの言葉をかける兵がいることがわかる。

 田塚先生の残された歌を繰り返し口ずさむことで、引き上げ時の情景と心情のひとかけらが、じんわりと伝わってくる。

<余談:オヤジと戦時中のこぼれ話>
 小学生のときから高校卒業までビリヤード店の店番を手伝っていた。田塚先生は常連客のお一人であったが、戦争の話や引き上げ時のお話をされるのを一度も聞いた記憶がない。
 択捉島蘂取村の出身であるお袋の兄が満州の荒野で、突然侵攻してきたソ連軍と戦って死んでいる。
 オヤジも朝鮮と支那へ従軍している。その時に落下傘部隊へ応募して転属したから、引き揚げの経験はない。旭川の連隊で徴集されて、新兵として人並みの苦労はしている。仲のよかった船水という人がいた。いいところのお坊ちゃんで、外語大卒で戦争が終わったらサイパンで貿易業をしたいと言っていたそうだ。そのサイパンで死んでいる。よくお菓子を送ってきたので、オヤジに声をかけて便所へ行って二人で食べて、余ったものを古兵に。笑ってよく話してくれた。古兵は新兵をよく殴ったそうだ。理由もなしに理不尽に殴る話は、市倉宏祐先生の『特攻の記録 縁路面に座って』にも出てくる。
 オヤジはボクシングをやっていたから殴られ方を知っていた。身体を引くと余計に何度も殴られるから、歯を食いしばって拳が当たる瞬間に顔を突き出すんだそうだ。素手だから殴る方も痛い。いいとこの坊ちゃんは気弱で身体が逃げるから余計にひどく殴られてかわいそうだったと言っていた。
 ずいぶんと新兵いじめをした古兵がいたんだそうだ。イジメられた中には、「戦場へ行ったら、後ろ弾であいつをやってやる」とオヤジに言い切って戦場へ行った兵もいたそうだ。戦場の混乱のどさくさに紛れてなら仕返しできる。遺骨の代わりに石ころをつめて送った兵もいたそうだ。遺族はそれを受け取って、何があったのかわかっただろう。そういう理不尽さが現在の軍隊である自衛隊には受け継がれていないことを祈る。いや、しっかり受け継がれてしまっているのではないか。
 落下傘部隊の特殊訓練の話は面白いのがいくつかあるので、おいおい綴ってみたい。



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