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小学校統廃合(別海町) [87.根室の話題]

  2,008年4月12日   ebisu-blog#165 
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 ついに最低気温がプラスに転じた。今日は一日中雨模様だった。小雨が屋根を叩いている。雨音を聞いていると心が和む。

 高校の実力テストの結果が出た。数学は一人だけケアレスミスがなく満点だった。問題をみたが、計算が大半で、2次関数の問題も、基本的な問題だった。入試問題よりは易しい、都立高校の入試問題で80点れるレベルなら満点だろう。道立高校入試問題が簡単すぎるので、お迎えテストは、少し難易度を上げて、上位成績者の実力がどの程度か見るべきだろう。入試合格者が対象の問題は、入試問題よりも難しくて当然のはずだが、逆だった。何のためのテストなのか私にはその目的がさっぱり理解できない。

 別海で美原小学校が閉校し、中原別小学校に統合されるという記事が道新朝刊に載っている。美原連合町内会が閉校に同意したとある。豊原小学校も閉校が決まっており、3校体制から中春別小学校1校に統合される。

 「美原小は児童数の減少から、町教委が06年に出した学校の適正配置計画で統廃合の対象となった。地域内には反対の声も強かったことから、同町内会は07年、PTAや保育園父母会などによる統合検討委員会を設置。検討委で協議を重ね、3月に「08年度の閉校に合意する」との答申を得ていた。」(4月11日20面)

 町教委が自分の仕事を丸投げしないで、自ら適正配置計画を作ったようだ。先を読んで具体的な政策を作り、自ら実行に移す。
 どんな仕事でも自らの職責を全うするためには相当の覚悟が要る。統廃合案を自ら作り、合意を得る努力をする。問題に直面して、恐れず、ひるまず、やるべきと信じたら地域住民に状況をきちんと説明して、政策を実行に移す。真っ当なやり方を押し通す。
 地域住民の理解と合意を得て統廃合を進めた別海町の教育委員会はしっかりした人材に恵まれているようだ。さて、わが町、根室市の教育委員会はどうなのだろう。やっているのだろうが、春が来たというのに市街化地域3校の統廃合はまだ聞こえてこない。