#1345 中3学力テスト(模試) Jan. 19, 2011 [62. 授業風景]
今日(19日)は中3の模試があった。啓雲中学校が6時間目に採点を終わり、解答用紙をつけて生徒に答案を返却している。仕事が速い。
一人でも採点の遅い人がいたらこうはいかないし、学校全体としてマネジメントされていないと無理である。入試が近づいて先生たち気合も入っているのだろう、よくやっている。
数学の作図問題はちょっと難しい。東京都立高校の平成21年度の問題がちょっと位置を変えただけでそのまま出題されていた。啓雲でできたのは一人のみ、ヒント①だけで正解できた生徒だ。柏陵は10人近くいたはずだ。札幌の進学校を受験する生徒の中には都立高校の過去問をやっている生徒がいる。道立高校入試ではこういう代数方程式と組み合わせた問題が出題されたことがないから、初見の人にはほとんど無理だっただろう。数日前のブログ(#1338)で採り上げた問題である。ニムオロ塾では今日も都立高校数学入試問題(平成20年度)をやった。学年末テストと範囲がかぶる問題はとくに念入りに解説したので、式処理、2次関数、図形の相似、三平方の定理は理解が進んだだろう。
啓雲の二人は学力テスト総合Cに比べて30点前後アップしていた。おそらく平均点が15点ほど上がっているはずだ。冬休みにしっかり勉強した生徒が多い。
明日、柏陵中学が5科目全部採点返却の予定になっている。楽しみだ。作図問題は8人正解しているようだ。
「先生!驚いたサー、同じ問題だった」
「頑張っているからたまには神様がご褒美をくれることがある、あと一月半、しっかり勉強しな!」
油断しちゃダメだよ。あとたった一ヶ月と12日だ、正直に・誠実に、できる限りの精進あるのみ。
【センター試験の3人から自己採点結果の報告あり】
昨日と今日、センター試験を受験した生徒3人が自己採点結果を報告に来た。一人はしっかりやれたようだから、心配なさそうだ。
一人は手が震えたという。回答記入の段ズレなどという不注意なミスまで誘発してしまった。どんな場合でも平常心を維持できればよいが、失敗をしてはいけないと過度に意識すると思わぬミスをすることになる。自分を信じて迷いを振り切って試験に臨めるように、これから1ヶ月余の間2次試験めざして精一杯努力してもらいたい。入試まで個別補習をする。
もう一人も久しぶりに来て世界史の勉強をしていった。こちらは悠然としている。1月末の試験に向けて坦々と勉強しているようだ。風邪の予防にマスクをしていた。いい心がけだ。
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