暇つぶしの氷はがし #878 Jan.24, 2010

　家の前にバス停がある。朝は高校生の通学やお年寄りが市立病院へ通うのに利用する。年寄りのほとんどは女性である。寿命という点でも男は女にかなわないようで、爺さんがバスに乗るのはほとんど見かけない。歩道からバスに乗る辺りがツルツルに凍りついていて危ない。転んで骨折でもしたら、寝たきりになるやも知れぬ。余計な心配だと叱られるかも知れぬが・・・
　数日前にバス停前まで50センチ幅で氷を剥がして排水溝開口部まで「水路」を作ったら、そのあとに溶けた水がたまってしまいバス停は前はスケートリンク状態と化してしまった。大失敗である。かえって危ない。結局、排水溝開口部まで全部氷を剥がさないとダメだということがわかった。ふむふむ、大仕事だな、そう感じた途端に意気地のないわたしは腰が引けた。

　今日は天気がよく風はない、女房が氷剥がしをはじめたので手伝った。板状の氷を剥がして積み上げるのは楽しい。厚い部分はスコップでははがれないので、バス停までの十メートルほどツルハシで剥がした。剥がした氷は板状のものが多く歩道の脇に重ねることができる。薄い石垣を積むようでやってみるとなかなか面白い。私は仕事が大雑把だからたぶんO型、そのあとを女房が始末する。仕事が丁寧できれいだからたぶんA型だろう。二人で一人前の仕事になる。
　8坪ばかり氷を剥がしたらうっすら汗をかいたので、いま風呂を沸かしている。女房はコープサッポロへ水を汲みに行った。風呂が沸くまでの間にブログをひとつアップしてみる。
　あ、風呂が沸いた。ピッィと音が鳴った。では、アップだ。失礼して昼の風呂に入ろう。
　グビッ、グビッィ、いいな日曜日、氷はがしのエクササイズと昼風呂そしてビール。