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#1089 消費税増税かハイパーインフレか?:「増え続ける国債残高シリーズ」へのアクセス急増につきカテゴリー独立化作業実施 Jun.28, 2010 [95.増え続ける国債残高]

 昨日のアクセス数が1000を超え、ビジター数も600近くにもなっているのでどうしたことかと「アクセス解析」機能で調べたら、「経済」カテゴリーに「増え鶴ける国債残高シリーズ」があるが、「増え続ける国債残高(4)消費税増税かハイパーインフレか #913 Feb.20, 2010」へのアクセスが殺到している。ビジター数で272人である。どうしてこの記事だけいまごろアクセスが増えるのかさっぱりわからないが、このシリーズでは9個アップしているので、カテゴリーを「増え続ける国債残高」として独立させる。利用が多いなら、それなりの対応が必要だろう。

 折りしも、参院選挙が公示期間に入り、消費税論議がかまびすしい。何が起きつつあるのか国民は冷静に判断し、投票しなければならないのだが、時すでに手遅れの感が深い。

 菅総理大臣は戦略思考のできない人である。なぜそういうことを云うかというと、理由は二つ。ひとつは結果論であるが、国家戦略室を任された3ヶ月なす術がなかったことを挙げよう。その彼がいまや総理大臣である。
 日本経済が壊滅的な打撃を被ることはもう自公政権のときから決まっていたことだが、その引き金を引くのは元々はただの市民運動家にすぎない菅さんになるのだろうか。
 国債の新規発行額は史上最高の44兆円になり、来年度はさらに記録更新は避けられないから、自公政権が主張していた当面消費税10%増税まで言い出さざるを得ない状況にある。臨機応変の現実政治家を気取るのはいいが、「場当たり的」「無原則」「信念不在」といわざるを得ない。

 なぜこういうことになってしまったのだろう、政治主導といいながらその実は完璧な財務省主導による消費税増税論議である。30代の頃、市民運動=政治運動に没頭して、それ以外の仕事を経験する機会を失ってしまった。だから、市民運動家として理念はもててもそれを実現することできない。なぜなら理念を実現するのはひとつのまとまった「仕事」=戦略だからだ。経験のない仕事を見事にやってのける人は稀である。先ほど結果論から戦略思考ができない人だと書いたが、ここでは「育ち」からみて無理だと書いた。「育ち・経験論」である。これで具体的な理由を二つとも挙げたことになる。(具体的な理由のある限りで、他人を批判しするように心がけているつもりだ。もしその具体的理由が間違っていれば、それはわたしの誤りだから同じブログ上できちんと訂正させてもらう。菅さんに限らず批判の俎上に載せる人のすべてを見ているわけではないので判断を間違う可能性は常にある。)

 「仕事ができない」、「戦略思考のできない」彼には理念を実現する手段がない。財政再建を放棄するわけには行かない。消費税増税で財政を再建できるわけもないのだが、他に選択肢がなかったのだろう。総理大臣になる前はまったく反対のことを(歳出カットで20兆円財源が捻出できる、消費税増税論議はそのあとだと)云っていたのだから、皮肉としかいいようがない。
 戦略立案面でだれか彼を手伝ってやる者はいないのか?政権与党である民主党幹部にそういう「仕事」を担当できる人材がいないことが問題だ。

 これをアップしたあとでカテゴリーを整理しておくので、好きなところだけ拾い読みされたい。
 とりあえず、ヒット数の多い(4)のみURLを表示しておく。参院選を前にして消費税論議がにわかに話題となったからアクセスが増加したのだろうか。まるでわからない。

 「増え続ける国債残高(4)消費税増税かハイパーインフレか」 #913 Feb.20, 2010 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-02-19-2


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