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#4892 コロナワクチン異見 Dec. 8, 2022 [35.1 COVID-19]

 政府はコロナワクチンが有効でリスクが低いと言い続けているが、本当にそうだろうか?mRNAワクチンは人類史上初めてのタイプのワクチンであり、臨床治験が従来型のワクチンよりもなお一層、厳重厳格になされなければならないはずのものだが、そうなっているのだろうか?
 mRNAワクチン接種によって、ウィルスのスパイク蛋白を自分の細胞が産生するが、それはいつまでなのかたしかな臨床治験データがあるのだろうか?
 自身の細胞が、SARS-CoV-2のスパイク蛋白を産生していたら、免疫機構はその細胞を攻撃する。自分の正常細胞を免疫機構が攻撃する疾患を自己免疫疾患というが、その種の疾患が引き起こされる可能性はないのだろうか?
 スパイク蛋白を産生する仕組みは、他の細胞の染色体DNAに組み込まれることはないのだろうか?染色体DNAに組み込まれたら世代を渡って受け継がれる、はてさて、自己免疫疾患を引き起こす可能性は皆無なのだろうか?そういう点に関して十分な臨床治験がなされているのだろうか?

 わたしは異なる説があるときは、両方を比較して、考えることにしている。
 1990年代の終わりに、臨床医検査最大手のSRLと帝人の臨床治験検査及びデータ管理のための合弁会社を立ち上げ、事業の核を臨床治験検査からデータ管理事業へのシフトをする仕事をしていた。
 臨床治験には厳しい実施基準があるが、今回のCOVID-19ワクチンはそうした手続きをことごとく外してなされており、その異様さに驚いている。まるで、福島第一原発災害以降の放射能管理基準の大幅な緩和と似たような現象を呈しているように見える。この国は、どこかでタガが外れて、国民の命をないがしろにするように変わってしまったのではないか?

 ここに、政府や厚生労働省や政府委員会とはことなる見解と疑問が提示されているので紹介したい。昨年6月のものである。これを書いている荒川央さんは京都大学理学博士で、ドイツの研究所3か所で免疫野趣用に関する研究をして、現在はミラノの研究機関で働いている。

*コロナワクチンが危険な理由
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コロナワクチンが危険な理由 (まずはこの記事を読んでください。 重要な事項はここにまとめています。)

荒川央 (あらかわ ひろし)
2021年6月9日 02:34

「コロナワクチンが危険な理由」

※この記事は2021年6月8日に書いた最初の記事で、コロナワクチンの危険性に関する総括的な内容となっています。記事内の情報にアップデートがあった場合等には随時修正しますが、その際は修正した箇所に日時を明記し、理由や詳細はコメント欄にて補足しています。

1)遺伝子ワクチンである
コロナワクチンはDNAワクチンまたはRNAワクチンで、コロナウイルスの遺伝子をワクチンとして使っています。遺伝子ワクチンは現在まだ研究途上の実験段階で、人間用に大規模で遺伝子ワクチンが接種されるのも史上初です。これまでのワクチンと違い、遺伝子が細胞内でどれだけの期間残るのか予測できません。場合によっては染色体DNAに組み込まれ、コロナウイルスタンパクを一生体内で作り続ける事になる可能性があります

2)自己免疫の仕組みを利用している
「通常のワクチン」では抗体を作らせる為にウイルスそのものまたは一部分をワクチンとして使います。ワクチン接種後に体内に抗体ができた場合、それ以降攻撃されるのはウイルスだけで終わります。

「遺伝子ワクチン」はワクチンを接種した人間の細胞内でウイルスの遺伝子を発現させます。ワクチン接種以降は自分の細胞がウイルスの一部分を細胞表面に保有する事になります。体内の抗体が攻撃するのはウイルスだけではなく自分の細胞もです

遺伝子ワクチンであるコロナワクチンは筋肉に注射されますが、筋肉に留まるとは限りません。ファイザーの内部文書によると筋肉注射された脂質ナノ粒子は全身に運ばれ、最も蓄積する部位は肝臓、脾臓、卵巣、副腎です。卵巣は妊娠に、脾臓、副腎は免疫に重要です。他にも血管内壁、神経、肺、心臓、脳などにも運ばれるかもしれません。そうした場合、免疫が攻撃するのは卵巣、脾臓、副腎、血管、神経、肺、心臓、脳です。それはつまり自己免疫病と同じです

3)コロナワクチンは開発国でも治験が済んでおらず、自己責任となる
コロナワクチンは短期間で開発され、開発国でも治験が済んでいません (2021年8月6日現在)。どのコロナワクチンもFDA (アメリカ食品医薬品局) の承認を受けておらず「緊急使用」が認められているだけです (開発国ですら治験が終了していないにも関わらず、日本ではすでにファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社のコロナワクチンは「特例」承認されています (※2021年8月6日訂正、詳細はコメント欄参照))。

そのため副反応 (副作用)が起きても自己責任となり、死亡事故が起きても本人の責任となる可能性が高いです。将来的には生命保険も影響を受ける可能性が高いでしょう (※7月20日一部訂正、詳細はコメント欄参照)。 副反応はワクチン接種後短期間で起きるとは限らず、1年後、5年後、10年後に起きるかもしれません。その時にはワクチンとの因果関係を証明する事はもはや不可能です

4)コロナウイルスは免疫を利用して感染できるので、ワクチンが効くとは限らない
コロナウイルスのスパイクタンパクは人間の細胞表面の受容体ACE2に結合します。このためコロナウイルスは通常ACE2を表面にもつ細胞に感染します。コロナウイルスに対する抗体があると、抗体に取り囲まれたコロナウイルスは食細胞マクロファージに捕食されます。通常のウイルスはここでおしまいです。コロナウイルスは食細胞に耐性で、捕食した細胞内で増殖したり、サイトカイン放出を促進したり、捕食した細胞を不活性化したりします (※2021年11月6日一部訂正、詳細はコメント欄参照)。免疫系をハイジャックするわけです。

コロナウイルスに抗体を持つ人はコロナウイルスによりかかりやすくなり、また感染した場合ウイルスの症状が暴走しやすくなります (抗体依存性感染増強; antibody-dependent enhancement [ADE])。猫の実験ではコロナワクチンを打たれた個体はコロナの抗体を作る事が出来ましたが、その後コロナウイルスに感染しやすく、症状も悪化しやすくなりました。実験に使われた猫の多くはADEのために死亡しています

5) スパイクタンパクの毒性がわからない
ウイルスのスパイクタンパクの機能は受容体の認識と細胞膜の融合です。スパイクタンパクはフソゲンとも呼ばれ、細胞膜を融合させる働きがあります。スパイクタンパク発現細胞がACE2発現細胞と融合し、予想できない問題を起こす可能性があります。細胞融合は例えば胎盤形成や精子と卵の受精にも必須の機能です。生殖機能を含めた細胞融合や、細胞膜の安定性にどういう副作用を起こすかわかりません。スパイクタンパクは脳血液関門を越えることができる事がマウスの実験で確認されていますスパイクタンパクの過剰発現が、不妊や流産につながる可能性もあれば、血管や臓器、脳神経の損傷につながる可能性もあります

6)不妊、流産を起こす可能性がある
2)で触れたように脂質ナノ粒子が最も蓄積する場所の1つが卵巣です。卵巣に運ばれたワクチンがスパイクタンパクを発現すると、卵巣が免疫系の攻撃対象になります。5)で触れたようにスパイクタンパクが細胞融合に影響する事で受精、妊娠を乱す可能性もあります。スパイクタンパクが結合する受容体ACE2 (アンジオテンシン変換酵素-2) は精子の運動性や卵の成熟に働くホルモンを作るため、スパイクタンパクによるACE2の阻害も不妊症をもたらす可能性があります。

7) ワクチン接種者は被害者となるだけでなく加害者となる可能性もある
ワクチン接種者はスパイクタンパクを体外に分泌し、副作用を他者に起こさせる可能性もファイザー社の文書で指摘されています。実際、ワクチン接種者が未接種の家族に副反応を誘発させるケースが報告されています。これはワクチンとしては異常です。一番の問題は、ワクチン接種者が免疫系を効率的に利用するコロナウイルスの自然選択を加速し、強毒性コロナウイルスを生み出す可能性がある事です。数ヶ月後ないし数年後に強毒性コロナウイルス変異株が現れた場合、ワクチン接種者はそのスーパースプレッダーとなり、抗体依存性感染増強 (ADE) により大量死を伴う「ワクチンパンデミック」を起こすかもしれません。


2度目のワクチン接種での副作用が重いのは、最初のワクチン接種で作られた抗体が2度目のワクチン接種でスパイクタンパクを発現した細胞を攻撃しているためと考えられます。一時的な自己免疫反応でしょう。自己免疫反応での損傷は一時的な場合もあれば不可逆的で取り返しのつかない場合もあります

すでに短期の副作用は多々報告があります。血栓が出来やすい、アナフィラキシーを起こす可能性があるなど。不妊や流産の副作用の報告もあります。アメリカではワクチン接種後すでに5100人が亡くなっています (2021年5月末現在)。ちなみに5月中旬の死者が3800でしたので、死者数は急増中です。コロナワクチン接種後の数ヶ月間での死亡事故の数字は過去10年以上のすべてのワクチンの死亡事故の合計を超えています

本当に怖いのは長期的な副作用で、これから長い時間をかけて出てくるかもしれません。長期的な副作用は動物実験でも検証されていないのでまだまだわからないのです

 



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 動物実験段階の試験は前臨床試験と言います。いままでの臨床治験は、前臨床試験で安全性が確認されたものでなければ、実施できませんでした。


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コメント 4

tsuguo-kodera

 引っ越しも無事に済み、益々筆が冴えていますね。感服します。
 私の家族、親類は全員5回目を打ったまたはすぐ打つ。後期高齢者の糖尿病専門医も打つ派です。
 色々な意見があるのが良いですね。でも私は京都大学の先生の言う事は信じません。
 物理学やコンピュータで嘘ばっかり言っていた人が多かったから。彼らは有名になりお金を貰えるのが狙いでした。中には人格者もいるでしょうが、私はあったことはありません。
 済みません。
余談です。雪かき道具は置いて来たのですか。日野は雪が降りますよ。坂道は根室と同じで危険です。私は今の心配事は雪かきです。腰が痛くてヨロヨロします。どうなるか、降らいないことを祈っています。

by tsuguo-kodera (2022-12-10 10:23) 

ebisu

koderaさん

引っ越しはたいへんでした、ぎりぎりでしたね。これからやれと言われたら、万歳です。もうできません。引っ越しというより、終活と言った方が適切だったように感じています。

元々古里で骨をうずめるつもりでしたから、引っ越せなくてもどうってことはありませんでした。最初の予定通りということ。
東京へ戻ってきたら、することはそれなりにありそうです。

12/8木曜日に、「相棒」に会ってきました。十数年前に根室まで来てくれたので、それ以来でした。立川であって近況を聞いて、昔話をしましたが、立川は23年前とは大違い。人が多いのとビルが増えたことで昔の面影ナシでした。わたしはSRLの本社ビルが入っていたのが、どれかすら、迷ったのです。
わずか23年で街並みってこんなに変わるものかと、驚き桃の木山椒の木でした。

多摩川を渡ったこちらには15年間住んでおり、20年間家を空けていました。たしかに雪は年に1~2度10㎝ほど降りますね。竹が雪をかぶって撓って地面まで届き、小径をふさぐことがあります。そして雪で覆われた坂を下るときにはよく滑ります。北海道人は重心を落として滑りながら歩けるのですが、もうおぼつかないでしょうね。
 わたしが歩いた靴の跡を踏みながら、後ろから人が来ることがありました。ここは危ないと思って通り過ぎると、後ろから来た人転ぶんです。滑るまいと抗うので転倒します。重心を下げてそのまま滑ったらいいのです。

自転車で50mの高低差を試したのですが、登りは息が切れました。家についてから、脈拍が190ほどにアップ、ああ、こんなことを何度もしたら、命が危ないと、次からは途中で降りて押すことにします。(笑)

来年は電動自転車に乗っていることになるかもしれません。便利です、座ったままですいすい登れます。

コロナで京大の先生で有名な人がいました。西浦教授です。北大から京大へ移籍しました。
「8割の人の接触削減をしないと、42万人が死ぬ」
そう宣った人です。
どんなモデルで計算したのか、前提条件が大切ですが、一切言いませんでしたね。21日間のデータで線形回帰しただけで類似のデータが出てきましたが、半年も期間を伸ばすと、感染者数が東京都の人口を超えてしまいます。

わたしは議論の中身を問題にしています。肩書はほとんど関係なしです。
人というのは、好みがまずあって、その自分の好みに都合のいいデータや、意見を崇め奉りたくなるものです。
わたしの意見もそういうバイアスのあるものとして、受け取っていただいて構いません。
読んでいる皆さん、鵜吞みしないで、自分の頭でよく考えて判断してください。
世の中にたくさんある「異見」のうちの一つです。

ああ、HIVのときの厚生省エイズサーベイランス委員会の公表データは実際の陽性者数の1/10もなかったことは事実です。おそらく実際の感染者数の1/20くらいでした。SRLだけで年間500検体の陽性が出ていたのに、政府発表は50前後でした。1980年代後半の頃のことです。厚生省が把握していた感染者数が少ないので、HIV対策が著しく遅れて、その後、先進国では唯一日本だけが感染増大を招きました。あれは人災でした。
当時現場で検査しているウィルス検査部の係長や課長と直接話して確認したデータです。陽性検体は全数、ウェスタンブロット法で確認検査していたので、確実なデータです。
2年後に学術開発本部へ異動してから、「どうして厚生省は、臨床検査センターからヒアリングしないのだろう?」と数名がいぶかってました。
IDや患者属性を外して、日次単位で簡単にデータ提供できました。20社ほどの臨床検査センターからデータ収集したら、たいへんなことになっていることに早く気がついたはず。適切な手も打てました。

mRNAワクチンは、動物試験(前臨床試験)すら従来基準でやられていないワクチンです。緊急避難でOK出しただけで、追跡調査でやればいいのに、やるつもりはないようです。
いまさら動物試験をして、数世代にわたって影響を観察したら、染色体やDNAに異常が出ているなんてことが判明したら、とんでもない騒ぎになるでしょうから、今後もやらないでしょう。つまりmRNAワクチンは現在も人間を使った大規模な人体実験中ということ。

未来を考えると、COVID-19ワクチンに汚染されない人類のグループを残しておくべきだと思います。

死亡率が下がっているので、そろそろ冷静になってもいいころです。
ああ、女房殿は3回打っています。夫婦と言えども考え方が同じ必要なないからです。4回目を打つつもりはなさそうです。子どもたちへむやみに接種を勧めるのはやめてもらいたい。取り返しのつかないことにならぬように。

わたしたち年寄りは死亡率も高いし、打ちたい人は打てばいいのです。万が一、DNAに異常が出ても子どもをつくるわけではないので、問題なしですから。
by ebisu (2022-12-10 17:59) 

tsuguo-kodera

 こちらが本題です。ebisu先生の雪かき技量なら多摩地区の世の為人のためになると思っていました。雪かきは時間単価が高くて年寄りの町はどこも困っているのでは。捨てるところまで運ぶのができません。
 此処から余談のコロナ談議。周囲の実例です。歳よりはワクチンの副反応はありません。70歳前後から無反応です。効かないと思って安心して打っています。
 40歳代が反応がある人とない人に分かれています。仕事にストレスを感じていそうな人が1日寝込んでいます。3日安静にしている人は軽く済みます。
 しかし、高校生と大学生の孫は全く無反応でした。効かないということだと思います。
 聞いた人は免疫生成系に影響を与えると思います。でもコロナのワクチンなど軽い影響と私は思っています。
 これからアデノウイルスとコロナが合体、または新しい蝙蝠のウイルスが次々発生する。私は若い人も今からコロナワクチンを打つ方が良いと思っています。確率が高いと思います。
 息子も嫁さんもそのように考えています。ウイルスは人間より逞しい。準備しない人はウイルスのために生きていることになるでしょう。
 温暖化の最大の問題は野生動物同士の関わり合いがふえること。結局最後は人にうつります。蝙蝠、ネズミ、猫なども伝染るーとでしょう。ルートは無限にあります。
 少なくとも今生きている人は正しく生きたら寿命を真っ得できるでしょう。DNAのお蔭です。
 DNAは個々に違います。真っ当でない人のDNAが絶滅するか、逆に真っ当でないDNAがはびこるか分かりません。でも私は既にあの世で素。良い時代を生きられました。
by tsuguo-kodera (2022-12-11 16:45) 

ebisu

そうでしたか、雪かきね。
「ママダンプ」使って小さい力で除雪する、たしかに年に数日はお役に立てそうです。
雪かきはわたしたち年寄りにはきついですから。20年間家の前の雪かきを続けたお陰で、上手になりました。

スペイン風邪は3年で終息してますが、COVID-19はもうすぐ四年目を迎えます。国民の7割がすでに免疫を獲得しているようなので、集団免疫が成立しています。
そろそろ、終りに近いのではないでしょうか。

終わらないとすれば、ワクチンの副作用かもしれません。常に体内でスパイク蛋白が産生されることによって、自己免疫反応が激しくなり、ウィルスも変異を遂げやすくなってしまう。ワクチン接種者がスーパースプレッダーになる可能性がある、7項目目にそういう説明がありました。

mRNAワクチンはまだまだわからないことが多すぎます。
安全な従来型のワクチンという選択肢が欲しい。
by ebisu (2022-12-11 17:57) 

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