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#4973 新型コロナmRNAワクチンブースター接種7~8回で20匹のマウスが全滅 May 20, 2023 [35.1 COVID-19]

<最終更新情報>5/21朝6時 <余談-2:サイトカインと細胞性免疫や体液性免疫の関係>追記
 5/21午前11時半<用語解説:炎症誘発性サイトカインと抗炎症サイトカイン>追記

 酸化グラフェンがワクチンに含まれているか否かを#4960で、ファイザー社の一次資料をチェックして、低温電子顕微鏡で試料を観察するために、酸化グラフェンがコーティングされたグリッドを使っただけのことにすぎないことがわかりました。それを、ワクチンへ酸化グラフェンが混入していると誤読した(あるいは読んでいない)人たちが、思い込みでSNSで発信しています。ネット情報は玉石混交ですから、ご用心。ある程度は、元にしている情報を自分でチェックしなければ何が本当で何が嘘か判断がつきません。

 そのあと、新型コロナmRNAワクチンの副作用を#4970、#4971でとりあげて、今回が3度目になります。カテゴリ―「35.1 COVID-19」にまとめてあるので、左側の欄のカテゴリーをクリックすると並んで出てきます。

 さて今回は、ブースター接種に関する動物試験を取り上げたいと思います。
 東京理科大名誉教授の村上康文氏(薬学)はマウス20匹を使った新型コロナmRNAワクチンのブースター実験を実施しました。7~8回目で全滅、あまりにショッキングなので、社会に与える影響が大きすぎるので「半数が死亡」と論文に書いたと、東北有志医師の会のメンバーとのオンライン座談会で述べています。ほんとうは全滅だった。
 村上康文氏は免疫医学や癌抗体の専門家です。この座談会は3人でなされていますので、詳細は青字をクリックしてご覧ください。

 話の要点をいくつか取り上げて、コメントします。
①SARS-CoV-2スパイク蛋白は強い抗原性(=毒性)をもつ
②抗原性の強いワクチンは抗体価が高い状態で続けて打ってはいけない⇒ワクチン専門家では常識
③mRNAワクチンが体内のどの細胞に取り込まれるかはわからない。さまざまな正常細胞に取り込まれ、その細胞表面にスパイク蛋白が発現する。細胞膜表面にスパイク蛋白の突起がニョキニョキ出ている状態を想像してください。
④スパイク蛋白が発現した正常細胞がNK(ナチュラルキラー)細胞の攻撃を受けて貪食されてしまう
⑤IgG抗体には1~4のタイプがあり、IgG4が新型コロナmRNAワクチンのブースター接種によって急激に上がります。⇒免疫機能が落ちる
 
 日本ではすでに4回目接種が進められています。村上氏は5回目を接種するとかなり高い割合で死亡する人が出てくると述べています。村上氏の行ったマウス20匹を使った動物試験がどのような期間を置いてブースター接種をしたのかは座談会では出てきてません。人の場合にどうなるかはメーカーも動物試験すらやっていませんから、いきなり人間で実験するようなことになっています。メーカーは契約でワクチン接種による副作用については責任を負わない旨の免責条項が入れられているので、事故がたくさん起きても損害賠償請求ができません。日本政府の被害者救済法が適用になってワクチン接種後死亡2000例の中で15例のみが、因果関係アリと判定されています。解剖しなければ原因がわからないにもかかわらず、ほとんどの事例が剖検なしで、原因不明γ分類にされています。

 スパイク蛋白は強い抗原性をもつので同じ抗原のものを何度も打つのはリスクが大きいことは、ワクチン専門家の常識だそうです。専門家会議の分科会のメンバーには薬学者がいないのでは?知らなかったでは済まされません。感染研を中心とした狭い村社会での議論だけというのが実態です。

 ③と④はスパイク蛋白を細胞膜に発言している細胞がNK細胞の攻撃を受けて、分解・貪食されるということなのですが、自分の細胞を抗原として認識して炎症反応を起こすのは自己免疫疾患と同じです。炎症反応(サイトカインの分泌)だけでなく細胞そのものが貪食されます。DICや全身性エリトマトーデス、リュウマチなどの自己免疫疾患様の症状を呈することがあり得ます。

 ブースター接種によってIgG4抗体価が急激に上昇するのが⑤ですが、何が起きるかというと、IgG4は免疫を抑制する抗体(抗炎症反応を起こす)ですので、膜表面にスパイク蛋白を発現した正常細胞をNK細胞が攻撃するのを抑制してしまいます。それだけではなく、あらゆる免疫反応を抑制してしまいます。その結果、強い抗原毒性を持つスパイク蛋白がジャンジャンばらまかれるということ。免疫システムにはそういう仕組みがあるので、村上氏はmRNAワクチンは設計自体に問題のあるワクチンだと述べています。反応の仕方や程度は個体差が大きいからばらつきます。
 帯状疱疹がワクチン接種を始めたとたんに激増しているのは新型コロナmRNAワクチン接種の副作用と考えられます。梅毒も急激に増えていますが、これも繰り返しワクチンを打った結果、免疫機能が低下したことで説明がつくと述べています
 イニシエータ(発癌物質)を空気や水や食物と一緒に身体に取り込むことで、DNAの書き換えが起こることで正常細胞が癌化します。毎日数十~数百の細胞が癌化していますが、癌抑制遺伝子があり、免疫システムで癌化した細胞をNH細胞が分解・貪食して掃除してくれています。mRNワクチンを何度もブースター接種すると副作用でIgG4が急激に増加し、比率が高くなると、NK細胞の貪食能が落ちるのです。つまり、エイズや梅毒などの性感染症やインフルエンザ、新型コロナ感染症、癌になりやすいような体質に変わってしまいます
 村上氏は3回以上mRNAワクチンを接種すると、IgG1とIgG4の比率が変わってしまい、元に戻らなくなる懸念を表明しています。IgG4が増えることで、免疫レベルが低下して、免疫システムが不可逆な変質をしてしまうのです。
 免疫レベルが下がると変異株のCOVID-19に罹りやすくなります。つまり、ブースター接種をするとワクチンの効果がなくなるどころか、感染しやすくなります。そういうメカニズムが昨年あたりからわかってきたのです。

 血液の中をスパイク蛋白が流れると、抗体と結合してカタマリになります。抗原抗体反応と言いますが、その結果心筋梗塞や脳梗塞を起こしています。解剖すれば判明しますが、ワクチン接種後死亡のほとんどが解剖されずに、原因不明のγ分類になっています。

 ①~⑤を理由として免疫システムが壊れてしまいます。2回目までは復元されますが、3回目以降は復元されるかどうか、データがありません。動物実験をいきなり人間でやっているようなものです。5回も接種したら、免疫システムが壊れてしまい、将来どのような疾患にかかるかわかりません。あとからわかっても、ファイザー社を訴えることはできません。免責条項が政府との間にあるからです。メーカー側は、こういう訴訟リスクを知っていたのかもしれません。免責条項を入れなければ、人数が多いので数千億円ではすまない大型訴訟になります。

 今まで何度かmRNAワクチンを接種した人は次の接種をどうするかはよく考えましょう。同一抗原のスパイク蛋白を細胞内で生産するmRNAワクチンを5度も6度も打つなんて、薬学者の常識では禁忌です。専門家会議の感染症学者はそうしたことすら知らない様子。厚生労働省もいまだにブースター接種を勧めています。要するに専門バカの会議になっていたということ。

 感染症の専門家ばかりが集まって対策を考えるのではいけませんね。生物多様性と同じで、薬学サイドの人も、臨床サイドの人も必要です。感染症の専門家ばかりがメンバーになっていた専門家会議は国民の命にかかわる大きな論点を見逃していたようです。

<余談-1:IgGサブクラス>
 IgGとはimmunogloblin Gの略で、免疫グロブリンGということです。免疫グロブリンにはIgA, IgM, Ig, IgE, IgGの5つのタイプがあります。そして、市場の多いのがIgGで、4つのサブクラスに分かれています。
 IgG1:66%
 IgG2:23%
 IgG3:7%
 IgG4:4%
 この4%しかないIgG4が新型コロナmRNAワクチン接種で急激に増えます。IgG4が顕著に増えてくると、体のどこかに炎症を来して腫れが生じます。

 免疫グロブリンとは抗体としての機能と構造をもつ蛋白質で、血液中や体液中に存在しています。また、感染に有効な免疫として働く種類もあるため、治療薬としても使われます。


<余談-2:サイトカインと細胞性免疫や体液性免疫の関係>
 ヘルパーT細胞(helper T lymphocytes:Thと略記)は炎症性サイトカインを産生します。細胞性免疫では単球やマクロファージを活性化させることで感染細胞を殺傷します。体液性免疫ではThが産生する炎症性サイトカインはB細胞の抗体産生細胞への分化を促します。mRNAワクチンのブースター接種をするとIgG型メモリーB細胞が素早く反応し、B細胞が抗体産生細胞へと分化して、大量の抗体がつくられます。何度目かのmRNAワクチンによってスパイク蛋白が産生されると素早くB細胞が抗体産生細胞へ分化して、急激に抗原抗体反応を起こして血液中でカタマリとなり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。
 抗体が過剰になれば、抗炎症性サイトカインが産生されて、IgG4が増えて免疫反応を抑制します。抑制しなければ炎症性サイトカインの過剰で生命が危うくなるからです。新型コロナmRNAワクチンを何度もブースター接種されると、IgG4の比率が上がって、免疫レベルが低下します。村上氏は3回以上やると、免疫システムが破壊されて、IgG4の比率が高くなり、元に戻らなくなる可能性を指摘しています。免疫レベルが低下すると、帯状疱疹や梅毒、癌などウィルスが関係する疾患を発症しやすくなります
 マウス20匹による動物試験では、7~8回同一抗原のmRNAワクチンを接種したら、全滅したとも述べています。このままブースター接種を続けたら、史上最大の薬害事件を引き起こす可能性があります。それが薬学専門家サイドからの警告です。
 危機感をもった医系技官がいるとしたら、厚労省はブースター接種を勧めなくなります。そういう医系技官がいなければ酷いことになります。担当大臣も厚労大臣も勉強している暇はなさそうですから、感染症専門家のいうことだけしか耳に入りません。
 超過死亡数からの推計ではすでに十数万人が新型コロナワクチンで亡くなったと考えられます。このまま続けたら、隠しようがなくなるでしょう。


<用語解説:炎症誘発性サイトカインと抗炎症性サイトカイン>
 炎症誘発性サイトカインはTh1細胞、CD4+細胞、マクロファージ、および樹状細胞から分泌されます。重要な炎症誘発性サイトカインは、IL-1, IL-6, TNF-αの三つです。これらのサイトカインは、他のサイトカイン受容体の種類とは構造的に異なる1型サイトカイン受容体(CCR1)を介してシグナルを伝達します。それらは細胞性免疫応答を調整するのに不可欠であり、免疫系を調整するうえで重要な役割を果たしています。炎症性誘発サイトカインは、概してウィルスなど細部内病原体の制御と根絶を狙いとして、免疫細胞の増殖、細胞活性化、分化、および感染部位へのホーミングを制御します。
 IL-6は他メンサ養成のサイトカインであり、免疫系に影響を与えるだけでなく、他の生体系や細胞増殖の調節、、遺伝子活性化、増殖、生存、および分化など多くの生理学的事象にも作用します。IL-6は、探求、線維芽細胞、内皮細胞など、さまざまな種類の細胞により産生されます。刺激を受けると、IL-6は、マクロファージ、T細胞、B細胞、肥満細胞、グリア細胞、好酸球、ケラチノサイト、および顆粒球など多くのさらなる種類の細胞により分泌されます。IL-6はいくつかの種類の白血球、および肝臓での急性期蛋白質の産生を刺激します。とくにB細胞の抗体産生細胞(形質細胞)への分化誘導において重要です。IL-6がその受容体に結合すると、JAK(Janusキナーゼ)キナーゼの活性化やRasを介したシグナル伝達の活性化などの細胞事象が開始されます。

 サイトカイン産生が誤制御されると、重度の炎症(例えばサイトカインストーム)が引き起こされる場合があります。異常な炎症誘発性サイトカインプロファイルまたはTh1/Th2サイトカイン応答のバランスの変化は、ウィルス感染の制御に置いて役割を果たし、ウィルスの持続性につながることが示唆されています[パルボウィルス]。発言だけでなく、炎症誘発性とTh1/Th2サイトカイン・パターンの土王帯のバランスが、ウィルス所kyと免疫系の止血に重要です。
 いくつかのインターロイキンは、自然免疫と獲得免疫を抑制することにより炎症の制御に関与しています。IL-10、IL-37、およびIL-38は、IL-18Ra(IL-R5)やILR-6などの阻害性受容体に結合することにより、T細胞の活性化と増殖を制御するものの1つです。IL-38はB細胞とマクロファージにより産生され、IL-1、IL-6、IL-17、IL-22、およびTNFを阻害します。
 免疫応答の誤制御は、サイトカイン放出症候群またはサイトカインストームと呼ばれるワイトカインレベル及びケモカインレベルの大幅な上昇につながる場合があります。この現象は、不十分な抗炎症性反応と組み合わされた侵襲性の炎症誘発性反応を特徴とし、その結果、免疫応答の恒常性が失われます。

 複数の原因がサイトカインストームにつながる場合があり、これはSARS-CoV-2の感染症の罹患率と死亡率の主要な原因であると考えられているため、近年医学研究で注目されています。
 SARS-CoV-2ウィルスは、主にウィルスの拡散ではなく、免疫系の過剰刺激に起因する重度の肺障害を引き起こし、強力で制御不能な炎症につながる場合があります


 そうだとしたら、ブースター接種によってmRNAが細胞内に取り込まれてスパイク蛋白をジャンジャン産生しだすと、メモリーB細胞とメモリーヘルパーT細胞が素早く抗体をつくりだし、同じメカニズムでサイトカインストームが起きて、重度の肺障害を起こし、強力で制御不可能な炎症につながるのではないかね。

*「誘発性サイトカインの概要」より引用



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