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#4428 根室市議会:報酬10万円/月、定員40名にしたらどうなる? Dec, 13, 2020 [8.1 政策放談&時事放談]

 FB上で議論していたら、標記のような意見に遭遇した。こんな意見をおもちの方は元市立根室病院職員です。人柄もだが、意見がとっても面白い。

 根室市議会では60歳過ぎの市議がほとんどを占めている、偏りすぎだろう。高齢化している弊害は、市議の中に学齢期の子どものいる人がほとんどいないことにも起因している。自分の子どもの問題として受け止められないのだ。もう「終わったこと」だから、現在の小中高生の学力がどうであろうと関心が薄いのではないか?
 市議会は年間30日も開かれているだろうか?30日間と仮定すると500万の報酬は仕事に見合っていない。市議会1回につき16万円支払っていることになる。「市議会だより」を見たらいい、日当16万円に見合った質問をしている市議が18人の内に何人いるだろう?
 市庁舎建て替え問題でも氷見市のリフォーム市庁舎を調査・見学に行った市議はいないし、市役所側にもひとりもいない。何やら賞をもらったようで、もらった年に2000名を超える人が全国の自治体から見学に押し寄せた。それを知らなければ職務怠慢、知ってて行かないのも職務怠慢。
 秋田県が全国学力調査でなぜ毎年トップなのかを調査に行った市議もいないし、根室市教委や教育長も同じだろう。釧路では元市議会議長の月田さんが秋田県大館市に調査に行って、ブログにアップしたし、「釧路の教育を考える会」では月田さんの提案で大館市の教育長を招聘して講演会を開催した。秋田県大館市教育長である高橋善之氏の講演内容は弊ブログの「70.秋田県大館市教育長講演会(7)」カテゴリーにまとめてあるので、興味があればクリックしてお読みください。7本アップしてあります。釧路市議会には超党派の基礎学力問題研究議員連盟があり、全国初の基礎学力保障条例をを2012年に制定しています。低学力への危機感が強い、根室市議会と比べてください。釧路市議会ではときどき釧路市教委と火花が出るような議論がなされています。ジャンヌダルクと異名をとる金安潤子市議です。凄い人がいます。子どものミュージカル、キッズロケットの主催者です。その活動は活発だし、レベルも高いのです。釧路市議にはエネルギーの大きな市議が何人もいます。「寺子屋」活動で「地域に飛び出す公務員アウォード2013」に道内からはただ一人の受賞」大越拓也さんもいます。彼は元釧路市立病院職員です。


 根室市議は学力問題でも、新庁舎建て替え問題でも動いた気配がない。政務調査費を有意義に使って市政チェック機能を果たしてもらいたい。

 さて、市議定員を40名にして、報酬を月額10万円にする、市議会は土日に開催することにすれば、サラリーマンのいろんな職種の人が市議となって市政チェックがなされる。市議会は年間何日開催されているだろう?せいぜい30日くらいなもの、60日はないだろうな。5種類くらいある常任委員会も40人がそれぞれ得意分野を選んで参加すれば、活発になる。当分は40人も立候補しないだろうから、市議になりたい人が自分の職業に専念しながら全員市議になれる。
 考えてみたら、悪いところは一つもない。わたしはいままで、根室市の市議定数は12名に減らすべきだと思っていたが、宗旨替えをしたい。K村さんの市議定数倍増提案にもろ手を挙げて賛成である

 国会も閉会中という看板がぶら下がっている期間が長い。いっそのこと、土日開催にしたら如何?年間52週あるので、最大52回国会を開催できる。ボランティアだから報酬は月額10万円、ボーナスはなし。国会議員は政策立案機能が強く求められるので、議員秘書をフルタイムの公務員として3-5人つけてあげたらいい。退職金を毎年100万円積み立て、退職時に一括支給したらいい。30年やったら秘書の退職金は3000万円だから、民間と比べて遜色がないレベルだ。議員秘書の給料支給は国会議員経由ではなくて政府から直接支給でいい。生活の保障は必要だ。

 職業をもって生活の糧を得ている人たちが、土日を潰してボランティアで政治を執り行う。政治屋が世襲で政治をするのよりも、よほどましな政治がなされるのではないだろうか?
 賛成・反対、ご意見があれば、投稿欄へ投げ込んでください。 




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