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地域量再生基金根室は対象外⇔起債を半分にする方法 #755 Oct. 10, 2009 [32. 市立根室病院建て替え]

 地域医療再生基金
  
根室は対象外
 市立病院建て替え 財源期待の市、落胆
【根室】滋賀市立根室病院の建て替えの財源として期待していた地域医療再生基金について、道が8日、国に採択を求める対象から根室を外したことで、市立病院関係者に落胆が広がった。市幹部は「根室は道内でも医師不足が深刻な地域。選ばれなかったのは不満だ」と話している。(幸坂浩)

 ・・・道地域医師確保推進室は、根室を外した理由を「地域医療再生の必要度と計画の効果、実現性の観点から判断した」と説明する。
 市は市立病院建て替えの総事業費59億2800万円(概算)のうち、96%を起債(借金)で賄う計画。同基金を得られれば、その文、市民負担を減らせると期待していた。・・・
 一方、滋賀記載圧縮策の“本命”と位置づけているのは、国の医療施設耐震化臨時特例交付金。市は約11億5千万円を申請しており「満額獲得に努力したい」と話している。
       (10月9日北海道新聞朝刊22面根室地域版より抜粋)

 《病院建て替え起債を半分にする方法》
 喜べ、ねむろっ子、自立心を取り戻すチャンス到来だ。
 起債の圧縮をしたいなら、建築費を削ればいい。根室市が招請したコンサルタントの長隆氏も100ベッド10億円で可能だと言っているではないか。
 しかし、それはきつそうだから、3000坪×80万円=24億円で150ベッドの立派な病院を創ろう。これで15億円起債の圧縮ができる。建築仕様に優先順位をつけてホームページ上で公開で議論すればいい。
 療養型病床群のベッドを50確保すれば、いまでも年間2~2.5億円の赤字圧縮ができる。そして一般会計からこの赤字圧縮分を「病院建て替え準備積立金」として積み立てる。7年間で14~17.5億円積み立てられるので、その分起債の圧縮ができることになる。
 システム開発費用だって「システム要件書」や「外部設計書」を自力で作れば大幅に削れる。5億円が1億円にできるだろう。4億円の圧縮だ。合計約34億円の起債圧縮である。
 補助金の行方に一喜一憂する必要はない。建て替え総投資額を40億円以下に圧縮すれば、明日からでも建て替えはできる

 起債の圧縮はいろいろな方法がある。他に依存せず自力で起債圧縮をするのがまっとうなやりかたではないだろうか。智慧をしぼれば起債は半分にできる

 私が嫌いなのは、植民地根性である。何でも「内地政府」に依存したがるが、その分、北海道人は誇りと自立心を失ってきた。
 日本の一番東、日の出(いずる)半島の根室人が自立心を取り戻し、他の地域に範を示そう。日は根室から昇る。
 明治維新からもうすぐ150年だ。国家への依存はほどほどにして、必要なら自分たちの力で市立病院を建て替えようではないか?
 
なせばなる。目を自分たちに向けよう。必要な力は全部ここ、根室にある。私利私欲を棄て去れば町を良くするパワーは自然にわいてくる。

*「医療経営財務協会」というところが、過去ブログ記事を転載してくれている。トップページに戻れば「医療経営財務協会」のホームページが現れる。東日本税理士法人担当者長英一郎となっているから、根室市が招聘した病院経営コンサルタントの長隆さんと関係のある法人だろう。
 http://www.izai2.net/tatekae.html

 ここで扱っているのは起債額を減らす具体的提案である。医療機器購入削減分にも言及している。すっかり忘れていたが、blog#635で総額23億円の総投資額削減を提案していた。
 この案なら、59億円の現行総投資額は36億円に抑えられる。
 さらに、療養型病床50ベッドを決定・稼動すれば、7年分で15億円前後がさらに自己調達可能になる。市民(根室市の財政)負担を59億円から21億円に減らすことができる。
 これなら、たとえ補助金がゼロでも病院建設は可能だろう。

**7月3日bolog#635『市長の言葉⇒あらゆる手段で市民負担減らす』
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2009-07-02


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