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#1216 10月から5ヶ月間補習:やるぞ、中学社会総復習 Sep. 22, 2010 [62. 授業風景]

 うろこ状の雲の狭間に十五夜の月が透けて見える。気温は15度、明日は気温がされに下がるという。12度くらいまで下がるのだろうか。もう一月もすれば初雪だろう。
 根室高校は今日体育大会が終わった。楽しい2日間だっただろう。

 中3の生徒から昨日質問があった。
「先生、今年はいつから社会の補習やるんですか?」
「きっちり来るかい?きついぞ、毎週1回2時間、問題集を10ページだ」
「やるやる、ブカツあるけど週1だから時間の都合つけるから、やって」
「何人来るか分からないけど、今年もやるか、じゃあ、今年の問題集は何がいいか本屋で見てくる」

 こうして10月・11月・12月・1月・2月の5ヶ月間、毎週1回社会の補習をやることになった。
 毎年同じ問題集ではこちらの方がマンネリになるから、ツタヤでみて、一番大きくて厚い問題集を選んだ。なにしろ地理・歴史・公民3年分を1冊でやるのだから、相応の問題量が必要だ。60点満点で受講者の半数が40点以上とってくれればよしとしよう。

 今日改めて確認したら、ほとんどの中3が参加するという。
「やる気のない奴は来るなよ、参加資格はやる気のある奴だけだ、本気でやらないと点数は上がらないから、いいな。はじめたら休むな、来たり来なかったりでは点数は上がらない、やる気のある者だけ集まれ」

 選んだ問題集はA4版で160ページの問題集だ。出版社は教学研究社だったかな。試験によく出るデータがカラーでいろいろなチャートになっていた。できすぎていて、自分でまとめる作業の手間が省けるが、そこが要注意だろう。自分である程度まとめてみないと記憶に定着しないし、脈絡が理解できない。そのあたりは授業でフォローしてみよう。
 とにかく、新しい問題集を使うときは、自分で全問解いてみる、そして補足の書き込みをしておく。こういうきっかけを生徒がくれる。生徒から元気の素をもらっているようなものだ。ありがたい。

 数学と英語だけを教えているが、それだけではボーダーラインを越えられない生徒もいる。中1・中2・中3の三年間分を5ヶ月でやりきるのだから、この補習授業はきついぞ。だが、ボーダラインの生徒には合格の「保険」になるだろう。
 この際だ、徹底的に勉強して得意科目をつくってもらいたい。一つ得意科目ができれば、同じ方法で他の科目にトライしてみればいい。大きな壁が崩せるかもしれない。自分の可能性を信じて羽ばたけ。

(わたしはブログで中学校の先生たちに放課後補習を実施してもらいたいと何度も書いた。とくに、数学、英語、国語は基本の分かっていない生徒が放置されたままで、全体の平均点を下げている。
 もちろん私は基本がわかっていない生徒には普段から期間を切って個別補習をしているし、今回のように中3の希望者に5ヶ月連続補習をすることもある。こうした情熱や体力が続かなくなった時は、学習塾を閉めることになるだろう。
 情熱があるか?体力はあるか?それを自分自身に問うための5ヶ月継続補習。有言実行。)

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