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#4575 COVID-19ワクチンは小学生にも同じ容量で危険はないのか? June 21,2021 [35.1 COVID-19]

<最終更新情報>6/22午後1:20 BMI値に言及、出生前診断トリプルマーカ―基準値に言及

 大人の患者は診ても小児科は診療外のクリニックが多い。小児はそれ自体が専門領域であるからだろう。薬の用量が違う。薬は患者の体重に応じて調整するのが普通のやり方だと思う。
 mRNAワクチンは小学生に同じ用量で大丈夫なのか?ワクチン接種で中和抗体が回復期の患者の60倍もできるという。体重が半分の子どもに同じ用量を投与したら、効き目は120倍ということになりはしないか?子どもの身体の免疫システムにとってリスクが大きくなりはしないのだろうか?大人ですら特例承認で日本での治験はすっ飛ばしていますので、小児分野の治験はまったくなされていません。このまま小学生にワクチン接種が進むと医療事故が多発することを危惧します。

 米国人で肥満している人は120kgを超える人が多い。印象論では仕方がないので、ネットを検索!
 米国人の年齢別平均体重日本人の年齢別平均体重を比べてみよう。
 20-29歳の年齢階層で米国の男は85.4kg(177.6cm, BMI27.1)、女70.7kg(163.2cm, BMI26.5)
 20歳の日本人の男は64.6kg(170.9cm, BMI22.1)、女51.6kg(157.8cm, BMI20.7)


 このデータで計算してみると日本人の男は75.6%、女は73.0%で十分だと言える。
 小学4年生は男子29.8kg、女子29.5kgだから、それぞれ米国大人基準の34.9%、41.7%です。
 半分でも多すぎるくらいだ。
 薬剤の場合は、小児の薬の用量が大人よりも少ないことは常識である。だが、肝心の厚労大臣の田村憲久氏も旗を振っている西村大臣も、ワクチン担当大臣の河野大臣も、なんにも言及がありません。国民の安全はどこにいったのだろう?

 繰り返しますが新型コロナmRNAワクチンは日本人の小児分野の治験がなされていません。
 わたしは1997年1月から99年9月末日まで、臨床治験のデータ管理会社では日本でナンバーワンの会社(臨床検査最大手のSRLと帝人の治験部門の合弁会社)の創立から赤字解消及び合弁解消と帝人の臨床検査考会社の買収という課題を担って経営を任されていたことがあります。しかし経営はプロであっても前臨床試験や臨床試験についての専門家でもないし医者でもありません。重要なことだから、この件に関しては小児科医や薬剤師が発言してもらいたい。

*中和抗体が60倍という資料、その他の資料は以前の記事を見ていただければ、そのサイトが明示してあります。


<BMI値:肥満度判定WHO基準>
 WHOが肥満度判定基準を公表している。それによると「normal range 適正範囲」は18.5~25未満で,25以上が「over weight過体重」、25~30未満が「Pre-obese 肥満予備軍」、30以上が肥満と判定される。そこでもう一度米国と日本人の男女のBMI値をみてもらいたい。

 20-29歳の年齢階層で米国の男は85.4kg(177.6cm, BMI 27.1)、女70.7kg(163.2cm, BMI 26.5)
 20歳の日本人の男は64.6kg(170.9cm, BMI 22.1)、女51.6kg(157.8cm, BMI 20.7)
 平均・身長&体重の米国人は男女ともに肥満予備軍、日本人は男女ともにノーマル・レンジのど真ん中に位置している。米国型の生活スタイルと食習慣はとっても身体に肥満を招くということ。動脈硬化、高血圧症、脳出血、心疾患などさまざまな病気の素因となります。

 こんなに体格もそしてBMI値も違うのだから、米国の臨床試験で決められた用量がそのまま日本人に適用するのは無理がある。数十年にわたって実績があり、なおかつ過剰に摂取しても問題のないワクチンならともかく、中和抗体が回復期の患者の60倍も産生するような使用実績のないmRNAワクチンを、ましてや体重が半分程度の子どもたちにそのまま適用なんて論外に思えます
 免疫が暴走してサイトカインストームを起こして、凝固線溶系に異常をきたして多臓器不全で急変して亡くなる患者が少なくないのだから、過剰摂取が危ないことは想像がつくのでは?
 9歳児=小学四年生の平均体重は男子29.8kg、女子29.5kgです。男子は米国人平均の34.9%の体重です。
 12歳児=中1で男子42.2㎏(49.4%)、女子43.1kg(61.0%)です。

 中学生は半分程度の用量、小学生のワクチン接種は1/3程度の用量にすることを早急に小児科の専門医や薬剤師を集めて検討すべきではないのか?手遅れにならぬうちに厚労省はちゃんと仕事してもらいたい。

<出生前診断MoM値の日本人基準値は白人の1.5倍だった>
 妊婦の母体血を採取して、E3(エストリオール)とHCGとAFPの検査値、妊婦の体重、人種、妊娠週齢を変数にして多変量解析して日本人の基準値をつくるために慶応大学産婦人科と産学共同プロジェクトが組まれました。この仕事の数か月前に沖縄米軍から女の兵士の出生前診断検査依頼が来て、システム部側から対応不可能という回答があり、学術営業の担当者が困り果てていました。それが、たまたまわたしの方へ回ってきました。SRL側で沖縄米軍から依頼の出生前検査の依頼は学術開発本部が担当し、わたしが本部の担当課長としてシステム開発を含めてマネジメントすることになりました。外部設計と実務設計そしてプログラミング仕様書はわたしが書きました。数か月で沖縄米軍を訪問して説明し、検査受諾が可能な旨伝えました。そのあとに慶応大学産婦人科からの依頼があった日本人基準値作成の産学共同プロジェクトのマネジメントをすることになりました。多変量解析は私は専門外ですから研究部のエキスパートの古川君に仕事をふりました。検査はそれぞれの担当部署に予算をつけて依頼。検査試薬や検査に1億円ほどコストがかかりますが、製薬メーカー2社へ検査試薬の無償提供交渉をして、学術研究への協力なので検査コストと多変量解析はSRL側で無償で行う旨の稟議書を書いて、承認をもらいスタート。数年かかって妊婦5000名のデータが集まりました。白人の基準値を100とすると黒人が120でしたから、オリエント(日本人)は110ぐらいかと予測していましたが、大外れでした。日本人の基準値は130だったのです。日本人はアフリカ由来ではなく、黒人やその枝分かれである白人とは別の系統に属していたことが、この共同プロジェクトでわかりました。数年前に出生前診断は精度の高い新しい検査方法が導入されていますから、15年間ほど日本人のスタンダードでした。
 だから、白人と日本人では、白人と黒人との間よりも人種差が大きいので、さまざまな検査基準値は日本人のデータを集めて検討しなければならないのです。
 COVID-19も同じで、mRNAワクチンの臨床治験も日本人のデータをとらなければならないのです。緊急を要しても、臨床治験の規模を通常より縮小しても、やるべきなのです。ましてや体重が半分程度の子どもたちへの接種は十分な検討が必要です。なし崩しにそのまま大人と同じ用量でやるような危ない真似はしないでもらいたい。プロは仕事で手は抜かぬものです。


<日本人の小学生の学年別体重データ>
 小1男子21.04~小6男子37.82kg
 小1女子20.65~小6女子38.86kg

6/21 <ブログデータ>
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