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「懸念」は英語で何というか?「世界同時不況の懸念」(北海道新聞) [91.経済]

《東証暴落1089円安》
世界同時不況の「懸念」は英語で何というか?


 『日経平均1089円暴落』というタイトルで昨日ブログを書いたのでコメントについてはそちらを参照いただきたい。こっちのほうは忘れっぽくなっているので、ブログを「外部記憶装置」替わりに使わせてもらおうという魂胆である。北海道新聞17日朝刊1面より拝借。

 引用した記事の中に「懸念」という言葉が使われている。ジャパンタイムズ紙7月9日の"G-8 Wrestles with shaky economy"記事中に"such as foreign exchange and inflation worries"という句が出てくる。授業では「外国為替(相場が大きく変動する)不安やインフレ懸念というような」 と訳しておいた。「外国為替懸念」は日本語的におかしいし、「外国為替及びインフレ懸念」とやったのでは「懸念」という言葉は「インフレ」だけを受けているように見えてしまうので、worriesを「不安」と「懸念」に訳し分けた。このように新聞記事は意外と簡単な単語を使って経済事象を表現している。
 どのような単語を使って専門家は経済現象を表現するのだろうという視点からでも、英字新聞記事を使った時事英語授業は楽しめるものだ。はじめは冷やかし半分でいい。そのうちに本格的に面白くなる。英文よりも内容に興味がいくようになる。
 今日は金曜日、時事英語授業の日である。授業で採り上げるのはいま話題のバナナダイエットである。見出しが気の利いた表現になっている。この記事はとても分かりやすい英語で書かれているから、高校生には解説なしで楽しめるだろう。
"Yes, we have no bananas, as dieters peel away stocks" The Japan Times, October 8 

 東証暴落1089円安
  終値8458円下落率2番目
 16日の東京株式市場は、米国発の金融危機が世界同時不況につながると懸念が広がって暴落した。日経平均株価は午後になって一段安となり、終値は前日比1089.02円安の8458.45円と今年最大の下げ幅を記録した。下落率は11.41%と、1987年10月20日の「ブラックマンデー」時の14.90%についで過去2番目。

 2008年10月17日 ebisu-blog#361
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