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#1016 市議会改革(若い人のアイデア紹介)  May.1, 2010 [B7. 政治に求めるもの]

 #1008へコメントをいただいた。団塊世代のわたしと違って、どうやら若い層の方らしい。団塊世代にはもてないような斬新な発想がきらめいているので、採り上げることにした。
 どのように自分の主張に磨きをかけるか楽しみなので、コメントの続編を期待したい。Holy Talkerさんの考えを披露する。

はじめまして。
いつもこのブログを見させて頂いております。

経営改善へコンサル導入は、正直、市職員と病院職員に経営能力が欠如していることを表明しているようなものです

確かに事業などの経営は難しいとは思うのですが、数年前に改善を目指して、体制を見直したとお聞きしております。それを実施しても、赤字が増えるのであれば、経営以前に人の問題ではないでしょうか?
実際、病院自体は老朽化が進み修繕費用などがかかるのかもしれません。ただそれ以上に職員の経費削減努力はあるのでしょうか?『ほしいもの』を精査せずに言いなりで購入してたりしていませんか?と病院に聞いてみたいところです。

私自身、頻繁に病院にかかるような年齢ではありませんが、たまに行くと、全体的に職員や看護師の接遇態度の酷さや患者の態度の酷さが目に付きます。また巷では病院内ではいじめもあるという話も聞きます。

これから根室市の老人人口が急激に増え、今以上に若者がいなくなる市になるでしょうから、病院を維持することは必要ですが、正直ここまでくると夕張市のように破産した方が本当に根室のことを思っている人が残るのではないでしょうか?

ながながとブログ内容と異なることを書いてしまいましたが、申し訳ありません。
最後に、今の根室を良くするなら、市議員の高年齢化および給与支給を見直す必要があるのではないでしょうか?
議員は年齢層に応じた比例人数化しなければ、高齢者層だけでは、現状を見直すことはできないと思います。
市民は高齢者だけではありません。高齢者優遇だけではこの市に未来はないと思います。

by Holy Talker (2010-04-27 09:10)  


Holy Talkerさん、すてきなハンドルネームですね。
お若いようですが、丁寧な言葉づかいでのコメントありがとうございます。

>これから根室市の老人人口が急激に増え、今以上に若者が
>いなくなる市になるでしょうから、病院を維持することは必要
>ですが、正直ここまでくると夕張市のように破産した方が本当
>に根室のことを思っている人が残るのではないでしょうか?

ほうっておいたら、10年を待たずに夕張市のように財政破綻するでしょう。町はたいへんなことになります。
ですが、市民が選んだほとんどの市議が現行計画に賛成しているのですから、仕方がないのかもしれません。良くも悪しくもこれが根室の現実です。
市議の年齢が高齢者に偏っているのは仰るように大きな問題です。60過ぎの市議が大半では明日に向かったビジョンが出てこないのも当然の気がします。
しかし、定員が多いのに若い人が市議に立候補しないのはなぜでしょう?組織の後ろ盾がなくても、冒険する若者がでてきてもいいと思うのですが・・・
月に30万円の報酬では専業はきついし、20代や30代は社会人ならとくに忙しい。

今朝の新聞で、病院が135ベッドに減床されたとあります。経営が一向に改善されないので、規模縮小で赤字の規模も小さくしろということでしょう。
経営改善のために組織を新設し、人を貼り付けたがだめだった。あなたの仰るとおり「人の問題」でしょう。経営改善できるような人材が市役所にはいないのでしょう。
本田市議もブログで昨日(26日)の病院建て替え特別委の内容を伝えています。市長と病院事務局は申請日前日の特別委で口頭説明のみで計画承認をせまった。審議させないとの意図がありありですが、それを拒否できない特別委の委員長もまことにだらしがない。
若い人が委員長なら、10年後を考えて1ヶ月の審議期間を要求し、結論を延期したかもしれません。

>市民は高齢者だけではありません。高齢者優遇だけではこ>の市に未来はないと思います。

その通りだと思います。そして高齢者が暮らしにくい町からは若者もまた逃げ出していく。
いや、居たくても職がないから職のある都会へと出ざるを得ない人も多い。

町づくりを60過ぎの市議たちや市役所、市長に任せていたら、根室の町の衰退はますますひどくなる。
市民が議員活動や市政を監視していないととんでもないことがどんどん推し進められてしまう。

じつは2回市議会を傍聴したことがあります。正直言って時間がもったいない。質問も答弁も同じレベル。忍耐力を要します。
特別委も傍聴できるようです
議会事務局へ問い合わせれば日程はわかります。
傍聴してみませんか?
市民の傍聴が増えれば、議会や特別委の運営に影響がでるでしょう。
特別委への傍聴という市民参加は、特別委委員長やメンバー、病院事務局、市長へは「圧力」となりえます。
狭い村社会でやり取りして、一般市民が不在だから、好い加減なことがまかり通っています。
by ebisu (2010-04-27 12:37)  


さっそくのご返答ありがとうございます。

仰るとおり、現在の根室市の経営状況では、10年を待たずに夕張市のように財政破綻すると私も思います。
そうなった時に、市職員がどれだけ残るのでしょう??

正直、現在の議員は一部を除いて、市内である程度の権力者かお金持ちしか居ないかと思います。
それに議員を副業感覚で行っている人もいるのではないでしょうか?
私としては、議員の人数は20代,30代,40代,50代,60代,70代以上で各層で3人程度の体制で裁判員制度見たく、年単位で選出方式で行ってほしいところです。
あと若い人間が立候補できないのは、根室市全体の村八分感覚がそうさせているのではないでしょうか?
若い人などが1人で、ちょっとでも変わったことをすると、すぐに仲間はずれ扱いを受けてしまうのが今の根室の現状ではないでしょうか?

実際、一度でも札幌や東京あたりで住んで戻ってきた人と根室から出たことない人の感覚は、かなり違いがあるかと思います。

今回の経営改善策も同じことではないでしょうか?
結局、市職員自体の仲間意識が高いので、現場の意見や外部の意見に耳を傾けない状態が赤字経営原因の一端と私は考えます。
また病院の市職員は定期的に人事異動するらしいので、どんなに有能な人が着任しても、異動することで経営改善策もふり出しに戻ってしまうのではないでしょうか?

私も市議会を傍聴してみたいのですが、やはり仕事がありますので、傍聴することができません。
市議会も日曜日などに行うようにすれば、結構な市民が傍聴するのではないでしょうか?
by Holy Talker (2010-04-27 13:44) 

*#1008 『経営改善へコンサル導入-083(市立根室病院)』
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-04-21


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コマッタネー

病院事務局長が不祥事で退職せざるを得なくなって辞めたのがちょうど二年前ですね。引き継ぐものがあったのかどうかは別にしてああいう辞め方だったから引き継ぎなんてする気分でなかったかも。まあそれだけじゃないかもしれないけれど人の問題という面は大きいですね。
by コマッタネー (2010-05-02 16:13) 

ebisu

そのようなことがありましたね。
ずいぶん前のような気がしてました。
ある一点を除けば、事務長の役割はそれまで赤字を補填するために一般会計から繰入金を持ってくるための調整役に過ぎなかったのですから、仕事という点に関しては以前やそれ以後の事務長さんと大差はなかったのではと考えたりもしています。
実際がどうだったのかはまったく知りません。

たしかに人の面は大きい。
学習能力の高い人が事務長になれば、3年もやるうちには医療のことも相当高い見識を持つことが可能でしょう。実もがわかって、大学の医局ともきちんと話しや調整ができる、そういう人が事務長になることを祈るのみです。
by ebisu (2010-05-03 22:48) 

Holy Talker

こんにちは。

何かいろいろとebisuさんに評価と採点して頂き、有難いところです。

これは別に若い人の発想という訳ではなく、多くの人の声を反映できる環境を築くことが、『今の根室』には必要ではないでしょうか?
正直な話、市民はあまりにも議員や役所に全てを任せすぎていたのかもしれません。

国会や市議会にしても、老議員が多くを占め、若人の意見より、老人の意見を優先するようになっているのが今の現状です。
(選挙の票になるかならないかしか考えない議員が多いからでしょうけど・・・)

議会については、土・日曜日開催を定期的に行って、もっと市民に傍聴してもらえる環境を築くのが必要ではないでしょうか?
別に議会場で議会を開会するのではなく、広場などの外で市民が気軽に参加できる議会の場を設けることの方がよりよい意見が出てくるのではないでしょうか?
また公開することで、市民による議員たちの評価もできるはずです。

現状、市民にどの議員がどのようなことを行っているかが、理解されていないと思われます。広報誌等がありますが、広報誌等は結果だけの報告であり、過程がどのようになったかが抜けております。また広報誌等を市民がどれだけ読んでいるのでしょうか?

議員に関しては、各年代層ごとに3人程度の選出方式体制にを考えていますが、議題などの継続性の問題等が色々あります。
別に議員でなくても、市で各年代層ごと集まった討論会を開くことができれば、色々な意見が出てくると思います。
ただ議員の60代以上の高年齢層だけになるような体制は、避けてほしいところです。

私から見ると、今の10代前半の方が未来を見据えているのかもしれません。変に知識や常識をつけてしまうと、見えるものも見えなくなるのかもしれません。

最後に、古き良き時代を大切にするというのも重要ですが、新しい物を積極的に取り入れるというのも必要なことではないでしょうか?
by Holy Talker (2010-05-06 10:52) 

ebisu

「年代層ごとの討論会」というのは面白いアイデアです。
年に4回程度、継続的に開くだけでもずいぶん街の雰囲気が変わりそうです。

それから、若い人の意見はわれわれ団塊世代とは発想が違うなとその新鮮さに感心しているだけでして、採点しているわけではありません。

 現実的な可能性がありそうだから、さらなる具体案をお聞きしたまでです。
 案の定、また年代層ごとの市民集会開催という斬新なアイデアがまた出てきました。市議の年代層ごとの選出が制度的に難しければ、その間を補完する機能として、年代層ごとの市民集会は有効だろうと思えます。
 「地域医療を考える」「病院建設は現地でいいのか」「10年後の市の財政について」「根室の子どもたちの学力をどう底上げするか」などいろんなテーマで市民が議論することが大事ではないでしょうか。市議に任せておいては無理でしょうね、市政は変わらない。市民が市政に直接係ることが大切ですね。そうなれば市議の意識が変わらざるを得ない。

 また、アップしちゃいますよ。
 最近は毎日300~400人がこのブログを訪問してくれています。アクセス数も600~1000です。5月10日、ブログ開始897日で30万アクセスを越しそうです。私一人の意見ではもったいない。わたしとは発想が異なるあなたのような若い人の斬新な意見も読んでもらいたい。わたしが啓発されたように、刺激を受ける人がこのブログの向こうにいる。そしていつか輪が広がっていきふるさとの町を変えることになる。
 わたしはかすかな希望をもっています。

HolyTalkerさん、コメントそして協力ありがとう。
by ebisu (2010-05-06 11:38) 

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