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#1095 口蹄疫いまだ治まらず July 6, 2010 [B7. 政治に求めるもの]

 宮崎県西都市で家畜の移動制限が本日(6日)零時を持って解除された。その一方で4日宮崎市で避難・移動した種牛が口蹄疫を発症した。宮崎市での新規発生を受けて県内全域での家畜の移動制限措置の解除は当初の16日から27日へずれ込むこととなった。
 でも、あと少しで終息だろう。急がず慌てず、防疫体制をそのまま維持して新規発生がない状態を数週間見守ればいい。

 宮崎県と国の初動対応の遅れと不手際から、すでに27万頭が殺処分された。ウィルス排出量が1000倍も多い豚の埋設処分が遅れたことが感染拡大を招いたと推測されている。県知事も農相もそれぞれ緊急事態にも関わらず、事態を理解できていなかったことも事態の悪化を招いた。

 それはそれとして、その後の対応はきちんとなされた。宮崎県知事の数日前の移動制限解除は勇み足と感じた人が多かったのではないだろうか。
 県知事はテレビ出演が好きで、宮崎県を空けて娯楽番組にすら出演していた。ちょっと出すぎでないのと感じた視聴者が多かったのではないだろうか。
 今後は残す任期を宮崎県知事として、正直・誠実に仕事してもらいたい。腰が据わっていないと何か非常時が起きたときに無用に被害を大きくしてしまうというのが、今回の口蹄疫騒ぎから学ぶべきことかもしれない。
 腰さえ据わって、正直・誠実に仕事すれば東国原知事は名知事に数えてもいい。多少のお世辞を交えて、期待を語っておく。

* 「口蹄疫、西都市は移動・搬出制限区域を解除」読売オンラインニュース
 
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100706-OYT1T00032.htm
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