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#4872 本減らし作業 Nov. 9, 2022 [C2. 引っ越し作業記録]

 東京へ持ち帰る本を段ボール50箱以下に減らす必要があって、整理を一日中やった。この数日、今まで仕事で作成した文書を8㎝のファイルで10冊分とさまざまな資料ご段ボール箱に換算して5箱ほど処分した。文書を保管していたフロッピーディスクはワープロOASISのものも含めて100枚ほどもあった。それも捨てた。自分の発信文書は管理番号を付して、全部保管してあった。1978-1983年までのものはずいぶん前に処分した。1984年からのものが今回の処分対象となった。1990年頃からワープロOASISを使い出し、1993年頃にはパソコンのWORDとEXCELを利用しだしたら、手書きに比べて文書作成の生産性が5倍ほどにアップしたので、発信文書が激増した。文書作成能力は規模の大きい企業では質の高い仕事をするうえで大きな武器になる。

 小説類は数年にわたって何度か古本市に出した。塾をやめると決めてからは、塾生や本の好きな知人へもらってもらった。30冊ほどしか残っていない。しかし文学作品は残した。夏目漱石全集(初版復刻版)、芥川龍之介選集、太宰治全集、魯迅選集、小林多喜二選集、万葉集、古事記、源氏物語、謹訳源氏物語11巻、枕草子、筑摩書房の現代日本文学全集百巻などである。暇になるから、じっくり読めそうだ。
 数学専門書もほとんどそのまま残してある。暇つぶしには最高で、集中していると時の流れるのが速くなる。

 昨日、図書館司書の人と話したので、昨日と今日は、市立図書館で年に一度やる「古本市」に出せる本を選んだ。30cmほどの高さに積み上げ、天地に紙を充ててひもで縛って並べたら35個あった。午後9時少し前の作業が終わった。女房殿が半分以上手伝ってくれた、ありがたかった。
 経済学の専門書が100以上混じっている。仕事で最先端の知識が必要だったので、システム開発関係専門書や管理会計学の洋書も数十冊入っている。翻訳のでるのが遅いので、原書で読まざるを得なかった。そもそも会計情報システム関係の専門書なんて1980年代には日本語の本はなかった。会計学とシステム工学の両方の分野が理解できる学者がいなかったからだ。こういう専門書群は古本市で買い手がつかないかもしれない。そのときは棄ててもらうことになる。好奇心の強い市民がいることを期待している。

 棄てる本も十数個、ひもで結わえて積んである。こちらは紙ごみを集めているところへもって行く。
 書類は根室市のごみ処理場へ直接運ぶことに決めた。

 書類と本はようやくめどがついた。残った本を重要なものから明日と明後日の二日間かけて段ボール箱に詰めてみて、余るようならさらに棄てる本を選ぶことになる。
 終活の前にこうして引っ越しで整理ができるというのは喜ぶべきなのだろう。

 それにしても、学生時代に高田馬場や神田の書店街を歩いてせっせと買い集めた本を処分するのは、ストレスだった。思いきるまで10日ほどを要した。20冊ほどのアルバムや冠婚葬祭のときの写真の処分も気持ちの整理がたいへんだった。過去とさようならだね。


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