SSブログ

#1088 MTBで刈り取り後の牧草地は走れたか:太平洋からオホーツクへ Jun. 27, 2010 [85.サイクリング]

 朝、ちょっと事情があって街中を一回りしてから9時に納沙布岬へ出かけた。昨日よりは少し涼しいが、半袖で大丈夫だろうと、ペダルの重いMTBを試してみる。風は少し冷たいが、走り出せばちょうどいい。

 根室高校前の道路で、後輪の両脇にたくさん荷物をぶら下げた青年を追い抜いた。「東日本一周」と書いてある。
 「こんにちわ、納沙布まで?」と一声かけた。
 「はーい納沙布です」
 「お先に!」

 珸瑤瑁の辺りでも、年配の人が前輪と後輪の両方に荷物をぶら下げて走っていた。「こんにちわ」と声をかけてこれも追い抜いてノサップ岬で休憩。
 走行距離21km1時間10分かかった。これに街中を走った分が加算されて26.4㎞だ。
 行きは太平洋側を通った。
 根室高校前⇒友尻⇒双沖⇒歯舞⇒珸瑤瑁⇒ノサップ岬

 納沙布でバナナと梅干のはちみつ漬けを食べていたら、先ほど追い抜かしてきた年配の人が来た。
 「先ほどはどうも」
 「どちらからいらっしゃいました?」
 「ウトロです、あ、東京です」
 「どちらから?」
 と今度はこちらが質問された。
 「地元です」
 「あぁ、スポーツですか?」
 「天気がいいので一走りしたくなりました」

 まさか、今朝ウトロを発って来たわけではないだろう。200㎞くらいあるのではないだろうか。
 楽しそうに、説明版の写真を撮っていた。あとで読んで思い出すのかな?

【風圧とエネルギーロス】
 復路はオホーツク海側の道路を走った。向かい風である。1時間半かかった。
 マウンテンバイクはペダルが重い。下り坂で最高速度が52㎞/時だ。ロードレーサなら65㎞/時で走れる勾配である。
 スピードは出ないがMTBにもメリットはある。速度が遅いから風圧の影響が少ない。風圧はスピードの2乗に比例する(?)からその影響はばかにならない。
 平均するとロードレーサーに比べて時速5~7キロぐらい遅くなるようだ。ペダルはたしかに重いしスピードは出ないが、風圧によるエネルギーロスが少ないので、案外疲れない。この点は意外だった。やはりやってみなければわからないことはあるものだ。

【刈りいれ後の牧草地を試験走行するも脚力不足】
 点在する牧場では牧草の刈り入れが進んでいる。機械が違うのだろうか2~3mもの直径の牧草ロールが転がっていた。刈り入れ後の牧草地は小麦色に変わっていた。自転車を乗り入れるとグーンと足に負荷がかかる。やわらかいところで太いタイヤを転がすのは半端じゃない脚力を要求する。白く乾いた砂よりまましだが、わたしの脚力では走り続けられない。砂浜に続いて刈り入れ後の牧草地もあえなく撃沈。結局、MTBは砂利道などの堅いところしか走れないことがわかった。

 手首にサポータを巻いて走ったら、そこで線を引いたように日焼けしている。この次は長袖にし他方がよさそうだ。

【レストラン光和で昼食】
 戻ってそのまま北斗小学校の運動会に立ち寄り、お腹が空いたのでグラウンドの向かい側にあるイーストハーバーホテル内のレストラン光和で「仔牛のエスカロップ」(ブログ「サリー」参照)を食べた。ビーフカツのエスカロップはここだけだろう。もちろん定番豚カツのエスカロップもある。「仔牛」と書いてあるとおり、肉牛の脂の乗ったビーフカツではない。人形町交差点の喜楽(「キラク」だったかな?)のビーフカツが食べたくなった。いまの私には光和の仔牛のエスカの方が消化に無理がない。
 食後の珈琲がおいしかった。最近の珈琲は焙煎がきつすぎて焦げ臭い匂いのものが多いが、昔の珈琲のように浅い焙煎で珈琲本来のマイルドな味がした。
 店内は10テーブルあり、窓側の席がほとんどで、ちょっとした中庭に太い木が植えられて落ち着いた雰囲気だ。窓から国道と北斗小学校が見える。
 1時頃だったが客の年齢層は高い。落ち着いた雰囲気と、きちんとしたサービス、そしておいしい珈琲がついて1050円。日替わりだろうか?白い円皿に載せられた焼き魚のメニューもあったがフランス風のソースでもつくのだろうか。何品か食べてみるかな。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0