#4062 CAN-AM 三輪バイク Aug. 12, 2019 [85.サイクリング]
庭を掃いていたら、東根室駅方向からロードバイクが上がってきた。短パンに茶色のリュックサック、ツーリングのようだが、キャンパーではない。テントはリュックに入るが、マットは入らないから、上に括りつける。それがなかった。朝9時過ぎだったから、ホテルか民宿に泊まったのだろう。夏休みはツーリング客が多い。
めずらしい三輪バイクが通り過ぎたと思ったら、停止、Uターンした。バックはできないだろうから曲がり切れないと厄介なことになるが、しっかりUターンした。案外小回り利くようで、日本最東端の駅、東根室駅へ下りて行った。
ネットで調べたら、バックできるし、オートマ限定免許で乗れる、試乗ビデオにバックするところが写ってる。
*https://www.youtube.com/watch?v=QsISATk1PbE
名古屋ナンバーのバイクで、BRP社(カナダ)のCAN-AN(キャンナム)。乗っていた人に訊いたら200台くらいしか輸入されていないという。前輪が2輪になっているので、「自動2輪」区分ではなくて、乗用車扱いだ。だからヘルメットの着用の義務はないが、安全のためにフルフェイスのヘルメットをしていた。
写真を撮ってもいいかと訊くと、OKしてくれた。めずらしいので、行ったところで声を掛けられることが多いという。写真を数枚撮らしてもらって、これからどちらへと訊くと、「花咲の車石」を見に行くという。円形の柱状節理は日本であそこだけ。地質学的に貴重なもの、もちろん天然記念物に指定されている。
いってらっしゃい!
<写真①>
四輪のオープンカーと似たような感覚で時速百キロくらいでゆったり走れる。2輪だとアクセル全開にしたくなるが、三輪バイクは制限速度で景色を見ながらゆったりツーリングするのに向いていそうだ。
<写真②>
車幅は普通車と変わらないように見えるね。縁石から白線まで155㎝ある。
<写真③>
姿勢が楽だ、前傾でも、背筋をピンと伸ばしてもいい。長い時間乗るには姿勢が変えられるというのはメリットだ。ロードバイクのドロップハンドルも、持つ位置を変えることで、姿勢を変えられる、そういう乗りやすさがありそうだ。停車中も足を地べたにおかなくていい。アクセルはハンドルで操作し、ブレーキは足でかける。ABSもついている。
<写真④>
ハンドルの間にスマホをセットして、ナビとして使っていた。
<写真⑤>
アメリカンスタイル。足置きは前後に移動できる。前傾姿勢のときは後ろへずらせばいい。簡単にセットできる。さっそうと花咲港の車石へ向かった。安全な旅を楽しんでください。
*キャンナム・ホームページ
https://jp.brp.com/spyder/
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