SSブログ

#4608 ②学力格差の原因、①英語音読特訓授業はその時に参加している生徒で内容が決まる Aug. 26, 2021 [49.1 英語音読トレーニング]

<最終更新情報>8/29朝8:30 
 8/31朝9:00:「理解の深さ」について言及


 水曜日はニムオロ塾は休みですが、英語の苦手な生徒対象に自由参加の音読授業してます。
 昨日(8/25)は中3生対象でした。偶数月は中3、奇数月は高3対象の音読トレーニングで、高校生対象の音読トレーニングは2年生と3年生が混ざっています。高2の参加者には高3教科書『VIVIDⅢ』をプレゼント。おんなじ英語ですから、2年生も参加してかまわないのです。

 火曜日(8/24)に中3の英語のよくできるけど音読速度に問題を抱えている生徒Ko君が2時半に来たので、3時半から1時間音読トレーニングをして時間当たりの本文消化量(授業速度)を計測してみました。いつもは120分授業で本文を2ページ消化、それを標準とすると、1時間で4ページ消化できたので、標準消化速度の4倍です。生徒の反応を見ながら授業速度調整をしています。
(音読の個別指導を受けたい生徒は、4時ころにくれば、ニムオロ塾生ならだれでも歓迎です。都合のいい時に来たらいい。他の生徒が来るまで30-60分間、奥の座卓の置いてあるコーナーでやります。そこでやれば、他の生徒が来ても邪魔になりません。)
 Ko君の目標値は現在の2倍速で長文問題が読めるようになること。だからチャンクごとにスラッシュを入れて、英語の語順通りに理解する読み方のトレーニングをしています。標準的な難易度の文を後戻りしないだけで2倍以上になります。そうしておいて難易度の高い文の読解へ時間配分を増やします。速度アップと同時に読解精度アップを並行してやります。だからときどき構文解説します。いままでは学力テストの長文問題は読解速度が遅くて時間内に読み切れていません。東京都立の英語問題を時間内に読み切れるようになれば道内の公立難関校の受験には十分です。長文問題のワード数が北海道率高校入試の英語裁量問題の1.5倍あります。(道立高校裁量問題1000ワード、東京都立高校問題1500ワード)

 昨日、英語音読トレーニングへ参加した生徒は3人(I, F, O)です。登録メンバー8人の内3人はブラスバンド部ですから夏休み期間だけの参加でした、10月の定期演奏会が終わればまた出てきます。一人はコロナワクチン2回目の接種で発熱してお休みでした。この3人のメンバー相手の授業消化量は2時間で本文約1.5頁分ですから標準の2/3の授業速度でした。8人の中では特に英語が苦手な生徒たちです。(笑)
 いま計算して確認してみると英語音読トレーニングの授業速度には生徒たちの英語力に応じて1:6の開きが出ていました。わずか8人でもこんなに差のある生徒たちを一緒の授業で指導はできません、あたりまえですね。標準速度でやればこの3人は脱落、一人は退屈してしまいます。ちょうどいいのは半数の4人だけ。そう考えると無理な授業を学校ではやっています。だから、中学校1年生の時に英語が苦手な生徒は、そのほとんどが中3になっても苦手で、英文の高速音読ができません。小学生で英語塾に通っていて効果のあるのは、学力の高い子供だけです。1割くらいでしょう。だから「お遊び」「習い事」と割り切りましょう。高校生になっても事情は同じで、中1で英語が苦手になった生徒たちのほとんどが苦手なまま高校を卒業します。高校生になってから猛烈に勉強しだしたごく一部の生徒は英語が得意な高学力の生徒の仲間入りができます。そういう生徒が実際にいます。
 中学校と高校の6年間で英語の授業時間数は1000時間を超えることになるでしょうが、60%くらいの生徒たちが内容のよくわからない苦痛な時間を過ごしています。もったいないね。どこかで、音読トレーニングをやってすらすら読めるようになったら、英語の授業は愉しいものに変わります。そういうきっかけづくりも英語音読トレーニングの目的の一つです。

 なぜ1:6もの授業速度差が生まれてしまうのでしょう?それは生徒の持っている知識量と学力に見合うように授業の内容が変わってしまうからです。大事な部分ですから少し具体的に説明します。
 英語が苦手の生徒でも、それぞれ苦手に濃淡があります。たとえば、昨日の特訓の3人の内には不規則動詞が先週まで1つしか書けなかった生徒も混じっていますが、家でも塾でも練習したので40は書けるようになっているはず。来週10分間で何題正解できるかチェックします。
(金曜日(8/27)に来たので予告なしにチェックしてみたら正解は10題だけでした。不規則動詞の変化形の問題は左右2列になっているので、左側の上半分だけをトレーニングしてくるように伝えました。4分割して順次トレーニングします。この結果は予想外でした。今まで一番英語が苦手な生徒でも、気合をいれてやってくれたので1週間で50以上正解できるようになっていました。しかし、この生徒は違う、だから、この生徒へはやり方、指示の仕方を変えました。真面目にコツコツやる好い生徒ですから、期待してます。苦手の程度が一人一人違うんです。)


 英語が苦手の生徒には、説明範囲が広くなります。音読に投下する時間の他に、単語や文を丸ごと数回書かせたり、構文の解説や疑問文や否定文への書き換え、設問をいくつか創作してやらせて理解を確認する時間が必要です。昨日の授業は『Sunshine3』p.59、「分詞の後置修飾」から61頁の真ん中あたりまでを取り上げました。

 次のような例文が59頁に載っています。(番号は説明の都合でわたしがつけました)

 (1)That boy sitting on the chair is my brother.


そしてこの文を2つのシンプルセンテンスに分解した例が載っています。
 (1)' The boy is my brother. He is sitting on the chair.

 10回ほど音読して、チャンクごとに区切って、意味理解をします。そして、(1)の文を書かせます。

 似たような文が三つ載っているので、それぞれ10回ほど音読してから書かせます。要するに口に出す、そして手で書く。口と耳で覚え、さらに手で覚えます。脳で覚えるよりも口と耳と手で覚えます。先週まで読むのが苦手だった一人の声がはっきりわたしの耳に届いていました。声が出せるようになった!


  (2) The girl playing the gutar is Junko.
  (3) The boy using a computer is Takeshi.
  (4) Look at the boys dancing on the stage.
 同じ作業をやらせます。シンプルセンテンス2個に分解させます。三人とも代名詞まで配慮が行き届きませんでした。全部不正解です。それでいいんです。どこが間違っていたのか、なぜ間違えたのかがわかればいい。

 分詞は前の名詞の説明、英語には「説明ルール」があって、後ろの分詞句は前の名詞の説明となります。分詞には2種類あり、現在分詞と過去分詞ですが、過去分詞を使うときはその意味は「受け身」です。

  (5) I have read a book written by Shiga Naoya. (書かれた本)
  (5)' I have read a book.  It was written by Shiga Naoya. 
 これも音読10回、そしてスラッシュを引かせて、頭から意味理解。そして書かせる。readは不規則動詞なので変化を3回書かせる。次に3文シンプルセンテンスへ書き換え作業をさせた。文豪志賀直哉を三人とも知りませんでした。作品は『暗夜行路』『城の崎にて』など。
(6)This is the computer broken by Taro. 
  (太郎に壊されたコンピュータ)
  (7)  This is a cherry tree sent from Japan.
  (日本から送られた桜の木)
  (8)  I have a camera made in Germany.
  (ドイツでつくられたカメラ)


  これも、代名詞やbe動詞の時制のミスがあり、正解者なし。家でも音読と書き換えを何度も練習するように伝えた。
 breakとsendとmakeは不規則動詞なので、現在形・過去形・過去分詞形を5回書かせました。不規則動詞は出てくる都度3~5回書かせます。

  (1)はほんとうは、もう一段階(1)''を入れて説明したいのです。
    (1)''  The boy is my brother (who is) sitting on the chair.
 「主格の関係代名詞+be動詞」は統語上消去されるので、(1)の文章ができあがります。
 教科書は分詞の後置修飾が先に出てきてから、次の章で関係代名詞の導入になるので、モノの順序に従った教え方ができません。分詞の後置修飾は関係代名詞の消去変形後の姿なんです。数学で分数を教える前に無理数を教えるようなものです。ただし、生成変形文法の観点から見た場合です。
 文法工程を明示するとこのようになります。
 二つのシンプルセンテンス⇒関係代名詞による節変形⇒句変形
 この方が生徒たちには理解しやすいのです。だから、ここでは関係代名詞にまで言及してしまいます。
 ここまで解説するのに、英語のできる生徒が対象なら10~15分です。文章を手で書かせる必要もありません。わたしが板書して例示すればいいだけ。昨日は英語が苦手な生徒たちでしたから、1時間かけて、解説そして書かせて、問題をつくってやらせています。そこまでしても覚えきれなかったので、家に帰ってから2回復習をするように言いました。理解の深さが違うのです。後述しますが、授業で生徒が単位時間当たり学ぶ量を「単位時間当たり学習量f(s,d)」とすると、それは「授業速度s」と「理解の深さd」の積で表すことができます。
 f(s,d)=sxd

 理解の深さは、生徒がもっている知識の量に関連しています。知識の多い生徒は自分がもっている知識のネットワークの中に新しい知識を整合性を維持しながら埋め込みます。ただ暗記しているのではないのです。新しい知識を埋め込むネットワークの大きさが違うんです。それまで蓄積してきた知識と整合性を保ちながら関連付けられると、知識が体系的に整理されるだけでなく、記憶の海の中から目的のものを検索しやすくなるのです。ネットワークのどこかにヒットすれば手繰り寄せられます。反意語や同義語のどれかにヒットすればそこから手繰れます。情報のそれぞれが数個から十数個の複索引キーをもっているようなもの。だから単独で用語を覚えた場合に比べて、反意語や同義語、関連する言葉と結びつけて記憶する生徒は学力が大きく違ってきます。ユニークな視点はこういう脳の使い方からも生まれます。眠っている間にもネットワークは関連を見つけ出し、整合性をとろうと勝手に動いています。その期間のことをわたしは「熟成期間」と呼んでいます。

(わたしの場合で言うと、マルクス『資本論』や『経済学批判要綱』を読みながら、異分野の数学書ユークリッド『原論』と結びついてしまうということが起きるのです。数理論理学の演繹モデルが経済学と結びついてしまう。マルクスがどこで間違えたのかがはっきりとわかる。そしてマルクスが数学音痴だったことが論理的な推論の結果として導出される。そこでマルクス『数学手稿』を読んでみると、微分概念すら理解できなかった数学の劣等生である事実がノートにはっきり書かれていることが確認できます。公理の選択でマルクスは致命的なミスを犯しています。ヘーゲル弁証法の選択という大きなミスがそれに重なっています。経済学の公理を変えたら別の経済学が誕生することがわかります。それらについての論考は弊ブログの別のカテゴリー三つにまとめてあります。)

 60頁は「学校行事」と「部活動」についての話題です。チャンクごとにスラッシュ入れて、10回音読、そしてチャンクごとに文頭から日本語に置き換えていきます。そしてまた同じ文を意味を頭に浮かべながら3-5回音読します。スターティングメンバーというのは和製英語、starting lineupと言います。
 途中でfour timesが出てきたので、1回、2回、3回、4回、5回、6回を英語でどういうか質問してみました。やはり知りませんでした。once, twice, three times, fourtimes, five times,...やはり3回書いてもらいます。ついでですから、序数詞も質問してみます。野球部の生徒が反応がよかった。first, second, third, fourth, fifth, sixth, seventh,... これも3回書かせました。英語の単語は関連させて、一団のグループにして記憶させると記憶が定着しやすいのです。数個の単語が何らかのひもで結ばれて覚えられてしまえば、一つ忘れても、記憶の糸を手繰れます。類義語でグループ化する、反意語で対にして覚える、同じ接頭辞や接尾辞あるいは語幹でグループ化するなど、とにかく一団のグループにして記憶します。単語が出てくる都度、黒板に書いてやってみせたらいいのです。そのうちに自分でグルーピングするようになります。
 ブラスバンド部の活動が紹介されていました。練習は毎日やっていますね。次の文が載っていました。
 Our brass band practices  every day.
 道教委の方からは週に4日にしろと通達されています。文武両道、本業の勉強が疎かになってはいけないという配慮です。教科書の例文もそういうことを反映してもらいたい。(笑)
 生徒もたいへん、ブラスバンド部を担当している教員もたいへんです。週に6回なんてブラスバンド部は釧路と根室には普通にあります。そろそろちゃんとしましょう。週4回ですよ。

 61頁は単語の解説をしました。close gameというのがありましたが、意味は「接戦」です。closeは形容詞ですから発音は「クロウス」、動詞の「閉じる」は「クロウズ」です。
 これで90分の授業が終わりです。

<寡黙な生徒は日本語テクストを使った音読トレーニングも必要>
寡黙なタイプの男子生徒は普段早口で会話をすることがないので、口が回らないのです。日本語を早口でしゃべれない生徒は、英語の音読トレーニングでも口が回りません。だから、口を大きくそして速く動かすトレーニングをします。高速音読ができるようになるまで、このタイプは時間がかかります。日本語音読用のテクストに長年使った斉藤孝『読書力』を2ページ音読させて、時間を測れば、英語の音読にどれくらい手間がかかるか見当がつきます。

<学力格差考:単位時間当たり勉強量=授業速度×深さ>
 標準授業速度を1とすると、速い生徒は4.0、遅い生徒たちは0.66です。6:1の授業速度の差が出ます。
 内容の理解は消化速度が大きい生徒の方がずっと深いのです。速度の大きさと深さの掛け算で消化量(勉強量)が違ってきます。標準深度を1とすると、消化速度の大きい生徒は3倍の深さまでやっているので単位時間当たり標準の生徒に比べて4x3=12倍量の学習をしていることになります。同じことを解説しても、高学力の生徒はもっている知識量が違うので、それらとぶつけて、授業で聴いた知識をいままでためてある知識と関連させてネットワーク状にしてしまいます。知識のネットワークの大きさが違うのです。
 消化速度の小さい生徒は深度も浅いのです。例えば英語が苦手な生徒の学習深度を0.66とすると、消化量(勉強量)は0.66^2=0.44です。消化速度が大きい生徒と小さい生徒は単位時間当たりおおよそ27:1(12/.44=27.2)ですから、学力差は拡大する一方となります。学力の高い生徒が1時間勉強すると学力の低い生徒は27時間勉強しないと追いつかない。そして学力の高い生徒ほど、よくわかるから勉強が楽しく、その時間は長くなります。気がついたら2時間、3時間があっという間に過ぎています。夢中になっている、集中できるからです。
 消化速度のアップと学習深度を大きくすれば、学習量は急激に増えます。関係式を見たら一目瞭然です。一辺がsとdの長方形をイメージしてください。1時間当たりの学習量はsの長方形の面積で表せます。
 f(s,d)=sxd
 sとdの値をどれほど大きくできるかで、学ぶ量が大きく違ってきます速度の大きい授業で難易度の高い問題を扱えば、学習量は簡単に4倍、あるいは10倍にできます。進学校がまさにそういう授業をしていますだから、偏差値45レベルの根室高校から国立旭川医科大学や北大理系総合へ進学するのが著しく困難になるのです
 学校の授業で獲得できる「学習量」に1:10くらいの差がついてしまいます。それを、独学で個人ベースで補わなけらばなりません。だから、今年国立旭川医大へ現役合格した生徒が、名だたる進学校から合格した生徒たちに、偏差値45の根室高校からの現役合格なんてありえないと言われるのです。自分たちが受けてきた授業のレベル、そしてその学習量の大きさを体験を通して知っているからです。授業での学習量が1/10ほどにしかならない偏差値45の高校から合格するわけがないのです。進学校から合格した生徒たちが偏差値45の高校で3年間学習しなければならないと仮定したら、全員が不合格でしょうね。そう感じての発言です。ふだんの授業での「学習量」に、偏差値45の高校と都会の進学校ではとてつもなく大きな格差が生じてしまいます北海道の田舎の偏差値45の高校では、高学力層の生徒たちは授業からスポイルされているということです。
 国数英の3科目は授業は無益、1年先取りで独力で勉強するスタイルを中学1年生のときにはもっていなければならないだから小4から始めたほうがいい。これに成功したら強い、強靭な意思と思考と判断力をもった人材に育ちます。

 日本語でも本を読む速度の大きい生徒は理解も深いのです。高速で読みながら、「先読み」しながらよどまずに改行部分もすんなり読めるし、段落ごとの論理展開を追うことができます。速度が遅いと脳の一時記憶エリアに覚えていられません。時間がたつと消えてしまいますから、速いほど全体の絵柄が頭の中に浮かべられるということになります。
 英語の音読訓練もそうしたことを狙ってやっています。ほとんど声が出なかった(読めなかった)生徒が、はっきりした声で読めるようになりました。この段階が生徒には結構きついはずです。集団でやると声が出せない生徒がいます。そういう場合は、早い時間に来てもらって一人だけでトレーニングしています。中3対象の音読トレーニングに参加しているのは8名ですが、3名がブラスバンド部なので、夏休みが終わってからは音読トレーニング授業に参加できません。だから先週から5名が対象になりました。中高生のSARS-CoV-2ワクチン接種が始まっているので、発熱や倦怠感、食欲不振、嘔吐で休む生徒が増えています。8/29までで接種し終わるので、あと少しの辛坊です。6割の生徒が1-2日間の発熱等の副作用が出ています。長い生徒だと5日間です。
 8月は4回×2時間=8時間、これだけ音読トレーニングに時間をかけたら、英文の音読ができなかった生徒が、しっかりやれるようになります。次は10月です。4回×2時間=8時間でさらに磨きをかけてください。
(高校生のグループはとっても発音がよくなり流暢に読めるようになっています。)
 高校入試まで東京都立高校の入試英語長文問題が時間内に読んで解答できるようになる生徒がでたらうれしい。長文問題パスしていた生徒が、しっかり読むようになるだけでもボランティアで休みの水曜日に授業する価値があります。東京都立の英語問題はワード数が量は北海道の裁量問題の1.5倍あります。都立高校でも各地区の進学校は独自問題を作成しています。2500ワードほどの問題ですから、道立高校裁量問題の2.5倍のワード数です。道内屈指の進学校の札幌南に合格する生徒でも、読書速度が間に合うのは上位2割以下でしょうね。

<英語音読トレーニング・グループ・メンバー>
中3={O, I, M, A, Sa, Si, F, Ko}
高校生={T, I, Ki, Ka, Koy}

 英作文問題及び解説集のメール配信グループ・メンバーは10名になりました。中学生でも希望者には配信をはじめました。作成してある問題と解説は7200題、A4判で944頁を通過しました。昨年1月14日から始めて、1年8か月です。内容はますますよくなっています。ほんとうですよ!(笑)

*#3713 都立進学校「自校作成問題」長文ワード数 Mar. 15, 2018 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-03-15


#3309 英語長文words数比較:道立高校<都立高校<開成高校 May 31, 2016
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2016-05-31


 #3707 道立高校英語問題ワード数情報 Mar. 7, 2018
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-03-07

 3707-2 他都府県の公立高校入試英語ワード数情報 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-03-08-1

 #3707-3 道立高校英語問題ワード数情報 Mar. 8, 2018
http:
//nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-03-08-2

 #3708 英語問題ワード数一覧表:7道都県 Mar.8, 2018
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-03-08-4


<余談:志賀直哉>
 筑摩書房が昭和42年に出版した『現代日本文学全集』100巻が本棚にあるが、志賀直哉は収載されていない。どうしたことだろう?岩波書店から装丁のよい全集が出ているが、絶版である。全部で22巻あるのかな。読みたいものを選んで文庫本で読むしかないな。
 『現代日本文学全集』は女房殿が高校を卒業した年に自分で購入したものだ。定本限定版で百巻揃って購入したので10万円以上したはず。当時の大卒初任給は3万円である。森永乳業北海道酪農事務所勤務だったが、本社直轄部門だったので、採用枠は支店採用ではなく本社採用で、給料も支店採用とは別で高かったようだ。北海道酪農事務所長は本社役員ポスト。入社試験は150倍だったと聞いた。後に、東京へ来てからは製薬メーカーで当時一番給料の高かった日本レダリーも合格したが、勤務地が都心ではなかったので採用通知をもらったが行かなかった。友人に誘われてIBMのキーパンチャーのバイトを3年間ほどしていた。当時は特殊技能だったから、1974年ころことだが時給2000円だった。パンチカードから穿孔テープへ、そしてフロッピーへと媒体が変わっていった。大卒の初任給が8万円ほどだったから月に20日間働いて4倍の高給である。プログラムのパンチの時給はそれほど高かった。
 暇になったら、夏目漱石全集(初版復刻版)と一緒に全巻目を通してみようと楽しみにしている。


にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。