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#4840 北朝鮮ミサイルで朝から大騒ぎ:届かない防衛ミサイル Oct. 3, 2022 [8. 時事評論]

 朝7:23北朝鮮がミサイル発射。高度は約1000㎞、飛距離は4300kmでした。テレビのニュース番組はこのミサイルで大騒ぎしてました。でも、ミサイル防衛システムが対応できる「高度」という肝心な点には言及しません。

 日本のミサイル防衛システムのPAC3は高度20kmまでしか届きません。SM3は5-600kmまでですから、まるで無力です。迎撃なんて夢のまた夢。なすすべがありません。
 政府もマスコミもどうして正直に言わないのでしょう。ネットで調べたら誰にでもわかりますよ。

 国産ミサイルを開発しろということになるでしょうね。それが米国にとっても防衛省にとっても都合が悪い。米国製の武器調達は、防衛相の巨大な利権ですから。軍事用エレクトロニクス輸入商社にいたことがあるので、そのあたりの絡みをよく知っています。1978-1984年1月まで仕事で関与していましたから。防衛装備に関わる取引は売上高総利益率が異常に高いのです。米国メーカーのドル価格の2倍近くが実際の調達価格です。価格の調査は防衛省が行うので、民間企業に就職したOBとズブズブです。米国まで行っての「査察」は儀式で、実効性はありません。
 民間企業へ「天下り」した自衛官は、天下り先でその企業に貢献します。自分たちの存在理由をいろいろな操作をして、利益率を上げることで示すしかありませんから。そうすることで、その企業稼ぎ頭の部門の一つになるわけです。つぎに「天下り」する人たちのためにも、適法な範囲で一生懸命に働きます。もちろん第三者機関が調べたら、違法ですが、身内の査察しかありませんから、心配が要らない。

 50-55歳で退職した後の職を保障しないといけませんから、利権構造はしかたがないのでしょう。それを潰すというなら、70歳まで暮らせる特別な年金を追加支給するしかなさそうです。災害時の対応はその人たちが「予備役」としてサポートする義務を負ってもらえばいい。もちろん、年に一度、一月ぐらいの訓練には参加してもらいましょう。災害対応の主力はもちろん現役部隊です。その方がいまよりずっとマシだと思います。

*#195「少し過激な北方領土返還論」MIRV(多核弾道ミサイル)開発・組み立て・解体ショー
ロシアをぎゃふんといわせ北方領土を返還させるための具体論
  
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-06-07


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