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#4611 まっすぐに歩く&英作文問題・解説集の作成と配信 Sep. 5, 2021 [36. 健康]

 この数年間、自転車にはよく乗ったが、歩くことがほとんどなくなっていた。
 このごろときどき思い出したように散歩している。重心がふらつくのを感じながら歩いていたが、どのぐらいなのかを測るために路肩の白線の上を歩いてみる。
 白線から足裏がはみ出ぬように歩こうとするのだが、すぐにはみ出る。やはり体が左右に揺れている。理想的な歩き方は、重心が滑らかに前へと移動するような感じだ。重心が上下に振動するのはいい、横揺れしなけりゃ美しくまっすぐに歩ける。歩幅は80㎝を維持する。スキルス胃癌の手術をした2006年以前はそういう歩き方ができた。10㎏ほど体重が減ったが、筋肉量の減少は歩行スタイルにも影響している。ようするに身体が歩き方を忘れてしまっている。ふらつき現象を小さくするには白線の上を歩いてみるのがいい。
 15㎝幅の白線の上をはみ出さずに歩くのはむずかしいので、左足の中心線が白線の左端を、右足の中心線が白線の右端に重なるように歩いてみる。これなら難易度が小さい。2500mのコースを2/3ほど歩いたところで、身体が歩き方を思い出したようで、左右へのふらつきが小さくなった。天気の良い日はときどき歩くべきだ。(笑)

 ロードバイクなら200-300mくらいは白線からはみ出さずに走れる。左右にふらついたら車で横を通る人には迷惑だ。もっとも、牧の内コースはほとんど車が走っていないから路肩に近い方を車を気にせずに走れる。ありがたいことだ。
 ロードバイクは6/30に載ったっきり、もう2か月間乗っていない。ことしは87kmしか走っていない。手帳にこの3年間は走行キロを記録している。

  2017年 1546km
  2018年  803km
  2019年  500km

 何でこんなに走行距離が少なくなってしまったのかな?
 おいおい考えてみたい。老い老い。

 原因の一つがわかった。昨年1月14日から英作文問題と解説集をつくっている。7500題、A4判900ページを超えた。半年前とは内容がまるで違ってきている。NHK英会話の本文と解説を中心にして、2か月前からその2倍の量の問題文と解説を付け加えるようになった。そのままでは足りないから仕方がない。作っているうちに勝手に内容が進化していく。英英辞典2種類や’Practical English Usage’、'Colins COBUILD English Usage'、『英文法総覧』、『表現のための実践ロイヤル英文法』『現代英語文法 大学編』『現代英語文法コミュニケーション編』『英語基本動詞辞典』『英語基本形容詞・副詞辞典』などから例文を採集している。時間を投入すればするほどいいものに変わっていく。だからとまらない。
 英作文グループは高校生が対象だったが、最近は中3の希望者もグループ登録しているから15人になった。毎日emailで配信している。作文しなくても、英文と解説を読むだけでも深い勉強になる。もちろん作文練習すれば英語力がグンとアップするだろう。英文法参考書としても本屋では出に入らぬようなレベルのものになる。何しろ分量が多い。本にしたらすでに1600頁はある。(笑)
 この作業に時間を食ってサイクリングへ足が遠のいたようだ。2月には10,000題を超える。そこいら辺りで別の世界が見えてくるような予感がする。そちらの作業に夢中なので当分サイクリングへは足が向かない。

 さて、白線の上を歩くという楽しみができた。身体の揺れが小さくなると歩いていて気持ちがいい。

<9/12追記>
 2.1㎞散歩してきた。路肩の白線のある所は全部はみ出さずに歩けた。歩き方が戻ってきたようでふらつかない。ちょっとうれしい。


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#4610 COVID-19PCR検査陽性者50万人ごとの拡大速度の推移 Sep. 2, 2021 [35.1 COVID-19]

 SARS-CoV-2デルタ株が猛威を振るっている。50万人ごとに感染者を区切ると最近の感染速度がどれほどのものか数字で実感できる。データは今朝のNHKラジオニュースから。
  ①0 ~  50万人 15か月間
  ② ~100万人 4か月間
  ③ ~150万人 26日間
 9/1までの26日間でPCR検査陽性者数は50万人に達した。東京オリンピック開催期間7/23-8/8がデルタ株蔓延の期間と重なっている。
 ①に比べると③は17.3倍の速度である。これは感染の仕方が変化したと推定せざるを得ない。当初が接触感染や飛沫感染だとしたら、感染力の強さから、現在は空気感染に近くなっているのではないのか?満員電車での通勤も感染減の一つとして疑わざるを得ない。

 それでもまだ全人口1.26億人の150万人だから1.2%にすぎない。
 いつになったら、デルタ株はピークアウトするのだろう?
 誰にもだれにもわからぬ。

 政府が21都道府県に出した「緊急事態宣言」は9/12に終了する。
 しかし、また延長されそうだ。

 非正規雇用の人たちの生活が心配だ。
 バイトができなくなっている学生もしんどい思いだろう。借金で進学している学生の割合が増えている。バイトをしてしのいでいる学生も多い。借金をしてる学生の割合は40%に近づいている。
 ちゃんと飯食っているか?




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#4609 根室高校から東大理系現役合格へのシミュレーション Sep. 1, 2021 [65.a 成績上位層にかかわる問題]

<最終更新情報> 9/2 11時 麒麟さんの投稿を読んで、書き直しました。麒麟さんどうもありがとう。
 9/3朝8:35追記 <東大理三を受験したい生徒が現れたら>


 偏差値45の根室高校は都会の偏差値45の高校とは決定的な違いがある。それは少数だが高学力層が存在することだ。田舎の偏差値45の高校には全国模試で偏差値75超の生徒がいる。都会ではありえない。
 根室という地域社会はこうした貴重な高学力の生徒たちを育て切れているのか、というのがわたしの問題提起である。

<東大理系の1次試験と2次試験の合格最低点>
 東大理系は、理科一類、理科二類、理科三類に分かれている。理科三類は医学部進学系。
 共通テストでの足切りラインを検索してみると

      共通テスト  2次合格最低点  合格定員  定員割合
 理科一類:699/900   333/550   1108人 (63.8%)
 理科二類:629/900   314/550    532人  (30.5%)
 理科三類:534/900   375/550    97人    (5.6%)
                    1737人

 共通テストは700点をクリアすればよろしいということになる、問題は2次試験である。理科三類は医学部で定員が少ないので、2次試験の合格最低点が68.2%と高い。
 共通テストの足切りラインをクリアできたら、後は2次試験のでき次第と言うこと。

<理三受験は学習スタイルが特異>
 理三受験者は共通テスト対策はほどほどにやって、2次試験対策に勉強時間を投入していると読むべきだろう。
 ハンドルネーム麒麟さんの投稿によれば、2次試験の配点は東大理系(理科一類から三類まですべて)の550点は、共通テスト110点(900点満点を圧縮)、数学・理科・英語が各120点、国語が80点です。
 以下のサイトで確認しました。
*東京大学の入試科目および配点(共通テスト・二次試験) | 東京大学入試情報2022 | 東大塾 | 河合塾 (kawai-juku.ac.jp)


  麒麟さんによれば、地方の国公立高校からの合格者は毎年数名にすぎないという。数学オリンピックに合格できるくらいの素質のもち主でないと地方の国公立高校からは合格できぬほど、熾烈な戦いであるようだ。そんなレベルの生徒を指導できる教員は地方の公立高校にはほとんどいません。私塾だって同じことです。


<根室高校から国立旭川医大へ合格した生徒が東大理三を受験したとしたら?
 今年3月に根室高校から国立旭川医大へ現役合格した生徒の共通テストの得点は706点。110点に換算すると86点。
 東大理系の2次試験国語・数学・理科・英語の4科目。2次試験で平均65点を超えるのは地方の公立高校からでは無理がある。理科一類か理科二類が目いっぱい。理科三類は地方の公立高校の生徒たちにとっては手の届かない北極星のようなもの。

<いつから勉強をスタートさせるべきか?>
 小5の1月からの通塾だったので、高3になって英語も数学もかなり厳しいスケジュールで勉強せざるを得なかった。わたしが、思い描いているのは小4スタートである。この標準スケジュールに1年9か月遅れてスタートしたことが大きく影響した。数Ⅲが終わったのは3年生の夏休みころだった。そのあとで大急ぎで「1対1シリーズ」で勉強していた。東大受験なら『マスターオブ整数』などの問題集も手を付けないといけなかっただろうが、そこまで手が回っていない。英語は受験長文問題集のほかに2次試験対策としてハラリ『Sapiens』を原書で50頁ほど精読している。(国立旭川医科大学の2次試験科目は数学と英語の2科目)
 小4スタートなら、もっと余裕をもって勉強できただろう。結局都会の進学校や東大受験の塾と同じことをやらなければいけないことになる。

<どうやれば根室高校から東大理系への合格者を輩出できるか?>
 国語・数学・英語の三教科は小4から一貫して同じ教師が教えたほうがいい。問題は物理や化学だが、根室高校には放課後補習でなら東大進学希望でも指導できる教員が2名いる。複数の生徒が一緒に、放課後補習を提案すれば数か月間時間を割いて協力してくれる。部活も担当しているからたいへんだろう。とってもありがたいことだった。問題は2次試験の指導ができるかということになる。1次試験のウェイトは1/5しかないのだから、4/5のウェイトを占める2次試験に勉強の時間を割いて戦うことが、受験戦術としては有利だということ。
 これらのことを考えると、小4スタートなら、理三以外の東大を受験できる潜在学力レベルの生徒が根室には毎年3~5人前後いることになるが、2次試験対応で著しく不利となる。それが現実だ。
 根室高校から東大文系への現役合格者は過去2人のみ、見てきたように2次試験のハードルは高いから東大理系へは合格者なしだが、チャレンジしてもらいたい。
 小4から長期教育戦略を立てて、しっかり勉強すれば、根室高校から東大へ現役進学可能な時代が来るかもしれぬ。それには、関係する大人たちの協力体制が不可欠に思える
 東大理系へのハードルは高い、北大や地方の国公立大医学部への進学者を増やすというのが根室という地域の現実的な教育戦略目標にふさわしい。今年、根室高校から現役で国立旭川医大へ合格した岡田君の受験記録が参考になる。いつまでに何をどのようにやればいいのか、目安になる。毎年、現役で国公立医大や北大への現役合格者が出せるようになれば、東大理系の山の崩し方も見えてくるに違いない。いまは見えぬ。

<東大理三を受験したい生徒が現れたら>
 それでも、東大理三を受験したいという生徒が現れたら、伴走することになる。2次試験も英語の指導は問題なしだ。数学は生徒と一緒に勉強したらいい。とりあえず2科目なんとかすればいい。暇を見つけて物理も一から勉強してみるのも一興だ。
 FB上で千葉大学名誉教授の夏目先生とはお友達。彼は百均で手に入るようなものでさまざまな実験をして、解説してくれる。とくに私にやって見せてくれているわけではない。市民講座や子供向けにやるイベント用の準備として、事前にFB上で実験案を示し、チェックのためにやって見せてくれる。複数の物理学者がコメントしているのもとっても興味深い。物理は経済学や数学のようにとっても面白いのだ。


<地域医療問題との関わり>
 根室市の地域医療の大きな問題は、中核病院である市立根室病院の常勤医不足である。毎年国公立大学医学部へ一人を進学させることができたら、20名の常勤医師を確保するのはそれほど困難ではない。そういう能力の子どもが学年に3-5人いるのだ。うまく育てたらいいだけ。
  毎年、根室高校から国公立大医学部へ進学していれば、学齢期の子どもを抱えた医師が市立根室病院へ赴任してくる。東京で働く2倍の収入が保障されるのだから、子どもの教育問題に懸念がなくなれば、根室で働きたいという医師はたくさん出てくる。自然がいっぱい、魚貝類が美味しい。市政が閉鎖的でなければ10年住むうちに定年までずっと働いていたいと思うだろう。住みよい街は、ここに住んでいるわたしたちが創る。

#4608 ②学力格差の原因、①英語音読特訓授業はその時に参加している生徒で内容が決まる Aug. 26, 2021



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