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#2060 根室 気温30.0度??? : 学力問題シンポジウムはいつどこで? Aug.20, 2012 [64. 教育問題]

 テレビ報道だと根室の今日(8/20)の最高気温は30.0だそうだが、うちの庭の寒暖計は27度だった。室内は暑いが、外は風が強く涼しかった。涼しい風をいれるために窓を開けて授業をした。夜9時半ころには19度まで下がった。

 ドイツが39度、フランスが40度だという。暑い暑い、ヨーロッパも暑い。

 根室高校と根室西高校は今日から学校が始まった。中学校は明日火曜日から。柏陵中学校のみ8月下旬に学力テストを実施するが、例年通りだ。

 根室に道の教育長が来てシンポジウムをやるようだ。いつ・どこで開かれるのかまでは知らないが、教育に関心のある人は日時と場所がわかれば聞きにいこう。高橋教育長がどういう話しをするのかしっかり聞いてみよう。

 根室の子供たちの学力は全道最低レベルで、その子供たちが大人になって根室の町を支えているのだが、さまざまな分野で山積みになっている仕事を担うにたる人材が枯渇してしまっている。
 平均的な学力が全道最低レベルで、学力トップ層が50年間にわたってほとんど地元に残らなければ結局こういうことになる。町は衰退するしかない。
 根室の町を活気のある町にするには旧弊を壊すことと子供たちの学力を上げること、そしてトップレベル学力層の四人に一人が町にもどりたくなるような環境整備をすること、これら三つのことを同時にやらなければならない。

 人口は最盛期に比べ6割、老舗の半分以上が閉店してしまった。市立根室病院建設は民間病院に比べ単価が2倍近くかかる、老人医療用の療養病棟はない、病院経営赤字はこの数年間毎年記録を更新し続け年間13億円を超えてしまった。建て替えが終わる来年度は年間赤字幅が16億円を超えることになるだろう。問題だらけでさらに問題を積み上げてしまった。
 世代を継いで能力のない大ばか者たちが私利私欲にとらわれ、ろくでもない仕事を何十年も繰り返しているからこういうことになる。私的な利害を離れて、世のため人のためと思って正直に・誠実に仕事をすればいい、そうすれば根室の町はいまよりずっとよくなる。

 1学年わずか220人~270人程度しかないのに、中学校は歯舞・啓雲・光洋・柏陵・海星・落石・厚床の7校、統廃合が進まない。単純平均値なら中学校1校当たりの生徒数は40人以下である。一番少ない学年ではある学校の中1が1名という例もある。市内全部の中学校をあわせても団塊世代のわたしたちのころの光洋中学校の半分である。学校規模が小さすぎて集団教育の場になっていない。道路事情がいいのだから、無料のマイクロバスで送迎すれば、根室市内2校体制で充分である。2校体制になれば校長と教頭ポストは14人から4人に減る、学校の先生たちから反対が起きるかもしれぬ。校長会も死活問題となるだろう。しかし、何のための学校教育か原理原則にもどってしっかり考えてみよう。

 市街化地域の学校ですら、何年も前から集団競技のブカツに支障が出ているし、多い学校でも1学年3クラス(実際には市街化地域の3校で3クラスは光洋中の2年と3年のみで柏陵中と啓雲中は各学年二クラス)では、競争意識がさらに低下し、学力低下を加速している。
 生徒が少ない学校では生徒一人当たりの教育コストが年間200万円を超えている学校が複数あり、バカげたコストである。その赤字の大半は根室市ではなく北海道が負担している。道の財政は赤字が膨らんで青息吐息、おかしなはなしだ。

 道の教育長は、根室市内の小中学校の学校別のコストと、学校別の生徒一人当たりコストを公表したらいい。そういう事実を公表すれば、学校の統廃合とコスト削減にむやみな反対がなくなるだろう。健全な競争条件を確保して子供たちを育てることは、なにより子供たち自身のためにいい。
 

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