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#4873 物置の大工道具類の整理 Nov. 10, 2022 [C2. 引っ越し作業記録]

物置には大工道具類や、ビリヤードをやっていた時の道具類がまだ少し残っている。それらを全部物置の外にだして、使えるものと使えないものを分類したが、結局全部捨てることに決めた。
 スコップや鍬の類はどうするかまだ決めかねている。オヤジは道具が好きで、しっかりした頑丈なものが多い。そういう道具はなかなか捨てられないものだ。
 数日中に市の廃棄物処理場へ持ち込むつもりだ。

 1時過ぎに、紙ごみ20袋ほどを車に積んで、穂香の一般ごみに処理場へ行ってきた。再生用の紙ごみを指定のボックスにいれて、燃やす必要のある紙ごみなどは焼却炉手前のスペースへ投げ入れた。大きな扉が電動で開くと、下へ向かって投げ入れる。結構高さがある。

 戻ってすぐに、昨日30-50cmの高さに紐を掛けた本、500冊余を市立図書館へ運んだ。窓口へ行って挨拶し、要件を告げて、台車を借りた。一人付いてきてくれて手伝ってくれた。台車に積んだら、2台で間に合った。
 経済学の専門書が150冊ほど、システム関係の洋書が10冊ほど、監査論の専門書や会計学の専門書、新書版の本が100冊余り。小説類もまだ少し残っていたので入れた。もう、100冊ほど処分したい。苦労して買いためた本だから、それぞれ思い出があって、選ぶのがたいへん。引っ越しは終活の1段階目、後は引っ越してから、じっくり処分していこうと思う。悩ましいものです(笑)
 来年5月の古本市で買い手がつかなければ、廃棄処分だ。経済的な価値は別として、文学好きには値打ちのある本もある。たとえば、岩波講座『文学』全8巻は戦後の出版だが、まとまったものはあまりない。20歳ころに神田の古本屋街で買った。



岩波講座文学〈第8巻〉日本文学の問題 (1954年)

岩波講座文学〈第8巻〉日本文学の問題 (1954年)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2022/11/10
  • メディア: -


 <図書館へ運ぶ前>
 天地にコピー紙を2枚ずつつけて、ひもで十字に縛ってもっていきました。
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 3時ころ粗大ごみの収集車が来た。本箱、衣装ケース、ロードバイク。ロードバイクは押しつぶさずにのっけていった。潰されるところを見なくて済んだ、ありがたい。ミヤタ製のカーボンファイバーフレームのロードバイク。37年間乗った。軽くていい自転車だった。

<キュー>
 ビリヤードの道具について投稿があったので、少し書かせてください。キューの写真をアップします。

① 5枚接ぎのキュウです。上が16オンス、四つ球や三つ球用、下がスリークッション用のキュウです。
 タップの調整ブログを見つけました。カッターでやっていますが、仕方ないですね。片刃で木の柄がついたのタップ専用の刃物があるので、それでカットすると簡単なのです。まっすぐに落とすだけですから、外れがありません。その代わり、刃はしょっちゅう研がないといけません。
 町田正さんのお父さんは、ヤスリでタップを半球状に仕上げます。球を半分にカットした形です。じつに合理的な形状です。見たことある人少ないかもしれませんね。八王子の町田正さんのビリヤードへ行ったら、きっとそういう半球状のタップを見られますよ。眼から30㎝ほど離して、ビリヤード台の上にあるボールと形状が重なるのを確認してました。最高級のタップがついていて、それを見て、「削らせてほしい」と申し出があり、了解しました。くるくる回転させながら鑢を充ててました、それで調整の仕方を教えてくれたのです。十数年、そのタップにはお目にかかったことがなかったそうです。プロっていうのはすごいですね。見ただけで、どのメーカーのタップかわかる、そんな人は町田正さんのお父さんだけだったかもしれません。素振り用の鉄製のキューがありました。
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<本の整理続行>
 図書館へもっていく本をさらに14個、選んで紐を掛けました。だいたい27㎝の高さに揃えています。これで49個、明日さらに6個ひもで結わえますから、昨日もっていた分と併せて55個。約15mの長さになります。




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白十字出身者

初めまして。釧路市出身で、地域活性化をキーワードにネット探索をしている者です。ひとづくりを通じて故郷への恩返しを地道に重ねておられる様子に心を打ち、こちらのブログも定期的に拝見しています。「ハスラー2」世代で、そこからキャロムの魅力にはまり、今でも動画等でシステムを勉強しています。物置にビリヤードの道具が置いてあるとのことでしたが、譲っていただけないかと思い、連絡を差し上げております。可能であればw8y9pe6m4@mozmail.com(アットマークは全角にしてあります)まで連絡をいただければ、と思っております。身仕舞いで大変ご多用中のことと存じますが、よろしくお願い申し上げます。
by 白十字出身者 (2022-11-11 14:21) 

ebisu

白十字出身者さんへ

タップやチョークはもうありません。
ビリヤードの組み立て工具類はずいぶん前に捨てました。
オヤジが使っていた、ヤスリが数本、タップを削る刃物が一つ。後はキューが2本。16オンスとスリークッション用の19オンスのものがあります。
狂いのないまっすぐないいキューです。もう50年ほどたっているのにまっすぐなままですから1/20くらいのレアもの。これは差し上げられます。プロ用の基本トレーニングメモもあります。
興味がありますか?
いまてんてこ舞いです。
by ebisu (2022-11-11 19:18) 

ebisu

投稿のアドレスをコピーして@を全角に直して発信しましたが、エラーです。
アドレスに間違いありませんか?

これから、キューの写真をアップします。
by ebisu (2022-11-11 21:41) 

ebisu

キュウの材料はカナディアンメープルが多いようですね。
50年ほど使ったキュウの廃棄品を集めて、狂いのないモノを選んで作り直す。この話は昭和天皇のビリヤードコーチだった吉岡先生から直接聞きました。

素材は何年も寝かしてからキュウに加工しますが、30年も使うとたいていは狂いがでてきます。
東京へ置いているキュウは、昔「新宿の名人」がつくったものですが、残念ながら、まっすぐではありません。名人の腕が悪かったのではなくて、素材の問題です。
写真の2本はどちらもまっすぐです。

タップの調整をご自分でやっているなら、カッターもいいですが、オヤジが使っていた刃物が柄がついていて角が丸くなったL字型の幅広のものがいい。刃物が研げますし、柄がついており、キュウを逆さにして上から力を入れるとスパッと切れます。正方形の一つの角を丸くしたような刃物です。鋼鉄製ですから錆びちゃってます。

ネットで見たら、替え刃のカッターでもやれそうです。
https://nu-blo.com/shaping-side-of-billiard-tip/

このタップの形状は吉岡先生スタイルです。
町田先生(お父さんの方)はこれとは違って、半球状にします。
ビリヤード台にキュウを載せて、先の方を台の外へ出し、転がしながらやすりを「充てる」のです。そっとやすりを充てたまま、キュウを掌で転がして半球状にしていきます。
この形状だと、吉岡先生の形のタップよりも撞点を下げることができます。切れのいいドローショットができます。

タップの調整はプロに任せた方がいいですよ。結構難しいのです。タップをいくつもスクラップにするつもりでやるしかありません。好いタップは高いですから。


by ebisu (2022-11-11 22:12) 

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