#1864 挨拶は元気よく : 行儀作法 Mar. 3, 2012 [17. ちょっといい話]
一昨日のことだが、夕方電話で今日撮影に行っていいかと電話連絡があり、7時半頃どうぞと返事をした。中2の授業が始まってすぐに根室新聞社のカメラマンが教室を訪れた。塾の広告用写真を撮るためだったが、一歩教室に入ったとき、大きな声で女子生徒二人が"こんばんわ"と挨拶したのに皆がつられて唱和した。
じつに気持ちの好い挨拶だったから、初老のカメラマン氏も皆の笑顔に思わずにっこり、
"元気がいいですね"
写真を撮り終わって、
"一生懸命勉強してくださいね"
"は~い"
この生徒たちは明日からでも立派に働けそうだ。
たまたま三つ揃えのスーツだったから、生徒たちから「先生いつもよりかっこいいね」とほめられた。笑顔で生徒にそう言われるとうれしいものだ。月曜日から金曜日まではスーツで仕事をすることにしているが、土曜日だけはカジュアルな格好である。なんてことはない、東京で仕事をしていたときの習慣の名残である。臨床検査会社のSRLがテイジンと合弁会社をやったときにテイジン側の習慣に倣った。
社会に出たらはっきり大きな声で挨拶できる人はとくだ。客商売なら気持ちのよい挨拶ができればそれだけで採用を決める社長や人事部長がいるよ。
慣れの問題があるから機会を見つけて普段から練習しておくことだ。繰り返すことは習慣となり、習慣はいつしかその人の性格を形作り、人格の一部となる。
たとえば、友達のうちに遊びに行って、家族にあったら、
"こんにちわ、おじゃまします"
帰るときには、
"さようなら"
とはっきり言おう。
昔は畳の部屋が多かったから、座って畳に手をついて挨拶したもんだよ。そうした挨拶の行儀作法ひとつで、きちんとした家庭の子だとほめたものだ。
人を人たらしめているのは「読み・書き・ソロバン」そして行儀作法だ。
行儀作法は躾けられなければきちんとできないもので、育ちの良し悪しはその人が身につけている行儀作法で判断されることもあるから、挨拶一つをおろそかにしないこと。
自分の周りに行儀作法のしっかりしているじいちゃんばあちゃんを見つけて、教えてもらおう。口のうるさい年寄りほど大事にしよう。
先生も口うるさい爺になりかかっているから、大事にしろ。(笑い)
「【ダケ】じゃないTEIJIN」ってCMがありましたね。
軌道エレベーター計画に使われる(はずの)カーボンファイバー事業でも、TEJINは「東レ」と共に世界の先頭を走る一角ですよ。
軌道エレベーター計画
↓
宇宙好き人間には良い夢なんですけど、
まるで「バビルの塔」みたいで、
なんだかなぁって感じです。
これ以上の技術革新は、
無益・無用どころか破壊・破滅を招きます。
今後は、
保護・育成・生産・生育といった分野にのみ、
急速な成長が必要です。
ただし、
上記は常軌を逸する論な為、
この真意を心の芯に信じて推進する者は、
特に教育関係者は皆無に等しいかと。
「常軌・常識」は全て覆ったのです。
原発問題に限った事ではありません。
巷で騒いでいるブロガー達は、
ただ騒ぐだけで展望なし。
権力を持つ者達も、
意見を集めるだけで展望なし。
意見を持つ専門家達も、
過去の蓄積に捉われ展望なし。
騒がず権力も専門もない上に、
【心】の病気を持った者が心に描く、
一見すると常軌を逸しているような意見。
「頭がおかしい。」と家族に言われながらも、
回らない頭で自身の自信を支えています。
by Hirosuke (2012-03-04 13:48)
テイジン、なかなかいい会社でした。赤字事業部門であった治験事業を切り離して合弁会社として自立させるというものでした。会社はシステム関係の事業分野を開拓して2年目にあっさり黒字になりました。出向に当たって約束した三つの目標を全部約束の3年の期限以内にクリアし、合弁会社の株式を全部引き取り、テイジンの臨床検査子会社を買収、合弁を解消して卒業。
合弁会社の経営がうまくいかずに数年で合弁解消の話しがでて株を引き取るということはあったが、2年で黒字にして株を引き取りたいという話しは初めてだと、テイジン本社の常務の言。
テイジン本社は国立大学出身者が多い。当時は早稲田出のある部長が肩身の狭そうな感じでした。東大と一ツ橋が多かったようです。
あの合弁会社をみても学歴社会はとっくに壊れていましたね。大学を出ている必要はありますが、そのあとは事業センスや技術力、専門知識で勝負の世界です。
テイジンという会社はおおらかで紳士でした。勉強させてもらいました。
>騒がず権力も専門もない上に、
>【心】の病気を持った者が心に描く、
>一見すると常軌を逸しているような意見。
虚心に現実を見るということが大事なのでしょうね。半端に専門知識があると、それが色眼鏡になっていろんな波長をカットしてしまう。カットされた波長に決定的に重要な情報が含まれていた、東北大地震と福島第一原発事故によってそういうことに私たちが気がついたのでしょう。
自分の目で見て、自分の頭で考え判断しなければならない時代のようですね。
by ebisu (2012-03-04 19:53)