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#4923 LGBTQをめぐる首相の発言と忖度秘書官の珍騒動&共産党お家騒動 Feb. 7, 2023 [8. 時事評論]

  LGBTQに関して首相の国会答弁を受けて、首相秘書官の荒井氏がオフレコで、その真意の解説を記者たちに行った。
 荒井秘書官は首相のさまざまな答弁やスピーチのライターと言われてきており、とりわけ首相の信任の篤い人だという。首相の考え方を身近で直接受け入れてスピーチ原稿を繰り返し書いてきたし、首相の思考様式に従ってオフレコで「国会答弁解説」もしたのだろう。その肝心な箇所は岸田首相のアドリブだったようだ。原案は法務省が作成したが、その中には問題の箇所はなかったと首相自身が認めている。だから荒井秘書官は関与していないとの主張だが、藪蛇だった。首相自身の考えだと白状したようなものだ。
 いくつかの新聞の掲載されているが、ネットで神奈川新聞の解説記事がヒットしたので、アドレスを貼り付けておく。

 自民党には、同性婚や夫婦別姓を認めたら「伝統的な家族制度」が崩壊すると主張する保守系の議員が多いことは事実で、それは統一教会の家族制度に関する主張と重なっている。そうした旧統一教会の家族観を流布するために、選挙活動を支援して地方議員をひろく取り込んでいる。

 問題は、首相国会答弁の「忖度解説」をした荒井秘書官にあるのではなくて、岸田首相自身にあるということだろう。派閥の力が弱いので、保守系議員に強いことは言えぬ、リップサービスが必要だから、ああいう国会答弁になったのではないか。いわば首相の本音であるのだから、荒井秘書官を更迭せずに、わたしはそういう考えだと堂々と言えばいい。言えぬなら、首相という立場で、そして国会答弁で「家族観や価値観、社会の在り方が変わってしまう」なんてことは言うべきではない。現実はとっくに変わってしまっている。

 ところで、「同性カップルに結婚を認めるべきではない、結婚は子どもを産み育てるもの」というのは統一教会の教義そのものである。自民党保守派は家族観については旧統一教会と同じことを主張している。自民党保守層も岸田首相も、悪徳詐欺集団の旧統一教会を厳しく規制するつもりはないようだ。藪を突けば蛇が出てきて、公明党との関係も壊れかねない。

<余談:委員長公選に関する共産党の主張>
 共産党は委員長公選制を主張している松竹伸幸氏を除名処分にしました。民主集中制だから、みんなで決めたことに公に反対してはいけないということのようですが、独裁政治とどこが違うの?
 志位委員長はも22年も同じ席に座り続けています、どうかしているね。日本共産党は情報統制ということでは中国共産党やロシア共産党と同じ穴の狢だと白状したようなものですよ。共産党って情報統制のとってもきつい、怖い政党なんだね。こんなことをしていると情報統制部門の権限が次第に強くなり、KGBのような組織からプーチンのごとき人間が現れて党を牛耳ることになるのでしょう。
 こんな考え方をするのは幹部だけ、ほとんどの党員はもっとフランクで、自由な発言を望んでいると信じたい。だから、この度の時代錯誤の対応にびっくりしています。これじゃあ、若い人たちが入ってこない、ジリ貧になって消滅するのでしょう。
 共産党の敵は自民党ではなくて、20年以上も最高位について党を牛耳っている共産党幹部自身のように見えます、お粗末すぎます。

 委員長の志位和夫氏は東大工学部物理学科卒、「労働者」の経験は一度もありません。書記局長の小池晃氏東北大医学部卒、彼もまた「労働者」の経験なしです。マルクスとレーニンは大学に職を望んだが、思い通りに行かなかったインテリでした。毛沢東も富農のインテリ。インテリの、インテリによる、インテリのための党なのでしょう。志位さんは宮本賢治元委員長の息子の家庭教師をやっていたとか。ご令息は中大教授になっているようですから、覚えめでたかった。これだもの、「公選」なんてしたくなくなっちゃうのはあたりまえです。

 とっても心を痛めている一般党員が少なくないだろう。声を上げたら除名処分だから、何も言わない、何も言えない。ウクライナへの侵攻に反対して国外脱出した数百万人のロシア人とおなじ心持だろう。


*読売新聞ニュース

<創価学会>
 年2回、ボーナスの時期に名前と番号が印字された振込用紙で振り込ませていますが、この振込用紙の発行は創価学会本部でやっているのではありませんかね。いまでも昔と同じ方式なのでしょうか。
 だれが、いつ、いくら寄付したのかコンピュータでしっかり管理。そのデータはどのように使われているのでしょう。この「集金力」凄いね。金額は統一教会の比ではありません。


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