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#5165 アガサの小説のシャドーイング Feb. 21, 2024 [49.1 英語音読トレーニング]

 アガサ・クリスティの小説"AND THEN THERE WERE NONE"をつかって、1/13から音読トレーニングしているのですが、173語/分ととてもスピードが大きいので、てこずっています。

 80%の138語/分に速度を落としてシャドーイングしてみました。この速度なら大丈夫です。チャンクの粒粒を紡ぎながらシャドーイングできます。10回ほどやって、85%(147語/分)にアップしてみたら、これもクリアです。

 前回のブログで予想した通り、速度を落としたら、この小説の朗読のシャドーイングやれます。チャンクを意識して、その粒粒の連なりで英語の語順通りに逐次処理的に理解していくトレーニングでもあるシャドーイングは、何か頭の中の言語処理系に変化を起こしそうな感覚がします。

 これからさらに3か月、高速音読と速度を落としてシャドーイングしてどのような効果が生じるのか、アップします。
 高速音読というのは1.0倍~1.2倍(173~207語/分)です。

 ああ、課題が見つかりましたね。やはりアップビート(弱勢)部分です。#5163で紹介した部分、シャドーイングでもコピーがむずかしい箇所です。逆に、初見でこんなに音の脱落があれば、音は正確に聞き分けられたとしても、元の文を復元できませんね。
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 同じ音が連続すると片方が消える「音の吸収」例をアガサの小説から引いてみます。
 One of them must wait till the slow train from Exter gets in --- a matter of five minutes  --- there's one gentleman coming by that. ("AND THEN THERE WERE NONE" p.19)
 mとtがが二つ続いているところは「ンノブェイティル」と読まれています。アンダーラインのofは先ほどの例と同じで、音が脱落します。「ター( /ə/)・ファイヴ」
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 "from Exter gets in"の箇所はリエゾンして「fro/mexter/gets inフローメクスター・ゲッツイン」に聞こえます。プレスタディしているから、復元できますが、これも初見なら意味の復元がむずかしい箇所です。いまはとても歯が立ちません。
 こういう事例にたくさんぶつかっていくうちに慣れてくるのでしょうかね。慣れると信じてトレーニングに励んだら、きっとよい結果が出ます。(笑)

<余談:英作文進捗>
 さきほど、1828ページ目をつくっていました。3月初旬には17500題の問題と解説集が完了しそうです。そのあとは3か月間、シャドー―イング三昧。4月中旬にはNHKラジオ英会話の音読回数が10,000回を超えるでしょうね。ここ数日はNHKラジオ英会話の方は音読が10%でシャドーイングが90%に変わりました。1か月遅れで5月中旬にはシャドーイング回数が10,000回を超えます。なにごとも10,000回繰り返したら、験が現れます。

<余談-2:ルーチン化>
 スキルが変化する都度、トレーニングメニューが変化します。今朝(2/21)のメニューです。午前中に50回音読&シャドーイングしました。
①プレスタディ:3~5分
②1.0倍(120語/分)でゆったり音読:3~5回
③1.1~1.3倍速(132~156語/分)でシャドーイング:~35回
④1.5倍速音読:~45回
⑤1.0倍速シャドーイング
 高速でやると、時間の節約になります。でも喋るときにはゆっくり言葉を紡ぐので1.0倍速(120語/分)での音読とシャドーイングも大切なのでしょう。


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