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#4639 根室教育長退任の弁を聞く Oct. 27, 2021 [71.データに基づく教育論議]

<根室市の教育長退任の弁について>

 中学生の学力は学力テストの平均点で見る限り、根室市内の中学校は釧路根室管内で最低レベルです。根室教育長が、全国学力テストで小学校の国語の平均正答率がアップしたと退任のあいさつ、北海道新聞に載っていました。根室の中学生の学力は釧路根室管内の市街化地域の17校では最底辺を低迷しています。いまでは別海町の中学校が断然学力が高い。
 根室市は現実を直視できない教育長が代を重ねています。前任者と同様に退任したらすぐに根室を去るでしょうね。もう、道の教育局からの教育長はいりません。根室管内には実績を上げた元校長が数人います。

10月26日根室地域版より
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寺脇教育長が退任あいさつ
「学力向上に光明」
【根室】市議会10月定例月議会は25日、本会議を再開し、31日付で任期満了となる寺崎文康教育長が退任のあいさつをした。
 寺脇氏は7年間の任期の中で、「長年の課題だった学力向上について、対話型の授業の取り組みを進めた。本年度の全国学力・学習状況調査の小学校国語で全道背筋を上回るなど光明が見えてきた」と振り返った。
 一方で老朽化した後者の改築や特別支援学校の誘致など「多くの課題について道半ばだ」と述べた。
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 寺脇教育長のこの弁では根室の子どもたちの学力向上面で功があったかのように聞こえてしまいますね。ほんとうでしょうか?
 不都合な事実には一切言及せずでしたね。こういう輩が政治の世界では増えていますが、どうやらわが古里の町の教育行政はそうした輩に浸食されてしまったようです。
 別海町は地元出身の町役場職員であった真籠さんが教育長になってから、教育改革を進めました。別海中央中学校の青坂元校長も学力向上やマネジメントに関しては凄腕のひと、そういう人たちの成果です。釧路ではいま岡部さんが教育長で頑張っています。やはり元釧路市役所職員です。最近議会ですごい答弁してます。「釧路教育長の議会答弁」をクリックしてご覧ください。

 令和3年9月17日の釧路新聞より引用。
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 西村雅人氏(共産党)は市が独自に行っている標準学力検査について、「児童・生徒を過度な競争に駆り立て、教職員の負担増にもつながっている」として、今年度限りで廃止するよう求めた。岡部義孝教育長は「基礎学力を測るもので、競争させる考えはまったく持ち合わせていない。また、結果に基づく授業改善は教師の本文と考えている」とし、「子供たちの将来の選択肢を広げるためにも基礎学力は欠かせないものである、やめる考えはない」と答弁した。
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 何が何でも釧路の子どもたちの学力を向上させるんだという、岡部さんの強い決意がうかがわれる議会答弁でした。

 根室はいったい何をしていたのでしょう?根室市教委は普段中学校で年に3回(中3は5回)行われている学力テストデータすらモニターしてません。根室の市街化地域の中学校が、釧路根室管内で最低だなんて知りもしない。
 寺脇教育長が特別悪かったわけではありません、道の教育局から来た前任者たちの中にはもっともっとひどい人もいましたから。教育長の権限が大きくなりましたが、しょせん外様ですから根室の事情をご存じない。義務教育を担当している「根室人」の部長さんがいるはずですが、そこも同罪ですよ。地元に住み、暮らしていて、学力テストデータすらモニターしないで、有効な学力向上政策が立案できるわけもありませんから、もっと罪が深いかも。結局は、教育長が無能なだけではなくて、「根室人」が根室の子どもたちの学力向上へのブレーキになっているようにわたしには見えます。
 なにより、歴代市長が子どもたちの学力問題に関心が薄い。それをいうと、市民の教育問題への関心が薄いことまで言わねばなりません。

 「無為自然」、世の中はなるようになっているのでしょう。
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無為自然とは、
何もしないのではなく精一杯の努力をし、
あとは天地自然の宇宙の原理や変化を
そのまま受け入れる
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 2019年度の学力テストデータでは、根室市内の中学校、柏陵と啓雲が17校中最下位でした。光洋中はデータを入手できませんでしたが、同じレベルです。緑色をクリックすればデータを記載した記事へ飛びます。
*「2019年学力テスト総合A:17校データ比較

 啓雲中が光洋中に統合され、いまや光洋が根室市内の生徒数の半数を占めています。その学力の実態を10/9にアップしてありますので、こちらの合わせてお読みください。
 「#4624学力テスト総合A:根室の中学生の学力の実態」

<新任の教育長に関する情報>
 釧路新聞の記事によれば、道立教育研究所長の波岸克康氏が来月着任するようだ。
 いつまでこんな人事を続けるのだろう?根室の子どもたちの学力は、釧路根室管内ではもうこれ以上ないラインまで下がってしまっている。
 道新の取材記事を見つけました。
   「学校の統廃合はもう限界、地域守る鍵は住民参画
 中身を見たら、ICTを活用して遠隔授業で統廃合を進めたいという論のようだね。コミュニティスクールの普及も言ってるが、これは文科省の既定方針だからだろう。根室はほとんど進んでいない。
 道教育大旭川校出身、教員の経験ありだね。「純粋培養組」ということ、人材の幅が狭いように感じました。
 さて、根室で何かしたいことがあるのだろうか?
 


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