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#4579 オヒョウの西京漬け July 4, 2021 [17. ちょっといい話]


 今朝のおかずはモチオヒョウの西京漬けとイワシのつみれ。新鮮なイワシは100円で10尾もパックに入っています。白身のオヒョウの味噌漬けは贅沢な一品。鮮度の良いうちに味噌漬けにすると味が違います。厚さ2㎝。 東京の人形町の魚屋さんなら、ケーキ用の冷蔵ショーケースに入って一切れ300-500円していました。もう40年も前ですが… 今いくらくらいの値段がついているのだろう?加工して売れば売上が増えます。資源量の減少を加工で補えばいい。極東の造り酒屋、碓氷商店の北の勝の酒粕でつけた、粕漬のオヒョウやシャケも食べてみたい。北の勝は根室の大事な地域ブランドです、いくらも酒粕は出ないので、希少です。ネーミングを上手にやったらいい。
 大きなオヒョウは刺身にはしませんが、西京漬けにして販売しているのはあまりみたことがありません。身がしまっていて、とってもおいしかった。ネット販売なら、いいお値段で売れます。肝心なことは品質を下げないことです。根室は産地だから、ネット客はそれなりの新鮮な食材を期待しています。それを裏切ったら、根室というブランドに傷がつきますから、徹底した品質管理と商売の倫理が地元の企業に求められます。


 今回のオヒョウの西京漬けは、お値段2切れ100円!


 インターネットで3切れワンパックで、5パックくらい包装して販売してもらいたい。東京で食べられたら、幸せだな。


 ふるさと納税制度があるうちは「忙しくてそんな商売してられねえ」という声が聞こえそうです。ええ、ふるさと納税制度がなくなってからでいいですよ、待っています。根室に残っている人間のおおよそ5倍の根室出身者が根室以外の地に住んでいます。いいターゲットではありませんか?そこからさらに輪が広がります。SRLの八王子ラボに勤務していたときに、数人で新潟のイカの一夜干しや、帯広の川西農協のカボチャを取り寄せてました。大企業の従業員も売り込み方次第です。
 昆布は加工と消費者へ直接の販路開拓ができれば、売上は数倍になるでしょう。加工と販路に智慧を絞る時代ですよ。資源量が減っても食べていけます。ああ、いま鱈が豊漁ですが、鱈の昆布締めがいい。冷凍してインターネット販売、落石漁協はやりませんかね。アルバイト雇って地域の雇用に貢献できますね。売り上げ単価が高ければ、1000-1500円の時間給払えますよ。要は売り方と働く人の集め方です。

 購入したお店の名前は書きません。 魚信、茂勝、海鮮市場の三つが根室の魚屋さんの御三家です。 創業順に並べてみました。
 魚信さんはオヤジが贔屓にしていたお店。大きな発泡スチロールでよく東京へ送ってくれました。何が入っていたかな、毎回いろんな魚介類がはいっていたけど大きなメンメがとくにうれしかった。あんなに大きなメンメいくらしたのか。毎回5万円分くらい送ってくれていたのではないかな。おかげで東京にいても根室の魚介類はしっかり食べてました。(笑)
 処理して冷凍庫に入れるのに女房殿が奮闘していました。サンマは着いたその日に焼いて食べるのが一番おいしい。翌日は鮮度が落ちるので味が下がります。
 「父さん、東京へ送るやつだよね!」って、店主の田村さん、いいもの選んでくれてました。若かった。ええ、35-50年も前の話です。茂勝の女将は小学生の頃道路向かいに住んでいて一緒に遊んだ幼馴染。

 魚屋さんがあるから、美味しい海産物を毎日食べられます。根室にいて一番いいと感じるのが海から獲れる食材の新鮮さ、美味しさです。そして旬でたくさん獲れるときは安い。そうでないものは根室だってそこそこのお値段です。(笑)

①ハマナス
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②日当たりがいいとぐんぐん伸びます
DSCN5239ss.png

③大きく育ったハマナス:背丈はどれほど?
 ハマナスは砂地だとあまり背丈が伸びないのですが、日当たりのよい土の上に植えると30年で2mを越えます。
 あたりにハマナスの香りが漂います。
DSCN5241s.jpg



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