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#4057 白内障手術前の点眼薬「ガチプロ」:Aug. 6, 2019 [36-1 白内障手術とその後]

 白内障手術の4日前から「ガチプロ」というキャップが赤の点眼薬を一日五回使用する。この眼薬は目の細菌を殺菌する作用のあるもので、細菌のDNA阻害剤であるから、手術直前の点滴が終わると、看護師さんが回収した。1度に2滴の投薬もやってはいけない、量が多すぎるからだ。作用が強いだけでなく、他の点眼薬とは薬理作用が違っていてDNA合成阻害剤ということもある。細菌のDNA合成を阻害するだけならいいが、正常細胞のDNA阻害という副作用が生じるような使い方になってはいけないのだろう。

 手術後は別の3種類の点眼薬を使うことは、#4053で説明した。
*ガチプロ
https://www.qlife.jp/meds/rx14534.html

 ところで、術後の「点眼液2=リンデロン(炎症止めのステロイド剤)*投薬後瞬きしないこと」には、ネットで調べたら注意書きがあったが、なぜだろうと考えていた。
 点眼後に瞬きをすると、薬剤が眼球の裏側に流れ落ちるのがわかる、前面の方が薄くなる感じがある。手術の際に眼球の表側の端のほうへメスを入れて、手術機器を挿入・操作するので、傷は表側にある。抗菌作用のある目薬はその傷のところに作用してほしいのだから、瞬きをして「裏側にこぼして」しまっては薬剤の効果が小さくなるからだろう。リンデロンは黒の遮光袋に入っている。

 術後に1日4回、5分おきに点眼する3種類の目薬は、投薬後はどれも瞬きしないほうが目の表面にとどまって効きがよいということになる
 7/31の手術だから、ちょうど7日目だ。明日から頭髪を洗える。3種類の点眼薬は3か月継続するように、大谷先生に指示されている。21回やったので、面倒な手順に慣れた。

 投薬前の指の除菌と目の周囲の清拭そして投薬、手順の解説は#4053をご覧ください。


<感謝!... m(_ _)m>
  白内障手術をしたあと、左右の視力が同じになったので、とっても見やすいのです。以前の眼鏡をかけると、テレビに映る細かい字の輪郭がくっきり見えます。裸眼でもテレビ画面に映る字が読めるのでありがたい。パソコン操作にちょうど良いところで、焦点があってます。手術をした左眼でも、していない右目でも小さい字がくっきり見えてます。
 プラスチック・レンズは透明度が違うようで、手術をしていない右目の方が色がすこしくすんで見えてます。
 大谷先生の技術力が高いことと、四人の手術チームの呼吸がぴったりあっているから結果がいいのでしょう。手術機器も世界最高のZEISSです。
ソニーのカメラがツァイスのレンズを採用しています。



*#4053 白内障手術体験記(2):術後の点眼薬3種類3か月 Aug. 3, 2019
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2019-08-03

 #4052 白内障手術体験記(1) Aug. 2, 2019
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2019-08-02

 
*#4026 眼科受診:白内障術前検査小話 July 4, 2019
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2019-07-04



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