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#4555 腸内細菌叢(腸内フローラ)に訊いてみた June 3, 2021 [36. 健康]

 数か月前に、腸内細菌叢の話を聞いた。朝5時半ころからのNHKラジオ番組で専門家が解説していたのを耳にしたのである。
 胃と胆嚢の全摘手術と癌が浸潤していた横行結腸も一部切除しているので、午前中はお腹の具合がすこぶるよくない。だから、午前中は外出しないようにしている。
 整腸剤としてビール酵母のEBIOS錠を服用している。食事の都度2-3錠だから、15歳以上の一日あたり服用量30錠の半分である。整腸効果を期待して、市販のヨーグルトを種にして、別海牛乳でヨーグルトをつくり、果物を入れて500g/日くらい食べている。胃がないから咀嚼したものは小腸へ直行するから、いいつもりでやっていたがもろに腸内のフローラとバッティングしてしまっていたのだろう。
 そこで、5/31からEBIOS錠をやめて、腸内フローラを攪乱しないようにした。3日間は下痢をしなかった、めずらしいことだ。今朝、棒状の健康な便が出た。水面から15cmほども棒状になって突き出していた。(笑)
 そのあと2回すぐに便意があり、最後は少し下し気味となった。

 たった3日半の実験から確かなことは何も言えそうもないが、EBIOS錠を飲まないことでおなかの調子が悪くはならなかった。どうやら、自分の腸内フローラを信じてよさそうである。うんと調子が悪くなったら、また飲んだらいい。さらに、1週間EBIOS錠の服用をやめてお腹の状態と便を様子を観察してみたい。
「おーい、あと一週間あんたにまかせたよ」、腸内フローラはどんな返事をしてくれたのだろう?

 世の中にはこれから胃の全摘手術をする人がたくさんいる、術後に生きていくうえで何かの参考になれば幸いである。

 わたしは2006年6月に巨大胃癌とスキルス胃癌の併発で入院し、7月20日に手術している。手遅れの状態で、癌は胃の周辺のリンパ節はもとより胃とくっついている大腸へも浸潤していた。来月に術後満15年を迎える。消火器専門医で癌の診断をつけてくれた岡田優二先生(岡田医院・根室市)、執刀してくれた消化器外科医の後藤幹裕先生(木野東クリニック・音更町)、そして術場の看護師さん3名、後藤先生が開腹して癌の状態を確認し手遅れと判断、手が止まったときに、「ざっくりとりなさい」と指示してくれたベテラン外科医の浅川院長、術後にお世話になった看護師さんやスタッフのみなさんのおかげでいま生きてます。ほんとうにありがとう。

 偶然と言えば偶然だが、一昨年の白内障手術以来、眼科でお世話になっている大谷先生も旭川医大である。たまたま東京で尿管結石を起こして駆け込んだ小山クリニックの小山博則先生は東京医大のドクターだが、研修医時代に市立根室病院に数年間赴任していた経験のある方だった。市立根室病院が建替えられた話をしているうちに痛みが薄れていた。小山先生は腎臓専門医。本社経営管理部から子会社のSRL東京ラボへ1年半ほど出向していた時に、新入社員の臨床検査技師の一人が、東京医大の医師と結婚のために会社を辞めた。結婚相手の赴任先である根室で生活していると聞いてびっくりした。まさか、そこまでの偶然はないと思うが…。今度行く機会があったら訊いてみたい。クリニックで尿検査をしてくれた臨床検査技師の女性がいたが、どうも奥様の感じだったのだ。
 オヤジが焼き肉店「酒悦」をやっていたころお父さん先生と一緒に来ていい食べっぷりだった中学生が、現在の岡田優二先生、オヤジの大腸癌の診断はお父さん先生がつけた。その息子の優二先生がわたしの癌の診断をして、手遅れだったはずの癌から生還し、優二先生の息子を預かった。あの子は7年間よく勉強した。そして、今年の春の優二先生と同じ旭川医大へ現役合格。
 みなさんそれぞれに、不思議なご縁を感じます。

<参考>
「腸内細菌の種類と定着: その隠された臓器としての機能」


 【タンパク質が健康のすべて】医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる【15分でわかる】 - YouTube

6/3午後10時
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