#1414 巨大地震発生（１） Mar. 11, 2011

　午後2時49分揺れが始まった。約3分間揺れていた。
　NHKTVでは東京が揺れていた。根室と東京が同時に揺れ続けたのだから大きな地震だ。
　これだけ時間が長ければマグニチュードは８を超えている。震源近くと思われる宮城県では震度が7だという。震源近くはどうなったのだろう。心配だ。


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【午後10時20分追記】
　1994年10月4日の北海道東方沖地震はM8.2の規模で、平成の最大規模の地震で根室の被害が大きかった。しかし、今回の揺れは東京と根室が同時で、3分も揺れ続けたのでとんでもない巨大地震だと感じ、根室と東京が同時に揺れたことをブログで書いて仕事に向かった。観測史上最大の地震だという直感はあり、いったんそう書いたがすぐに修正した。表現が過激すぎると思ったからだがそうではなかった。直感どおりだったのだ。最初に書いた文面はこうだった。
「根室と東京が同時に3分間揺れた。観測史上最大の地震発生、大津波が来る！逃げろ！」
マグニチュードを確認できたら、そのままにしようと思ったが、が発表されなかったので確認できずに文面を修正し、3時頃に家を出た。
　巨大地震だから根室と東京が同時に揺れたことを書けば、大津波の判断をする人が多いだろうと考えた。

　宮城県名取市では名取川流域の住宅や車が津波で押し流された。たくさん死んだのではないだろうか。
　仙台市若葉区荒浜では２００人以上の死者が発見されたといまニュースが流れた。
　根室の花咲港へは2.8メートルの津波が押し寄せた。花咲港の生徒へは連絡が取れなかった。携帯電話が圏外になったままだった。授業に来ていた生徒のケイタイは使えた、どうなっているのだろう？
　
　つい先日宮城県で地震が起きたが、東大地震研究所の助教の女の人が、今回の地震は想定したいた震源域からずれている、大きな地震はまだ来ていないと言明していた。

　福島県の原発が冷却装置がストップして、避難指示が出ている。これ以上２次災害が広がらないことを祈る。

　大規模地震のときに電話がつながらないのは困る。電話網が脆弱であることは分かっていたことだが、なにか今後打てる手はあるのだろうか？

【午後11時25分追記】
　気仙沼市が数キロに渡って火災を起こし激しく炎上している。横4.5キロ、縦2.5キロにわたって無数の火の手が上がって真っ暗な闇の中を赤々とした火が埋め尽くしている。神戸のときの長田区を凌ぐのではないか、ひどい火災だ。消火のしようがない。どれほどの人が逃げ切れたのか、いまも取り残されている人がいるだろう。数千人の焼死者が出たかもしれない。恐ろしい火災だ。オイルの保管施設が津波で壊れて、津波の上に油が乗ったまま広がり引火したような印象である。こんなことが現実に起きるのか。ニュースを見るのが辛くなる。

【12日朝、7：50分追記】
　ノムリエさんのブログに花咲港の浸水写真が掲載されている。津波が押し寄せてくる写真が2枚と、1階部分が水没した市場建物の写真で、海の中に建物があるかのようだ。
http://ameblo.jp/sommelier/day-20110311.html

　8時になってハイビジョン放送でニュースを見ている。福島県相馬市では内陸4～5キロまで浸水している。防風林だろうか、根こそぎ引き抜かれて津波で運ばれ建物にぶつかって堆積している。二階の屋根まで木が乗っている。国土地理院のGPSの測定では各地で数十センチから1メートルも沈み込んでいるようだから、水が退かない。これでは車が入れないから復旧作業が困難を極めそうだ。相馬には知人が住んでいる、海岸近くではないはずだが心配だ。

　宮城の石巻では、火災の白い煙が上がっている。家々の屋根は雪で真っ白だ。
　気象庁はこの地震を「東北地方太平洋沖地震」と命名。
　M6～７クラスの余震が頻発している。
　一夜明けて、被害の大きさがようやく確認され始めた。