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#4448 英作文問題&解説集:530回、3975題 Jan. 2, 2021 [78-2英作文千本ノック]

<更新情報>1/3朝9時半 <余談:個別添削と私の解説補足>追記

 昨年1/14から、半分遊びのつもりで英作文問題を解説をやり始めた。
 大西泰斗先生のNHKラジオ英会話のテクストをそのままタイピングして英作文に利用させてもらっている。Lineで高校3年生に配信してつき合ってもらった。どういう質問が出るのか、彼ら彼女たちの質問につき合うのが愉しみだった。数名の生徒がつき合ってくれた、とってもありがたかった。大西先生の解説では足らず、だいたい2倍から3倍ほどの解説になることが分かった。NHKラジを英会話のテクストは英作文トレーニングに転用すると単なる材料という位置づけがふさわしいようだ。
 生徒たちへは100回目、750題のところで一区切り、配信は1000題までやった。この英作文トレーニングに「英作文千本ノック」をいうニックネームをつけたから、1000題で一休みだ。しかし、1000題を超えてもタイピングは続いている。試行錯誤していたフォーマットも型が次第に固まった来たので、最初のころに比べるとかける時間が半分くらいですむようになっている。「型」とか「慣れ」というのはありがたいものだ。

 大西先生は語彙のイメージを中心にした解説をしてくれている。もう一つ大事なのは「フロー(台本)」という概念である。日常会話は意図をもってなされている。その意図を実現するのにどういう台本がふさわしいかという観点から、テクストが作られている。

 わたしは会計学や経済学関係の本を読むために英語が必要だった。社会人となってからは仕事に関連する専門書を読む必要があった。時代の最先端でシステム開発の仕事をするためには翻訳されていない最先端の専門書を読む必要があった。産業用エレクトロニクス輸入商社勤務時代は、取引先の欧米50社の最先端の産業用エレクトロニクス製造メーカから、エンジニアが来日して、機器の説明会が毎月数回開かれていたので、理系の営業マンや技術部の連中と一緒に新製品説明会に全部出席していた。マイクロ波計測器はディテクターとデータ処理部とインターフェイスで構成されているので、真ん中のデータ処理や制御系がわかれば全体の理解は案外簡単なのである。ディテクターの周波数に違いがあるだけで、計測器の種類が変わっても応用が利く。門前の小僧習わぬ経を読むの類だろう。最大手の臨床検査会社に転職してから2年間ほど検査機器の購入や共同開発にタッチしたが、エレクトロニクス輸入商社で蓄積した知識が役に立った。この会社へは東証2部上場のための経営統合システム開発要員として雇われた。予算返済と管理を任されて試薬コスト20%カットを提案、自分がやれとプロジェクトを作ってくれて、応援部隊としてとしてSRL八王子ラボで2か月仕事をしたら、異動事例が出て2年間購買在庫管理システムのメンテナンスと機器の購入を担当した。八王子ラボには図書室があり、医学関係の定期購読誌が30種類くらいあったので、仕事の暇を見つけては図書室へ入り浸った。購買課から学術開発本部へ異動、本部スタッフだった2年間は開発部の方の業務も兼務し、製薬メーカとの検査試薬の共同開発も仕事のひとつだったから、仕事時間中に医学関係専門書を読む必要があった。そんな具合で、仕事上、英語で書かれた最先端の医学雑誌や専門書を読む機会が増えた。1980年代から人工知能に興味があり、構造言語学関係の専門書もチョムスキーの著作を中心に数冊原書で読んだ。読む量が増えるにつれて、それぞれの分野の語彙はすこしずつ増えていった。
 専門書群はそれぞれの分野の専門用語を1000-2000くらいも覚えてしまうと、読むのがとっても楽になる。好奇心に任せてその分野の日本語の専門書も読むので、周辺知識も加速的に増えてネットワークとなっていくから、読むのはますます楽になっていく。
 わたしは専門書ばかり読んでスキルを磨いたのでウィークポイントは会話文であった。それが大西泰斗先生のラジオ英会話のタイピングを通して、すこしずつ身体に染み込んでいく。いままで読解に利用してきたチョムスキーの生成文法と大西泰斗先生のイメージ中心の語彙解説がかってに化学反応を起こし始めている。
 4月末には5000題に達するが、飽きずに続くだろうか。


 語彙解説に英英辞典2冊を使っている。英英辞典に慣れてもらうためとこれら2冊を同一項目で引くことで違いを理解してもらいたかった。使っているのはOxford Wordpower DictionaryとCambridge Advanced Learner's Dictionaryである。どちらが優れているということはない、それぞれによいところがある。

 暮れの3日間を費やして1月分のテクストのタイピングを終わった。集中してやるとタイピング速度が上がってしまうようだ。校正用にA4の紙にプリントしたら45頁あった。全部で542頁である。
 昨日と今日で100頁ほど校正をやり終えたが、まだ240頁残っている。プリントアウトしたものをみると、解説を付け加える必要があることに気づく。よく考えながら、じっくりやるつもりだ。
 生徒の英語力に合わせて、文型中心の英作文コースも実験的にやっている。こちらは高校1年生と2年生が対象だ。

 高校生には根室市からHP社の高性能ノート型パソコンが配布されたので、2月からはパソコンのメールアドレスへの配信とするつもりだ。塾生一人一人の英語力に応じた問題の配信(個別指導)が可能かどうか試してみたい。
 配信された問題と解説をワードへ貼り付け、自分でやってみて、質問をしたら、塾生一人一人の英作文問と解説集ができるだろう。

①左にあるのが暮の3日間でタイピングした45頁分の英作文問題及び解説
中央に開いてあるのが昨年1年間で書き溜めた486頁分
右端のノートパソコンで英作文画面を開き、校正する
DSCN4350s.jpg

②手作り書見台
開いたファイルが大きくて書見台が見えませんね。これって案外便利なんです。校正作業はこの書見台でやります。その後で手書きの書き込みを見ながらパソコンへ入力します。修正が終わった項目はピンクの色鉛筆でチェックマークをつけます。
DSCN4347s.jpg

③暮れの3日間を費やした「1月号」のタイピング原稿45頁分(校正前)
暮れに雪が積もったので、雪かきに時間がとられて、間に合わないかと思いましたが、なんとかなるものですね。予定外の積雪でしたが、英作文の仕事の方は予定通り終了でした。
DSCN4349s.jpg

 あとは丸ごと覚えるために、音読を繰り返すだけです。音読時時間がなかなかとれません。さらに工夫が必要です。(笑)

<余談:個別添削と私の解説補足>
「大西先生の解説では足らず」と書きましたが、冠詞類の扱い、たとえば、無冠詞、不定冠詞(a,an)、定冠詞(the)、それと単数形・複数形の扱い。そしてこれらが3×2のマトリックスになるので、それぞれにどういうシーンが想定されるのかということ。時制の選択もしばしば問題になります。日本語の文章が英文にしたときにどの時制の選択が適切なのか。こちらの方は大西先生はあちこちで解説しているので、時制選択で文章に生まれるニュアンスの違いを解説すればいいだけ。
 塾生が自分で英作文して来れば、10-15分くらいで添削できるんです。1回当たり4-12題前後、そして週2回の配信でしたので。
 やってこない生徒はじつにもったいない、個別指導での添削の機会を失うんですから。「主語と動詞だけでいいから書いてみたら、だんだん良くなるから」、何度もそう伝えても、中学校で英語が苦手になった生徒たち(半数以上いますよ!)はアレルギー症状を起こすんです、だからやれない、心の壁(オレ、英語が苦手)が邪魔します。高校生ですから、ほうっておきます。受験が近づけば追い詰められて英語の勉強をするようになります。観察の結果は、長文問題に取り組みだすのが高3の10月ごろからですね、ちょっと遅すぎますが、難関大学出なければギリギリ何とか間に合います。
 昨年10月から水曜日に10回、(現在の高3対象に)高3の教科書を使って特快トレーニングをしました。今年はやる気のある生徒は水曜日にやっている高1or高2対象の文型中心読解トレーニングに参加を許可しています。11月からは高3対象にスラッシュリーディングの特訓を毎週土曜日に2時間やりました。だいぶ慣れましたね。
 英語にアレルギーを持ってしまった生徒たちの治療にはとっても手間暇がかかるんです。かけてやればなんとかなる。それが楽しい。長文問題解いているときの表情が以前とはまるで違います。わかるようになれば誰だってうれしいのです。



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#4447 除雪道具ファミリー:正月2日マイナス13.2度:Jan. 2, 2021 [A8. つれづれなるままに…]

 おめでとうございます。

 正月2日、根室はとても寒い朝を迎えております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 極東の町根室は5時59分に最低気温-13.2度を記録、西南西の風6.0m/s、外を歩いたら耳がちぎれる(それほど痛い)でしょう。正月元旦も-10.2度でマイナス10度越えでした。
 過去五年間の正月元旦の最低気温は2017年-8.4度、2018年-1.6度、2019年-6.0度、2020年-6.0度でした。
 根室で最低気温がマイナス10度を超えるのは2月の厳寒期に数回だけ。いまの寒さが半端でないことをものがったっています。大西洋を流れる温かい海流が北上し北極圏の冷気を押し出す圧力となって、寒気団が日本列島に偏ってきているようです。
 昨日もせっせと雪かき。家の前は雪がありません。道路のはす向かいは中学校のテニスコート。その前が10mほど空き地になっています。そこまで「ママダンプで」運びました。正月からいい運動してます。
 雪国でない人は見たことないでしょうから、後で雪かき道具の写真をアップしておきます。

1.除雪道具ファミリー
DSCN4354s.jpg
左から、「ママダンプ(大)」、「ママダンプ(小)」、「プラスコップ」、「アルミ製スコップ」、「鋼鉄製スコップ」、「竹ぼうき」
用途に応じて使い分けます。
①「ママダンプ(大)」は柄が長いのと短いのがありますが、これは長いものです。庭のような狭いとところには向きません。方向転換するときに柄の長さが半径になりますからね。だからもっぱら塀の外側の除雪用に使っています。
②「ママダンプ(小)」は右手で絵の先端部分を、左手で下の方のパイプを摑むとスコップのようにも扱えます。狭いところはこれですね。でもあまり使いません。庭の中も大きい方でやっているんです。
③ ブラスチック製のスコップには先端にステンレスの刃がついていますから重い。湿った雪だとこれに雪をてんこ盛りしたら10kgのどありそうです。もっぱらそのまま雪を押してどけるのに使います。「ママダンプ(大)」で除雪した後の「仕上げ」用ですね。
④ アルミ製スコップは軟弱で、先端が捲(めく)れてきます、だからやさしく扱います。ほどほどに湿った雪の場合は、このスコップが軽くて扱いやすいのです。大事な道具ですから、古くても捨てられません。車用のワックスの余りがあるので、ときどき塗布してからぶきしておきます。
⑤ ブルが道路わきに残していった固まった雪は鋼鉄製のスコップが便利です。一部が凍り付いていてもガンガン叩いて砕けます。たぶん、小学生時代に使っていたものの筈ですから60年以上使っているのかな。
⑥ 竹ぼうきは玄関前のゴムマットに積もった雪を掃き捨てるのに使います。
⑦ 屋根の雪下ろし用の4mほどの長さの除雪道具を並べ忘れたことに気がつきました。玄関前の屋根の雪下ろしは、それを使ってやります。屋根の先端が氷のカタマリですから、お昼頃に滑って落ちてきたら怪我します。お袋が梅ヶ枝町の家で2階の屋根から落ちてきた雪のカタマリでケガしたことがあります。半年ぐらい頭が痛かったと言ってました。とっても危険なのです。だから、屋根に雪がある間は、玄関前の屋根はこまめに除雪しています。20人前後の塾生も郵便屋さんも宅配の人も新聞配達の人も来ますから。怪我させちゃいけません。

2.バス停前まですっきりです
DSCN4355s.jpg

3.道路斜(はす)向かい側
DSCN4357s.jpg
道路を横断して母校のテニスコート前へ雪をもっていってます。3年くらい前までは雪が降ったあとバス停前をの除雪をしておくと、2日くらいたってからバス会社のブルが来て、雪をテニスコート前までもっていってくれました。1.5mくらいの高さに積んだ雪が数回で全部なくなりました。朝通勤や病院へ行くお年寄りが利用するぐらいで、公共交通機関は汽車もバスも風前の灯火。除雪くらいは元気なうちはやっておきますから、まだしばらくはもちこたえてください。採算に合わないでしょうから、いずれ市が第三セクター方式で運営しないといけなくなるでしょう。その時に公的会計基準ではいけませんよ。市立病院のように年間17億円の赤字が数千万円の赤字とアナウンスされますから。公的会計基準は経営の実態を表しません、事実と違うのです。民間の会計基準で決算公表しましょう。

4.バス通り、反対側からのショット
奥突き当りがセイコーマートです。
DSCN4365s.jpg




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